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【水泳】第91回日本学生選手権水泳競技大会 1日目 健闘するもメダルまで一歩届かず…

水泳

【水泳】第91回日本学生選手権水泳競技大会 1日目 健闘するもメダルまで一歩届かず…

第91回日本学生選手権水泳競技大会
2015年9月4日(金)
古橋廣之進記念浜松市総合水泳場

ついに幕が開けた、第91回日本学生選手権大会水泳競技大会(インカレ)。インカレでは学校対抗で争われるため、各大学とも大いに盛り上がりを見せる。4年生にとっては最後の大会となる今大会。1日目は個人・リレーともに決勝に進出し、メダルこそ取れなかったものの明日以降につながる結果で終えた。

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女子主将の意地を見せ4位入賞!

試合結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
50m自由形 30位 小林江舞 27秒05  
42位 西尾奈那子 27秒28  
400m自由形 24位 木屋川内万穂 4分23秒16  
40位 田中瑞穂 4分30秒94  
200mバタフライ 4位 平野香緒里 2分11秒81 決勝進出
54位 根岸優歩 2分22秒77  
200m背泳ぎ 20位 中村桃子 2分16秒85  
44位 宮崎ひな乃 2分22秒09  
100m平泳ぎ 5位 浜野麻綾 1分08秒99 決勝進出
10位 茂木美桜 1分09秒90 B決勝進出
11位 神宮司瀬里奈 1分09秒95 B決勝進出
400mフリーリレー 3位 青木・西尾・小松・茂木  3分47秒46 決勝進出 

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
50m自由形 30位 松田優太 23秒74  
33位 新保拓也 23秒77  
45位 木村圭佑 23秒95  
400m自由形 16位 竹田渉瑚 3分56秒53 B決勝進出
46位 齊藤凌 4分02秒43  
54位 須川雅也 4分03秒88  
200mバタフライ 15位 伊佐治淳 1分59秒48 B決勝進出
16位 伊藤瑞輝 1分59秒55 B決勝進出
19位 馬場航平 1分59秒97  
200m背泳ぎ 6位 山岸祐介 2分01秒49 決勝進出
13位 津村航平 2分03秒15 B決勝進出
23位 石川航平 2分04秒68  
100m平泳ぎ 13位 渡邊一樹 1分01秒72 B決勝進出
27位 堤大陸 1分02秒42  
31位 塚本悠太 1分02秒61  
400mフリーリレー 8位 中山‐松田‐齊藤‐伊佐治  3分23秒70 B決勝進出

B決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
 男子400m自由形 4位 竹田渉瑚 3分55秒40  
 男子200mバタフライ 2位 伊藤瑞輝 1分58秒64  
  5位 伊佐治淳 1分59秒65  
男子200m背泳ぎ 8位 津村航平 2分06秒96  
女子100m平泳ぎ 3位 茂木美桜 1分09秒81  
  6位 神宮司瀬里奈 1分10秒51  
男子100m平泳ぎ 4位 渡邊一輝 1分01秒81  

決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
女子200mバタフライ 5位 平野香緒里 2分11秒94  
男子200m背泳ぎ 8位 山岸祐介 2分02秒92  
女子400mフリーリレー 4位 青木・小松・西尾・茂木  3分46秒12  
男子400mフリーリレー 8位

中山・松田・齊藤・伊佐治 

3分24秒00  
女子総合順位(1日目終了時点)
順位 学校名 得点
1位 日本体育大学  183.0 
2位 東洋大学  150.0 
3位 中京大学  108.0 
4位 神奈川大学  88.0 
5位 明治大学  75.0 
6位 法政大学  67.5 
7位 早稲田大学  65.0 
8位 山梨学院大学  49.5 
男子総合順位(1日目終了時点)
順位 学校名 得点
1位 中央大学 134.0
2位 中京大学 118.0
3位 明治大学 115.0
4位 日本大学 112.0
5位 早稲田大学 96.0
6位 東洋大学 70.0
7位 同志社大学 64.0
8位 法政大学  55.0

戦評

予選

 女子50㍍自由形に出場した小林江舞(スポ3)、西尾奈那子(経2)両者振るわず、同種目男子勢の新保拓也(社4)、木村圭佑(経3)、松田優太(経3)も予選敗退。続く女子400㍍自由形の田中瑞穂(経3)は40位、木屋川内万穂(現4)は24位と開始序盤は苦しいレースが展開された。齊藤凌(経2)、須川雅也(現3)、竹田渉瑚(スポ3)の3選手が出場した男子400㍍自由形では、竹田が16位とギリギリでB決勝進出を決めたものの悔しさが残る結果に終わった。 
 
 中盤に差し掛かり、女子200㍍バタフライで平野香緒里(人1)が魅せた。初めてのインカレにして好タイムを記録し4位で決勝へ。法大に勢いをもたらした。根岸優歩(経4)は健闘したがB決勝には届かず。男子200㍍バタフライ、馬場航平(スポ1)はわずかなタイム差でB決勝進出を逃がし19位。伊佐治淳(経4)が15位、伊藤瑞輝(経2)が16位とそろってB決勝進出を果たした。女子200㍍背泳ぎでは宮﨑ひな乃(経1)は専門とする種目に挑むも44位。同じく出場した中村桃子(経4)は最後のインカレでの20位という結果に涙を見せた。津村航平(経1)、石川航平(経4)、山岸祐介(経4)が臨んだ男子200㍍背泳ぎ。石川は24位で予選突破ならず。“2分00秒”を目標に練習を積み重ねてきた津村は「3秒も遅かった」とレース後自身のタイムに悔しさをにじませた。ジャパンオープンでの経験を生かした山岸は、6位で決勝へ勝ち進んだ。
 
 それに負けじと、女性陣も午後のレースへと駒を進めた女子100㍍平泳ぎ。茂木美桜(人4)と神宮司瀬里奈(現2)がB決勝に、浜野麻綾(スポ4)が決勝に進出。浜野は女子主将らしくチームを鼓舞した。男子100㍍平泳ぎは3選手が出場。堤大陸(経4)、塚本悠太(社2)、渡邊一輝(社3)のうち、渡邊はB決勝へ駒を進めた。
 
 そして1日目のメインと言える種目、男子・女子それぞれの400㍍フリーリレー。女子は日の丸を背負った青木智美(社3)を筆頭に、西尾、小松桃子(人2)、茂木の順で挑んだ。青木がつけた差で西尾、小松が逃げ切り、1位でアンカーの茂木につないだ。接戦の末リードを守りきり、最終的に全体3位で予選を突破した。男子は中山貴裕(社4)、松田、齊藤、伊佐治がエントリー。結果は8位と、薄氷の差で決勝への切符をなんとか手にすることに成功した。(関川美穂)

B決勝・決勝

 B決勝には7名の選手が進出した。400㍍自由形には竹田が出場。午後最初のレースであったため、法大に良い流れを作りたかったが、目標である1位でのフィニッシュとはならなかった。それでもベストタイムを更新し、最終日に控える本命の1500㍍自由形のレースに弾みををつけた。伊藤、伊佐治の2名が進出した200㍍バタフライ。伊藤は1位獲得に向けて前半から積極的にレースを展開するも、あと一歩届かず2位でフィニッシュ。男子主将の伊佐治は予選よりタイムを落としてしまい6位となった。主将として明日以降のレースで挽回したい。津村は初めてのインカレで200㍍背泳ぎB決勝に進んだが、体が思うように動かず予選より大幅にタイムを落としてしまった。来年のインカレに向けて基礎体力から努める。100㍍平泳ぎでは茂木、神宮司の2名が進出。茂木は自身も「情けない結果」と語るように、本領発揮とはならず3位で終える。神宮司は予選よりタイムを落としてしまい6位でフィニッシュ。200㍍平泳ぎでは先輩の浜野、茂木らとともに決勝進出を狙う。渡邊は100㍍平泳ぎに出場。自分の目標であるタイムとは程遠いものの、予選より順位を上げて4位でレースを終える。明後日にある得意の200㍍で結果を残し、4年生に恩返しすることを語った。
 
 決勝には3名の選手と400㍍フリーリレーに男女そろって出場。1年生にして堂々と200㍍バタフライの決勝に駒を進めた平野であったが、予選よりタイムを落としてしまい5位となった。なんとしてでも決勝に残ることを目標にしていた200㍍背泳ぎの山岸は、その目標を達成し決勝の舞台での躍動を期待されたが、予選よりタイムを落としてしまった。それでも残りの100㍍背泳ぎで再び決勝に進出し、チームに高得点をもたらすことを誓う。女子主将としてインカレに臨んだ浜野は100㍍平泳ぎ決勝に進出。今季は長らく調子を落としているものの、復活を予感させた。女子総合の過去最高順位である3位以上を目標として臨んでいる今大会。あさっての200㍍平泳ぎでも同期の茂木や後輩の神宮司らとともに、決勝進出が期待される。リレーの予選を3位で通過した女子チーム。メンバーは昨年と同じで、自由形のエース青木を擁しメダルが期待される中臨んだレースであったが、あと一歩届かず4位に終わる。予選よりタイムを上げたものの、満足のいく結果とはならなかった。僅差で東洋大を上回り、決勝進出を果たした男子チームは、しっかり点を取ることを目標に位置づけ慎重にレースを展開。結果は8位に終わったが、リレーでの高得点獲得に選手は満足げな顔であった。

 初日の結果は法大にとってまずまずといえるだろう。特に、高得点を獲得できるフリーリレーで男女共に決勝に進出したことは大きい。それでも多くの選手がまだまだ満足するレースをできずにいる。明日以降のレースで法大からメダリストが生まれるのか、注目だ。(菅聡太郎)

選手コメント

浜野麻綾

―決勝の泳ぎの手応えはいかがでしたか
今季はずっと調子が悪く、先月の関カレでもベスト+3秒くらいのタイムでした。そこから2秒以上上げられた要因としては、やっぱり練習を重ねてきたということで自信を持ってレースに臨めたことがあると思います。最後のインカレということでプレッシャーもあったんですけど、チームのみんなに良いところを見せられたかなと思います。

―調子が戻った技術的な要因などは
何かは分からないんですけど、インカレが近付くにつれて「あと少しで引退」ということもあり、やらなきゃいけないという気持ちが出てきました。監督、やコーチ、マネージャーが毎日声を掛けてくれましたし、環境にも恵まれていました。そんなことに改めて気付くことができたかなと感じます。

―女子主将としてチームに伝えたいことなどはありますか
女子の最高順位は3位なので、今年はそれ以上を目指しています。難しい目標でも、全員が実力を出せればできないことではないと思います。うまくいっていない中でも諦めないで頑張ってほしいという気持ちを、今日は見せられたかなと思います。

―明日以降の戦いに向けて
明日のメドレーリレーでもしっかりタイムを出して、優勝を目指して頑張ります。あさっても200m平泳ぎがあるので、茂木、神宮司と3人で決勝に残って、得点を稼いでいきたいですし、4年生の同期とも最後に良い集大成を迎えられるように頑張っていきたいなと思います。

女子400mフリーリレー(青木‐小松‐西尾‐茂木)

―レースを振り返って
青木:ここに来るまでの練習の過程で調子は悪くなかったので、ベストタイムを狙っていました。第1泳者なので良いタイムであとの3人につなごうと思っていたのですが、思うようにいかなかったです。予選よりはタイムを上げたんですけど、もう少し速いタイムでつなげたかったなというのが率直な気持ちです。
西尾:このインカレには調子良く入ってきたんですけど、一発目のレースで自分の思っているように泳げなかったです。そのままリレーの時も何か違うなという感じでした。決勝では表彰台を狙える位置にいて、自分が一番遅くて足を引っ張ってると分かっていたので、立て直したかったです。予選よりは良かったですが、自分の納得いく泳ぎはできなかったなと思いました。
小松:予選でまあまあな感じで泳げていたので、決勝では絶対にタイムを上げようと思っていました。(青木)智美さんがいい位置で帰ってくると信じていたので、その差を縮めないようにと泳ぎました。
茂木:3人の後輩がメダル圏内でつないでくれたんですけど、最後の最後に自分で抜かされてしまいました。昨年と同じメンバーで、この1年間でみんなが頼もしくなってここに来てくれたんですけど、やっぱり悔しいです。

―昨年と同じメンバーでしたが、比べていかがですか
青木:特に変わったこととかはなくて、それぞれ練習拠点が違うので、自分のやるべきことをやってここに来ました。あとはみんなの力を合わせれば良いと思ってたんですけど、他の大学も学校対抗なので同じ思いで来ていました。

―インカレ1日目を振り返って
青木:私はリレーがインカレ初日のレースだったので、ベストを出して良いかたちであとにつなげられれば良かったのですが、あまり上手くいかなかったので、もう一度悪かったところを見直して明日からまたチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。
西尾:私は個人種目とリレーがあって、最終日の100mと調子次第で800mフリーリレーに出るために切り替えて、次のレースでは最高の笑顔ができるように頑張りたいです。
小松:私もリレーがこのインカレ初めてのレースでした。初日が大事ということは分かっていたので気を引き締めていったんですけど、悔しい思いもあります。今日は今日で切り替えて明日に臨みたいと思います。
茂木:私個人は情けない結果だったんですけど、チーム全体としては私が入学してから一番良い流れで初日を終えることができそうなので、明日あさっての得点源になる種目を取って最終日に向けてみんなで一致団結して、みんなが笑顔で終われればなと。それに自分が貢献できるように頑張りたいと思います。

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惜しくもメダル獲得はならず…

山岸祐介

―レースを振り返って
予選からタイムを落としてしまったので、チームに申し訳ない気持ちです。

―4年生として迎えたインカレはどのような気持ちで臨まれましたか
何が何でも決勝に残りたかったので、残れて良かったです。

―最上級生として後輩にどのような声を掛けましたか
インカレでみんながチーム一丸となって戦うように、みんなを励ましたりしてます。

―明日以降に向けて
100m背泳ぎも残っているので、切り替えてまた得点が取れるように頑張っていきたいです。

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最後の大会で決勝進出を果たした山岸

男子400mフリーリレー(中山‐松田‐齊藤‐伊佐治)

―レースを振り返って
中山:確実に点数を取ることを目標にしていたので、焦る気持ちを抑えて点を取ることに全力を注ぎました。
松田:今回インカレで初めてリレーに出させてもらって、決勝も泳がせてもらったので、来年はチームのために力を付けたいです。
齊藤:個人のレースがダメだったのですが、切り換えてリレーを泳げました。明日につなげてまた今日一日過ごしたいと思います。
伊佐治:一言、楽しかったですね。来週国体があるのですが、この試合に本気で一年間懸けてきたので、この場で戦えることを非常にうれしく思います。

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一致団結し決勝進出をした

伊藤瑞輝

―B決勝の泳ぎを振り返って
「1位を取らなきゃ」という気持ちがあったので、泳ぎどうこうというよりがむしゃらに泳ぎました。

―前半から飛ばしていたようにも見えましたが
以前よりはスピードも付いてきているので、最初から飛ばしていきました。後半は得意な方だと思っているので、前半からしっかりいって後は耐えるといったことを考えていました。

―調子はいかがですか
調子は良かったんですけど、予選ではゴーグルの中に水が入ってしまって。不幸中の幸いでB決勝にはぎりぎり残れたんですけど、気持ちが少し切れかけてしまった部分がありました。なんとか3位以内に入れたことは良かったです。

―5月の大会の際には体調が優れないというお話もありましたが
体重も戻ってきているので、体調は万全でインカレを迎えられています。それよりも会場の雰囲気にのまれてしまいました。自分のメンタルの弱さが出たと思います。

―2度目のインカレでしたが、やはり雰囲気は独特のものを感じますか
やっぱり主将の伊佐治さんが最後ということもあって、もう少し良い思いをさせてあげたかったです。

―伊佐治選手と同組でのレースでしたが、言葉を交わされたりは
「お前はまだ若いんだからいけるよ」という言葉をいただきました。期待に応え切れなかったので、残念です。

―次のレースに向けて
明日の1500m自由形は初めて泳ぐので、自分がどこまでやれるのか挑戦したいと思います。

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主将への思いが強い伊藤

津村航平

―レースを振り返って
正直遅いです。今までの練習の感覚から考えると、もっと良いタイムが出ると思っていたので、残念な部分が大きいです。

―目標としていたタイムは
2分00秒台です。3秒も遅いタイムになってしまいました。

―5月のジャパンオープンの際には前半の泳ぎが課題だとおっしゃっていましたが
だいぶ修正されたと思っていたのですが、タイムとしては遅いので、もう一度泳ぐチャンスがあれば修正していきたいです。

―初めてのインカレにどのような気持ちで臨みましたか
初めてチームとして臨む試合だったので、1年生だということは関係なく自分が法政を引っ張っていくんだという気持ちで臨みました。けれど結果がついてこなくて残念です。

―見つかった課題は
前に200m背泳ぎで失敗したことがあって、それからまだトラウマみたいなものが払拭し切れていないので、それをどう克服していくのかがこれからの課題だと思います。

―具体的に今後強化したいことは
体力面や、筋力面が周りの選手と比べると劣っていると思うので、肉体的な部分を強化していかなければいけないと思います。

(B決勝後)

―レースを振り返って
全然頑張れなかったです。

―それは体力的な問題なのでしょうか
そうですね。途中で力が出なくなってしまって…。

―来年のインカレに向けて
まず体力が足りないので、体力をもう一度つけ直して、2回まともに泳げるように頑張っていきます。

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初出場ながらもB決勝進出を果たした津村

渡邊一輝

―レースの感想をお願いします
もともと狙っていた順位とタイムからはるかに離れてしまって悔しいのですが、予選よりも順位が上げられたので、このインカレという対抗戦においては良かったのかなと思います。

―4年生が最後のインカレですが、どのような気持ちで大会に臨みましたか
みんな言うことだと思うんですけど、お世話になってきた大好きな4年生に恩返しをしたいと思っていました。恩返しは結果で示すしかないと考えていたので、なんとしても良い結果、良いタイムで泳ぎたいなという気持ちで臨みました。

―ジャパンオープンの際には「泳ぎを崩していた」とおっしゃっていましたが、現在はどうでしょうか
試合入る1カ月くらい前まではすごくコンディションが良かったのですが、また途中で調子を崩してしまい、今回もギリギリで合わせたという感じでした。

―3日目の200m平泳ぎにはどのような課題を持ってレースに臨みますか
200mは得意種目なので、落ち着いてなんとしても良い結果を残したいと思います。

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決勝進出とはならなかった渡邊

竹田渉瑚

―レースを振り返って
B決勝では1位を狙っていました。僕は午後一番だったので、ここで良い流れを作りたかったのですが、あまり納得のいくようなレースはできなかったです。一応ベストタイムなんですけど、自分の目指している53秒台にはまだまだ遠かったので、最終日の1500mで取り返したいと思います。

―今回のレースもスピードの強化のために400mに出場されたのですか
1500mでも自分はスピードが足りなくてラストスパートをかけたい時に追い込まれたりするので、そういうのにつなげるための400mです。もう少しタイムがないと勝負にならないと思うので、タイムを上げないといけないです。

―その中での収穫は
微々たるものですがベストタイムを更新してるので、この勢いでどんどん大きな飛躍を感じさせるようなタイムを出したいと思います。

―最後に改めて1500mに向けて
優勝しか狙っていないので、しっかり優勝して法政大学が笑って3日間を終えられるように結果を残してきたいと思います。

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明日明後日の1500mに期待が懸る竹田

神宮司瀬里奈

―レースの感想をお願いします
予選よりタイムを上げたかったのですが、良くなかったです。

―4年生が最後の大会となるインカレですが、どのような気持ちで臨みましたか
4年生が最後なので、平泳ぎの先輩の(茂木)美桜さんと(浜野)麻綾さんと一緒に決勝に残りたかったのですが、残れませんでした。まだ自分の得意な種目が残っているので、少しでも点を取って、4年生に笑顔で終わってほしいと思います。

―ジャパンオープンと比べると、予選も決勝もタイムが上がっているのですが、練習する中で意識されてきたことはありましたか
ジャパンオープンから調子があまり上がらなかったんですけど、ここまできたらやるしかないと思ってできることをやってきました。

―3日目に200m平泳ぎが控えていますが、どのようなレースにしたいですか
最低でもB決勝には残りたいです。

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2度目の出場となる神宮寺

塚本悠太

―レースを振り返って
去年はレギュラー落ちしてしまって、初めて選手として出場する試合だったのでレースを楽しみました。

―調子はいかがでしたか
調子は良かったので、なんとかB決勝に残れればと思っていました。

―タイムをどう評価しますか
ベストなんですけど、あと0.5秒くらい早くないと決勝には残れないので、少し悔しいです。

―来年のインカレに向けて
3年生になるので、4年生に恩返しができるように、来年に向けて頑張っていきたいです。

木村圭佑

―インカレでの泳ぎを振り返って
ベストを狙っていたんですけど、自分の力を出し切れませんでした。

―今大会に向けてどのような練習をしてきましたか
決勝を狙えるのは50mだと思ったので、50mに絞ってスプリントを中心に鍛えて飛ばしていこうという練習をしてきました。

―今大会は50mのみのエントリーでしたが、この種目にかける思いは
インカレの最初の種目でもありますし、この1本に賭けていたのでチームに流れを持ってこれたらと思っていました。

―技術的な面で成長を感じた部分は
スタートからの浮き上がりは練習してきたので、かなり上達はしたと思います。

―課題となる部分は
前半の飛び出しや後半のキックはまだ足りなかったです。

―来年のインカレは4年生として臨む舞台になります
ラストシーズンは何が何でも一番上を目指して、決勝に残り得点を取れるようにしたいです。

―ラストシーズンに向けての意気込みを
主将などの役職には就きませんが、チームの一番上の立場としてしっかり頑張っていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 1予選落ちに終わった田中
  • 2
    B決勝進出とはならなかった木屋川内
  • 5最後の大会となる根岸
  • 9初のインカレに挑む馬場
  • 10途中まで1位をキープしていた宮崎
  • 12石川も最後の大会に臨む
  • 16初のインカレとなった塚本
  • 17応援に熱が入る法大
 

 

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