【アイスホッケー】平成29年度関東大学リーグ戦 Div.I-A 対日大 1回戦 石川亜蘭がデビュー戦で初ゴール!相手の素早いカウンター攻撃を防ぎ切り3試合ぶりの勝利
平成29年度関東大学リーグ戦 Div.I-A
2017年10月1日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
明大戦から2週間が空き、リーグ戦が再開。相手は昨季7位の日大。課題の立ち上がりを苦しみながら無失点で切り抜けると、1P終盤に先制点を獲得する。その後は相手に一度もリードを奪われることなく、3試合ぶりの勝利となった。
試合結果
トータル試合結果
4 (33) |
1(9) | 1P | 0(10) | 2 (29) |
---|---|---|---|---|
2(12) | 2P | 1(9) | ||
法政大学 | 1(12) | 3P | 1(10) | 日本大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
法大 | 16:54 | 72 土屋光翼 | 67 志田凌大 | 4 福島勇啓 | ― |
日大 | 21:04 | 14 小笠原雅将 | 16 児玉燎 | 93 笹川昂成 | ― |
法大 | 21:28 | 23 沼田翔 | 10 鈴木翔弥 | 27 小堀健祐 | ― |
法大 | 35:44 | 24 石川亜蘭 | ― | ― | ― |
法大 | 53:34 | 10 鈴木翔弥 | 27 小堀健祐 | 23 沼田翔 | PK |
日大 | 59:46 | 56 武田裕大 | 24 相澤拓耶 | 23 佐藤了哉 | ― |
※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。
メンバー
SET | FW | FW | FW | DF | DF |
---|---|---|---|---|---|
1 | 10 鈴木翔弥(営3) | 91 土田啓太(法1) | 23 沼田翔(法3) | 27 小堀健祐(法2) | 76 田畑秀也(法2) |
2 | 67 志田凌大(文2) | C 11 西口開羅(法4) | 72 土屋光翼(法1) | 18 川上朝日(法4) | 4 福島勇啓(文2) |
3 | 24 石川亜蘭(文1) | 80 澤口迪弥(営4) | A 29 石田和哉(営3) | 7 上村光輝(営3) | 17 横須賀翔太(グロ2) |
4 | 19 三田村哲平(営2) | 81 工藤将一郎(法3) | 47 佐藤佑亮(人3) | 44 船越準平(法3) | 1 新田谷兼翔(人1) |
※GKは#39中島康渡(法1)が先発出場。控えに#31吉田駿太(文2)。
10月1日時点順位表
順位 | 大学名 | 勝‐GWS勝‐GWS敗‐敗 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 明大 | 5-0-0-0 | 29 | 8 | 21 | 15 |
2 | 中大 | 5-0-0-0 | 28 | 10 | 18 | 15 |
3 | 東洋大 | 4-0-0-1 | 18 | 6 | 12 | 12 |
4 | 早大 | 3-0-0-2 | 18 | 17 | 1 | 9 |
5 | 法大 | 2-0-0-3 | 11 | 18 | -7 | 6 |
6 | 慶大 | 1-0-0-4 | 11 | 19 | -8 | 3 |
7 | 日体大 | 0-0-0-5 | 3 | 20 | -17 | 0 |
8 | 日大 | 0-0-0-5 | 9 | 29 | -20 | 0 |
試合経過・日程
順位 | 日付 | 対戦相手 | 結果/練習開始時間 |
---|---|---|---|
1 | 9月9日(土) | 東洋大 | ●0-5 |
2 | 9月10日(日) | 早大 | 〇4-3 |
3 | 9月16日(土) | 中大 | ●1-3 |
4 | 9月18日(月) | 明大 | ●2-5 |
5 | 10月1日(日) | 日大 | 〇4-2 |
6 | 10月8日(日) | 慶大 | 17:30 |
7 | 10月14日(土) | 日体大 | 14:30 |
8 | 10月21日(土) | 東洋大 | 14:30 |
9 | 10月28日(土) | 早大 | 14:30 |
10 | 11月3日(金) | 中大 | 15:00 |
11 | 11月5日(日) | 明大 | 15:00 |
12 | 11月12日(日) | 日大 | 12:30 |
13 | 11月23日(木) | 慶大 | 10:00 |
14 | 11月26日(日) | 日体大 | 12:30 |
戦評
課題だった立ち上がりにこの日も苦戦。PKもあり、相手ペースになる。しかし相手のミスもありピンチを招かずに試合を進める。明大戦から大きくセットを組み替えてきた法大は、上手くパスをつなぐことができず、攻撃に転ずることができない。その中で16分、ゴール前の混戦に土屋が駆け込み先制点を奪う。1Pは相手よりシュート数は少なかったものの、リードすることに成功した。
2Pはいきなり試合が動く。21分に相手のミドルシュートがゴール隅に突き刺さり、同点となるも24秒後に沼田が一気に一人で抜け出し勝ち越しに成功する。その後はいつものようなスピード感あふれるホッケーで優位に試合を展開する。すると35分、今日が初出場となった石川が倒れ込みながらもノーアシストでシュートを決め点差を広げる。
3PではNZでのミスもあり、相手にカウンター攻撃を食らう展開。選手に疲労の色が見え始め、一転して日大ペースに。土田や鈴木のドライブから突破口を探すもなかなか攻めきれない。ディフェンス陣が耐え抜いていた中、52分にゴール前の混戦でペナルティを取られPSに。ここはしっかりと中島がセーブした。ピンチを切り抜けた後に流れはやってきた。53分、PKとなり数的不利になるも、鈴木がドライブからシュートをたたき込み、3点差に。終盤に1点返されたものの、そこで試合終了。苦しんだ中で勝ち点3をつかみ取った。
セットの組み替えによる連携不足からのパスミスの多さや、春から続けてきたチームディフェンスがうまく機能しないなど、課題の多い試合となった。次戦は昨季最下位の慶大。着実に力をつけてきている相手から勝利をつかみ取っていきたい。(飯田翼)
選手インタビュー
石川亜蘭
―試合を振り返って
リーグ戦初出場だったので緊張してました。とりあえず走って点に絡めたことは良かったと思います。
―ゴールシーンを振り返って
石田さんからパスをもらってゴールに向かってシュートを打ったら入りました。結構いい形のシュートだと思ってます。
―カウンターを食らう形がチームで多くなりましたが
自分も含めてレシーブミスが多くあり、カウンターが多くなりました。
―他の1年生の活躍はどのように見てましたか
ずっとビデオを撮る係などをしていて、出ている選手たちをうらやましいと思ってました。今日初めて出ることができて、結果を残せたことは良かったと思います。
―持ち味は
スピードと体力ですね。ゴールした場面も長いシフトだったので持ち味の体力があっての1点だと思います。今日はあまりパックを持つ時間がなかったですが、走り回っていい攻撃ができたと思ってます。
―次への意気込み
レシーブミスが多くなったのを修正して、点に絡んでいき完封勝利をしたいと思います。
フォトギャラリー
- 石川(中央)のゴールに喜びを見せる選手たち
- PSを防いだ中島
- 1G1Aと躍動した鈴木
- レギュラーに定着した上村
- DFの要でありながら攻撃参加もいとわない川上
- 泥臭くパックをキープする西口
- 調子を取り戻しつつある土屋
- 春に見せつけた類まれなテクニックも健在だ