【バドミントン】練習取材 選手インタビュー(女子編)チーム一丸!笑顔で挑む日本一!

バドミントン

【バドミントン】練習取材 選手インタビュー(女子編)チーム一丸!笑顔で挑む日本一!

2017年3月28日(火)
市ヶ谷総合体育館

 昨季のリーグ戦では春・秋ともに惜しくも優勝を逃した女子バドミントン部。しかしインカレ個人戦では宮浦玲奈(国3)・勝俣莉里香(営2)ペアがダブルスで堂々の優勝を遂げるなど新たなシーズンに向けて視界は良好だ。さらなる高みに挑む選手たちに意気込みをうかがった。

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新たな布陣でさらなる高みへ挑む

選手インタビュー

宮浦玲奈

ー去年1年を振り返って
団体戦を1つも取れずに終わってしまってすごく悔しい思いをした年だったかなと思います。自分は世界学生やインカレに出ることができて、チームの中でも誰よりもいい経験をさせてもらっていたので個人的に言えばいい経験ができた年だったんですけど、チームで言えば悔しい思いをした1年でした。喜んでいいのかどうかわからない年でしたね。  

ーお話にありましたが、先日世界学生の合宿に参加したとうかがいました
選考会だったのですが、試合や練習をするなかで1回目からインカレの決勝の試合が始まったりして、そういうレベルの中でやっていると苦しい場面もたくさんありました。でも我慢していくことでそれが勝ちにつながったり、勝俣とお互いの弱さを見つけることができて、いつもチームでやってることとは別のことが見えてきました。チームだと、しっかり周りのことを見ながら自分のこともやらなきゃいけないんですけど、強い人たちの中での合宿だと、自分自身のことがとてもよく見えるので、そういう部分ではチームから離れて練習をするのもいいのかなと思います。  

ーお2人の弱さというのは
大切なところでミスをしてしまうことです。我慢しても我慢しても、点を取られてしまうとそこで流れが変わってしまったり、相手が違うことをしてきたときの対応が遅いんですよ。そのことに関して「次はどうしようか」って考えず、同じことをずっと繰り返してしまうので、そこが弱点なのかなと思います。  

ー今のチームの状態は
みんな仲がいいチームなので大きな問題もなく、しっかりいい状態で持ってこれています。あと1ヶ月、その状況を自分が見ながらやっていきたいです。下級生もしっかりしているので私が見なくても多分大丈夫です。 

ー新入生については
かわいいですね!(笑)みんな真面目で、言うことも全然ないです。確かにバドミントンはまだ未熟かもしれないですけど、伸びる要素がたくさんある新入生なので、春からチームのどこのポジションを狙っていうかっていうことをしっかり明確にして団体戦出場を狙ってほしいですね。1年生だから出られないって考えはなしで、しっかりチャンスをつかんでほしいです。  

ーキャプテンを務められて実感していることは
私そんなにキャプテン感ないんですよ。周りがしっかりしているので、私がダメでもチームが支えてくれるんです。そういうところはすごくいいチームだと思います。  

ー全日本総合が終わって冬の間はどういったことを強化してきましたか
体づくりですかね。そこはとても大切なので。私も含めてみんな下半身が弱いところがあるのですが、自分からトレーニングしていますし、私がやれって言わなくても、みんながそれを分かってやってくれています。なのでそこは個人に任せていますし、チームでもやっていますが各自でやってもらっているかたちです。  

ー今日は開始から入念なトレーニングが行われていましたが、普段から練習のメニューとしているのでしょうか
大会前はあまりやらないんですけど、大会の空いている期間にやらないと筋力が落ちてしまうんです。これから大会期間が続くと、その間はそこまで筋トレはできなくなってしまうので、今しっかりやっていかないとどんどん落ちてインカレの時にはもう完全に筋力が弱い状態になってしまいます。大会の期間が空いているときはトレーニング系のメニューを多めに取り入れていますね。  

ー4年生が抜けて団体戦では宮浦選手の出場する試合の重みがさらに増してくると思います
団体戦に出ることが大切なのではなく、団体戦でしっかり勝つという責任を果たすことが大事だと思っています。それは上の代がいても私が試合に出るときはいつもその気持ちでやっていたので、確かに4年生になって、重みは増したんですが、そこは変わらずにいつも通り、みんなで勝とうという気持ちでしっかり自分でも責任を持ってやっていきます。  

ーオフの日は何をして過ごしていますか
寝てます!即答できます(笑)  

ー春リーグをどういったものにしていきたいですか
田中(志穂=2015年卒・北都銀行)さん・市丸(美里=2015年卒)さんの代は圧倒的な強さだったんですが、最近はどの大学も強くなってなってきていています。その中で勝つのはとても難しい状況なんですが、その法政の強さをもう一回出していきたいなと思っています。  

ー今年の抱負を
全部取ります!!

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主将として、また、エースとしてチームを引っ張る

前田悠希(営3)

ー昨年を振り返って
春リーグ、秋リーグと負の連鎖みたいになってしまいました。前半はメンタルの問題でバドミントンがうまくいっていなくて、東日本からは吹っ切れて良い状態になったと思います。   

ー新1年生の印象は
みんな明るくて可愛いです。  

ー副将として意識することは
しっかりできていない部分は言おうと思っています。

 ー主将の宮浦選手について
オンオフがしっかりしていて、やらなきゃいけないときは自分からチームを引っ張っているので、みんな頼れる存在だと思います。  

ーダブルスの出場は
考えておけとは言われているんですけど、就活であまり練習に参加できていないんです。もちろん選手としては試合に出たいので、本職のシングルスはもちろん、ダブルスも組んでいる以上パートナーも試合に出たいと思うので、出るだけじゃなく勝ちたいと思います。  

ー全日本総合での経験について
大学生と実業団では、1ポイントに対しての考えが違うなと感じました。上に行くにつれて、自分で相手をきつい展開に持っていくのが上手いと感じたので、そういう部分は見習いたいです。  

ーオフの過ごし方は
外に出て友達と遊んだり、飲みに行ったりしています。

ー去年から改善したい点は
自分が悪い状態の時に守りに入ってしまって、攻めでもショットの精度が悪くなってズルズルいってしまうので、一発精度の良いショットを打てるようにしたり、フォア前のショットの精度を安定させたいです。  

ー今年の目標を
今まで新人戦や東日本優勝は達成していますが、インカレで優勝したいです。 個人戦よりも団体戦での優勝を狙いたいです。

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 これまでの経験をラストイヤーに懸ける

伊東佑美(営1)

ー昨年を振り返って
1年生だったのですがリーグ戦にも出場させていただいて、ラッキーだなと思うところもあったのですが、レベルの高い大学のバドミントンを経験して、学べた1年でした。

ー印象に残っている試合
専大戦です。自分は第3シングルスで、私が取れば勝てる試合で、取れたのですごく印象に残る試合になりました。  

ー今年のチームの雰囲気は
去年も賑やかだったのですが、今年も賑やかで仲がいいチームなので雰囲気はいいと思います。  

ー2年生になってチーム内での役割をどう捉えていますか
去年もそうだったのですが、試合では本当に自分が取らなきゃいけないなと思いますね。  

ーオフの日の過ごし方
昨日は映画を観に行きました。新宿でモアナを観ました。  

ー今年の個人として、団体としての目標
まずは目の前の春リーグ優勝に向けて、全力で練習すること。そこで優勝して弾みをつけて、東日本、秋リーグも優勝できるようにするのが団体としての目標です。 個人としてはインカレでベスト4に入るのが目標なのですが、まずは去年の結果を超えるように頑張りたいです

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昨季大活躍だったルーキーも2年目を迎える

岡部天

ー法政を選んだ理由は
高校の先輩の皆川(友依=2010年卒)さんが法政に入って、活躍しているのを見て、私も入ろうと思いました。  

ー高校と違う点は
練習内容や環境も全然違うんですが、高校では先生にプレーを見てもらって自分のいいところ悪いところ言ってもらっていましたが、今は自分で考えてやることが多いですね。  

ー個人的に強化されている点は
私はラリーをする方なので、そのラリーを磨くことと、まだ攻撃力が足りないのでその点ですね。  

ーご自身の強みは
相手が嫌になるまで粘るところです。  

ー憧れの選手は
身近なところでいうと皆川先輩なんですが、全国で闘っている同級生もいるので、そういう風に活躍する選手はみんな憧れています。  

ー大学ではシングルスとダブルスどちらをやるか決まっていますか
高校ではシングルスだったので今もシングルスの練習をしていましたが、ダブルスも頑張りたいと思っています。  

ーオフの日は何をして過ごしていますか
特に何にもしていないんですけど、地元の人たちとご飯を食べたり高校の仲のよかった友達と遊びに行ったりしています。  

ー団体戦に出場されたらどうチームに貢献していきたいですか
出られるかわからないのですが、シングルスで絶対取れる1本になれるようにしたいです。  

ーこの1年間をどういったものにしていきたいですか
新入生なのでまずはここに慣れて、仕事も1年生としてしっかりやることと、先輩たちに追いついて追い越せるような選手になりたいです。

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期待の新戦力は粘りのプレーが持ち味だ

フォトギャラリー

  • IMGP9768 R新たな布陣でさらなる高みに挑む
  • IMGP9748 R左から伊東、前田、宮浦、岡部
  • IMGP9552 Rキャプテンを務める宮浦は明るくチームをまとめる
  • IMGP9720 R上級生となる選手たちの活躍にも注目だ(写真左・東、前田)
  • IMGP9538 R楽し気にプレーするルーキー岡部
  • IMGP9469 R厳しいトレーニングにも全員で励む
  • IMGP9435 R集中して練習に取り組むなかでも和気あいあいとした雰囲気だ
  • IMGP9657 R笑顔で取材に応じてくれた
 

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