関東大学春季大会
対日体大
2021年5月30日(日)
日体大G
関東大学春季大会2戦目で日体大と対戦。攻めの姿勢を貫いた法大は73-12と大きな点差をつけて日体大に勝利。2つ目の白星を飾った。
(インタビューは、ラグビー部学生スタッフの方々のご協力の下、オンラインで行いました)
試合結果
トータル試合結果
73 法大 |
47 | 前半 | 0 | 12 日体大 |
---|---|---|---|---|
26 | 後半 | 12 |
ポイント詳細
7/4 | T | 0/2 |
---|---|---|
6/3 | G | 0/1 |
0/0 | PG | 0/0 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:大澤2、坂田2、中島2、吉永2、高橋、四元、徐 G:金7、熊田2 |
※前半/後半、得点者は法大のみ記載
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 石母田健太 | 3 | 國學院栃木 |
2 | HO | 稲田壮一郎 | 4 | 中部大春日丘 |
3 | PR | 河村龍成 | 3 | 明和県央 |
4 | LO | 木村開 | 2 | 秋田中央 |
5 | LO | 赤坂大也 | 4 | 法政 |
6 | FL | 山下武準 | 2 | 法政二 |
7 | FL | 吉永昂生 | 3 | 東福岡 |
8 | NO.8 | 大澤蓮 | 4 | 長崎南山 |
9 | SH | 山脇一真 | 2 | 天理 |
10 | SO | 金侑悟 | 1 | 大阪朝鮮 |
11 | WTB | 高橋達也 | 4 | 目黒 |
12 | CTB | 伊藤浩介 | 4 | 愛知 |
13 | CTB | 南部翔太 | 3 | 京都成章 |
14 | WTB | 坂田龍之介 | 3 | 東海大付属大阪仰星 |
15 | FB | 中島黎遂 | 4 | 三好 |
16 | Re | 徐和馬 | 3 | 大阪朝鮮 |
17 | Re | 四元涼太 | 2 | 鹿児島玉龍 |
18 | Re | 橋本陸 | 4 | 東京 |
19 | Re | 竹部力 | 2 | 大分舞鶴 |
20 | Re | 佐藤達朗 | 3 | 秋田中央 |
21 | Re | 山田真柊 | 3 | 法政二 |
22 | Re | 隠塚翔太朗 | 4 | 東福岡 |
23 | Re | 熊田経道 | 2 | 大阪産業大附 |
24 | Re | 坂口匡平 | 4 | 大阪産業大附 |
25 | Re | 有田闘志樹 | 4 | 鹿児島実業 |
26 | Re | 松田陸空 | 1 | 石見智翠館 |
戦評
5月14日に行われた筑大との初戦で34対12と快勝を収めた法大。勢いそのままに、2戦目となるこの日体大戦も勝利し、流れをつかみたい。
試合序盤から果敢な攻めを見せる法大は、前半5分に主将の大澤蓮(4)がトライを決め、試合の主導権を握る。13分には、中島黎遂(4)がトライを決めると、その3分後には坂田龍之介(3)が自陣付近からのロングランでトライ。29分には、華麗なパスワークでつないだボールを高橋達也(4)が決める。その後も、終始ボールをキープし、吉永昂生(3)、坂田がそれぞれトライを決め、大量のリードを奪う。前半終了間際には、日体大に攻め込まれる場面も見られたが、しっかりと守り抜き、47-0で試合を折り返す。
2つのトライを奪った坂田は、前回の試合に引き続き存在感を示した。
後半4分には日体大にトライを許すも、その後すぐにボールを奪い返して大澤がスクラムトライ。流れを一気に引き寄せる。後半16分には、徐和真(3)、四元涼太(2)、橋本陸(4)、熊田経道(2)がメンバーチェンジしコートに入ると、直後に四元がトライ。日体大も反撃を繰り出し、1トライを決めるも、すぐに法大も中島、徐がトライを返してノーサイド。前半後半合わせて11のトライを決めた法大は、73-12と圧倒的な強さを見せて快勝。見事2連勝を果たした。
中島も2つのトライを決めた。
「FWで前に出ることとBKの展開が存分に発揮できた」と大澤が語るように、攻守ともに力を発揮したことが今日の勝利へとつながった。3戦目の相手は帝京大。今大会での試合スコアは、57-7(対大東文化大)、87-12(対中央大)と攻撃力・守備力共に光る強豪だ。スクラムの要・稲田壮一郎(4)が「今日はしっかりとまとまりを意識して全員で押し切れた」と語るように、「新しいスクラム」も着実にレベルアップしてきている。ここまでの流れをそのままに勝利につなげたい一戦。互いに3連勝をかけた熱い戦いに期待がかかる。
インタビュー
大澤蓮
—本日の勝因についてお聞かせください
今日の試合はFWで前に出ることとBKの展開が存分に発揮できたかな、と思います。その点で、スクラムで前進してペナルティをもらったり、BKの素早い展開力が活きたと思っています。
—ご自身のプレーをふり返っていかがですか
僕自身、プレーで前に出てプレーで仲間を引っ張る、というところを目標にしています。今日は前に出て、それを発揮できたのかなと思います。
—ご自身のトライについてはいかがですか
スクラムトライって事だったので、フロントローの選手が頑張って押してくれたおかげです。僕のトライというよりもFWみんなで取ったトライですね!
―次戦に向けて、一言お願いします
相手はFW、BKともに強い帝京大学さんですが、自分たちの力を試すことのできるいい機会だと思うので、春季大会の集大成として、力を存分に発揮したいです。
稲田壮一郎
—本日の試合を振り返って、スクラムの手応えはいかがでしたか
ファーストスクラムでしっかりヒットしてプレッシャーをかけるということを今シーズン特に意識してたんですけど、それが今までの試合よりはできたのではないかと思います。また、しっかりヒットしたからこそ押すところと押さないところでメリハリをつけてコントロールできたと思います。でも、まだ8人で組みきれてないところや、選手が変わった場面で上手く組めてない所もあるのでそう言った細かいところを修正して1試合通していいスクラムを組み切れるようにしたいです。
―スクラムからトライにつながる場面もありましたが、その点についてはいかがですか
組む前にハドルを組んで絶対にトライを取るという意思を確認した上で2本取り切れたのでそれは収穫だと思います。去年まではトライが取れそうな場面で無理に押しに行ったり8人がバラバラにただ押すことを考えていた所があったのですが、今日はしっかりとまとまりを意識して全員で押し切れたので継続していきたいです。
春の公式戦ラストの集大成の試合になるので、まずは春やってきた順目への走る意識と運動量をFWから積極的に行い、スクラムでは相手関係なく自分たちのスクラムを組んでスクラムトライで流れを持ってきて快勝します!
FWのハードなプレーを見せたいと思います!