【サッカー】第92回関東大学サッカーリーグ戦 第12節 法政大1-1駒澤大 終盤に先制もATに落とし穴 つかみかけた白星を逃す
第92回関東大学サッカーリーグ戦 第12節 法政大ー駒澤大
2018年9月16日(日)
日立市民運動公園
約3カ月ぶりとなるリーグ戦の相手は、前期リーグ戦で快勝した駒大。押し込まれる展開の中でも79分に相手のOGで先制。このまま逃げ切りたい法大だったが、90+1分に失点し、白星を逃すこととなった。
試合結果
トータル試合結果
1 法政大学 |
0 | 前半 | 0 | 1 駒沢大学 |
---|---|---|---|---|
1 | 後半 | 1 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
61分 | 交代 | 法政大学 | ディサロ→紺野 | |
78分 | 交代 | 法政大学 | 鈴木→森岡 | |
79分 | 得点 | 法政大学 | オウンゴール | 1-0 |
89分 | 交代 | 法政大学 | 鳥居→関口 | |
90+1分 | 得点 | 駒澤大学 | 高橋潤哉 | 1-1 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
1 | GK | 吉田舜 | 社会4・前橋育英高 | 7・0 |
31 | DF | 鈴木遥太郎 | 社会3・国学院久我山高 | 1・0 |
3 | DF | 前谷崇博 | スポ4・ガンバ大阪Y | 6・0 |
19 | DF | 鳥居俊 | 理工2・東京ヴェルディY | 4・0 |
17 | DF | 高木友也 | 経済2・法政第二高 | 7・0 |
7 | MF | 下澤悠太 | 社会3・柏レイソルY | 6・1 |
5 | MF | 大西遼太郎 | 社会3・ジュビロ磐田Y | 10・0 |
9 | MF | ディサロ燦シルヴァーノ | 経済4・三菱養和SCY | 12・1 |
10 | MF | 青柳燎汰 | 現福4・前橋育英高 | 6・3 |
11 | MF | 森俊貴 | 情科3・栃木SCY | 11・1 |
20 | FW | 上田綺世 | スポ2・鹿島学園高 | 10・8 |
サブメンバー | ||||
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12 | GK | 山岸健太 | 経済3・前橋育英高 | 3・0 |
2 | DF | 森岡陸 | 現福2・ジュビロ磐田Y | 4・0 |
23 | DF | 関口正大 | 現福2・新潟明訓高 | 6・0 |
8 | MF | 紺野和也 | 現福3・武南高 | 12・2 |
13 | MF | 末木裕也 | スポ3・ヴァンフォーレ甲府Y | 11・1 |
16 | MF | 長谷川元希 | 現福2・大宮アルディージャY | 3・0 |
18 | FW | 松澤彰 | 現福3・浦和レッズY | 1・0 |
※成績は試合終了時のもの
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 早稲田大 | 28 | 12 | 9-1-2 | 27/19 | 8 |
2位 | 明治大 | 21 | 12 | 6-3-3 | 26/13 | 13 |
3位 | 法政大 | 21 | 12 | 6-3-3 | 19/16 | 3 |
4位 | 順天堂大 | 19 | 12 | 6-1-5 | 21/15 | 9 |
5位 | 専修大 | 19 | 12 | 6-1-5 | 13/19 | -6 |
6位 | 筑波大 | 18 | 12 | 5-3-4 | 20/16 | 4 |
7位 | 駒澤大 | 17 | 12 | 5-2-5 | 24/21 | 3 |
8位 | 流通経済大 | 17 | 12 | 5-2-5 | 18/22 | -4 |
9位 | 桐蔭横浜大 | 14 | 12 | 4-2-6 | 16/18 | -2 |
10位 | 東京国際大 | 13 | 12 | 3-4-5 | 14/21 | -7 |
11位 | 東洋大 | 12 | 12 | 3-3-6 | 13/20 | -7 |
12位 | 国士館大 | 4 | 12 | 1-1-10 | 12/26 | -14 |
後期リーグ途中経過
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
12 | 9月16日 | 駒澤大 | △1-1 | 日立市民運動公園 |
13 | 9月23日 | 順大 | 味の素フィールド西が丘 | |
14 | 9月30日 | 桐蔭大 | BMWスタジアム平塚 | |
15 | 10月7日 | 筑波大 | 笠松運動公園陸上競技場 | |
16 | 10月13日 | 専大 | 味の素スタジアム西競技場 | |
17 | 10月20日 | 流経大 | 笠松運動公園陸上競技場 | |
18 | 10月27日 | 東国大 | 山梨中銀スタジアム | |
19 | 11月4日 | 明大 | BMWスタジアム平塚 | |
20 | 11月10日 | 国士大 | 相模原ギオンスタジアム | |
21 | 11月17日 | 東洋大 | 相模原ギオンスタジアム | |
22 | 未定 | 早大 | 未定 |
マッチレポート
よもやの総理大臣杯敗退から2週間。後期リーグ戦が幕を開けた。
敗退のショックを払拭したい法大は、鈴木遥太郎が今季初先発を飾ったほか、下澤悠太が久々の先発入りを、上田綺世がアミノバイタルカップ決勝以来の先発入りを果たした。
前半は駒大に対し球際でやや後手に回る時間が続くと、28分には決定機を与えてしまう。中原輝のキレのあるドリブルでPA内に侵入を許し、シュートを放たれるも、これはバーに嫌われことなきを得た。
対する法大も38分にチャンスを迎える。カウンターの流れから森俊貴がボールを受けると、ディサロ燦シルヴァーノにラストパス。最後はディサロが狙いすましたシュートを放つも得点ならず。
スコアレスで迎えた後半も押し込まれる時間こそ続くも、チームが標榜する‘‘全員守備’’でピンチの芽を摘む法大。すると61分にディサロに代えて‘‘ジョーカー’’紺野和也を投入。上田の前線での粘りや紺野の積極的なプレーで得点機をうかがうと、79分にはその紺野が大仕事をやってのけた。紺野が右サイドを突破しマイナスのクロスを供給。これが相手DFに当たり、OGとなった。
「試合巧者でいこう」。ディサロに代わってキャプテンマークを巻いた前谷崇博の声に呼応するように試合終盤はボールをうまく使い時間を消費していく法大だったが、ATに落とし穴。90+1分に相手エース・高橋潤哉の一撃で試合は振り出しに戻った。結局、試合はこのまま終了。掴みかけた白星を取りこぼす結果となった。
次節は、前期リーグ戦で約3年ぶりに勝利した順大との対戦。混戦模様のリーグ戦を一歩抜け出すきっかけをつかみたい。(赤染徳光)
選手コメント
下澤悠太
ー試合を振り返って
前半は自分たちが守る展開が続いたのですが、後半は(紺野)和也が入ってくれて、1点取って流れが来た時にそのままいければ良かったのですが、最終的に失点してしまったということはチームとして少し隙ができてしまったのかなと思います。
ー試合後のミーティングでは何を話しましたか
交代選手も含めて隙を作らずにしっかりやっていこうというようなことを再確認して、次の順天戦に臨もうという感じでした。
ー久々のスタメンとなりましたが
自分が求められている役割は基本的に下でつなぐことですので、そこは良かったと思います。ここ最近は背後へのボールが調子良かったのですが、今日はグラウンドの調子もあってうまく行かないことがあったので、どんなグラウンドであってもしっかりと結果を残さないといけないなと思います。
ー球際は相手も自信がある部分だと思いますがその点を振り返って
どちらかというとセカンドボールを意識していて、そこから下に落としたりつなげていた感じはあったので、それは今後の試合でも続けていきたいです。
ー次節に向けて
明治が早稲田に勝ってより均衡してきた中で、次の順天戦で勝たないとどんどん追い抜かれてしまうので、しっかりと次勝てるように良い準備をします。
フォトギャラリー
- フリーキックの場面
- 相手選手と競り合う前谷
- ディサロは積極的な攻撃参加
- 攻守両面において存在感を見せた高木
- 森はカウンターの場面で存在感
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- 上田は前線で起点となる場面も
- 試合後に健闘を称えあう