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【水泳】第94回日本選手権 2日目 「楽しめました」内藤が価値ある7位入賞!!女子でも1年生2人が準決勝まで駒を進める!

水泳

【水泳】第94回日本選手権 2日目 「楽しめました」内藤が価値ある7位入賞!!女子でも1年生2人が準決勝まで駒を進める!

第94回日本選手権JAPANSWIM2018
兼 第18回アジア大会 代表選考会
兼 第13回パンパシフィック水泳選手権大会 代表選手選考会
2018年4月4日(水)
東京辰巳国際水泳場

日本選手権2日目。前日の準決勝で自己ベストを更新した内藤が、決勝の舞台に挑んだ!また女子からは、この4月に入学した柏崎と柴田の一年生コンビが準決勝まで進むなど、多くの強敵が揃う日本選手権で法大の選手が健闘を見せた。

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7位入賞を果たした内藤

試合結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 100m背泳ぎ 29位 白井早弥香(現3) 1分3秒73  
38位 小川真菜(経1)  1分4秒53  
100m平泳ぎ 19位  奈須田ゆうか(社1)  1分10秒82  
200m自由形 12位 柏崎清花(営1) 2分2秒02 準決勝進出
16位 柴田夏海(スポ1) 2分2秒43  準決勝進出
22位 長濱瑠花(経3) 2分3秒21   

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
50mバタフライ 13位 赤羽根康太(人2) 24秒40  
27位 森本祥之(経3) 24秒65  
200m自由形 30位  廣川剛己(経3) 1分52秒14  
1500m自由形  22位  市丸貴之(経3) 15分42秒82  

準決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
女子200m自由形  11位 柴田夏海(スポ1) 2分1秒35  
15位 柏崎清花(営1) 2分2秒93  

決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
男子100m背泳ぎ 7位 内藤良太(人3) 55秒09  

戦評

「力みが生まれた」内藤は、レース後そう振り返った。前日の準決勝では自己ベストを更新し、コンディションは万全。自信はあった。それだけに、スタート前から力みが生まれてしまう。スタートのリアクションタイムは、決勝進出者が0.5秒台のなかで唯一の0.6秒台と出遅れてしまった。そこから6位で折り返すも力強いストロークからの追い上げは今ひとつ足りず、7位でフィニッシュした。それでも国内最高峰の大会で7位入賞を果たし、大きな経験を積んだ。準決勝後、決勝のレースを楽しみたいと言っていた内藤は、堂々とした表情で「楽しめました」と語り本人も大きな収穫を得たはずだ。
 
また女子の200㍍自由形では、昨年のインハイを制し法大に入学した柏崎清花(営1)とバタフライが専門の柴田夏海(スポ1)が、予選を通過した。準決勝でも、柴田が11位、柏崎が15位と決勝へは届かなかったものの実力通りのレースを見せ、これからの活躍に期待をのぞかせた。
 
3日目も、主将の常深皓貴(経4)など数多くの有力選手が登場する。インカレでの飛躍に向けて自信をつけていってもらいたいところだ。(具志保志人)

 

選手コメント

内藤良太

―レースを振り返って
初めて決勝に進めて気持ちが入っていたのですが、やはりちょっとまだ身体が上手く動かなかったのかなと思うので、そこは修正点だと思います。
 
―泳ぐ前に考えていたことはありますか
とりあえず、この雰囲気を楽しむというかしっかり肌で感じて悔いのないようにレースをしようと思いました。
 
―昨日と比べて泳ぎの方はいかがでしたか
ちょっとバタつきがあったというのと、力みが生まれたのかなと思います。
 
―やはり緊張感がありましたか
ありましたね。
 
―課題は何になりますか
こういう場面でしっかりタイムを上げていけるというのが精神面でも肉体面でも、そこは課題なのかなと思います。
 
―昨日は、楽しみたいというお話もありましたが楽しめましたか
はい、楽しめました。
 
―これから200㍍があると思いますが、そこに向けてお願いします
200㍍も自己ベストを狙って、悔いのないようにいきたいなと思います。

 

 柏崎清花

―レースを振り返って
予選より上がるかなと思っていたのですが、前半からいこうと思っていたんですけど力んでしまって、あまり思うような泳ぎができませんでした。
 
―それでも予選を通過してきました
まぁ、準決勝は残れると思っていたので自信はあったのですが、やはり決勝となると自己ベストを出さないと残れないレベルだったので、そこは次の課題です。
 
―法大への入学理由
経営学部なんですけど、SSIと一緒に経営学を勉強して将来商品の流通とかそういうものを使って選手と関わっていきたいと思い法政を選びました。
 
―現時点では、まずまず実力を出しつつあるのかなと思いますが
そうですね。確かに準決勝には残れたのですが、決勝に残れないと意味がないので今日は少し残念な結果になってしまったかなと思います。
 
4年間の目標
3年生の時にちょうど東京五輪があるので、それに向けて頑張っていきたいと思っています。
 
―次に向けて
明日、2個メがあるのでそれは気持ちを切り替えて頑張ろうと思います。
 

廣川剛己

-今日のレースを振り返って

この日本選手権のために、しっかりと調整してきたんですけど、自己ベストも更新することができず、残念な気持ちです。

 

-今日のレースプランは

ある程度前半から力まずにいって、後半落ち着いていけば必ずいいタイムが出ると思ていたんですけど、出ずに、悔しい結果です。

 

-泳いで感じたことは

結構いい調子で来たのに、この日本選手権で結果が出ずに残念です。

 

-今後に向けて

次はジャパンオープンなどが控えてるので、そこでしっかりとタイムを出していきたいです。

 

市丸貴之

-今日のレースを振り返って

選手権という大きい大会で、みんなそれぞれ合わせてきていると思うんですけど、そこでベストまで持っていけない自分の力のなさに、ちょっとがっかりします。

 

-今日のレースプランは

ずっとインカレ後からテンポを意識して練習してきて、速いテンポで回していこうと思ってたんですよ。結構自分の中ではいいテンポで泳げてるなと思っていて、いつも200㍍から上げてるんですけど、ラスト400から上げられるような余裕があったんで、上げたんですけど、それでもベストに届かなかったんで、まだまだだなって感じですね。

 

-今日の調子は

昨日泳ぐまで、あんまり良くないなって感じがあって、でも昨日はその状態でも400㍍で+0.5くらいまで持ってこれたので、1500㍍ならもうちょっと行けるかなと思ったんですけど、そんなに甘くなかったですね。

 

-今後に向けて

毎年、毎年こういう全国大会とかで、全然結果を出せなくて、大学も半分終わっちゃたんで、ここから、あと一年半はしっかり結果にこだわって頑張っていきたいです。

 

白井早弥香

―今のレースを振り返って
もう少し後半粘れたらタイムが出るかなと思ったのですが、ちょっとタイムの方が納得できなかったですね。
 
―100㍍背泳ぎは、得意種目だったと思います。
今回は本当に納得がいっていないので、また考えて次のレースでいい結果が出るようにしていきたいと思います。
 
―昨日に続いてのレースでしたが何か変えたことはありましたか
とりあえず、前半飛ばして入ろうと思ったのですが、力みすぎて後半に失速してしまっていたなと感じます。
 
―次に向けて
もっと自分には自信がないので、自信をしっかりつけて頑張りたいです。
 

赤羽根康太

―レースを振り返って
ベストが出たのですが、このあと0.2くらい欲しかったのが正直な感想です。
 
―どのくらいの更新になりますか
0.2か3くらいですね。実は、100の入りの方が50よりも速いんですよね。個人的には、力んで泳ぐよりも軽く泳いだ方が速いのかなと泳いでみて思いました。
 
―インカレ後に取り組んだことは
インカレでインターナショナルD標準を切れなくて、本当に悔しい思いをしました。本当にこのまま水泳を続けるのかとか、このままでいいのかとか悩んだのですがコーチ含めて1個上の内藤先輩もすごい本当に刺激をくれて、普段の練習から和気あいあいではないですけど、やるところはやる、やらないところは盛り上げる気持ちでインカレ後やってきましたね。僕のメインは100㍍のバタフライなので、同じ法政の先輩が決勝に駒を進めちゃってて、僕も負けてられないので頑張っていきたいと思います。
 
―法政には同じクラブの宮本選手が入ってきました
彼も日本のトップで戦っている選手というか、中学、高校と全中、インターハイ優勝を経験している選手なので、僕は埋められないところを努力して、もっと背中で見せられればなと思います。
 
―100㍍のバタフライに向けて
100㍍は、とにかく51秒台を目標にずっと10月からやってきたので1つの目標として51秒9でもいいから目指したいですね。51秒9が出ちゃえば代表にも確実に入れると思いますし、確かに僕のベストからしたら0.7、8秒くらいあるのですが、まぁ、それだけ上げれば逆に代表に入れるっていう所まで来てるので、ずっと自分がやってきたものを信じて最後頑張りたいと思います。
 

小川真菜

 ―レースを振り返って
少しオーバーテンポになったかなと思いました。
 
―大学に入って初めてのレースだったと思います
JOが終わって、すぐに選手権だったのですが、いいタイムを出して本当は泳ぎたかったですね。ただまだ200があるので、そこでしっかり、自己ベストに近いタイムが出せるように頑張りたいです。
 
―専門の種目は
背泳ぎですね。
 
―法大での4年間の目標
目標は2020年に五輪があるので、その前にインターナショナルのタイムを切って選考会でもっと上を目指していきたいなと思います。
 
―次に向けて
まだ筋肉も全然なくて、力不足なのでもっとウェイトとか練習などちゃんと今まで以上にやって、記録を伸ばしていきたいです。
 

奈須田ゆうか

 ―レースを振り返って
ここ最近のなかでは1番落ち着いてレースができたかなと思います。
 
―大学に入って初めてのレースでしたが
タイム的には、もう少し出していきたかったですけどインカレに向けて長水路をいいイメージで泳げたかなと思います。
 
―入学の理由は
水泳部がシード校に決まったということですね。それと八塚監督から勧誘があったので。
 
―先輩との顔合わせは
練習はクラブチームでやっているので、まだ顔合わせはしてないですけど挨拶などは積極的にしていきたいと思います。
 
―4年間での目標
最終的にはインターを突破できるように頑張っていきたいと思います。
 
―得意種目は
この1ブレです。
 
―ベストタイムは
1分10秒4ですね。
 
―次に向けて
法大はブレストの先輩が浜野さんだったり、神宮司さんだったり強い選手がたくさんいたので、繋げられるような選手になりたいなと思います。
 

フォトギャラリー

  • naitoh1力強い泳ぎを見せてくれた(内藤)
  • kasiwazaki1年生ながら15位と健闘も、悔しさを見せた柏崎
  • sibata柴田は、予選よりタイムを上げて11位に入った!
  • akhane赤羽根は、自己ベストを更新
  • nasuda奈須田は昨日に続いての登場で泳ぎに落ち着きが出てきた
  • itimaru好調を維持し、次回以降のレースでは自己ベスト更新を狙う(市丸)
  • morimoto大学に入って最初で最後の日本選手権となった森本
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