【サッカー】長谷川元希がJFA・Jリーグ特別指定選手に認定!

2020年6月5日(金)

法政大学体育会サッカー部に所属し、ヴァンフォーレ甲府入りが内定している長谷川元希(現4)のJFA・Jリーグ特別指定選手への認定が発表された。

DSC 2919 R大学サッカーとJリーグの二刀流だ

長谷川元希プロフィール

現代福祉学部4年。1998年12月10日生まれ、埼玉県新座市出身。身長177cm、体重70kg。登録ポジションはMF。右利き。大宮アルディージャジュニアユースで明大の小柏剛、早大の梁賢柱らと共に活躍、JFAプレミアカップ優勝をもたらす。そのまま大宮アルディージャユースへとステップアップし、トップチーム昇格はかなわなかったものの、同じオレンジのユニフォームである法大へ進学する。法大では長山一也監督からの期待を受け、1年次から出場を重ねる。2年次は左サイドハーフやボランチで経験を積む。3年次にはポジションを上げトップ下でスタメンについに定着。溢れるサッカーセンスで攻撃のタクトを振るマエストロだ。見た目は細身だが、ドリブルは力強い推進力と馬力を兼ね備え、チームが苦しい時間帯に全体を押し上げる時間を作り出す。前線で相手を徹底的に追い回す運動量も兼ね備え、GKまでプレスをかける場面もしばしば見られる。ボールに変化を付けたキックや、アウトサイドでのキック、正確なトラップなどの技術をもってクリエイティブな才能を発揮できるアタッカーだ。試合中には『元希!元希!』と長山監督からの指示が良く飛んでいる。(磯田健太郎)

JFA・Jリーグ特別指定選手とは

  「サッカー選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を越え、『個人の能力に応じた環境』を提供することを目的とする」ために設けられ、「全日本大学サッカー連盟、全国高等学校体育連盟サッカー部、またはJクラブ以外の大学運営(学校法人)のチームに所属する学生選手、もしくは『日本クラブユースサッカー連盟の加盟チームの所属選手を対象に、JFAが認定した選手に限り所属チーム登録のまま、Jリ―グ等の試合に出場可能とする」という制度である(JFA.jpより引用)。これにより長谷川は甲府でのプレーが可能になる。法大では過去に紺野和也(現FC東京)や昨年退部した上田綺世(現鹿島アントラーズ)、吉田舜(現大分トリニータ)が特別指定選手に認定された(吉田は2017年度に相模原SCに特別指定)。他大学でもこの制度によって卒業する前にJリーグでプレーする選手は多く、過去には法大の紺野が在学中にFC東京U23でデビューを果たすなど、大学サッカーの実力者たちがプロの世界で実力を発揮し、戦力として、また一人のサッカー選手として成長するために活用される制度となっている。

フォトギャラリー

  • 1026genius R当たり負けない強さも持っている
  • DSC 0055 R運ぶドリブルを得意とする
  • DSC 0065 R昨年は13番を背負った
  • 明大戦での先制ゴール
  • 天皇杯でも思い出深いヴァンフォーレ甲府へ飛び込む
  • DSC 2200 - コピー R桐蔭横浜大戦での一枚
  • DSC 2919 R4番は古巣である大宮に内定した専大の西村

 

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