関東大学リーグ戦 対 日本大学
2013年9月21日(土)
海老名運動公園陸上競技場
開幕戦で立正大に大勝を収め、幸先のいいスタートを切った法大。二戦目の相手は日大である。昨年は勝ち点で並んだ相手であり、順位争いをする上で負けられない試合である。ライバル相手に勝利を収めることはできたのか。
試合結果
トータル試合結果
7 |
0 | 前半 | 22 | 22 日本大学 |
---|---|---|---|---|
7 | 後半 | 0 |
ポイント詳細
1 | T | 3 |
---|---|---|
1 | G | 2 |
0 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
法大 | 日本大学 |
法政大学スターティングメンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学部/学年 |
---|---|---|---|
1 | PR | 鈴木 智丈 | 経4 |
2 | HO | 小池 一宏 | スポ3 |
3 | PR | 石澤 輝 | 社4 |
4 | LO | 吉村 公太朗 | 社2 |
5 | LO | 川地 光節 | 2 |
6 | FL | 堺 光弘 | 2 |
7 | FL | 西内 勇人 | 社3 |
8 | NO.8 | 堀 大志 | 情4 |
9 | SH | 大政 亮 | 現3 |
10 | SO | 加藤 俊介 | 経4 |
11 | WTB | 半井 優太 | 社3 |
12 | CTB | 門間 麗 | 経3 |
13 | CTB | 大塚 剛史 | 工3 |
14 | WTB | 今橋 昇大 | 社3 |
15 | FB | 犬飼 涼二 | 経3 |
選評
開幕二連勝をかけた日大戦。法大ボールでのキックオフとなった。開始直後から、日大の猛攻にあい、それを法大が防ぐという形が続く。12分、法大のノットロールアウェイから日大がPGを成功させ、0-3。その3分後、自陣10メートル付近、こぼれ球を相手にとられ、抑えることができずトライを許す。19分、法大BK陣がパスをつなぎ、SO加藤が敵陣22メートルにタッチキック。その後法大のペナルティからスクラムで再開したが、BK陣のパスミスにより、日大にボールがわたり左隅にトライ。ゴールは失敗に終わったものの、相手に主導権を握られてしまう。立て直したい法大だが、ラインアウト失敗から日大FW陣にインゴール前まで攻められる。それをいったんは阻止するも、相手BKが左に展開。パスをつなぎトライを決められ、その後のゴールで0-22とされてしまう。法大はまさかのノートライで前半を折り返すこととなった。
どうにか反撃の糸口をつかみたい法大は、後半早々チャンスを得る。日大のオーバーザトップでPKを得ると、敵陣22メートルまで陣地を広げた。モールでインゴール前までゲインし、法大FW陣が混戦のなか最後はLO川地が今日初めてゴールラインを超えた。FB犬飼がゴールを成功させ7-22とする。その後、何度か地域を広げるものの、なかなかチャンスをものにすることができない。この悪い流れを変えるべく、法大は続々と選手交代をはかるものの、歯車が噛み合わない。このまま法大らしいプレーができないまま最終スコアは7-22で完敗を喫した。
今回、ラインアウトミス・パスミスが目立ち、初戦の立正大戦と同様、前半の立ち上がりに課題を残した。痛恨の敗北とはなったが、点差が開いた中でも主将・堀を筆頭に現状を打破しようと、声を出し合い士気を高めようとする姿勢も見られ、光明はある。リーグ戦優勝を目指す法大ラグビー部には、下を向いている暇はない。残り5試合、今回の悔しい思いを二度と味合わない為にも、課題点を修正し、二週間後の流経大戦に挑む。
監督・選手コメント
谷崎 重幸監督
ー今日の試合を振り返って、いかがでしたか
やっぱり、立ち上がりでちょっと見てしまったよね。
ー日大の印象は
ディフェンスをしっかり考えていましたね。よくやっていました。
ーハーフタイムにはどのような指示を
とにかく、練習通りのことをやるように、と。残りの時間でプランを考えて、どう22点を取り返していくのかという。選手一人一人が戦法を理解するようにね。
ー選手交代の意図は
それは、勝つための交代ですよ。全員で戦うという意識でね。
ー次の試合に向けて
それはもう、選手が一番よく分かっているのでね。ゲームの入りという部分が、やっぱりね。(前節の)立正戦もそうでしたから。
犬飼 涼二
ー試合を振り返って
前半のミスとかきつかったですね。僕らがやりたいことを前半相手にやられていたので。ミスが多かった。入りをかたく、と言われていたんですけど、入り方をミスって浮き足立ったまま点を取られた。修正できずにズルズルといってしまった。
ーハーフタイムではなにを話されましたか
今までやってきたことをやって、笑顔で楽しくゲームやろう、と。後半の方が、笑顔で、あとはやるだけだったので、意思の疎通と、チーム全体の意思で攻める、というのができていた。最後取りきるとこで取れきれず苦しかった。
ー次戦に向けて課題、意気込み
自分のミスで二本くらい取られたので、縦のスピードとかキック処理の判断とかを高めて、細かいとこを注意して、修正したい。二週間あるので、体もリフレッシュしてやっていきたい。
川地 光節
―今日の試合を振り返って
今日は前半の入りからミスが多くて次からもっと堅くプレーできるように、FWがBKからもうちょっと信頼を得られるようなプレーをしていきたいです。
―ご自身のトライを振り返って
あれはチームで前に運んだボールなので自分のおかげとかではないので特にないです。
―良くなかった前半からの切り替えは
前半のミスを踏まえて後半切り替えてやっていこうとして後半はトライも取られませんでしたし後半の入りを前半からやっていけたら、と思います。
―ターンオーバーが多かったことについての修正は
2人目と3人目の寄りが悪かったこととボールキャリアがもっとボールをロングリリースできるようにすることを修正していきたいです。
―次回の流経戦に向けて
前半からもっと法政らしいプレーをできるようにFWとBK一体となってプレーしていきたいです。
フォトギャラリー
- 突破をはかる堀
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