関東大学リーグ戦　開幕戦で勝利！　対大東文化大

 いよいよラグビーファンが待ち望んだ季節になった。9月9日、晴…

いよいよラグビーファンが待ち望んだ季節になった。9月9日、晴天の熊谷ラグビー場。法政大対大東文化大の試合から今年度の関東大学リーグ戦が幕を開けた。

キックチャージを試みる武者

　大東文化大ボールでキックオフ。序盤から主導権を握りたい法大。しかし開幕戦独特の緊張感もあり、自陣でミスが重なる。4分には相手にペナルティゴールのチャンスを与えてしまう。これを大東文化大が確実に決めて0−3。あっさりと先制を許した。反撃に出たい法大だが、自陣でパスを回すも大東文化大の激しいタックルに阻まれなかなかリズムに乗ることが出来ない。

　前半の中盤、法大は徐々に攻撃に勢いが生まれ、西内が相手ディフェンスの一瞬の隙をつき相手陣内中央に一気に突入、敵陣ゴールまで押し込みトライ。猪村がキックをしっかり決め7―3と逆転に成功する。このまま流れに乗ると思われた法大であったがスローフォワードなどのミスが続き、自陣ゴール前でディフェンスが続く苦しい展開となる。しかし追加点をあげたのは法大だった。苦しい時間の中、相手陣内、カウンターで前線へ。最後はFW陣が粘り強く攻め大河原がトライ。大東文化大のペースで進んだ前半であったが好機を逃さなかった法大が14―3とリードして前半を終える。

 　後半は前半の課題を修正して臨みたかった法大であったが、またしてもミスから失点してしまう。25分自陣22m付近で大東文化大ラインアウトのピンチを迎える、一度ボールを奪い返すものの自陣内でペナルティを犯してしまい、これを大東文化大がそのまま押し込みトライ。14―8となる。その後も自陣に攻め込まれ続ける法大。しかし今日の法大は相手のミスを逃さなかった。33分敵陣22ｍで大東文化大がラインアウトをミス。これを奪った法大がボールを回し最後は石澤がトライ。21―8とリードを広げることに成功する。試合終盤は大東文化大の激しい攻撃を受けるも、厳しいタックルで粘り強く相手の攻撃の目を摘みノーサイド。見事リーグ戦初戦を勝利で終えた。

 　ミスが目立った試合だったが、要所要所では光るプレーが見られた。何よりも開幕戦に勝ったことが１番の収穫である。次の相手は宿敵カントー。伝統の一戦である。「今の法政の弱い所、ペナルティ（の多さ）を直して圧倒的に勝ちたい」（西内）の言葉の通り今日の課題を修正して次の試合に臨みたい。

コーチ・選手のコメント

福田コーチ

ー今日の試合を振り返って
今日はやっぱりFWですね。夏からやってきたセカンドプレーヤーの動きがうまくいった。
ーそのFWでとくに目立ったプレーヤーなどは
特にFWの１、２、３の前列の動きが大切。彼らと６、７、８がうまく絡めば自ずとロック陣もうまく機能する
ーこれからにむけて
次は関東学院戦ということだが、一戦一戦チャレンジャーという気持ちで望んでいきたい。気持ちを切り替えてゼロスタートで。

武者選手

ーリーグ戦にむけて
してはいけない反則があった。その修正。
ー今日の試合を振り返って
チームとしてのミスが多すぎる。ミスをどれだけ修正していけるか、それに尽きると。
ー今日の試合での収穫
守りきれたこと。自陣でのディフェンスを頑張ることができたことは収穫だと思います。

西内選手

ー今日の試合を振り返って
課題がいっぱいある。ペナルティの所とか、そこを直して次の関東学院の試合に勝ちたい

ー今日ミスが多いように見られましたが、それは初戦の緊張からでしょうか？
いや、最近法政の試合はミスが多いのでそこを直せばもっといい試合が出来ると思う

ー夏に主に取り組んだことは
ディフェンス、特にセカンドプレイヤーのハンマーなどをやった、結構できていたと思う

ー最後に関東学院戦に向けて
今の法政の弱い所、ペナルティ（の多さ）を直して圧倒的に勝ちたい、個人ではもっとゲイン出来るようにボールをもらって、もっとディフェンスもガツガツいきたい

フォトギャラリー

• キックチャージを試みる武者
• 途中出場で流れを変えた石澤
• ■■■■
• ■■■■
• ■■■■
• ■■■■
• ■■■■
• ■■■■