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【硬式野球】新体制本格始動企画第2弾 新入生紹介~中原輝也、岡田悠希、小池智也~

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【硬式野球】新体制本格始動企画第2弾 新入生紹介~中原輝也、岡田悠希、小池智也~

2018年2月4日(日)
法政大学野球部合宿所

新入生紹介第4回を飾るのは、選抜にも出場し、通算30本以上の本塁打を放った岡田悠希ををはじめとする、3人の野手陣である。まだ大学練習に参加して間もないルーキーたちに話を伺った。

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大学4年間の抱負を書いてくれたルーキーたち

選手インタビュー

中原 輝也 内野手

―法大への進学を決めた理由は
小さい頃から六大学と決めていて法政に行きたいと思っていたのと、練習会に行って、この環境は自分にとって野球がしやすいなと思って法政に決めました。

―実際に入ってみて雰囲気は
高校野球ではやらされている感じがすごくあったんですけど、(大学は)やらされている感じがなくて、自分たちで雰囲気をつくっているのがいいなと思いました。

―野球を始めた時期は
年長の頃です。お父さんも大学野球で神宮での試合に出ていたりしたので、そういう影響もあります。

―高校野球を振り返って
2年生の時だったんですけど、甲子園に出てああいう大舞台を経験できたのは自分にとっていい経験になりました。

―大学生活を迎えるにあたり楽しみなこと、不安なことは
「(大学生は)遊びを覚える」と言うじゃないですか。だからそっちにいってしまったら怖いなとは思います、流されやすいタイプなので(笑)。

―特に仲良くなった同期は
(八戸学院)光星から来た小池は中学校から同じチームでやっていて、高校は違うんですけど、法政でまた一緒になることになって。小学校から知っていたのでそういう部分では仲が良いというか、もともと(関係は)出来上がっている状態です。

―先輩では
入寮した日に舩曳(海、キャ:新3年)さんと立花(海都、文:新2年)さんに食事に連れて行ってもらって、その時にいろいろ教えてもらったりしたのでその二人にはお世話になりました。立花さんはいろいろ教えてくれます。

―部屋長は
川口(凌、人:新4年)さんです。本当に優しいです。

―野球以外の特技や趣味は
いつもそれ悩みます(笑)。野球以外はやっていないので…。あ、スイミングは一応選手としてやっていたので、泳ぐのは得意です。小学校くらいまでやっていたんですけど、小学校の部ではそこそこやれたかなと(笑)。趣味は一応音楽を聴くことにしているんですけど…そういうことです(笑)。

―自分のアピールポイントは
上にいけばこれはあんまり通用しないんですけど、走攻守ができるという部分ではアピールポイントにしていきたいです。それ以上やっていこうと思えばどれか1つを(絞って)やらなきゃならないんですけど、その3つができるということですね。

―理想の選手像は
三拍子揃う選手になりたいなとは思います。

―具体的に
プロで僕みたいな感じといったらあんまりいないんですよ。セカンドで左バッターで、というのがいなくて。強いて言うなら鈴木大地(千葉ロッテマリーンズ)選手とかなんですけど。バッティングはバッティング、守備は守備みたいな感じで分けています。

―4年間の目標は
安定して試合に出るということと、けが無くやりきることです。

―法大のファンへ一言
僕の力でというわけではないですけど、ここ数年遠ざかっている優勝に向かって一つ一つの試合を大事に戦っていくので応援よろしくお願いします。

(取材:渡辺 詩織)

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中原 輝也(なかはら・てるや)
2000年2月17日生まれ 170㎝・70㎏
香川県・尽誠学園出身(甲子園:’16夏)
右投・左打
『3年次には主将を務めチームを牽引した。2年夏の甲子園では5番・二塁手で出場し、2打数2安打1盗塁の活躍。さらには広い守備範囲も魅力の走攻守三拍子そろった内野手だ』

岡田 悠希 外野手

―ご出身を教えてください
出身は広島県で、高校は京都の龍谷大平安高校です。

―高校野球生活1番の思い出は
最後の夏の大会で、勝てなかったんですけどチームが1つになった事です。個人的には2年生の時の春の選抜でホームランを打ったことです。

―1年生の時には、春選抜でベンチ入りを果たしましたがその時の心境は
小さい頃からテレビで見ていた所に実際に立てたので、うれしかったですね。

―その後ベンチ入りを逃すなど、紆余曲折あったと思いますが
野球以外のことで注意されることが多くて、ベンチを外されたのもそれが理由でした。野球以外の大切なことを高校時代に学べてよかったです。

―法大を選んだ理由は
体験に来たのですが、設備が良くて、また選手の方々のレベルも高かったので自分もここで野球をしたいなと思いました。

―寮生活はいかがでしょうか
まだ始まって1週間くらいなのですが、高校時代よりは過ごしやすいです。大西千洋(営:新4年)さんと同じ部屋です。

―体格が良く、スラッガーと称されることも多いと思いますが、ご自身の持ち味は
当たれば飛ぶので、その確率性を高くしていきたいです。また走塁、守備でもレベルアップして走攻守揃った選手になりたいです。そして六大学優勝に貢献したいです。

―走攻守といえば同室の大西千選手もそのイメージがありますが、なにかアドバイスを貰ったりとかは
足の速い選手なので、「どうしたら足が速くなりますか」って聞きました。

―理想の選手像は
チームが勝てばいいと思っているので、チームに必要とされる選手になりたいです。

―大学生活にあたって何か不安なことはありますか
やっぱり勉強が不安ですね。

―4年後の目標は
4年後は、プロ野球選手になりたいと思ってここに来てるので、プロになるためにここで結果を出したいです。優勝して、日本一になって、最終的にプロで、また上のレベルで野球ができればいいなと思っています。

(取材:大平 佳奈)

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岡田 悠希(おかだ・ゆうき)
2000年1月19日生まれ 183㎝・80㎏
京都府・龍谷大平安高校出身(甲子園:’15春、’16春)
右投・左打
『龍谷大平安高で1年春からベンチ入りを果たす。2年の春選抜で本塁打を放つなど、高校通算30本塁打以上をほこった。次世代スラッガーとして、六大学史にその名を刻む』

 小池 智也 外野手

―ファンの方々へ自己紹介をお願いします
青森県の八戸学院光星高校から来ました小池智也です。

―小池選手のアピールポイントを教えてください
やはりバッティングですかね。

―大学の練習に参加してみて
自分が思ってたよりもやりやすいので、それが良かったと思います。

―先輩達とは
最初はビビっていたというのもあるんですけど、先輩方が声をかけてくれるのでやりやすかったです。

―特にお世話になってる先輩は
同じ部屋の4年生の吉岡(郁哉、営:新4)さんがとても優しいです。

―法大に入学した経緯は
大学野球でやるなら六大学野球を目指していたので、正直受かると思ってなかったんですけど、自分の実力が認められて受かったので頑張っていきたいです。

―野球部を引退してから入寮までは
高校までは金属バットで、大学になると木のバットに変わるので、木のバットで練習していました。

―金属バットに比べて木製バットは
詰まっても金属バットは飛ぶんですけど、詰まったら木のバットじゃ飛ばないので。音とかも全然違いますし。打ち方も全然違います。

―新入生間の雰囲気は
すごく良くて、長いこといるような感じで仲はいいと思います。

―特に面白い選手は
特に中原ってやつがいるんですけど、中学校の野球チームで一緒で、たまたま大学も一緒になったこともあって、あいつが面白いかなと。

―地元の大阪から青森にある八戸学院光星に進学したのは
自分は大阪の人間で大阪桐蔭を目標にしてたんですけど、実力が適わなくて。先輩に光星学園に行った人がいて、そこでやりたいと思いました。

―出身校である八戸学院光星について
すごく人数が多いんですけど、全国各地方から来てるんで、友達とかそういう部分ではできたので良かったです。

―高校時代一番の思い出は
やはり甲子園に出たことですかね。

―甲子園の雰囲気は
甲子園は自分でもびっくりというか凄かったです。歓声が360度から来るんで。その中でプレーできたのはいい経験になりました。

―高校時代一番辛かった練習は
冬ですね。青森なんで外で練習できないので、そのぶんウェイトトレーニングが苦痛でした。

―高校での寮生活の思い出は
色々あるんですけど、自分たちは関西や関東から来てる子が多くて、二人部屋の部屋に10人ぐらいで集まってカップラーメンを食べる、そういうこともありましたね。楽しかったです。

―東京に上京してみて
とりあえず東京駅の電車の多さにびっくりしました。大阪も多いんですけど、東京には適わないと思いました。全然わからなくて…線がいっぱいあるので。

―大学進学するにあたって高校の監督からアドバイスは
監督さんには「1.2年生の最初のスタートダッシュが大事だぞ」と言われているので、そこをしっかり気にしてやってきたいと思います。

―大阪桐蔭高校で藤浪(晋太郎、阪神タイガース)選手等とともに選抜で優勝の経験もある兄、小池裕也さんから大学野球についてアドバイスはありましたか
法政大学を一番に薦めてくれたのが兄ちゃんなので、高校では兄ちゃんの上に行くことはできなかったんですけど、ずっと尊敬してる人なので、大学でいつかは超えたいと思ってます。

―野球をはじめたきっかけは
やはり兄ちゃんの影響ですね。

―目標としてる野球選手は
兄ちゃんもそうなんですけど、中学時代の野球チームで一緒にやってた西田(直斗、阪神タイガース)選手が目標ですね。1軍ではあんまり出場は無いんですけど、色々と頑張ってる姿を見ると、あのようなプロ野球選手になりたいなと。

―同年代の中で意識している選手は
自分達の代のメンバーは凄いんで、そいつらには負けたくないです。

―今まで対戦したなかで印象に残っている投手は
自分達の代にはいないんですけど、1個上に細川(成也、DeNA)選手が当時ピッチャーをやっていて、何度か対戦したんですけど。やはりあの肩とバッテングはレベルが違うと思いましたね。

―オフの過ごし方は
青森はほんとに何も無いので、ずっと寮にいたんですけど。環境が変わって東京ということで、色々なところがあるので試してみたいなと。

―ご自身のマイブームは
音楽を聞くことです。

―特に好きなアーティストは
清水翔太です。自分が大阪の八尾出身で清水翔太も八尾出身なのでそういうとこもあって好きです。

―大学野球での目標は
まずは1日でも早く環境に慣れることと、春にはメンバーに入れるように、まずはそこを目指して頑張りたいです。

―最後にファンの皆さまに一言お願いします
歴史ある法政大学に入学させて頂いたので、恥のない、応援されるような選手になっていきたいと思います。 

(取材:滝澤智也)

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小池 智也(こいけ・ともや)
1999年5月24日生まれ 179cm74kg
青森県・八戸学院光星高等学校出身(甲子園:’16春、’16夏)
右投・右打 
『八戸学院光星では2年時からレギュラーで春夏連続甲子園出場。3年時には4番を任され勝負強い打撃と高い野球センスでチームを引っ張った。尊敬する兄を超えるため。最強の弟が神宮で輝きを放つ』

 

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