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【サッカー】 長山体制4年目のシーズンへ! 選手たちが新シーズンへの意気込みを語る

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【サッカー】 長山体制4年目のシーズンへ! 選手たちが新シーズンへの意気込みを語る

2017年3月14日(火)
法政大学城山グラウンド

一昨年の7位、昨年の5位と関東一部昇格後、着実に力をつけてきているサッカー部。長山一也監督が率いて4年目となるシーズンに向けて、選手に意気込みを伺った。

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ゲーム形式での練習では激しい攻防が見られた

主将、副将決定

役職 ポジション 名前 前所属
主将 GK 関口亮助  浦和レッズユース
副将 MF 上田彗亮 前橋育英高校 
副将 MF 奥村宣彦 武南高校

新一年生名簿

ポジション 選手名 前所属
GK 中野小次郎 徳島ヴォルティスユース
DF 森岡陸 ジュビロ磐田U-18
DF 城和隼颯 柏レイソルU-18
DF 鳥居俊 東京ヴェルディユース
DF 村松正規  藤枝東高校
DF 高木友也 法政大学第二高校
DF 宮部大己 法政大学第二高校
MF 服部剛大 横浜FCユース
MF 長谷川元希 大宮アルディージャユース
MF 竹本大輝 成立学園高校
MF 関口正大 新潟明訓高校
MF 佐野晧平  清水エスパルスユース
MF 今泉富 浜松開誠館高校
FW 平山駿 三菱養和SCユース
FW 上田綺世 鹿島学園高校

 

監督・選手インタビュー

長山一也監督

-始動から2ヶ月が経過しましたが現在のチーム状況をどのように見ていますか
昨年からメンバーが変わってきた中で、前線の所は特徴を出し合いながらやってくれている状況です。最終ラインは4年生が抜けて課題が多いですけれど、今年はそういうチームなのでしっかり向き合って修正できればと思います。全体的な力としては、少し落ちるかなと感じています。

-守備の所は色々と模索中ですか
昨年は個で守れる選手が最終ラインにいたというのは大きかったですね。現状としては、ディフェンスリーダーになり得る存在が出てきて欲しいなと思っています。

-昨年は後ろが安定しているからこそ自信を持って攻撃に出れるという相乗効果があったと思いますが
今年は逆に前の選手がTMでも良いプレーをしているので、昨年とは逆になるのかなとは感じてます。ただ、そこはチーム全体としての守備で補うという意識が重要だと思います。

-新1年生への印象は
ちょっと怪我で離れている選手もいますが、良い選手が多いと思います。しっかり体づくりをして、チームでやる事を浸透させればリーグ戦でも出番のある選手はいるのではないかなと思います。天皇杯の方はまだ出れないのですが、4月のリーグからは構想に入れていきたいと考えています。

-リーグ戦に向けて具体的な目標は
今の状況から考えると昨年より高い所、4位以上に行ければ良いなと思います。今のやられ方を見ていると、雰囲気など含めて強いチームのサッカーではないので。まずは昨年以上を目指した上で、優勝を狙えるチャンスが来れば、もちろん狙っていきたいです。

-昨年調子を崩した際に「継続力」と口にされていましたが、そこにはどういったアプローチを
今年も「継続力」というのを1つのテーマに掲げてやっています。それはピッチ外の所での掃除だったり、というのを主将の関口中心に長崎遠征からやっています。そういうのを続けながら、プレーの所でも基礎を徹底して継続することによって安定感は増すと思いますし、またチームは変わってくるのではないかと思います。

-東京都サッカートーナメントに向けて
昨年一昨年と、この城山グラウンドで早稲田に負けているので、まずはその借りを返せるように。簡単なゲームにはならないと思うので、チーム全体でしっかり準備して臨みます。

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就任4年目を迎える

 

関口亮助(新主将)

ー現在の調子は
昨年の11月に怪我をして、まだ完全に復帰できていませんが、徐々に練習参加できて調子も上がってきています。

ー新チームの雰囲気は
昨年の主体となっていた選手が多く抜けてしまって、経験が少ない選手で一から守備や攻撃をやっています。取り組みは悪くないんですけど、まだ足りないところがあるのでこれからやって行きたいと思ってます。

ーキャプテンとしてどのようなチームにしたいか
昨年からそうですが、法政は守備のチームなので、自分を中心にしっかり守って行きたいと思います。

ー理想のキャプテン像は
GKとして守るだけじゃなくて、勝たせられる選手になりたいです。

ー長崎遠征での収穫は
自分は出てなくて、外で見てましたが、得点は取れるけど守備でまだ合わないところがあったのでそういう自分達の課題をたくさん見つけることができたことです。

ー今年のスローガンは「Revolution 」ですが
自分達で革命を起こすという意味合いで、しっかりと結果を残していきたいのでそれに決めました。

ー4年生のDFの選手が多く抜けましたが、守備陣としてどう思っていますか
昨年の選手は自分にとって相当心強い選手だったんですけど、その選手がいなくなったので自分が経験の少ない選手をしっかり支えていきたいと思っています。

ー昨年は前期に比べて後期は失点が多かったですが、失点を減らすためにGKのポジションからどう考えていますか
後期失点が多いのは連敗が多くて勝てない時期が続いていたので、失点をなくすためにも練習の時から雰囲気を自分から作っていきたいです。

ーサポーターの方にGKのどんなところを見て欲しいですか
コーチングと、GKはあまり目立つポジションではないと思うので、キーパーからつないでるところやフィードしていたりする攻撃の起点になっている部分を見て欲しいです。

ー新入生も交えての練習ですが
1月23日から新入生も一緒に練習していて、高校上がりの凄くリフレッシュな選手が多いので自分達も刺激になってます。

ーその中で注目している選手は
鹿島学園出身の上田綺世選手です。チームの中で一番得点感覚があって、新1年生なのにフィジカルも強くて注目しています。

ー3月22日の東京都サッカートーナメントに向けて
2年連続で早稲田に負けているので、しっかりと借りを返せるように今から準備していきたいと思います。

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守護神としても新主将としてもチームの中心に

 

ディサロ燦シルヴァーノ

-今年はどのようなチームになると感じていますか
例年に比べて個の質はそんなに高くないと思うんですけど、その分を組織でしっかりカバーして戦うっていうのが今年のスタイルになるかと思っています。
 
-関東選抜Aチームの一員としてデンソーチャレンジカップに参加された率直な感想を
どのチームも主力が集まっていて、でも全日本には入れないメンバーとして悔しい思いを抱いていたり、絶対に全日本には負けたくないっていう選手が揃っていました。勿論自分もそうですし、皆で頑張った結果優勝できて良かったです。
 
-選抜で得た収穫だったり、チームに還元すべきものは沢山あると思いますが
選抜の人たちは法政の選手と比べると、細かい所への集中が全然違うというか、細かい事を徹底的にやることに関しては差があると感じました。彼は選ばれるべくして選ばれているメンバーですし、自分はそういう細かい所だったり、今回優勝して感じた勝つチームの雰囲気というのをチームに還元できればと思います。
 
-新たに井上平コーチが就任されましたが、現役時代は攻撃的な選手として名を馳せた方に、アドバイスを受けることも多いですか
よく受けていますね。自分は裏に抜けたり点を取ったりというのは得意なんですけど、足元で受けて打開したりポストプレーというのはそんなに得意ではないので、その辺りは沢山学ばせてもらっています。チームとして組織を重視する中でも、自分は個人として引っ張って行けるように、平さん(井上コーチ)から吸収できるものは全部していきたいです。
  
-ディサロ選手はプロを目指す1人として、昨年まで法大でプレーしていた山田将之選手や永戸勝也選手の現在の活躍はどう映っていますか
あの2人がチームに与えていた影響を自分が発していく番なので。僕はJリーグでも勿論ですけど、海外でも活躍したいと思っているので、勝也くん(永戸)よりも頑張らなきゃいけないと思っています。
 
-昨年は5得点と目標を立ててプレーしましたが、今年は得点に関してどのような数字を目標にしますか
今年は得点王に設定します。自分に厳しめの設定を与えて、奮起していかないとダメだと感じています。得点王を取れればチームも上位に行けると思いますし、自分が得点でチームを引っ張って、守備もしっかりやってアシストも出来れば良いですしね。そんなに甘い話ではないですけど、そのくらいの気持ちで今年はやります。
 
-東京都サッカートーナメントやリーグ戦に向けて
法大は上位じゃないと評価されないので、自分が上位に持っていけるように頑張ります。
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名実ともにエースとしての活躍が期待される
 

下澤悠太

ー現在の調子は
今シーズンは体作りを年末年始から始めていて、徐々に体が軽くなってなってきているのでそれを関東リーグで出せるようにしたいです。

ー新チームの雰囲気は
昨年はヤマくん(山田将之)やカツくん(永戸勝也)など引っ張っていってくれる人がいましたが、今年はチームの能力的にも平均的ですし、もう少し自分がチームの中心となって引っ張って行く人がいると良い感じになると思っています。

ーキャプテンの関口選手について
亮助くん(関口)は声で引っ張っていってくれるタイプで、キーパーなので後ろにいると凄く頼りになる存在です。

ー学年が上がり心境の変化は
後輩が入ってきたので、立場としても責任感がもっと生まれると思います。昨年から出してもらってる中で自分が中心となってやって行く必要があるので日々の練習から頑張りたいと思います。

ー長崎遠征での収穫は
最近は縦のパスを結構意識していて、それをある程度手応えを感じた部分やまだまだだと思った部分もあったのでそこをいかに修正できるかだと思っています。

ー昨年は黒柳選手とボランチを組む選手が中々固定されてなかったなかで、黒柳選手が抜けられましたが
駿くん(黒柳)の存在は凄く大きくて、駿くんがいたから自分も自由にできた部分もあったので、今度は逆に僕が相方を支えられるようになりたいです。

ーリーグのデビュー戦で得点を挙げましたが、攻撃面での意識は
結果を出す選手が評価されると、かずさん(長山一也監督)もよく言われていて、自分はどちらかというとパスで組み立てたりすることが得意ですがもっと上に行くには結果が必要だと思うのでそこはゴール、アシスト共にこだわっていきたいです。

ー昨年からの守備力の低下が懸念されますが、ボランチとして攻守のバランスは難しいところもありますか
昨年は、後ろの4年生3枚で守れているところもありましたが、今年はその3人が抜けたので自分としての守備力の向上も必要ですし、個人でボールを奪取するのは難しいと思うのでチームとしての守備能力をもっと上げていければと思っています。

ー新入生も交えての練習ですが
怪我をしている子も多くて、あまり参加していませんが勢いのある選手が多いので自分も刺激になって頑張らなきゃいけないと思ってます。

ーその中で注目している選手は
上田綺世選手です。今もチームの中で1位くらいで点を取っているのでそれをリーグで出してくれれば、法政の勝利に繋がると思います。

ー東京都サッカートーナメントに向けて
一昨年から早稲田に負けているので、今年こそは三度目の正直ということで勝ちたいと思います。

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今年は攻撃面での成長を見せる

(取材・下田朝陽、杉本ひかり)

フォトギャラリー

  • aボランチでのレギュラー定着を狙う長倉
  • b新入生も合流しての練習となっている
  • d好調ぶりが伺えた松澤(右)
  • cディフェンス陣はコーチングを切らさない
  • e青柳はディサロとの3年生コンビで攻撃陣をけん引する
  • i新たに就任した井上コーチ
  • jジュビロ磐田U-18から加入した森岡
  • l長山監督の指導にも熱が入る
 

 

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