【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対明大1回戦 目醒めた4番!石橋優が猛打賞の活躍でライバル明大から逃げ切り先勝!!条件次第では、明日にも優勝決定!!!!
東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対明大1回戦
2018年5月12日(土)
法大多摩グラウンド
先日の立大戦を白星で飾り、今季未だ1カードも落とすことなく折り返しを迎えた法大。それでも首位を独走する為に残りのカードは落とせない中、迎えた明大戦。小技を利かせながら先制に成功すると、明大打線の追い上げを振り切り貴重な1勝をあげた。
試合結果
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 10 | 2 |
法 大 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 4 | 10 | 1 |
(明大)前田、石崎−奥居
(法大)竹内、尾崎−乘松
打撃成績
打順 | 位置 | 選手名 | 出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | (3) | 佐々木勇哉(社3) | 花巻東 | 4 | 2 | 0 | 1 |
2 | (8) | 中川大輔(経2) | 日大三 | 2 | 0 | 0 | 1 |
3 | (7) | 鳴川宗志(社4) | 鳴門 | 3 | 0 | 0 | 2 |
4 | (9) | 石橋優一郎(法4) | 徳島北 | 3 | 3 | 2 | 0 |
5 | (5) | 土倉徳(社3) | 遊学館 | 4 | 1 | 0 | 0 |
6 | (6) | 大石智貴(経3) | 静岡 | 4 | 0 | 0 | 0 |
7 | (2) | 乘松幹太(現3) | 新田 | 4 | 1 | 0 | 0 |
8 | (1) | 竹内悠(社4) | 藤代 | 2 | 1 | 1 | 0 |
PH | 江間大賀(スポ4) | 法政 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
1 | 尾崎海晴(社2) | 鳴門 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
9 | (4) | 三品勇人(社4) | 報徳学園 | 3 | 2 | 0 | 1 |
盗塁:石橋優(7回)、三品(8回)
投手成績
回 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | |
---|---|---|---|---|---|
竹内 | 6 | 7 | 0 | 1 | 3 |
尾崎 | 3 | 3 | 6 | 0 | 0 |
併殺:竹内−大石−佐々木(2回)
リーグ戦途中経過(5/12現在)
法大 | 立大 | 早大 | 慶大 | 明大 | 東大 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝点 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法大 | ―― | ○●○ | 26,27 | ○○ | ○,13 | ○○ | 8 | 7 | 1 | 0 | 3 | .875 |
立大 | ●○● | ―― | ○○ | ○●○ | ○●○ | 19,20 | 11 | 7 | 4 | 0 | 3 | .636 |
早大 | 26,27 | ●● | ―― | ●,13 | ○○ | ○○ | 7 | 4 | 3 | 0 | 2 | .571 |
慶大 | ●● | ●○● | ○,13 | ―― | 19,20 | ○●○ | 9 | 4 | 5 | 0 | 1 | .444 |
明大 | ●,13 | ●○● | ●● | 19,20 | ―― | ○○ | 8 | 3 | 5 | 0 | 1 | .375 |
東大 | ●● | 19,20 | ●● | ●○● | ●● | ―― | 9 | 1 | 8 | 0 | 0 | .111 |
【注】洋数字は対戦日
戦評
立大戦では、投打がかみ合い快勝をおさめた法大。今日から六大学最大のライバル明大が相手だ。長年のライバル対決である血の法明戦1回戦は、序盤から中盤にかけて得点を積み重ねた法大が逃げ切る形で勝利をものにした。
法大は3回、三品勇人(社4)と佐々木勇哉(社4)の連打で無死一、二塁のチャンスを作ると2番中川大輔(経2)が送りバントを試みる。すると、これを相手野手陣のミスを誘い一点を先制。その後も一人挟んで4番石橋優一郎(法4)の犠飛で法大が、この回2点のリードを奪う。続く4回にも竹内悠(社4)の適時打で追加点を加え、迎えた5回。安打と四球が絡んで1死一、二塁のチャンスに4番石橋。ここまで打率2割台と苦しむ男からダメ押しの1点を加えた。
一方の守りでは、法大の先発のマウンドに上がったエース竹内が4回まで緩急を巧みに使った投球術で明大打線を無失点に抑える好投。途中5回に一点を返され、6回にも4本の安打で2点を奪われ、一点差まで詰め寄られてしまうも、要所を締めて6回3失点で試合を作った。7回からは、尾崎がマウンドへ。リーグ戦序盤は、いまひとつだった速球も威力を取り戻し、3回で5奪三振無失点と最後をきっちり締めた。
これで法大は、今季4カード全てで初戦を勝利する形で明大に先勝。今日、早大が慶大に敗れたため明日、早大が破れて法大が明大に勝利すれば法大の2季連続47度目優勝が決まる。気負わず、戦えば勝利は間違いない。後は、早大の結果で47度目の栄光をつかむ瞬間に期待したい。(具志 保志人)
4番らしい仕事を果たした石橋は、塁上で喜びの表情を浮かべる
選手インタビュー
石橋優一郎(3打数3安打2打点の猛打賞で今季1番の活躍を見せた!)
ー今日の試合を振り返って
立教戦からチームとしてもすごく良い状態になってきて、今日の試合の入りはすごく良かったです。試合の流れも竹内や尾崎がテンポよく守ってくれて攻撃につなげることができたと思います。
ー今日は得点圏に走者が出塁している上で打席に立つ機会が多かったが
そうですね、上位打線がバンドだとか小技を使いつつ良い流れで自分に回してくれたのでそこは流れよくいい雰囲気のまま打席に立つことができました。
ーご自身としては今季最も調子が良かった試合だったように思えるが
そうですね、気持ちよかったです。出来が良かったというよりは立教戦を終えてすごく気持ち的にも余裕が出来た中入れました。前の人たちが作った流れで打たせて貰ったという気持ちが強いです。
ー明日の勝ち点によって優勝に近づきます
今週を含めてあと2カードですけど、どれも落とせないカードばかりなのでしっかり勝ち点を取って優勝したいと思います。
ー明日への意気込みを一言お願いします
今日はチームとしても目立ったエラーとかがありました。だからその点を気をつければ必ず勝てる試合だと思うのでキャプテンの鳴川を中心にしっかり頑張っていきます。
フォトギャラリー
- 最後を締めっくった尾崎はチームメイトとハイタッチ
- 適時打を放つ石橋
- 粘りの投球を見せた竹内
- 三品らしさが戻ってきた
- 好走塁を見せた佐々木
- 土倉も前試合から好調をキープ
- 乘松は攻守において活躍を見せる
- 力強い投球で抑え込んだ尾崎