【アイスホッケー】第66回関東大学選手権 5位決定戦 対慶大 シーソーゲームから一転 松井弾2発で慶大撃破!5位で関東選手権を終える
秩父宮杯第66関東大学アイスホッケー選手権大会 5位決定戦 対慶大
2018年4月29日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
先週、青学大との戦いに勝利し迎えた慶大との5位決定戦。立ち上がり両チームともに高いインテンシティーを見せ一進一退の攻防となった。その後、慶大に二度のリード許すものの石田和哉(営4)、土屋光翼(法2)のゴールで追いつく。3P開始直後に松井洸(法3)のゴールで勝ち越すと一挙に法大ペースへ。試合終了間際に1点をを返されたが3Pは終始慶大を寄せ付けず勝利。5位で今大会を終えた。
試合結果
トータル試合結果
5 (41) |
1(12) | 1P | 1(6) | 3 (22) |
---|---|---|---|---|
1(15) | 2P | 1(8) | ||
法政大学 | 3(14) | 3P | 1(8) | 慶応義塾大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | ピリ | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|---|
慶大 | 1 | 10:27 | 15 リック史 | 12 振津直弥 | 19 瀧澤慎之督 | ― |
法大 | 1 | 13:27 | 29 石田和哉 | 72 土屋光翼 | 14 松井洸 | PP |
慶大 | 2 | 21:52 | 15 リック史 | 10 田中陸 | 16 永田誉 | ー |
法大 | 2 | 37:09 | 72 土屋光翼 | 14 松井洸 | 10 鈴木翔弥 | PP |
法大 | 3 | 40:58 | 14 松井洸 | 72 土屋光翼 | 29 石田和哉 | PP |
法大 | 3 | 43:47 | 14 松井洸 | ー | ー | PK |
法大 | 3 | 47:58 | 72 土屋光翼 | 4 福島勇啓 | ー | PP |
慶大 | 3 | 58:51 | 15 リック史 | 19 瀧澤慎之督 | 1 長谷川真之介 | PK |
※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。
メンバー
SET | FW | FW | FW | DF | DF |
---|---|---|---|---|---|
1 | C 10 鈴木翔弥(営4) | 91 土田啓太(法2) | 29 石田和哉(営4) | 14 松井洸(法3) | 76 田畑秀也(法3) |
2 | 67 志田凌大(文3) | 86 伊藤俊之(法1) | A 23 沼田翔(営4) | 66 新田谷兼翔(人2) | 4 福島勇啓(文3) |
3 | 81 工藤将一郎(法4) | 13 南陽向(法2) | 72 土屋光翼(法2) | 16 糸崎勇(法1) | 65 高橋颯人(営1) |
4 | 9 近藤謙成(営2) | 19 三田村哲平(営3) | 36 小川原由基(文1) | A 47 佐藤佑亮(人4) | 7 上村光輝(営4) |
※GKは#33伊藤崇之(法4)が先発出場。控えに#31吉田駿太(文3)。#47佐藤はFW。
戦評
1Pは両チームともに高い集中力を見せ、パックを奪うと素早く敵陣へと運び込む。一進一退の攻防をが途切れたのは10分。慶大のエースリックが左サイド突破すると伊藤の肩口を抜けるシュートで先制を許す。その3分後、PPの機会を得た法大は相手陣内でパックを回し、最後はゴール正面の石田が押し込み同点とする。
2Pに入り先にリードしたのは慶大だった。ゴール裏に回り込んだリックのラップアラウンドが決まり1-2となる。その後はともにペナルティを連発し人数が少ない中でのプレーが続く。PK時には自陣でパックを奪った沼田から新田谷へとつなぎブレイクアウェイとなるが決めきれず。それでもPPで迎えた36分。ゴール左のスロットエリアから土屋がGKの股を抜くシュートを放ち同点で2Pを終える。
PPから始まった3Pは開始1分に勝ち越し点が生まれる。ブルーラインから狙いすました松井のシュートが決まり3-2.さらに、その3分後。今度はPK時に松井が自陣からGK前まで運び、最後は相手DFに寄せられながらもゴールを決めて4-2。さらに土屋のこの日2点目となるゴールでリードを広げた法大。試合終了間際には慶大の6人攻撃で1点を失ったものの5-3で勝利した。
今日の勝利で関東選手権を5位で終えた法大。準々決勝で東洋大に敗れ決勝リーグ進出は逃したものの、1年生の台頭など実りある大会となった。秋の関東大学リーグ戦での躍進に向け選手たちの更なる飛躍に期待したい(山﨑志馬)
選手インタビュー
鈴木翔弥
ー今日の試合を振り返って
率直に言うと負けられないという気持ちが前面に出て、内容はどうこう勝てて良かったです。
ー2Pまでは競った試合でした
2P終わって同点ということで先に点を取った方が勝つなと思っていました。控室でも「先に取った方が流れに乗るぞ」と伝えてその結果。早い段階で点が取れて良かったです。
ーすべての得点がPPでの得点でしたが
PPでは空いているところ、スペースを見つけて難しいことは考えずに簡単に行こうということがみんなと一致していたのでそこは良かったです。
ーPPでは選手たちが止まらず常に動いていましたが
わざとスペースを空けてそこに相手の目線が行っている間にバックドアに入ったり、自由自在にできるようにしました。
ー今大会を振り返って
今年の大会は四年間の中でも一番内容が良く、結果は5位でしたけど今後に向けていい大会になったのかなと思います。
ー1年生について
最初の大会ということでかたい部分があって、そこはしょうがないと思うんですけどこれからですよね。いいプレー続けてこれから上がって行くのか。それとも下がっていくのか。自分次第だと思います。これから伸びるか伸びないかは。
ー今後に向けて
まず、体負けしないようにウェイトトレーニングでしっかり体を作っていかなきゃいけないなと思います。そして、一度リフレッシュして秋に臨めたらいいなと思います。
フォトギャラリー
- 得点後ハイタッチをかわす選手たち
- 勝ち越し弾を放ったのはこの男
- 今日のGKは伊藤が務めた。
- 好機会を逸したが守備では福島とともに安定したパフォーマンスを披露した新田谷
- 得点はもちろんのこと守備でも貢献した石田
- 今大会で一定の手ごたえを感じたという鈴木
- 公式戦デビューとなった小川原
- 試合後観客席に向け挨拶をする選手たち