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【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週 対立大3回戦 遠い本塁 連日の決定打不足で早くもV消滅

硬式野球

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週 対立大3回戦 遠い本塁 連日の決定打不足で早くもV消滅

東京六大学野球秋季リーグ戦 対立大3回戦
2015年10月13日(火)
神宮球場

負ければ優勝の可能性が消滅してしまう法大だったが、この日も前日同様チャンスをつくりながら決定打が出せない。初回に先制を許しながらも我慢の投球を続けていた菅野秀哉(キャ1)も6回に力尽き、万事休す。最終回のようやくの反撃も届かず、2カードを残して早くも悲願達成の夢は断たれてしまった。

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菅野は好投を続けるも、6回に力尽きた

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
立 大 1 0 0 0 0 4 0 1 0 6 8 1
法 大 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 10 1

(立大)○澤田圭―鈴木
(法大)●菅野(2勝1敗)、青木勇、玉熊、熊谷―森川
[本塁打]
(立)佐藤竜1号ソロ(8回=玉熊)

 

打撃成績

打順 位置 選手 打率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (4)  若林   4   2   0  .308 二ゴロ    中前安    二ゴロ    中前安    四球 
2 (8)  大西千    5   2   1  .308 三飛    右飛    一内安    二ゴロ    右前安① 
3 (9)  畔上   4   1   0  .371 左越え二    四球    見三振    空三振    一ゴロ 
4 (5)3  金子凌    2   1   0  .233 四球    中飛    四球      右線二   
  3 田中 1 0  0 .000                 三邪飛
5 (7)  蔵桝   3   0   0  .333 中飛    遊ゴロ    遊ゴロ         
  7 清水二 2 0 0 .500               投ゴロ 遊ゴロ
6 (3)  柴田   1   0   0  .258   二ゴロ               
  H5 川口 3 1 0 .400       二ゴロ   一飛   中前安  
7 (6)  佐藤竜   3   0   0  .207   二ゴロ    遊飛    右飛       
  1 玉熊 0 0 0                  
  H 米田 1 0 0 .000               右飛  
  1 熊谷 0 0 0 .100                  
8 (2)  森川   4   2   0  .310   右線二    中前安    遊ゴロ    二ゴロ   
9 (1)  菅野   2   0   0  .300   見三振    空三振           
  1 青木勇 0 0 0 .000                  
  6 皆川 2 1 0 .400             中飛   左前安
    37  10   1  .278                  

 

投手成績

  球数 打者 防御率
 菅野  5 0/3   95  23   6   5   1   4  2.28
青木勇 1 19 5 1 1 1 1 3.86
玉熊 2 20 7 1 2 0 1 11.57
熊谷 1 8 3 0 0 0 0 3.95
9 142  38   8   8   2   6  4.22

 

ベンチ入りメンバー

10 畔上(キャ4=日大三)  34 鎌倉(法1=日本文理)  35 川口(人1=横浜) 
 11  青木勇(法4=智辯和歌山)   1  若林(営4=桐蔭学園)   38  小林(法1=中京大中京) 
 13  菅野(キャ1=小高工)   2  皆川(キャ4=西武台千葉)   6  蔵桝(営4=広陵) 
 14  宮本幸(営2=富山一)   3  金藤大(キャ3=西武台千葉)   7  田中(法4=愛工大名電) 
 15  藤森(法2=西武台千葉)   4  柴田(文3=東邦)   29  清水二(法2=中京大中京) 
 16  玉熊(法3=北海)   8  佐藤竜(法4=作新学院)   31  米田(営3=智辯学園) 
 17  熊谷(キャ2=平塚学園)   9  金子凌(キャ3=日大三)   39  大西千(営1=阪南大) 
 27  森川(営3=桐蔭学園)   24  森(キャ2=日大三)     
 32  中村(営1=多良木)   26  水谷(営2=大阪桐蔭)     

 

リーグ戦結果(10/13現在)

  明大 慶大 早大 法大 立大 東大 試合 勝点 勝率
――    ○○     ●○○   ○○  .857 
  ――    ○●○   ○●○   ○○  .750 
 ●●    ――    ○○   ○○  .667 
   ●○●    ――  ○●●   ●○○  .444 
 ○●●   ●○●   ●●   ●○○  ――   11  .364 
 ●●   ●●   ●●   ○●●    ―― .111 
 

戦評

 第2戦の敗戦を受け、優勝のわずかな望みを残すためにはこの試合に勝利し、勝ち点を手にすることが必須となる法大。先発のマウンドを託されたのはここまで2試合連続勝利中の菅野だったが、その立ち上がりはピリッとしない。「序盤は球が甘かった」と語るように、球威で押し込みながらも詰まった当たりが外野の前に落ちるアンラッキーな安打で走者を出すと、2死二塁から4番笠松悠哉に中前適時打を許してしまう。しかし、その後は「丁寧に投げることを意識した」と見事に修正。3回から5回までは三者凡退と、立大打線を寄せつけない投球で味方の援護を待つ。

 前日完封負けを喫した打撃陣は、この試合もホームベースが遠い。立大先発の澤田圭佑に対し、初回から打率3割を越える好調の3番畔上翔(キャ4)の二塁打や、4番金子凌也(キャ3)の四球で2死一、二塁と反撃のチャンスを迎えるも、蔵桝孝宏(営4)は凡退し得点には至らず。その後も毎回のように走者を出すも、前日と同様にあと一打が出ず、5回までを無得点で終える。
 
 流れを変えたい法大だったが6回、好投を続けてきた菅野が突如崩れる。3番佐藤拓也、4番笠松、第1戦で本塁打を浴びた5番田中和基に3連打を浴びあっという間に2失点。疲れの見える菅野を下げ青木勇人(法4)をマウンドへ送るも、打席に入った投手の澤田圭に浮いた変化球をたたかれると、打球は左翼の頭上を越える2点適時二塁打となった。痛い追加点を献上した法大は、8回にもソロ本塁打を浴びリードを6点と広げられてしまった。

 打線も8回まで無得点と完全に沈黙し、連続無得点イニングは17まで伸びてしまった。しかし執念を見せたい9回裏、途中出場の皆川普(キャ4)が左前安打で出塁すると、この日2安打と気を吐いた若林晃弘(営4)も四球を選ぶ。無死一、二塁のチャンスにこの日2番に打順を上げた大西千洋(営1)が「とにかく振ることだけを考えた」と低めの球を振り抜き、待望の適時打。本塁への返球がそれる間に一塁走者の若林も生還し、18イニングぶりとなる得点が法大にもたらされた。しかし、ビハインドはあまりにも重く反撃はここまで。2カード連続の勝ち点逸となり、覇権奪回を誓ったナインの夢ははかなくも散った。

 悲願達成を逃した選手たちは試合後、その無念さをあらわにした。しかし、まだ秋の戦いが終わったわけではない。残すカードは、春季大敗を喫した早大戦と、慶大との優勝争いを繰り広げている明大戦。創部100周年という節目を歓喜で終えることはできなかった。悔しさにあふれたメモリアルイヤーを歓喜のスタートとするために。法大の誇りを胸に、残された試合を全力で戦っていくのみだ。(石川大悟)

 

クローズアップ

川口凌(ブランクもなんのその 多彩な武器持つ仕事人)

 試合前の守備練習。三塁で金子凌と並び、軽快なグラブさばきを見せていた背番号35に気付いた方はいただろうか。横浜高校出身の川口凌(人1)は、髙濱祐仁、淺間大基(ともに北海道日本ハム)と共に3年間プレー。当時は三塁手としてチームを支えてきた。しかし、現在川口に与えられているポジションは二塁手。普段の練習でも三塁を守ることはないという。

 しかし、この試合は普段三塁のポジションに就く守備の名手の皆川も「安心感がある」と太鼓判を押すほどの落ち着いた守備を見せた。セーフティバントに対しては果敢なチャージを見せれば、最終回、抜ければ長打という鋭いライナーにも飛びつき、ノーバウンドでつかみ取るファインプレー。立大の勢いを抑え、反撃の足掛かりにもなった。ブランクをものともせず、高校時代に磨いた腕を神宮で発揮していたのだ。

 「二塁のほうがやりやすいです」と言いながらも、持ち前の野球センスで複数ポジションをこなす選手の存在は、ベンチの大きな武器になっていることは間違いない。この日は安打も放ち、シュアな打撃もアピールしたまさに「仕事人」。ひときわ小柄なその身体が、誰よりも大きな存在感を放っている。(伊藤華子)

kawaguchi2

 

監督・選手コメント

青木久典 監督

―優勝がなくなる敗戦になりました
申し訳なく思っています。

―歯がゆい展開だったかと思われますが、チームのムードはいかがだったでしょうか
ムードは悪くはないと思うんですけど、なかなかチャンスの1本が出ないがためにストレスがたまってしまったような感じはしていました。

―この日も安打の数は立大を上回っていました
やはり得点圏ですね。ここぞの場面で1本が出ればいいんですが、なかなか昨日今日と出なかったことが痛いです。

―その打開策は
今日は5〜7番あたりを替えました。昨日の試合後にもチーム全体で特打をして、その後に金子凌、佐藤竜、柴田といった面々に打ち込みをさせて奮起を促したんですけどね。

―柴田選手はこのカードで当たりがなく、途中交代もありました
状態が悪いことにもつながると思いますが、彼の良さである思い切りもなかったので、1打席で代えました。

―先発の菅野投手は球数が100球に近づいた6回に崩れました
ああいう状況の中で1年生がよく頑張ってくれていました。野手が早めに1点を取れていればまた変わっていたとは思います。よくやってくれました。

―中3日で早大戦に臨むことになりますが、どのような準備をされますか
安打は出ていますし、(課題は)ここぞの場面、得点圏の打撃です。練習の中で1打席、1球に集中させるような取り組みをしていかなければいけないと思っています。

―早大戦に向けて
一戦必勝で勝ちを取りにいって、一つでも順位を上げることが我々の使命だと思っています。早大戦はいままでのことを一つ忘れて、しっかり冷静に戦いたいと思います。

 

畔上翔 主将

―優勝の可能性がなくなってしまいました
悔しいですね。優勝もなくなってしまったので。試合前からチームの雰囲気は悪くなくて、ノックの時からからつくれていたと思います。力があるやつは打てるし、守れるやつは守れていました。(敗戦は)チームの力が足りなかったと思います。

―立大の澤田圭投手を攻略できませんでした
丁寧に投げていた印象です。ボール自体は1戦目のほうが来ていましたが、今日は丁寧に投げ分けていました。

―昨日の試合後「ヘッドが抜けていない」とおっしゃっていましたが、今日はいかがでしたか
昨日よりは今日のほうがまだ感覚としては良かったです。状態も上がってきてはいます。

―4日後には早大戦が控えます
決して投げやりにならずに、準備するべきことはしっかり準備しなければいけないです。自分でもしっかりやっていきます。

 

若林晃弘 副将

―試合を振り返って
序盤は投手が頑張っていたんですけど、やっぱりチャンスで1本が出ていなかったので硬くなっていたのかなと思います。

―試合前に監督から掛けられた言葉
何が何でも勝つということだけです。どんな展開でも勝つということは監督から言われました。

―この敗戦で優勝の可能性がなくなりましたが
100周年という大事な年に早い段階で(優勝の可能性が)なくなってしまったのは悔しいです。

―3回に出塁した際の盗塁について
サインでした。

―盗塁の意識について
自分は足を使う選手だと思っているので、そういう部分で常に積極的に狙っていこうという姿勢でいます。

―今日もチャンスで1本が出ませんでしたが
打撃はそのときにならないと分からないので、いかに自分の準備を大切にするかだと思います。そこは次の試合からチーム全体が直していければいいところだと思います。

―試合後のミーティングで話し合ったこと
走塁ミスがあったりとか、点差が離れて雑になってる部分があったのでそこは早大戦、その後の明大戦に向けてしっかりとした野球をするということは話しました。

―次の試合に向けての意気込み
自分のやるべきことはたくさんあると思うので、しっかりと自分の役割を果たせるように頑張りたいと思います。

 

皆川普 内野手

―痛い敗戦となりました
優勝するためには勝たなければいけない試合でした。法政の野球部として、残りの試合全て勝つことを大前提としてまたやっていかなくてはいけないなと思いました。

―立大を上回る10安打を放ちながらも好機を生かし切れませんでした
自分たちの狙い球が絞りきれなかったり、相手バッテリーに思うようにやられてしまったりしたところが原因だと思います。

―7回からは遊撃の守備につきましたが
高校時代からやっていたポジションでした。大学に入ってからは二塁手や三塁手で使ってもらっていましたが、夏のオープン戦は遊撃で使ってもらって違和感なくやれたと思います。

―1年生の川口選手が安定感のある守りで三塁をこなしましたが、どうご覧になりましたか
川口は1年生なのに冷静にプレーできて。見ていて安心感もあります。打席でも安打が出ているのですごく良い選手だと思います。

―9回の打席では初球を捉えて安打を放ちましたが、狙い球などはありましたか
打たなくてはいけない場面だったので、自分の積極性をぶらすことなく、真ん中付近に来た球は全部打っていこうと思って振りました。

―その前の打席では中飛でしたが、見直したことなどはありましたか
1打席目はファール2つで追い込まれて最後の変化球を泳いでしまったので、自分の積極性は忘れない意味で変化球を含めて自分のスイングをできるように心掛けました。

―もどかしい試合展開でしたが、ベンチの雰囲気は
勝たなくちゃいけない試合なので全員が諦めない姿勢でした。

―早大戦をわずか中3日で迎えることになりますが
やっぱり自分たちの足元から見つめ直して、その上で相手の投手を研究して、できることは全部やっていきたいです。

―慶大戦に続き、3戦目まで持ち込みながらも勝利できなかった現状を打開するために行いたい事は
フリー打撃などでの走者が二塁にいる事を想定した打撃だったり、低いライナー、強いゴロを打てるようにしていきたいです。

―試合数も残りわずかとなった今、4年生として感じることは
2年から出させてもらって、今季は途中出場する立場になってしまったんですけど、神宮球場でやるのも最後だな、と今日遊撃から見ていて思って。ちょっと切ないというか、そんな思いがあったんですけど、試合に出れる喜びを感じているので出場した時は自分たちのような4年生が引っ張っていきたいと思います。

 

金子凌也 内野手

―試合を振り返って
相手に先制されて、こちらは昨日からチャンスであと1本が出ませんでした。序盤でそういう展開になり中盤以降のゲーム展開が苦しくなったところで、相手に追加点を取られてしまいました。野手陣が序盤にしっかり点を取ってあげられなかったので、投手も苦しかったと思います。そこがすごく悔やまれます。

―ご自身の打席を振り返って
3回に1死一、二塁のチャンスの場面でゴロだと併殺もあり得るので、外野手の前まで飛ばして野手の間を抜きたかったんですが、押されてしまって中飛で打ち取られてしまいました。その打席がすごく悔いが残っています。

―相手の澤田圭投手の印象
コントロールが良かったです。

―5回には守備位置の交代もありました
試合前から一塁に行くかもしれないということは言われていたので、想定内でした。しっかり準備もできていたので、動揺せずに守ることができました。

―優勝の可能性が消えてしまいましたが
周りの皆さんも見ていると思うので、法政の誇りを忘れず、残りの試合も勝ちにこだわった野球をやっていきたいと思います。

―早大戦に向けて取り組みたいこと
チャンスで1本出ていないので、チャンスの場面での打撃を想定して、練習したいと思います。

―次戦に向けて意気込み
勝つしかないです。

 

森川大樹 捕手

―試合を振り返って
先制点を与えないようにと思い試合に臨みましたが、先制されてしまいました。菅野も粘って投げてくれていましたが、序盤に追い付くことができず相手にのまれてしまいました。チャンスであと1本が出ず、バッテリーが最小失点で抑えられなかったことが敗因だと考えています。

―1戦目に続き、先発での登板になった菅野投手について
まだリーグ戦での登板機会も少なく、中2日は慣れていないので注意はしていましたが、6回に捕まってしまったので、もっと早く気付いてケアをするべきだったと思います。

―好調な打撃について
昨日と同じような状況が多かったのですが、塁に出ることをしっかり考えて打席に立ちました。最後の打席のチャンスで打てなかったので、そこであと1本打つことが今後の課題です。

―チームの雰囲気は
悪くはないですが、先ほど言ったようにあと1本が出なかったり、ピンチで抑えられなかったりと勝負弱いところが出ています。練習でやっていることをしっかりやればできると思うので、もう一度チームで見直して次戦に臨みたいです。

―次戦はどのような試合運びをしたいと思いますか
先制点を与えずにバッテリーで流れをつくって、打線につなげられるようにしたいです。

―早大戦への意気込み
何が起こるか分からないので、一つでも順位を上げれるように負けないことだけ考えています。

 

大西千洋 外野手

―試合を振り返って
先発の菅野が良い投球をしていましたし、負けられない試合だったのでなんとか点数を取って絶対勝ちたかったですけど、それができなくて悔しいですね。

―立大先発の澤田圭投手の印象
土曜日にも打席に立ってボールの軌道とかは分かっていたので、序盤から捉えたかったですね。バントの場面などでミスしてしまったので、そういうところをしっかりしていきたいです。

―1回戦でも澤田圭投手とは対戦しましたが、配球などに違いはありましたか
今日は真っすぐばかりで押してきましたね。最後の打席は弾き返せたので良かったです。

―9回の適時打を振り返って
監督から「高めは振らずに低めの球をしぼっていけ」と言われて、狙い通りの低めの球を打てたので良かったです。

―打球は比較的空いていた一、二塁に抜けましたが狙っていましたか
そういう訳ではなくて、とにかく振ることだけを考えてました。

―同級生の菅野投手の投球をご覧になって
とても頑張ってたので、負けたのが悔しいです。

―同級生の川口選手もチームに貢献してましたが刺激になりますか
そうですね、川口は春からもスタメンで出てたりしていますし、打撃もとても尊敬する部分が多いです。

―バント安打がありましたが、ベンチからの指示でしたか
いや、あれは自分でやりました。それまで打てていなかったので、揺さぶっていこうと思いました。

―出塁後のは盗塁も成功させましたが
あれは「行けたら行け」のサインでした。盗塁に関してはずっと一塁にいたので、タイミングをうまくつかんで走ることができました。

―連日の先発起用が続いていますが、疲れなどは
疲れはやっぱり少しありますけど、そこは気持ちで頑張ります。

―次戦に向けての意気込み
全勝するつもりで頑張っていきたいと思います。

 

川口凌 内野手

―優勝の可能性がなくなってしまいました
「優勝はなくなっても法政大学野球部として、常に上の順位を狙おう」ということを監督さんがおっしゃっていました。

―それを聞いて
早大、明大と当たるので、法政大学野球部として頑張っていこうと思いました。

―交代した柴田選手から何か言葉をかけられましたか
「そんなに気張ることなく普通にいけ」と言われました。

―三塁手の練習はどれくらいしていたのですか
普段の練習ではほとんどしていませんでした。でも、高校の時に守っていましたし、春のリーグ戦は三塁手で出させていただきました。今日はその経験を生かしてやりました。

―二塁手とどちらがやりやすいですか
セカンドのほうがやりやすいです。

―同期の菅野投手、大西千選手のプレーを見て
チームメートではあるんですけど、同い年には負けたくないという気持ちはあります。お互いに刺激し合っていければいいと思います。

―菅野投手は中2日での登板でした。試合前に何かお話しはされましたか
菅野とは練習を一緒にやったりもします。もちろんグラウンドでは野球の話しかしませんが、試合前は野球とは関係のない話をしてお互いにリラックスして、という感じです。

―試合中、ベンチの雰囲気は
「負けられない」という気持ちがありました。それが顔にも出ていたと思います。

―次戦への意気込みを
負けられない気持ちを持っていきたいです。出場機会があったら打つこと、アウトにすることを意識してプレーしていきたいです。

 

菅野秀哉 投手

―試合を振り返って
初回に点を取られてしまったことが良くなかったと思います。

―今日の投球について
初回、中盤に点を与えてしまったことが反省点です。

―中2日での登板でしたが、影響は
それは全然なかったです。

―3回から5回はテンポ良く投げていましたが、序盤から修正した点は
序盤は球が甘かったので、しっかり丁寧に投げていこうとしました。

―3連打を浴びた6回の投球について
これまでの回と変化はなかったですけど、(グラウンドの)整備後ということで集中して入りたかったのですが、それができなかったので反省です。

―今日の調子は
悪くはなかったです。

―試合前には監督からどのような声を掛けられましたか
「気持ちでいけよ」と言われていました。

―6回、捕手の森川選手とはどのようなお話を
バッテリーで抑えていこうと話をしました。

―優勝がなくなってしまったことについて
まだ試合は続くので、一戦一戦大切に戦っていきたいと思います。

―今日の課題や修正点は
中盤に打たれてしまったので、集中して投げることです。

―次戦への意気込みを
しっかり投げて、勝てるようにしたいと思います。

 

フォトギャラリー

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