【ラグビー】新幹部インタビュー 主将・副将・学年リーダー 〜気持ちひとつに「東川組」始動〜
2017年3月21日(火)・4月2日(日)
法政大学多摩キャンパス
法大ラグビー部にも新たな季節がやってきた。昨季は結果として降格は逃れたものの、入れ替え戦行きという厳しい現実を突きつけられた。その反省を糧に、東川寛史主将(経4)を中心に部員一同、意識高く日々の練習に取り組む姿があった。今回は、主将、副将、各学年リーダーにお話を聞いた。
選手のコメント
東川寛史主将(経4)
ー主将に任命された時の気持ちは
選ばれた経緯が、同期のみんなや後輩にキャプテンやってくれと言われたことからなので、それはとても嬉しかったです。
ー監督からは
監督からも言われました。最初、監督から主将候補が3人くらいピックアップされていたんです。最初は3人でやる予定だったみたいなんですけど、同期に「やってくれ」と言われて、キャプテンになったという感じですね。
ー東福岡高校、高校代表時にも主将経験。どう活かしていきたいか
高校代表と高校ではリーダーシップのとり方が全然違くて。比較的高校代表の方がまとめやすいんですけど、高校の方が部員も多いですし、色んな考えを持ってる選手もたくさんいるので、やっぱりそういう面では高校時代に何をしていたかなというのを参考にしたいですね。あとは大学に入ってからの経験を活かしながらやっていこうかなと思います。また、色々な人の意見を聞きながらやっていこうかなと思います。
ーご自身が考える、主将の役割とは
結果を残すことにどうやっていくかというのがまず1つと、あとは大学の1チームなので、部員全員が納得して練習に取り組める環境を作らないといけないのかなと思います。上のチームの奴らだけが勝利を目指していても絶対に強くならないですし、だからこそ上のチームで出来ない人たちがいかにチームに対して意識を高くやっていける環境を作ることがすごく大事だなと思います。
ーどうやってその環境を作るのか
意外と試合に出てる人たちの考えというのは自然と上に上に向かっていくんですけど、下のチームにいる人たちの意見は反映されることが少なくて。やっぱりそこの部分で自分が動いて、そういった人たちの考えを聞いてあげたりだとか、意見を反映したりとか。あとは全員が今何をしないといけないのかというのを分からせるというか。そういう風にすればみんなが付いてくるんじゃないのかなと思います。
ーご自身のキャプテンシーの取り方というのは
そんなにやれとか言うつもりはないんですけど、ただチームで決めたり自分たちがここでやらないと駄目だなと決めたところで、妥協とか考えを曲げたりする人がいたら言いますね。
ープレーでも引っ張っていきたいか
プレーで引っ張るというのは考えたことがないですね。でもキャプテンとしてみんなの見本になるようなプレーはしないといけないなと思うので、そこは厳しくいきたいと思います。
ー今年度の幹部について
結構リーダーでミーティングとかするんですけど、色々意見を出してくれますね。今年から学年リーダーもミーティングに参加させるようにしていて、やっぱり後輩の意見も聞くようにしています。みんな結構発言してくれるので助かります。
ー昨年度の主将坂本泰敏選手について、どんな主将だったか
すごく自分を持っている方で、あまり口数は多くはないんですけど、ヤスさん(坂本)がいることで締まるみたいなのはありました。
ー自分はこうなりたいというのは
自分はスタッフの方とコミュニケーションを密にとって、自分たちで決めたことをどんどん掲げていきたいと思います。
ー昨年を終えての感想
すごいアップダウンが激しかったんですけど、結果が伴わなかったにも関わらず、みんなしんどいことに文句を言わずにあれだけ練習に取り組めていたというのはすごいかなと思います。逆に、例年の倍以上の練習をしていても結果が出なかったので、やっぱりそういう面に関しては自分たちが納得したり雰囲気とかが上がってこないと結果に結びつかなかったので、そこは反省で今年改善していけたら良いのかなと思います。
ー理想のチーム像は
理想はみんなが積極的であることですかね。
ーこの春の過ごし方は
そもそもチームの始動が3月半ばくらいだったので、目標設定やスローガンを決めてる最中ですね。
ー新たに東福岡高校の選手が3名入部しましたが
自分は被っていないんですけど、練習に顔を出したりしてそこで面識があるくらいなので。でも結果を残している代ですし、期待したいです。
ー自身のプレーの見てほしい部分は
自分のプレーというよりも、チームを見て頂けたらと思います。
ー今年の目標は
今年は大学選手権に目標は置かないで、リーグ戦の2位を目指すという事でやっていきます。
ーラストイヤーですが、どういった代にしていきたいか
自分たちはちゃんと次に繋がる代にしたいなと思います。
ー「次に繋がる代」というのは
去年の反省を受けて、苑田さんと遠藤さんは大学日本一を目指している方々ですが、やっぱり去年のベスト8のチームの分析をしてみたり、帝京さんと東海さんを自分たちと比較しての分析をしてみて、到底及ばない存在だと感じて。それもあって、そこに目標を置くのは現実とかけ離れすぎているから難しいだろうという風になって。去年もそこで色々あったので目標をリーグ戦2位と置いたんですけど、自分たちの今年があったからこそ来年は日本一を目指せる、3年後に日本一を取ることができるといったような、踏み台といったらあれですが、ステップを踏んで次に繋げられる代にしたいと思います。
ー法政ラグビーファンの方々へ
去年は結果が伴わなかったにも関わらず、たくさん応援して頂いて自分たちもすごく励みになりましたし、試合中は厳しいお言葉をかけて頂きありがたかったです。今年、結果を出すためにしっかり自分たちも頑張るので今年1年間また応援宜しくお願いします。
増田和征副将(経4)
ー昨シーズンを振り返って、個人とチームの感想は
個人に関してはイマイチ自分の思うプレーが出し切れなかったという、まあそれが結果にも出ていると思いますし、もうちょっと自分が攻守に渡ってキープレーヤーとして引っ張っていけたらチームの状況ももっと違っていたのかなと思います。チームについては、自分たちが主体的に動いていけなかったというのが1番の去年の結果の原因かと思っています。
ーシーズンが終わってから、練習などどのようなことを取り組まれたのか
主に体作りを取り組みました。やっぱり他チームから見ても体の大きさの差は歴然だったので、そこをまず課題として、今しかできないことだと思うので、ウェイトトレーニングをしたり、食事の面だったりとかという部分に関して重きを置いて今までずっとやってきました。
ー新体制になってからチームの雰囲気などはいかがですか
去年よりかなり活気があるというか、言い方はわるいですけど元気があって主体的に動ける雰囲気ではあるのかなと思います。去年みたいにコーチとか監督に引っ張られるだけじゃなくて、自分たちで雰囲気を作っていこう、チームを作ってこう、練習を作っていこうという気持ちがすごく出ているので、それが良いかなと思っています。
ー新1年生が入ってきましたがどんなことに期待するか
やっぱり去年も結果は結果なので、即戦力になれとは言わないですけど、遠慮せずにどんどんチームに交わってきてくれれば良いかなと思っています。
ー今季から副将になられましたが、東川主将をどうやってサポートしたいと考えているか
どうしても東川はひとりで抱え込んでしまうことが多いので、それを自分ができる限りヒアリングをして細分化された課題とかを見つけ出して、コーチとか監督に言って改善していければ良いかなと思っています。
ー開幕までに調整していきたいことは
体作りは持久力の面でまだまだ課題なのでそこについてしっかりやっていくというのと、後はスキル面で基本的なパスだとかパスランという細かいスキルについてしっかり自分の中で高めていきたいと思います。
ーご自身の目標とチームの目標は
自分の目標は去年はできなかったことなんですけど、リーグ戦のベスト15に選ばれることで、チームの目標としては春はとりあえず全勝することを目標に頑張っていきたいです。
ー最後にファンへ一言
今年も良いチームになると思うので、しっかり頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。
斉田倫輝副将(経4)
ー副将に抜擢された気持ちは
選んでもらったので頑張ります。
ー昨季を振り返って
あまり良い結果ではなかったですね。入替戦に行ってしまったことも含めて、歴史の中でもいちばん悪い結果だと思うので。今年はそれを払拭できるように頑張りたいと思います。
ーどういうところがそのような結果を招いてしまったか
甘さですね。
ー新チームの雰囲気は
悪くないですね。上下関係もそんなに無くて、下級生もやりやすいと思います。
ー新チームの強みは
タレントも結構揃っているので、それがつながり始めれば、力を発揮できると思います。
ー東川主将の印象は
まじめですね。いちばんストイックで。いちばんチームのことを考えているし、誰よりも努力していると思います。
ー個人的に注目の選手は
FWだったら、大澤翔舞(営3)ですね。キャラクター的にも盛り上げてくれるし、アタックも力強いし、プレーでも心の面でもチームに勢いを与えてくれると思います。BKは、中井健人(スポ2)ですね。彼の調子が良ければ、チームの調子も出るし。チームの顔なんじゃないですかね。
ー練習で意識してることは
僕は声出して引っ張るタイプじゃないので、プレーで示そうとはしています。チームとしてはまだ目標がはっきりしていなので、今は個人にフォーカスしてやっているので、個々の強化っていうのを頑張っているんですけど、目標が決まればそれに向かってひとつになれると思います。
ーFWとしてのポイントは
スクラムだったらリーグ戦だといちばん弱いと思うので、そこをどう工夫するか。ラインアウトだったら、去年までは自信があるところだったんですけど、今年はあまり高さが無いので、そこも工夫しないと圧倒できないと思うので、力を入れていきたいと思います。
ー今年の目標は
去年は入替戦に行ってしまったので、今年はマストで選手権には行かなければいけないな、と思います。来年にもつながると思うので。
杉本悠太郎副将(経4)
―昨シーズンを振り返って、個人、チームの感想は
個人は、自分は春のシーズンは出ていなくて、秋からの出場だったのですが、自分はベスト15に選ばれるという目標があって。試合には全部出ることが出来なくて悔しい部分もあり、満足はしていませんが、しっかり経験を積めたと思います。チームとしては目標というものはあったのですが、みんなが同じモチベーションとかベクトルが同じ方向を向いていなくて、コーチ陣スタッフ陣からのトップダウンでみんなのモチベーションがどんどん低くなっていて、昨年はああいう入れ替え戦という結果になってしまいました。結果としては残念でもっといけたチームだったので、この敗因を考えて今度のチームに生かせたらいいと思います。
―昨シーズンが終わってから取り組まれた練習は
リーグ戦を通して感じた自分のプレーとしては体幹がとても弱くて、チームとしてもやっていますが、体の強化をしています。体ができていないと次に進めないので、フィジカル面で鍛え直しています。ただウェイトをするだけでなく、体のどの部分とかではなくその筋力をグラウンドで生かせるかというので取り組んでいます。
―練習で変わった部分は
自分だけ活躍すればいいとか、自分だけにベクトルが以前は向いていたんですけど、最上級生になって、副将という立場からチームのことを考えながら練習できていることが成長かなと思います。
―新体制になって、チームの雰囲気は
とてもいいと思います。良い意味で上下関係のないチームなので、言いたいこともどんどん下から言ってくれていますし、チームのまとまりというか自主性が出てきて、昨年は受動的だったんですけど今年は能動的になれていると思います。
―1年生に期待することは
自分が1年生の時は、悪い先輩から押し付けられて自分のやりたいことができないフィールドがあったので、そういうのを全部無くして今は先輩後輩無くそういう文化みたいなものを作っていけたので、どんどん1年生から試合に出たりやりたいことをやって、自分の考えていることをプレーして、気負いなくやってほしいですね。
―今季から副将になられましたが、東川主将をどうやってサポートしていきたいか
東川は頭もいいですしプレーでも引っ張っていけますし、でも全部1人でやろうという気持ちが強いと思うので、そこを自分たち(副将の)3人が周りをしっかり見て、ひとりで背負うものをどんどん減らしていきたいと思います。
―今季、この選手を見てほしいという方はいますか
ずっと試合に出ている中井健人(スポ3)、金井大雪(経3)もそうなんですけど、BKの面からいったら北島遥輝(現4)はタックルというか気持ちが乗っていくようなプレーを見てほしいですね。
―開幕までにご自身で調整していきたいことは
開幕に向けてスタメンを取れるようにケガをせずコンディションを整えて、ベストではなく発展の段階なので、初戦に向けて、秋リーグを見据えながらどんどんステップアップできるようなコンディションと、自分のやりたいことというか目標に向けて段階を追っていっているので今しっかり頑張っていきたいです。
川越藏3年リーダー(現3)
ー学年リーダーになった心境は
去年からずっとやらせていただいて、今年で2年連続学年リーダーなんで、そんなに特別な感情はないんですけど、自分達の学年は元気が良いので、うまくまとめつつ、下級生と上級生の良いパイプ役になれたらな、と思っています。
ー新3年生はどんな学年か
プレーでもすごく還元できるし、元気がある。パワフルなプレイヤーもいます。でも、ひとりっていうよりは皆で、個人というよりは団結力がある、まとまった感じがしますね。
ー新チームの雰囲気は
まだ始まってあまり時間が経っていないので、具体的ではないのですが、去年に比べてまとまりとかはあるんじゃないかな、とは思います。今の時点ではそれくらいしか言えないですけど、これからまた、チームの良いところとか色々はっきりしていくんじゃないかな、と思います。
ー去年1年を振り返って
1部の上位を目指しているチームだったので、入替戦に行ってしまったというのは、みんなショックで。その悔しさをバネに新年度も頑張っていきたいと思います。
ー自信の持ち味は
自分はあまりしゃべる方じゃないので、できるだけ体を張って、背中を見せるようなことをやっていきたいですね。
ー学年リーダーとしてどのようにチームに貢献していきたいか
学年リーダー自体、自主制じゃなくて上が決めるので、特に自分が意気込んでということはあまりないんですけど、今言えることは、下級生がもっと思い切ってやりやすいように、上級生の圧というか、そういうのを自分が緩和しつつ、下級生からも意見が言いやすいような環境づくりをしたいです。自分が上級生なので、下の意見をしっかり取り入れられるようにパイプ役をやっていきたいです。
ーHOという自身のポジションも踏まえて今年はどのようなところが鍵となるか
去年、すごい反省点なんですけど、スクラムでどこのチームにも勝てなかったので、今年はスクラムを苦手というよりは、強みにしていきたいと思っています。
ーそのためにどのような練習をしているか
去年、FWコーチがいなくて、今年から専属の方に1週間に何度か来ていただいて、そこで新しいトレーニングやスクラムの練習の回数を増やしてもらったりしています。専門技術は入ってきているので、それを吸収しながら成長していきたいですね。
ー今年の目標は
個人としては、Aチームにしっかり定着して、試合に出て勝つということです。先輩に大澤さんがいて、その人に負けないように体だったり技術だったりを自分も磨いて、1試合でも多く出たいです。チームとしては、あまり高い目標にこだわらず、一戦一戦本当に勝つっていうのをやっていかないと。去年も日本一日本一って言っていて、足元をすくわれたので。現実味のある目標設定と、それに向けた努力と、それとみんなの意思統一が大切かなと思います。日本一を目標にしていても、誰かひとりでも「いや、無理だ」と思ってしまったらそれまでなので。みんな一斉に、これだったらいける!という目標を決めて頑張れるチームづくりをしていきたいです。
ー最後にひとこと
多くの人に見に来ていただければ、自分達も力になるので、よろしくお願いします。
長利完太3年学年リーダー(経3)
ー昨シーズンを振り返って個人とチームの感想は
個人的には秋シーズンはほとんどケガで1試合も出られなかったので、特になかったかなと思います。チーム的には最初のスタートで中大に勝って良かったんですけど、そのままどんどん悪い方へいってしまったかなという感じがします。
ーシーズンが終わってからどんなことを取り組んだのか
特にフィジカル面での強化を重点的にやってきて、12月からやっていて、そこをとにかくシーズンを通して今年もやってきました。
ー新体制になってからチームの雰囲気は
去年よりも練習など明るくできていて、全員が特に喋って全員が同じ方向を向いてやろうという意識ができていると思います。
ー新1年生に期待したいことは
フレッシュなので、思い切りの良さとかそういうところを出してのびのびプレーしてほしいなというのは、全員を通してあります。
-今季から学年リーダーとしてどういった役割を果たしていきたいか
学年は関係なく、自分が特にグラウンド面で自分がリーダーだと思って最上級生という自覚を持ってやっていくことでチームをもっと盛り上げていけるかなと思っています。
ー開幕までにご自身で調整していきたいことは
フィジカル面だけではなくてスキルだったりスピード面などを、向上させて、ケガをしないように良い状態で持っていきたいと思います。
ー最後にファンに一言お願いします
今シーズンは去年の結果を踏まえてもっと良い結果を出せるように頑張るので、応援よろしくお願いします。
ウォーカーアレックス拓也2年学年リーダー(社2)
―昨季を振り返って
リーグ戦終盤で自分の力がフルに出せなかったところが反省点ですね。まだまだやれたなと。
―力を出しきれなかったと考える理由は春季大会の先発出場が多かった一方でリーグ戦はリザーブになったからなのか
7試合中3試合メンバー落ちしてるので。自分の力が未熟だったなと思います。「アタックで活躍してない」と言われてしまいました。
―チームとして昨季を振り返って
全然良い結果ではなかったですよね。チームとしてはまだまだ上位に行けたはずなのに、不完全燃焼で終わってしまいました。
―昨季FWのセットプレーの弱さが目立ちましたが、今後どうしていきたいか
スクラムとか強くなかった弱点は既に強化を始めてます。次は自分たちの長所を伸ばせるかを考えていきたいです。今のラグビーはセットプレーが流れを左右することも多い。昨年スクラム押されても春勝てたので、スクラムを強くなれば、もっと楽に勝てるので。
―セットプレーは組織的な練習になるので、強化時間がかかるのでは
そうですけど、皆素質は凄いので、昨季のラインアウトも負けてはなかった。もちろん、今まで以上に頑張りますが今までやってきた頑張りを続けていったら、強くなるという確信があります。
―今年はFWがやり返してやろうと
「FWの法政」と言われるようなチームになったら凄い嬉しいです。FWが一番大変な思いしないと強くならないじゃないですか。
―この冬取り組んでいることは
ウェイトで体を大きくしたり、ボディーフィットというレスリングなどをやりつつ体の使い方を強化してます。
―学年リーダーに就任した率直な気持ちは
下級生の代表として1、2年生をしっかり、引っ張っていけたらいいなと思います。
―井上拓選手(社2)も学年リーダーに就任しました。どのように一緒に取り組んでいきたいか
下級生がどう頑張れば、このチームがもっと上にいけるかを二人で相談してます。
―具体的な相談内容とは
聞いているだけではなくて、自分の意見があれば率直に先輩方に伝えていこうと言ってます。
―ウォーカー選手はジュニア選手権では先輩関係なく積極的に声掛けしてる姿が印象的でした。だから、学年リーダーに選出されたのでは
そうかもしれませんね。チームが暗いと、勝てる試合も勝てないです。一番キツイ時にどれだけ自分が声を張れるかを意識してます。自分が暗いとチームも暗くなると思うくらいの心意気で臨んでます。
―新二年生になって心の余裕が出来てきたのでは
余裕は出来ましたね。次は一年生の緊張や何をすれば良いのかという不安感を取り除けるように学年リーダーとして伝えていけたらなと思います。ラグビーに取り組める環境を学年リーダー二人で作っていきたいなと思います。
―技術面の成長は
下半身や肩回りは大きくなってて、ディフェンス面は最近自信がついたかなと思います。
―東福岡高校の後輩が3人入りました。後輩に伝えたことは
まだ伝えてないです。まだ1人JAPANの遠征でいないですが、「どんどん自分を出せ」と伝えたいです。グラウンドでは学年関係ないし、高校で得た知識を皆に伝えて欲しいなと思います。
―どういう先輩になりたいか
ただきつく怒って不安を植え付けることは避けたいですね。言いたいことは言いますが、説教ではなくて指導が出来る先輩になりたいですね。
―東川主将について
凄いチームのことを考えて下さってます。あの人についていきたいと思えるようなキャプテンです。
―春季大会までに克服したい課題は
去年はディフェンスよりもアタックが課題でした。体が大きくなってアタックがだんだん通用するようになった。今年は自分の理想に近づけるように極めたいなと思います。去年はタックルされてあおられてたのでゲインをできようにしたいです。
―個人、チームとしての目標
個人の目標は全試合出場です。チームとしては人間的に強くなることが重要ですね。
―最後にファンに一言
一生懸命頑張るので、応援宜しくお願いします‼
井上拓2年学年リーダー(社2)
―昨年を振り返って、個人、チームの感想は
去年は2試合に出してもらったんですけど体の部分とかもあったりして思うようにいかなくて、今年は主将が東川さんになって、主将を中心に去年の反省を出して、自分たちを自己分析して今年どうつなげるかというのをやっているので、今年は去年の反省をしっかり生かしながら個人としてもチームとしても去年のリベンジができるように頑張りたいです。
―オフシーズンに取り組まれたことは
チームでも体作りをやって来たので、僕も体づくりを意識して練習してます。
―新体制になりましたがチームの雰囲気は
雰囲気はすごく良くて、練習になったらしっかりスイッチが入って、寮生活も楽しくできているのでいい感じで切り替えはできているんじゃないかなと思います。
―主将が変わりましたがどんなお話をされたか
リーダーミーティングもあって、何を思っているかという自分の思っている意見を発信したりみんなが思っていることを話し合ったりしています。
―新1年生に期待したいことは
僕たちが1年生に気を使って、板挟みになる時期で、1年生がのびのびプレーできたらいいのでそういう環境づくりもしていきたいです。1年との良いパイプになれるように、上からの指示だったりをつなげたり、入ったばっかりでいっぱいいっぱいだと思うんですけど、1年自分が経験した分を、余裕を持ってサポートしていけたらいいと思います。
―注目してほしい選手は
東川さん、キャプテンですかね。キャプテンになられて背負ってるものとか感じているものもたくさんあると思うので、それをプレーで見せてくれると思います。
―開幕までに調整していきたいことは
身体が小さいので小さいなりに自分ができることを、体が大きい相手に対してどうやるかということを考えていけたらいいなと思います。
―今季の個人、チームの目標は
チームは、去年の反省を生かして上を目指すというのが今年も引き続いての目標なので、僕もチームの一員になれるように。個人としても学年リーダーとしても色々成長できるように頑張っていきたいと思います。
卒業生進路先(トップリーグのみ)
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