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【サッカー】第92回関東大学サッカーリーグ戦 第9節 法政大1-1専修大 下澤悠太が起用に応えるFK弾も今季初の連勝はお預けに

 

 

 

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【サッカー】第92回関東大学サッカーリーグ戦 第9節 法政大1-1専修大 下澤悠太が起用に応えるFK弾も今季初の連勝はお預けに

第92回関東大学サッカーリーグ戦 第9節 法政大ー専修大
2018年6月10日(日)
味の素フィールド西が丘

今季初の連勝を狙う法大。集中応援が開催されたこともあり、いつにも増して迫力のある応援のもと、キックオフを迎えた。開始早々に先制を許す苦しい展開だったものの、19分に下澤悠太(スポ3)の華麗なフリーキックで同点に追いつく。この得点で勢いづいた法大は主導権を握り攻め続けるも、最後まで1点が遠く、引き分けに終わった。

DSC 0116 pablow
黒崎は献身的な守備が目立った

 

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
1 前半 1 1
専修大学
0 後半 0

試合スタッツ

時間 経過 大学 選手名 得点経過
3分 得点 専修大学 遠藤翔太 0-1
19分 得点 法政大学 下澤悠太 1-1
58分 交代 法政大学 青柳→ディサロ  
64分 交代 法政大学 紺野→長谷川  
80分 交代 法政大学 平山→上田  

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・前所属 成績(出場・得点)
21 GK 中野小次郎 経済2・徳島ヴォルティスY 2・0
22 DF 黒崎隼人(cap) 経済4・栃木SCY 9・0
23 DF 関口正大 現福2・新潟明訓高 3・0
DF 前谷崇博 スポ4・ガンバ大阪Y 3・0
16 DF 加藤威吹樹 経済3・サンフレッチェ広島Y 8・0
13 MF 末木裕也 スポ3・ヴァンフォーレ甲府Y 9・1
33 MF 下澤悠太 社会3・柏レイソルY 3・0
MF 紺野和也 現福3・武南高 9・2
14 MF 平山駿 経済2・三菱養和SCY 5・0
17 MF 森俊貴 情科3・栃木SCY 8・1
10 FW 青柳燎汰 現福4・前橋育英高 3・2
サブメンバー
GK 吉田舜 社会4・前橋育英高 4・0
26 DF 高木友也 経済2・法政第二高 4・0
32 DF 蓑田広大 現福1・青森山田高 2・0
MF 大西遼太郎 社会3・ジュビロ磐田Y 8・0
MF ディサロ燦シルヴァーノ 経済4・三菱養和SCY 9・0
34 MF 長谷川元希 現福2・大宮アルディージャY 2・0
20 FW 上田綺世 スポ2・鹿島学園高 7・6

※成績は試合終了時のもの

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 早稲田大 22 9 7-1-1 21/11 10
2位 専修大 16 9 5-1-3 11/14 -3
3位 明治大 14 9 4-2-3 12/8 4
4位 法政大 14 9 4-2-3 14/15 -1
5位 順天堂大 13 9 4-1-4 19/12 7
6位 駒澤大 13 9 4-1-4 18/15 3
7位 桐蔭横浜大 13 9 4-1-4 15/12 3
8位 流通経済大 13 9 4-1-4 16/18 -2
9位 筑波大 12 9 3-3-3 14/11 3
10位 東洋大 9 9 2-3-4 11/16 -5
11位 東京国際大 9 9 2-3-4 8/16 -8
12位 国士館大 4 9 1-1-7 9/20 -11

 

前期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
1 4月8日 駒澤大 〇3-1(詳細) 味の素フィールド西が丘
2 4月15日 東洋大  △2-2(詳細) 県立保土ヶ谷サッカー場
3 4月29日 東国大  〇3-1(詳細) 相模原ギオンスタジアム
4 5月3日 筑波大  ●0-2(詳細) 柏の葉公園総合競技場
5 5月6日 明大  ●0-2(詳細) 前橋総合運動公園サッカー場
6 5月20日 国士大  〇1-0(詳細) 味の素スタジアム西競技場
7 5月30日 早大  ●2-5(詳細) 法大城山グラウンド
8 6月3日 桐蔭大  〇2-1(詳細) 味の素スタジアム西競技場
9 6月10日 専大  △1‐1 味の素フィールド西が丘
10 6月17日 順大  14:00 KO 佐倉市岩名運動公園陸上競技場
11 6月30日 流経大  14:00 KO 柏の葉公園総合競技場

マッチレポート

 集中応援が行われ、多くの法大生が見守るなか、リーグ戦2位の専大と対戦した。

 試合序盤は専大が主導権をにぎり、勢いそのままに先制。3分、中山克弘に左サイドの突破を許すと、クロスボールに反応した遠藤翔太がダイビングヘッドで流し込んだ。出鼻をくじかれた法大だったが、良い時間帯に試合を振り出しに戻す。19分、ショートカウンターの流れから森俊貴が抜け出すと、PA手前で倒され、フリーキックを獲得。これを下澤悠太が直接叩き込み、1-1とした。すると、徐々に攻撃のギアを上げていった法大。42分にはこぼれ球を拾った青柳燎汰がボールを折り返すと、下澤悠太が決定機を迎えるも、相手GK塚田匡仕のセーブに阻まれ、逆転には至らず。

 後半でも先に主導権を握ったのは専大。専大は中山を中心とした右サイドを中心に厚みのあるサイド攻撃で法大ゴールに襲いかかる。それに対して法大は黒崎隼人を中心として身体を張った守備で得点を与えない。後半の最初に迎えたチャンスは53分、バイタルエリア内で混戦となった中、ボールが右サイドに流れ、それを拾った紺野和也が左足を振り抜くも枠を外れる。その後、一進一退の攻防が続く中、法大は最後の切り札をきる。平山駿に代えU21日本代表でフランスから帰ってきたばっかりの上田綺世を投入し残りの10分に全てをかける。しかし、結局ゴールは決められず、試合は1-1で勝ち点を分け与えることとなった。試合は引き分けに終わったが両チーム互いに良さを出す事ができ非常に中身のある引き締まった試合であった。
   
 次節は順大戦。リーグ屈指の攻撃力を有する相手にどのような戦いができるか是非注目したい。(赤染徳光、草野慧)

選手コメント

黒崎隼人

ー今日を振り返って
集中応援日となっている試合で勝ちきれなかったことが、チームにとっても個人的にも悔しいです。

ー前半は黒崎選手の左サイドから失点を喫しましたが
まず、強くボールに当たりにいけなかったことで相手の流れになってしまいました。また、”シュートまでいって攻めきる”という試合前から確認していたことをしっかりやりきれなかったこと、そして攻めた後の危機管理ができていなかったこと。この3つが失点に繋がった要因だと認識しています。

ー後半から攻撃参加が増えましたが
前半は失点のシーンも含めて自分としては試合に上手く入れていない中、そこでなんとか同点に追いついて折り返してくれたので、そこからまた自分のリズムでやっていこう、ギアを上げていこうと意識しました。しかし、好機を作り出してもそこからの展開が詰まってしまうことがあることが、今後に向けての課題ですね。

ー今後の試合に向けて
今年は連勝できておらず、今日も勝ちきりたかったという気持ちが強いですが、チームのやり方は悪くないと思っているので、今後も継続して順天堂大との試合でもチャレンジしていきたいです。

下澤悠太

ー試合を振り返って
立ち上がりに失点したのは痛かったですが、その中でも法政には結構チャンスがあったのでそれを決め切れなかったのが大きかったです。

ー監督からはポゼッションの面を期待されているとうかがいましたが
ところどころつなげてはいましたが、まだ自分が満足いくような形ではないので、そこは日頃から周りに伝えたりだとか、自分の行動にうつしてチームを変えられたらなと思います。

ー一方で後半15分からの質は下澤選手の課題であるというのもうかがいました
一番は今日3試合目で監督からチャンスをもらっているので、結果を残してやろうという気持ちで1点取れたのは個人的に大きかったのですが、もう1点取れるチャンスもありましたし、まだまだチームに自分の実力を還元できると思っているので、もっと日頃から練習して取り組んでいきたいと思います。

ー末木裕也選手との相性は
彼は上手いのでとてもやりやすいです。あと彼は守備もできるし前線にも上がってくれるので、自分とは結構バランスよくプレーできているかなと思います。

ー次節に向けて
今は順位も中盤くらいだと思うので、今日勝てなかった分来週勝てるように、また一からしっかり準備したいと思っています。

加藤威吹樹

ー今日の試合を振り返って
今日の試合は前期の中で最も注目されていてまた前節勝利していてチームとしても何としても勝たなくてはいけないと思っていたのでその中で勝ちきれなかったのはまだまだ力不足なのかなと思います。

ー開始早々に失点しまった中での試合の進め方は
失点したのがまだ早かったためそこまで焦る必要はないと思ったのでまずは守備をしっかり落ち着かせそこから得点を狙っていこうと考えました。

ー失点以降、チーム全体として粘りのある守備で相手に得点を与えませんでしたが
結局攻撃に行けてないのはDF陣が押し上げられてないのが原因だと思うのでまだまだだと思います。

ー集中応援ていうことでたくさんの人々が応援に来ましたが
このような中で絶対に活躍したいと思っていて結果的に活躍出来なかったので力不足だと思います。大事な試合で活躍出来るように技術面、精神目共に鍛えていこうと思います。

ー混戦なリーグ戦について
特に意識することはないですけど後2試合どちらも落とせないのでチーム全体としていい準備をして試合に臨めればと思います。

ー次の試合に向けて一言
順大は非常に攻撃力があるチームなのでいつも以上にリスク管理と守備組織の構築を徹底して守備面での安定感を保てば勝てると思うので1週間でいい準備をしていければと思います。

 

フォトギャラリー

  • DSC 0054 pablow森は後半に決定機を迎えるも決めきれず
  • DSC 0094 pablow2戦続けての先発となった中野
  • DSC 0096 pablow加藤は立ち上がりの失点を悔やむ
  • DSC 0102 pablow仕掛けるディサロ
  • DSC 0116 pablow黒崎は献身的な守備が光った
  • DSC 0130 pablow下澤は同点弾で会場を沸かせた
  • DSC 0139 pablow安定感ある守備が持ち味の関口
  • DSC 0165 pablow立ち上がりの失点が響いた

 

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