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【テニス】平成28年度関東学生テニストーナメント大会 4日目 男女シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦レポート

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【テニス】平成28年度関東学生テニストーナメント大会 4日目 男女シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦レポート

平成28年度関東学生テニストーナメント大会(春関)
男女シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦
2016年5月5日(木)
有明テニスの森公園

春関も押し返し地点にさしかかる。男子シングルスには山田晃大(社4)、前崎直哉(経2)が女子シングルスは江見優生乃(社3)が、ベスト8をかけて試合に挑む。男子ダブルスは長田和典(スポ4)・小見山僚(スポ2)ペア、寒川雄太(スポ3)・鈴木保貴(スポ1)ペアが同校対決となり、太田悠介(経3)・前崎ペアも熱戦を繰り広げた。

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目標であるベスト8入りを決めた江見

試合結果

男子シングルス4回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
山田晃大(社4) 2-6,1-6 上杉海斗(慶大)
前崎直哉(経2) 3-6,6(1)-7 畠山成冴(慶大)

女子シングルス4回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
江見優生乃(社3) 6-3,7-5 辻恵子(早大)

男子ダブルス4回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
○* 寒川雄太(スポ3)・鈴木保貴(スポ1) 6-1,6-4 長田和典(スポ4)・小見山僚(スポ2)
太田悠介(経3)・前崎直哉(経2) 3-6,6-4,7-10 吉田慎・加藤彰馬(亜大)
※ダブルスのファイナルセットはスーパータイブレーク制。
*同校対決となった。 

戦評

男子シングルス
 ベスト16に進んだ前崎直哉(経2)の相手は3回戦で村上彰啓(経4)を破った畠山成冴(慶大)。序盤はお互いにキープする形から始まると、中盤もブレイクされてもすぐにブレイクバックで返す一進一退の攻防が続く。だが、第8ゲームでブレイクされると、続くゲームをキープされて3‐6でファーストセットを奪われてしまった。続くセカンドセットも互いに譲らない展開になる。ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲーム。ここで落とせない場面で前崎は粘りをみせてこのゲームを奪いタイブレークに持ち込む。しかし、迎えたタイブレークで畠山のショットが次々と決まり、前崎は1つしかポイントを取れずこのセットも落とし、セットカウント0-2で敗戦。2度目の春関はベスト16に終わった。
 山田晃大(社4)の相手となった上杉海斗(慶大)は去年のシングルスの王者に輝いた実力者。ファーストセットは第2ゲームから5ゲーム連続で取られ、苦しい展開になる。迎えた第6ゲームでは力強いサーブで相手を圧倒しキープするも続くゲームを取られて、このセットを落としてしまう。セカンドセットもいきなり4ゲームを連取され、厳しい状況が続く。第5ゲームを奪い一矢報いるも、反撃はここまでだった。第7ゲームでデュースに持ち込み粘りをみせたが、このゲームを取られ敗戦。セットカウント0-2でストレート負けを喫した。

男子ダブルス
 同校対決となった、長田永典主将(スポ4)・小見山僚(スポ2)ペアと寒川雄太(スポ3)・鈴木保貴(スポ1)ペアの対戦。ファーストセットはルーキー鈴木が豊富な運動量をみせて、相手を翻弄し次々とポイントを重ねていく。長田・小見山ペアの反撃を許さずこのセットは6-1で寒川・鈴木ペアが奪取した。意地をみせたい長田・小見山ペアは、小見山が力強いショットを決め序盤は試合を有利に進める。だが、長田・小見山ペアにミスが目立ち始めると、そこを見逃さなかった寒川・鈴木ペアが一気に反撃をみせて第5ゲームをブレイクバックに成功した。勢いを取り戻した寒川・鈴木ペアはそのまま逆転し、最終的にゲームカウント4-6でこのセットも奪取。注目の同校対決は寒川・鈴木ペアに軍配が上がった。
 同じく3回戦に進んだ太田悠介(経3)・前崎ペアは中盤まで互いに譲らない展開だったが第7ゲームでブレイクされるとその後もゲームを連取され、ファーストセットを落としてしまう。続くセカンドセットはいきなり第1ゲームでブレイクするなど、試合を有利に進める。途中、3ゲーム連取され反撃に合うもなんとか第10ゲームをキープしてこのセットを奪取。ファイナルセットに持ち込むことに成功した。スーパータイブレークとなったファイナルセットでも、奮闘するもミスもあり7-10で敗戦。フルセットに持ち込み、僅差だっただけに悔しい敗北となった。

女子シングルス
 江見優生乃(社3)は前日にナイターで戦っており、その疲れが心配された。だが、ファーストセットでは安定した試合運びを見せこのセットの奪取に成功する。続くセカンドセットでは疲れからか、相手にゲームを連取され、途中ゲームカウント1-5と大きく離されてしまう。しかし、ここから江見は驚異的な粘りをみせる。第7ゲームから4ゲーム連取して迎えた第11ゲーム。最後は長いラリーになるも江見の渾身のショットが決まり、このゲームのブレイクに成功する。続く第12ゲームはとれば勝利、落とすとタイブレーク突入という大事なゲームとなるも、江見は落ち着いていた。デュースの末、このゲームをきっちりキープして、セットカウント2-0で勝利。自身初のベスト8進出を決めた。

 男子はシングルスがベスト16で姿を消し、ダブルスも同校対決があったとはいえ、ベスト8は1組のみと寂しい結果になった法大。だが、鈴木がルーキーながら今大会で活躍をみせており、これからいかなるプレーをみせるか非常に楽しみだ。女子も江見が連戦の疲れの中でベスト8まで駒を進め、飛躍をみせている。春関もいよいよ次から準々決勝。選手達の活躍から目が離せない。(渡辺拓海)

選手コメント

植村直己監督

ー現時点で春関を振り返って
4年生に関しては、山田(晃大)はまだ就活やりながら練習を短い時間でしていて、今の力を出せたのかなと。結局強いサーブとフォアハンドがあるので、相手によっては勝てるというか、やりやすい相手というか、山田が打っていけるような相手とやってきたので、ベスト16に入ったのかなと。彼に関しては就活があるので、夏までに鍛え直して、インカレ(全日本学生テニス選手権大会)やリーグ戦(関東大学テニスリーグ)にかけてほしいと。彼もそのようなことを言っていたので、頑張ってほしいです。塚越(雄人・経4)に関しては、就活のほうは4月で終了したんですが、逆に彼はインカレインドア(全日本学生室内テニス選手権大会)で準優勝したことで、気持ちが今まではチャレンジャーの気持ちでやっていたのが、勝たなきゃいけないと思いすぎて、それが彼の持ち味の走って走って相手の嫌なところを打ってチャンスを攻撃していくというような、そういうテニスができていなかったですね。それがやっぱり勝たなきゃいけないと思いすぎて、インカレインドア準優勝というのが逆にプレッシャーになってしまって。自分のテニスができていなかったなと。それは足が動かなかったり、無理して打ってしまったり、少し冷静さを欠いていて、何をしていいのか、打たなきゃいけないと思いすぎて、冷静になって分かっていなくて、結局中途半端なプレーになってしまって。それは今後2、3ヶ月で鍛え直して、今まで就活があったので試合に出れなかったので、少し外の試合を経験させて、実際のトーナメントの中で戦略というか自分のテニスを磨き直して、インカレに向けてやるというのが課題ですね。村上(彰啓・経4)についてもまだ就活が終わってないので、1回、1日目はよかったですが、体力が続かない。長田(和典)にしても、キャプテンという仕事もあって、全体のことも考えながら、自分のことも考えながら、シングルスもダブルスもやらなきゃいけない。就活もまだこれからなので、ちょっと忙しい部分があるというか、彼はそれでもよくやってきているので、この(春関)結果はあまり今回よくなかったので、さっき集合でも話していましたが、危機感をもって、相当追い込んでいくよということを言っていたので、もう一度ちょっと休んで、練習やトレーニングを見直して、それで助監督も言っていたんですが、試合にもう少し出る。大事なときでどういうプレーをしたらいいか、大事なときにいいショットに入るか入らないかというのは、やはり練習だけじゃなくて試合を経験しないと、身につかないのでその部分はあと6月、7月でJob大会というのがあるので、そこに出てほしいです。選手も分かっているとは思うんですが、そういうことをやっていきます。

ー前崎選手もベスト16入りしました
そうですね、彼の場合これまでの実績が、インターハイも1回戦負けで。ただフィジカル的に、高校入って1年間で強くなったということ、ネットプレーが得意なので、今回見ていてフィジカルトレーニングを1年間やったおかげでだいぶ走れるようになって、今回はパワーがまだついていないので、自分からがんがん攻めていくというテニスをやっても勝てない相手だったので、下がって相手が打ってくるのをねばって、チャンスで前に出たりとか、1本で決めるんじゃなくてしずめて次、2本3本で決めるような作戦で。今回風が強かったので、風上のときはこうしよう、風下のときはこうしようとちゃんと戦略をたててやっていたので、それをやり通したということでシードにも勝てたのかなと。ただ体力的には相当きつかったと思うので、今日も本当は勝ってベスト8っていうチャンスはあったんですが、そのチャンスを生かせるまではもう一歩かなと。しかし彼はまじめに取り組んでいるので、ここ2、3ヶ月でしっかりやって、またインカレで期待できる選手かなと思いました。課題はフィジカルかなと。

ー他のシード選手、寒川選手、小見山選手、松尾(魁人・社2)についてはいかがですか
松尾は今けがで、治療しているので1ヶ月半ほど休んでいたので、けがの具合を見て、今後トレーナーと相談してどうするかというのをやっていこうと。寒川については、ダブルスは残っていて今日はよかったんですが、弱気な部分が見え隠れしてしまう。今日は同士打ちだったので、長田が上なのでOBも見ていますし、昨日は(試合が)終わってこの内容じゃだめだということを言ったので、そういうことで今日は奮起して。今日に関してはよかったと思いますが、これが明日続けられるかどうかは…。いいプレーがあれば勝つチャンスもあると思うんですが、シングルスも頑張ってもらわないと困るので、彼も日ごろの練習とかをしっかりやって、試合ももっともっと出ていかないと。これはみんな同じなんですけどね。小見山はパワーがあるんですが、戦術というかスピードボールだけで勝負してしまっているので、戦略を考えないといけないですね。例えばトップスピンを打って深く下げて、その次に打つとか。そういう戦略がないので、自分はパワーで通用する相手に勝っても、それを受け止められて返されてしまうとポイントがとれていないので、もう少し相手を振り回して打つ、緩急つけたりとか、スライスを使ったりとか、戦術や戦略を勉強してほしいです。パワーはあるので、それを生かせるような戦術を、この2ヶ月間でもう少し磨いてほしいですね。

ー1年の選手については
藪(巧光・経1)は一番いいテニスをしたかなと。ただ、ファーストセットとるのがやっとで、フィジカルがまだできていないので、どうしても1年生にはフィジカルが課題の選手が多いので、そこはやっていくということで。テニス的にはいいですよね。フォアハンドもトップスピンも打ち込むのも両方できるので、バックも高校のときよりも全然よくなったので、非常に楽しみな選手なので、まずはフィジカルを鍛えるということですね。鈴木に関しては、ちょっとまだ試合経験がないですね。3、4大会出るつもりなので、そういうのも含めてやるべきことをやっていくと。練習とトレーニングと試合出場。テクニックは持っているので、まだ粘り強さというのが安定していないので、もっともっと練習して、試合に出させると。技術的にはいいものを持っているので、楽しみな選手ですね。楠原(悠介・経1)も高校3年から急に強くなった選手で、あまり高校1年や2年のときはほとんど成績を出していなくて、急に出てきて。ですが、彼は非常に素質があるというか、よくラケットにボールがのるというか、ラケットもそういうラケットを使っているんですが、いいストロークを持っているので、ボレーもできる、サーブもうまいので、今後とも期待してください。彼もまだフィジカルの部分がまだですが、才能はあると思うので。

ー今後に向けて
まずは自分たちがやるべきことをやらなくてはいけないので、この戦績をしっかり受け止めて、キャプテンも言っていましたけど、相当追い込んでいかなければいけないと。何が足りないかという課題を自分で見つける。まずは結果を受け止めて課題を見つけるということ。そして大事なところでのサーブ力や攻撃力、打たれたときのしのぎかた、ディフェンス力というものを練習やトレーニングで、危機感を持って毎日を過ごすことが課題かなと。やっていること練習やトレーニングは間違いではないと思うのですが、大事なときに何をするかというのが、自分がまだ決まっていない、中途半端な試合になってしまうので、決められるように、そこまで練習しなければいけないですし、試合も出なくてはいけないですね。そこが今回中途半端だったかなと。勝っている選手というのはピンチになったらミスしないとか、先に攻撃しないというような、人によって違うんですが、それが中途半端で。ファーストサービス打つのか入れるのか、どこに打つのかという。さっき(太田・前崎の試合)のダブルスもどっちが打つのか迷っていたので、そういうものをなくさないといけないので、そこまで追い込んで、練習やトレーニングの強度を上げて、試合に出るということ、その3つをやっていこうと思います。

ー具体的な目標としては
ベスト4にはシングルス、ダブルス一人ずつ入れる、ベスト8にダブルスは2組、3組。シングルスもベスト8に二人くらい、その辺にいかないと勝負できないと思うので。去年はインカレでシングルス、ダブルス3位で、ベスト8もいなくて、上位に進出するベスト8にもう一人くらい。ほかの大学に比べてそのくらいの選手層がないと、リーグ戦で勝てないので。インカレではそういうところを、上位シングルス、ダブルスベスト8に2組。そうすれば選手も自信がつきますし、そこですよね。練習すればするほど、結果が出てくるので、日ごろの練習を意欲的に取り組めるように。負けたときはやろうと思っているのですが、それができるかどうかというのは始まっみないと分からないので、そこを我々監督や助監督がモチベーション落ちないように、キャプテンも大変だとは思いますが、4年生が言い続けて、危機感を持たせていければなんとかなると思うので、頑張っていきます。

長田和典・小見山僚ペア

ー試合を振り返って
長田:同校対決ということで、こっちの特徴が握られてたというところはあったのですが、逆に分析されたってことなので課題が見つかって良かったと思います。
小見山:僕は同校対決はやりにくくて、いろいろ対策されたところ、自分の弱点を克服して次当たる時は勝てるように頑張りたいです。

ー応援がなかったが影響は
長田・小見山:特になかったです。

ー長田選手はシングルス振り返って
長田:就活であまり練習ができずに技術っていうよりも自分に自信が持てなかったというのがありました。

ー就活は大変ですか
長田:そうですね、大変です。

ー最後の春関を振り返って
長田:最後の春関なんですけど、シングルス予選でインカレ予選に行けて、ダブルスはインカレ本戦なので、あまり最後の春関っていうのはなかったです。まあインカレで勝てればいいかなと考えています。

ー後輩のプレーをみて主将として感じることは
長田:二年生の前崎っていうのが伸びてきたので、僕自身もびっくりだったんですけど、ダブルスで4Rに後輩で行くのも多いので、少しは成果がでてるのかなと思います。

ー今後の目標
小見山:これから夏に向けてまだまだ時間があるので、しっかり練習してインカレではもっと上にいけるように頑張ります。
長田:インカレ優勝します!

山田晃大

ー今日の試合を振り返って
そうですね、完敗でしたね。もう少し考えてやったつもりなのですが、流れを変えることができなかったのが自分の実力不足かなと思います。

ー対戦相手である上杉選手の印象
よく対抗戦とか、高校の頃からもやっていたので、相手の情報は知っているのですが、大学に入って本試合では初めてで、練習試合ではあるんですけど。いろいろ情報はわかっていたんですけど、相手のいいようにさせてしまったなと。やりやすいようにしてしまったなというのはあります。

ー試合前緊張はされていましたか
いや、全然。あんまり緊張しないんですけど、挑戦者という気持ちだったので緊張はしなかったです。

ー昨日の夜の過ごしかた
ホテルに帰って、ご飯食べて、温泉入って、寝ました。ドラマを見て寝ました。

ー最後の春関を振り返って
ダブルスが一番悔い残っていて、これで全国シードがつかなくなってしまったので、すごくショックですね。一番法政で勝たなくてはいけないペアなので、インカレでリベンジできるように、プラスに考えてまた取り組んでいきたいと思います。

ー春関の前、目標はありましたか
目標はベスト4くらいですね。

ーインカレも塚越選手とのペアですか
インカレは一緒で、リーグが分からないですけど、たぶん塚越となので頑張って、俺たちがたぶん1番か2番に出るので、リードしてチームにいい影響を与えられたらなと思います。

ー今後の目標
最後の年なので恩返しという気持ちを持って、リーグまでに一番自分の調子をピークにもっていけるようにしっかり取り組んでいきたいなと。今は就活でできないですが、6月に終わるのでそこから2、3ヶ月あるので真剣に取り組んでいきたいなと思います。

江見優生乃

ー今日のシングルスの試合を振り返って
相手は(リーグ)1部の早稲田で、王座も出ている早稲田のレギュラーメンバーの一人ということもあって、自分ができる限りのことをしていこうと思って。相手の人は割とミスしないテニスで、丁寧という印象があったので、それにつきあってしまうと体力も厳しいし負けてしまうと思ったので、積極的に前に出たりとか、打っていこうという気持ちでいって、それがいい結果になったのかなという感じです。

ーセカンドセットは1-5から追い上げる場面もありました
1‐5になったときは、自分が焦ってミスが増えていたという部分があったので、少し自分の中でラリーしてチャンスがくるまで我慢して、決めていこうというのをやっていったので、向こうも少しずつミスが増えたのかなと思います。

ー今日のサーブの調子は
今大会はダブルフォルトも多いと思うんですけど、全然いつもよりもダブルフォルトしても自分の気持ちが、ミスのしかたが入れにいくサーブじゃなくて打っていってミスするというサーブが多かったので、気持ち的にそんなに落ち込まなかったので、そこが結構試合の流れの中でも大きかったっていうのはありますね。

ー強い風の影響は
今日はそんなにですけど、昨日は風があってファーストセット慣れずにっていう部分はあったのですが、お互いさまなのでなんとも言えないかなと。

ー昨日シングルスでフルセットマッチとなり、ダブルスもナイターで行なわれました。その疲れは
今日3時間しか寝ていなくて(笑)。昨日家着いたのが11時半で、試合終わって。そこから洗濯物とかいろいろして、1時には寝たんですが、疲れていると逆に寝付けなくて、今日また朝練習もあったので5時起きで。3時間しか寝ていなくて、結構きつかったですが、なんで勝てたんだろう?(笑)

ー応援の力でしょうか
そうですね、応援とかもうここまできたら、周りの人たちもレベル高いし、自分もここにいるのが不思議な感じなので、楽しもうという感じで試合も楽しくできました。

ーダブルス3回戦の試合について
自分もベストなコンディションでできなくて、パートナーの子も私が先輩なのでいつも引っ張っていかなくてはいけないと思っているんですけど、そこが足りなくて、同じように引きずっちゃった部分があって、お互いで。

ー春関を通してのコンディション
最初、春関の目標としていたところがベスト8ということで、そこに今いけて嬉しい部分があるんですけど、次のベスト4もチャンスはあると思うので、しっかり頑張っていきたいかなという感じです。

ーシングルスとしては男女合わせて最後の砦となりました
自分の目標もベスト8というふうにしていたんですけど、自分は3部ですし、ほかのシード選手は1部2部のメンバーが当たり前という感じで、周りもレベルが高いので緊張してしまう部分があるのですが、自分を一番下だと思って。明日も思い切りやりたいなという感じです。

ー明日の試合に向けて
明日の相手も1部のメンバーの人なので、1部の人と試合できる数も本当に少ないと思うので、自分の立場だと。1ポイント1ポイントを自分の中でしっかり決めて、チャレンジして向かっていきたいです。

太田悠介

ー試合を振り返って
(ダブルスのとき)左の手首が痛かったので、スライスになって、うまく相手の前衛のいない方に打ったりとかロブでうまく対処できたんですけど、それだと緊張してしまうので、甘いボールとかになってしまって前崎に迷惑かけたなというのはあります。ボレーとかもしっかり詰めたりして、決まらなくてもしっかりとミスなくいつも通りやれたのでそこは良かったのかなと思います。

ー今日の試合の作戦は
作戦は前崎が連戦で疲れていたので、僕がしっかり気合い出して引っ張っていきたいところだったですが、自分が手首痛めていたのもあって、リターンで下がってもらって守備から入る形をとりました。

ー新進(平成27年度関東学生新進テニス選手権大会)で準優勝した後にどの部分を強化してきましたか
新進の準優勝は僕にとって嬉しいことだったので、それが自信になって上の相手にどうやったら倒せるかなとか考えました。具体的にはサーブの強化だったりとかストロークで攻めるっていうのが課題ですけど、大事なところでスピンかけてしまって相手に攻められたりとかしたので、そこは夏に向けて攻めるボールを練習していかないといけないと思います。

ー今大会を振り返って
今大会はシングルス、ダブルス初めてのインカレ決められて嬉しいですけど、春関の相手はリーグとかでやる相手だと思うので課題が明確になったので、また練習していきたいと思います。

ー今後の目標は
個人的にはインカレでベスト8に単複ともに入れるように目指していきたいと思います。また、リーグでは王座に出場できるように。単複とも代表として出て、全勝できるようにやっていきたいと思います。

前崎直哉

ー今日のシングルスの試合を振り返って
相手も小さいときから全国的に強い選手だったので、初めてシングルスは試合をしたのですが、左利きで強くて。疲れもあって中々自分のテニスができなかったですけど、応援のおかげもあってセカンドとれそうだったのですが、そこであと一つ我慢しきれなかったです。そこをもう少し変えられたらいいと思います。
 
ー連日、フルセットの試合で疲れは
疲れしかなかったです(笑)。
 
ー山田選手と並びベスト16という成績を収めました
今回は本戦に上がるというのが自分の中での目標で、1回戦フルセットで勝つことができて、インカレ予選が決まって。あとは2年生の中で1番強い坂井との試合で、自分が今どれくらいできるのかというのを、自分たちが4年生になったときにしっかり戦っていけるように、それには何が必要なのかを負けてもいいから、課題を得ようと思って挑んだ試合だったのですが、しっかりしつこくいって、なんとかワンチャンスをものにして勝つことができました。
 
ーダブルスの試合はいかがでしたか
朝シングルスをやって、疲労の中でのダブルスだったのですが、疲れからか中々ボレーの反応やリターンで結構ミスをして、その中でもしっかり太田さんに引っ張ってもらって。集中してできたとは思うんですけど、やっぱり最後スーパータイブレークで中々気持ちがついていかずに落としてしまったので、よくなかったので、インカレまでには単複勝ち上がれる力をつけていきたいと思います。
 
ースーパータイブレークの前、太田選手と作戦など話されましたか
僕が疲れていたので、何も話していないです(苦笑)。
 
ー太田選手とダブルスを組むようになったきっかけとしては
新進のときは小見山と組んで、新進は制限のある先輩たちがいたので、その関係とか1年生の鈴木がポイントを持っていたりしたので、いろいろとみんなで考えて希望を出していった結果、Jobとかの大会でも(太田選手と)組んだことがあるので、こういうペアになりました。
 
ー春関を通してのコンディションは
気持ち的にシングルスはフルセットを3回やって、その中で一回も、負けた試合もそうですが、集中力というか自分にできることをするということをしていたので、それは結構よかったかなと。まだフィジカル面ではまだ足りないところがありますし、まだこの大会を優勝するには今日負けた試合を含めてあと4回勝たないといけないので、まだまだだなと。リーグやインカレに向けてしっかり体力をつけて、来年またいい状態で春関を戦えるようにしたいと思います。
 
ー新進後、どういった練習をされてきましたか
なるべくしっかり最後までボールを追いかけ続けるように、そういう練習と、僕はサーブが弱いのでサーブを助監督にコツを教わったりしてきました。
 
ー今後の目標
今年、インカレ予選でもいいので岐阜に行くということを目標にしていたのですが、シングルス、ダブルス両方とも本戦からスタートを決めることができて、今回強い相手に勝つこともできて自分の中で自信になったので、リーグで4年生と戦う最後の試合になるのでしっかりと恩返しじゃないですけど、自分もこれくらいできるようになったということと、4年生が前崎がいるからあとは大丈夫だなと思わせるようにしっかりやっていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • IMG 4842 R前崎は惜しくもベスト16止まり
  • IMG 4851 R江見はストレート勝利でベスト8へ
  • IMG 4967 R山田は昨年度の今大会王者に完敗
  • IMG 4971 R「相手のいいようにさせてしまった」と山田
  • IMG 5003 Rシングルス最後の砦となった江見
  • IMG 5032 R連戦での疲れもある中、死闘を繰り広げた
  • IMG 5144 R同校対決を制した寒川(写真左)・鈴木
  • IMG 5211 R主将である長田(写真左)・小見山ペアはここで姿を消した
  • IMG 5301 R大きくガッツポーズを見せる太田(写真右)・前崎
  • IMG 5247 R急成長を遂げる太田(写真右)・前崎ペアの今後に期待が懸かる
 

 

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