【卓球】平成27年度秋季関東学生卓球リーグ戦 男子2部 対千葉商大 開幕戦に勝利!1部昇格へ向け好スタートを切る!
平成27年度秋季関東学生卓球リーグ戦 男子2部 対千葉商科大学
2015年9月7日(月)
川崎市・とどろきアリーナ
法大卓球部の昇格をかけた戦いが始まった。
卓球の秋季リーグ戦が本日開幕。初戦の相手千葉商大に2ゲームを失うものの、最後は地力の差を見せつけ4-2で勝利。
2部優勝、そして1部昇格へ向けて幸先の良いスタートを切った。
試合結果
トータル試合結果
4 法政大学 |
4 |
シングルス |
1 |
2 千葉商科大学 |
---|---|---|---|---|
0 |
ダブルス |
1 |
試合結果
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | ○ | 村井桂(国3) | 3-0(11-8、11-6、11-7) | 埴原祐太 |
2 |
○ | 藤森文人(法2) | 3-1(11-13、11-3、11-8、11-9) | 吉澤駿 |
3 | ● | 瀬川賢矢(国2) | 0-3(8-11、8-11、6-11) | 原田智史 |
D | ● | 村井・小浦仁斗(営1) | 1-3(9-11、7-11、11-7、5-11) | 原田・清野佳史 |
5 | ○ | 南波裕輝(営2) | 3-0(11-7、11-9、11-5) | 清野 |
6 | ○ | 大槻周瑛(法1) | 3-0(11-4、11-6、11-6) | 梅田絋平 |
7 | – | 矢野雅大(法1) | – | 高橋治 |
戦評
涙の2部降格が決まった春季リーグ戦から約4ヵ月。ふたたび1部の舞台へ戻るため戦いが始まった。秋季関東学生リーグ戦2部、初日。相手は昨秋に3部で優勝し、2部昇格した千葉商科大。力の差はあるが、油断できない相手だ。
下級生を中心にオーダーを組み、勢いをつけたい法大。1番で出場したのはこの日のメンバー唯一の上級生、村井桂(国3)。「久しぶりのリーグ戦ということもあって緊張した」と話した村井は、1セット目にサーブミスが目立ったものの11-8で奪う。その後の2セット、3セットでは持ち直し、追い込まれることもなく勝利した。
2番には藤森文人(法2)が出場。1セット目、「調子が良くなかった」と振り返ったように、ドライブが決まらないなどミスを連発。5連続失点し自分のプレーができず、このセットを落とした。しかし、2セット目からは本来の攻撃的なプレーを取り戻し、3-1で勝利した。
続く3番には、リーグ戦初出場となった瀬川賢矢(国2)。点を取って取られてのシーソーゲームとなるも、最後を決めきることができない。結局ストレート負けを喫し、デビュー戦はほろ苦いものとなった。
逆転勝利をあげた藤森
ダブルスには、村井・小浦仁斗(営1)ペアが出場。春季リーグとは異なる組み合わせでの試合となった。1セット目、テンポよく点を決め、流れを掴んだかのように見えたが、6連続失点を喫し、相手のペースに。なんとか粘るものの9-11でこのセットを落とした。その後、3セット目こそ奪ったものの、相手の流れをとめられず、1-3で敗戦。2勝2敗のタイとなり、試合は振り出しに戻った。
シングルス4番で出場したのは南波裕輝(営2)。この試合は一時は竸った展開になるも、ドライブを有効的に決め、また相手のミスもありストレートで勝利した。
あと1勝で勝利の場面で大槻周瑛(法1)が出場。1セット目、いきなり5連続で得点し、完全に大槻がペースを握り、そのままを危なげなくゲームを進める。2セット目以降も、コースをつくリターンや強いドライブなどで相手に流れを渡さない。結果、ストレート勝ちで試合を決めた。
試合後、リーグ戦目標は「優勝して1部へ戻る」と選手一同口を揃えた。そのためにも、1戦1戦をしっかり勝ち抜くことが大切となる。来春に繋げる、実りの秋とすることができるか。(菅野響子)
選手コメント
村井桂
―今日のシングルスの試合を振り返って
初戦の1試合目ということで久しぶりのリーグ戦ということもあって緊張したんですけど、1球1球丁寧に意識して試合をしました。
―ダブルスの方は
春のリーグ戦から色々組み合わせを変えて試行錯誤してダブルスをやってきたんですけどなかなか上手くいかなくて、今回もまた春のリーグ戦と違った組み合わせで出ました。やっぱりまだダブルスで課題が残っていて、これからも修正していかないとなと思いました。
―リーグ戦前に力を入れていたことは
毎回課題になるのが、やっぱり自分から攻めていて最後のチャンスボールをミスするっていうことです。詰めの甘さが出ているので、そういう難しいボールを打つ練習じゃなくて、チャンスボールのミスをどれだけ減らせるかっていう練習を重点的にしていました。
―下級生ばかりのオーダーにした理由は
2部だと自分たちは戦力的に上の立場なんで、相手は勢い任せに試合をしてくるのでこっちも消極的にならずに下級生を使って、こっちもなるべくその勢いに飲まれないようにオーダーを組みました。下級生を中心に思い切りの良いプレーを、ということでそうなりました。
―今回のリーグの目標は
リーグ戦はやっぱり確実に優勝して1部に上がることです。 -明日の試合に向けて 明日は2試合あるので、しっかりと自分が出た試合は全部勝つ意識をして頑張りたいと思います。
藤森文人
―今日の試合を振り返って
今日はあまり調子が良くなかったのですが、相手が格下で思い切ったプレーができなくて競ってしまって、あまり良くない試合だったと思いました。
―チームとしては格下相手に4-2と2ゲーム落としてしまいましたが
リーグ戦なので格下でも競ってしまうと負けてしまうことがあるので、この1試合で気を引き締め直してやっていきたいです。
―久々の2部なので、対戦経験のない選手が多いと思いますが、そういった相手にどう臨みますか
相手に関わらず自分のプレーを出し切りたいです。今季は自分たちと同じか弱い相手なので、全勝してチームに貢献できればいいなと思います。
―春季リーグ、インカレを終えて、この秋のリーグ戦まで取り組んできたことは
2部に落ちてしまったのは、サーブレシーブが通用しなかったことだと思うので、チキータのレシーブを取り入れて練習してきました。
―明日の試合に向けて
明日は今日の気持ちから切り替えて、4-0で終わらせる気持ちでやっていきたいです。
大槻周瑛
ー今日の試合を振り返って
1部から2部へとなって初めての試合で、レベルは落ちるかなと思ったんですけどそこで気を抜かず、1本目から1部の選手とやるように全力で戦っていきました。
ーその結果、ストレート勝ちとなりました
あまり強くない相手だったんですけど、油断せず、明日へつながる試合ができたので良かったと思います。
ー2部となっての初戦でしたが、どのような気持ちで試合に臨みましたか
2部ということはあまり意識しないで、自分たちは1部から来て相手は向かってくると思うんですけど、自分もそれに負けないように、それ以上に向かっていく気持ちで臨みました。
ー春季リーグ戦が終わってから強化した部分は
サーブの部分を1番強化しました。1部の時はサーブが台から出てしまったりして、相手に先に攻められてからのラリー展開でした。今回は台からあまり出さないで、その後自分から攻めてのラリー戦にできるようにサーブを強化しました。
ー今日の試合で手ごたえはありましたか
はい。練習してきたことができました。
ー秋季リーグ戦の目標は
全勝で優勝して、春にまた1部に上がることです。
ー明日への意気込み
どんどん試合に出されると思うので、自分は1年生なので、どんな相手にも向かっていく気持ちで戦いたいです。
瀬川賢矢
―本日の試合を振り返って
初めて出て、調子自体は良かったんですけど、雰囲気にのまれたというか、独特の雰囲気があって全然いつもの力が出せなかったので、それだけが原因だと思います。
―初めてリーグ戦に出場してみての感想は
応援も全員で一気に勝とうという感じなんで、けっこう楽しくできるんですけど、やっぱり相手も勝ちにくるので、元気出しながらも冷静にできたら勝てるんじゃないかなと思いました。
―相手の印象は
チームのエースなので、プライドを持って戦ってきたんですけど、勝ちたいという気持ちが向こうの方が強かったので、自分も凡ミスとかしてしまって、そこが良くなかったですね。
―連続ポイントを取られることが多くありましたが
失点した時に焦って、すぐ次のプレーにいこうとしてしまっていたので、あそこでゆっくり自分のペースに戻してからやってたら、少し変わってたかなと思います。
―本日の反省点は
集中力を高めて、広い視野を持ってたら、冷静にできたと思います。次もしチャンスあれば緊張感は今日よりはましだと思うので、落ち着いてできたらいいと思います。
―明日以降に向けて
もし自分の出番があれば、今日の反省点をビデオ等で客観的に見て、技術とかはすぐには改善できないので、メンタル面を修正して臨みたいと思います。
フォトギャラリー
- 最後は大槻が法大の勝利を決めた
- トップの村井は貫禄のストレート勝ち
- 逆転勝利をあげた藤森
- リーグ戦初出場の瀬川は相手エースに力負け
- 小浦(左)・村井ペアは勝利できず
- 南波も積極的に攻めてストレート勝ち