【準硬式野球】シーズン開幕直前!主将・副将インタビュー
2016年3月12日(土)
法政大学多摩グラウンド
法大準硬式野球部の新シーズンが始まる。
シーズン最初の公式戦である関東大会。優勝すれば全日本への出場権が早くも確定するという重要な大会だ。
「日本一」を目標に掲げるこのチーム。まずはその実力が試されることになるだろう。
そこで、シーズン開幕を前にチームの中心である主将と副将にお話を伺った。
選手コメント
永田直 主将
ー主将に就任していかがですか
正直びっくりしたというのが1番でした。最初は戸惑いがあって自分でいいのかなと思ったりしたのですが、すぐに切り替えて自分の色を出しつつ良いチームができてきているのかなと思っています。
ー主将になってご自身の練習に対する姿勢など変わったりはしましたか
変わったことと言えば見られているという意識を強く持つようになったことですね。先頭に立ってやっていくので、注意しなければいけないことは注意しなければいけない立場ですし、そういうことが変わってきているのかなと思います。
ー先頭に立つという部分で難しさなどはあったりしますか
今まで見てきた先輩からも大変なポジションであるとは思っていました。みんなで目的意識を同じところに向けるという部分で難しさは感じます。
ー永田主将から見て、この新チームはどのようなチームですか
僕が(大学で)4年間過ごしてきた中で1番力のあるチームなのではないかと思っています。最初から圧倒的な打撃力というのを課題に持っていて、それを体現できるチームだと思っているので、全国のナンバーワンになれる自信はあります。
ーこの春に向けて冬場取り組んできたことはなんですか
去年以上に振り込もうとしてきました。去年もだいぶ振り込んでいたのですが、圧倒的な打撃力を身につけるためにはそれ以上に振り込まなければいけないと感じて取り組みました。去年よりも一つ多くバットを振ったり、ベースランニングも行なって攻撃力全般を上げようとしてきましたね。
ー個人的にはこの冬はどうでしたか
練習では今までと変わらずチャンスに強いバッティングにより磨きをかけようとしてきましたが、それよりもチームのことでどうしたらよいのかという、マネジメントの方でいろいろ考えましたね。
ー守備面ではいかがですか
バッティングをやりすぎて守備が不安なんじゃないかというのはあります(笑)。それでも「捕る」ことに関しての練習は例年以上にやってきました。
ーオープン戦でのチームの調子は
日大にも打ち勝ったりしていてバッティングの面では好調だと思っています。あとはけが人も出ている投手陣が少し不安かなといった感じです。
ー佐野前主将は試合には出ずにベンチから采配を振るう形でしたが、レギュラーとして定着している永田主将はどのようにチームを引っ張っていくのですか
本間(隆洋監督)さんが内野にキャプテンがいてほしいと言ってくれたことがあって、ピッチャーとの距離が近いですし頻繁に声をかけるようにはしています。ベンチでは自分のキャラもあるのでそれを維持しつつ、度が過ぎない程度に明るいベンチができればなと思っています。
ー今年の目標はズバリなんですか
それはやはり日本一で、全ての大会で優勝することですね。
ー関東大会も迫ってきていますが、それに向けての意気込みは
いろいろ不安なところはもちろんあるのですが、4年生になって責任感というのも芽生えてきたので、集大成の1年として、まず最初の大会で結果を残したいです。
内川慶一 副将
ー関東大会への意気込みは
関東大会を優勝することによって全日本出場への切符をつかむことができるので、優勝を目標にやってます。
ーオープン戦の調子は
バッティングに関しては調子も上がってきているので、これからも期待していけると思います。守備に関しても安定しているのでまったく問題ないと思います。
ー外野のレギュラー争いが熾烈ですが
レギュラーの座は確立できていないのでもちろん結果は求めていきますけど、まず野球を楽しむことを一番にやっています。
ー冬の間に強化したことは
しっかり計画的にウエイトトレーニングをして基礎体力をつけてきました。
ー今季から副将を任されますが、チームの雰囲気は
昨年からメンバーはほとんど変わってないので野球に関しては問題ないんですけど、雰囲気づくりは前の4年生たちがしっかりつくってくれたので、それに負けないような雰囲気づくりをしていきたいです。
ー今回のトーナメントで警戒している大学は
ないです。特に意識してないです。
ー自身のセールスポイントは
場面に応じたプレイですかね。自分の役割を考えてプレイしていきたいです。
ー逆に苦手としていることは
バッティングに関して言えば、ストレートには自信があるので変化球にどれだけ対応できるかというところですかね。
ー改めて聞きますが、関東大会の目標は
優勝です。
中村聖弥 副将
ー去年を振り返って
努力してきたことがトントン拍子に結果として現れて、良い一年間でした。
ー去年のチームと今のチームを比べて
試合に出ているメンバーは去年とあまり変わらないですが、チームの要だったキャッチャーの佐藤(裕太)さんが抜けてしまったので、その穴を埋める栗田選手がどう活躍してくれるかが鍵になると思います。
ーでは、期待している野手は栗田選手ということですか
はい、栗田選手です!
ーチームの状態は
4年生が就職活動であまり練習に参加できていないので、そこを下級生の藤口選手や萩原選手や甲本選手、また試合に出てたメンバーたちがしっかり支えてくれていると思います。
ーチーム全体で意識していることは
去年は打撃でしっかり点を取り打ち勝つ野球ができたので、今年も続けていき”「打」の法政”という伝統を作れたら、と意識して練習しています。
ー現在のご自身の調子は
就職活動の合間を縫って練習しているので、なかなか調子は上がってはきてないですが、一生懸命練習はしています。
ー個人的に強化してきたところは
自分は打撃が売りなので、冬の間はしっかり振り込みました。
ー今年の目標は
去年は春・秋とリーグ戦で優勝できたのですが全国大会では3年連続ベスト8止まりなので、もちろん今年もリーグ戦は優勝し、全国大会ではそれ以上を目指します。
ー関東大会に向けて一言お願いします
頑張ります!
フォトギャラリー
- 新チームをけん引する永田主将
- 副将・内川の活躍にも期待がかかる
- 打撃力が持ち味の副将・中村