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【テニス】男子テニス部4年生引退インタビュー 「4年間、楽しかった」。王座進出かなわずも個性あふれる4年生が描いた『夢』は後輩たちへと引き継がれる。

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【テニス】男子テニス部4年生引退インタビュー 「4年間、楽しかった」。王座進出かなわずも個性あふれる4年生が描いた『夢』は後輩たちへと引き継がれる。

2018年9月23日(日)
法政大学多摩キャンパス内テニスコート

4年間追い続けた王座進出という『夢』はかなわなかった。それでも関東大学リーグ戦では昨年より順位を一つ上げる3位フィニッシュを遂げた法大。夢へと続く道へ、後輩たちを確かな軌道に乗せた4年生の引退インタビューを掲載いたします。(※掲載が遅れましたことを、お詫び申し上げます。)

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学年の垣根を越えて仲が良い法大テニス部

 

4年生インタビュー

 小谷野佑太(スポ4・主将)

ー4年間を振り返って
1年生の時はあまり部活として体制が良くなかったので、どうしてこんなことをしているんだろうなと部活に疑問をだいぶ抱いていたこともありました。そういう中でやりながら、1年生の時は実力もそんなになかったので仕事をやるしかなかったので、いろんな思いがありながらも部活に取り組んでいました。2年生以降先輩になって後輩に、自分たちが1年生の時になんでやっているんだろうということはせずに、先輩として尊敬されるにはどういう態度でいなくちゃいけないのかとか、接し方などを意識しながらやっていたと思います。これは部活の面ですが、競技の面だと2年生の時に怪我をして半年間ほど出れなかったのは少し自分の中では痛かったです。やはり新進でそれなりに上がって、ダブルスは一応インカレ予選が決まっていてダブルスで本戦頑張ろうって思っていたところだったので、そこで腰の怪我をした後、病気で入院したりしたのでその空いた6ヶ月以上は自分の中でもったいなかったです。それがなければとは思いませんが、やはりもう少しテニスで活躍もできたかなという風に思っているので、少し悔しいと思う部分もあります。最後上級生としてやるだけやって、辛かったことも多かったですが、この4年間でやはり楽しかったし、法政に入ってよかったなと思っています。

ー主将として法政というチームはどのようなチームだったと思いますか
見ててわかると思いますが、基本的に面白い人たちばかりなので。(笑)他にはないチームカラーなので、すごい主将としては楽しかったですし、個性のある人たちを同期だけならまだしも、後輩にも個性の強い子たちがいて、なかなかまとめ上げるのも大変でしたが、うまく楽しみながらできたので、すごい楽しかったです。いいチームだと思っています。

ー今後も競技は続けますか
一応就職先にテニス部があるので、そこで続けようと思ってます。

ー同期にメッセージをお願いします
泣いちゃいます。(笑)本当に面白い人たちばかりなので、繰り返しになりますが、この学年で良かったなと思いますし、1年生からやってきてこのメンバーだったから最後までやり通せたと思います。最後王座には行けませんでしたが、1年生の時からずっと4位だったのを1つ順位上げて終われたことを、非常に感謝しています。

ー後輩に向けてメッセージをお願いします
後輩も面白い子たちばかりで。(笑)チーム全体そんな感じで、本当に先輩と思っているのか定かではないですけど(笑)、君たちのお陰で最後王座優勝を目標としてやって来れて、このメンバーが集まらなかったら最後本当にこの1年間同じ目標でやってこれなかったと思います。集まってきてくれたことに感謝していますし、最後1年間主将として、主将を任された身としてついてきてくれたことにも本当に感謝しています。頑張ってください。

 

 前崎直哉(経4・副将) 

-4年間を振り返って
まとめると、法政で良かったです。最終的にそこにたどりつきますね。1年生の時はつらくて、体育会ってこういうところなのかっていうことを感じていました。2年生から後輩ができて、厳しさも教えないといけない立場になりました。そこから3年生4年生になって余裕が出てきてからは、本来こうあるべき形っていうのを自分の中で考えながらやることができました。1年生の頃は学び、2年生で教え、3年生4年生の時は本当にそれが正解なのかっていうのを探りながら過ごせました。

ー今年の法大テニス部はどういうチームか
今年のチームは、「法政といえば俺」っていう感じの試合をできた気がします。良い時も悪い時ものらりくらりできました。良いチームになったと思います。自分が良かったから、チームも良かったのかなって思います。

-最後の引退の日に、長く話されていましたがどのような話を
それぞれ後輩に向けて話をしました。喋った内容は、法政のテニス部であることに、自分なりに誇りを持てというか、法政テニス部だからこそできることはあるはずですし、後輩になにか伝えられるような試合をシングルスはできたと思っています。今はもちろん王座優勝っていう目標に対して頑張るのはそうなのですが、大げさに言うと所詮テニスであり、あくまでも人生の方が長いので、目標にしたことに対して自分がどれだけできるか、自発的に行動できるようになってください、と話しました。あとは、『アホになれる』ことは絶対に強いことだ伝えました。

-今後競技は続けるか
絶対にやりたくありません(笑)。このリーグ戦、もちろん王座に行けたら王座で自分の現役は引退だ、終われるっていうのをモチベーションにやってきたので。それ以降のことを考えちゃうと、不完全燃焼で終わる可能性がありました。これで終わりだからこそ、完全燃焼で終われたのかなって思います。

-4年間で1番印象に残っている試合は
自分の試合で1番印象に残っているのは、2年生の春関の2回戦で、早稲田の同じ学年の子が第3シードで、その子にファイナルセットに入って勝ってから、自分はまだまだやれるんだという自信がつきました。1年生の時はなかなか勝てなくて、真面目に練習しすぎたっていうのもあった気がします。でもその試合で、勝てるわけないから楽しみながらやっていたら勝てたので、こんな感じでやったら自分も戦えるんだなっていう最低限の自信みたいのがついて。勝てる時は勝つし、負ける時は負けるっていう風に割り切ってできるようになったので、4年生になって今回リーグでシングルスで全部勝てたのは、その試合があったからなのかなって今思います。 他の人がやっている試合で印象に残っているのは、去年の女子の入れ替え戦の(林)彩子のシングルス、リーグ昇格を決めた試合は嬉しかったというか、結構良いモチベーションになっています。男子の試合は、岡垣(光祐)の去年のリーグで、慶應戦で今村(昌倫)とやった試合は思い出に残っています。ダブルスが2-2で次の日になって、最後の4-5で負けてしまって。勝つとしたら光祐の所だって本人は思っていたと思ってて、そのプレッシャーの中で負けはしたけど一生懸命戦ってくれたので、岡垣にとって良い経験になった試合だったと思うので、印象に残っています。

-同期と後輩に向けて
同期は本当に4年間、特に最初の方は苦しい時間を共に過ごしてきて、その時は本当に苦しかったけど今は良い思い出で。色々愚痴を、お互いに文句を言い合いながら、4年間一緒に過ごしてくれてありがとう。気分屋な、何を考えているかよく分からないと言われる僕のことを、試合最後まで応援してくれてありがとう。もうありがとうですね(笑)。 後輩は、特に3年生とかは厳しいことを色々言ってきました。それぞれの学年に厳しいことを言う時は言ってきたので、あまり良い印象を持っていないと思うのですが、これからみんなが色々な道に出た時に、良い経験になるはずなので(笑)。その時のための練習だと思ってもらえたらいいなと思います。あと、最後の集合でも言ったのですが、勝ち負け以上に大切なものはあると思っています。どうしても勝ちにこだわる部分はあると思うのですが、それだけじゃないということを法政のテニス部にいる間に知ってくれたら、もっと幅の広い人間になれると思うので、そこを目指して頑張って欲しいなと思います。

-勝ち負け以上に大切なものは
自分のやらなければいけないことができるか。勝つってことは、自分のやらなければならないことができることだと思っています。。自分のやらなければいけないことができた上での勝ち負けっていうのは、もし負けたとしても本当に成長できると思います。とりあえずテニスして勝った負けたよりも成長できると思うし、いずれ勝ち負けで評価されないとこが、テニス以外でも来るので、そこで、これでダメだったら仕様がないって思えるぐらいのことをしっかりやっていただきたいなと思います。

-期待する後輩は
僕が1番好きなのは楠原(悠介)くんなので。岡山から僕のあとについて入ってきてくれました。ついてきてくれてありがとうという気持ちもありますし、まだ思うような結果が本人的にも出ていないと思うので、最後一花咲かせてほしいなって思います。頑張ってください。

 

藤本速人(社4・主務)

―4年間を振り返って
後輩だった時、特に1年生の時は4年生の先輩に、特に杉本(椋亮)さんと五十嵐(圭汰)さんがかわいがってくれたからこっちとしても凄くやりやすいというか、仕事はきついのですが、そういう先輩がいたからきつくても頑張ろうと思えました。その人たちのために頑張ろうと思えたのが後輩の時でした。先輩になったら、高校の時は自分がメンバーに入ることとか自分のことで精一杯で、全然周りとかが見えていなかったけど、自分が主務をやらせてもらったりして、部活を広い目で見ることができるようになりました。高校の時よりも後輩をかわいがるというか、期待する子がいっぱいいて、その後輩の頑張りを嬉しいと思えるようになったところが変わったところかなと思います。

―法政はどういうチームだったと思いますか
コーチとかが来れなかったりで、学生主体の部活だから、上下関係はもちろんあります。それでも風通しが良いというか、なんでも言い合えるチームですね。

―印象に残ってる試合は
2年のリーグ戦の早稲田戦のもう負けが確定してたけど、長田(和典)主将が最後早稲田の1年生エースの島袋(将)に競った試合です。(チームとしては)負けが確定してたけど、主将として背中をぼくらに見せてたのはすごいかっこよくて感動した試合でした。 2年のリーグ戦で僕が米田(崇人)・楠原(悠介)のベンチに入れてもらいました。米田はいなくなっちゃったけど、その2人がベンチに選んでくれたのはとてもうれしかったし、ベンチから見える光景はうれしかったというか、あの2人は控えだったけど凄く活躍して試合に出てたのは本当に記憶に残っています。 あとは小見山・楠原の春関ですね。悠介はまあ米田のこともあったし、僕がずっと米田がいなくなってから気にかけてたし、小見山も僕らのエースとして2人が決勝の舞台で活躍してたのは、(僕は)就活中だったけど見に行って応援してすごいうれしかった試合ですね。

−同期へ向けてメッセージをお願いします
僕が高校の合宿から一緒だった仲間達なのですが、良い意味で癖が強いというか、1人も普通の人がいないです(笑)。僕自身もおかしいし。でもそのおかしいやつらだったからこそ1年生も辛いリーグ期間とか合宿とかみんなで乗り越えてやってこれたし、同期が結果を残すのも嬉しかったし、僕のこの強いキャラクターもみんなが受け入れたからこそ、僕もこの部活を辞めずに楽しく4年間を過ごせたかなと。本当に自慢の同期だと思います。本当にどこの大学にも負けない日本一の同期だと思います。

−後輩へ向けてのメッセージをお願いします
もちろん期待している後輩もいっぱいいますし、全員がメンバーとして活躍するのを祈っています。僕ら以上のチームを作って行けるよう、一から頑張ってもらいたいです。やす(鈴木保貴)を筆頭に頑張って欲しいと思います。

 

志田将(スポ4・学連)

ー4年間を振り返って
一言でいうと『めちゃくちゃ楽しい』4年間でした。1年生の時とかは仕事も辛いですし、部の雰囲気も全く違ったのでそういった面では自分の殻を破って表現する力が身につきました。3、4年生からは自分たちが引っ張って行く立場になったのでそういった部分では組織についてよく考えました。それから部活以外でもプライベートで後輩をはじめ、先輩やコーチなどとたくさん関わることが出来て良かったです。この前も実は後輩たちと富士山に行って来ました(笑)。帽子が飛ばされちゃったんですけど、楽しかったです。

ー学連の仕事をやり終えて
そうですね、実はあまりやりたいという気持ちはなかったんですけど振り返ってみると色々な大学の方との交流がありますし、学連に入ってテニスの試合を1000試合近く観ていたと思うので、そういった経験を部に持ち帰ってアドバイスにつながるなど還元できて良かったです。王座のディレクターなども経験したので大会を運営する側が経験できて良かったです。

ー同期へ向けてメッセージをお願いします
4年間本当にありがとうございました、という気持ちです。本当に自分たちの学年は個性が強くて、みんなそれぞれの方向を向く時もあれば一緒に頑張ったりと、4年間法政ならどの学年でも楽しかったとは思うんですけどこの学年で良かったです。今年のリーグも楽しかったですし、思い出がたくさん詰まった4年間でした。

ー後輩へ向けてメッセージをお願いします
思い出をありがとうございました、ですね。去年まではかなり4年生について行くというイメージが強かったんですけど、初めて後輩と遊びたいと思って部活以外でプライベートとして遊びに行きたいと思える後輩ができたことが本当にうれしいです。部活とプライベートを両立することは難しいとは思いますが大学生だからできる今という時間を大切にして充実した4年間にして欲しいと思っています。

 

 小河龍之介(社4)

ー4年間を振り返って
実際4年間テニス部で過ごしていてすごく大変でした(笑)。やはり上下関係もありますし、下級生の頃は自分の自由時間を確保するのは仕事も多くて大変だったことを覚えています。 ー最上級生になってからの思い出は 下級生の頃は本当に先輩について行くことで時間が過ぎていった印象が残っているので、自分も最上級生になってからは後輩と一緒に出かけたりしていました。ついて行く立場から声をかける立場になったので、そうした意味では先輩がしていただいたことを後輩にもするように心がけていた1年でした。

ー小河選手の目に映った今年のチームの印象は
テニスの面でいうと、後輩がすごくレベルの高い年でした。薮や岡垣、柚木など2、3年生のレベルが非常に高かったです。全体のチームの雰囲気は、例年通り、法政らしいチームカラーでした。楽しかったです。

ー同期の印象は
個性的ですね(笑)。同期は真面目な人もいますし、面白い人もいてみんなそれぞれ個性があって4年間一緒にやってくれて良かったです。

ー同期へのメッセージをお願いします
今まで、迷惑をかけたり怒らせてしまうことも多々あったとは思うんですけど、最後まで一緒に戦うことができて良かったです。ありがとうございました。

ー後輩へのメッセージをお願いします
本当に2、3年生は実力があると思っているのでリーグ戦も結果を出して欲しいですけど、個人戦でもタイトルを狙っていって欲しいです。もっとビックネームになって下さい。応援しています!

 

 小見山僚(スポ4)

ー4年間振り返って
長いようですごい短い4年間だったなという。すごいありきたりだけど、本当にそう思いました引退した日に。

ーいつ頃が長くていつ頃が短かったですか
1年生から2年生前半までが割と長めでした。そこからは本当に(短かった)。割り振り的には1年生から2年生の前半までが、3年分でそこからここまでが1年って感じ。イメージ的に。そのくらい濃かったです、最初は。

ー濃いというのはやはりきつかったからですか
そうですね。先輩も厳しかったし、俺らの時はまだ厳しかったから、厳しい中やってて、低学年の時の方が怒られたりして自分たちの同期とかといろいろ話したりみんなで一緒に乗り越える感じだったから、そこでなんか同期の中も深まったし、部活にずっと関わっている感じでした。寝るまで。それで起きてからずっと部活みたいな。イメージ的に。本当にそんな感じで。今はもう部活の時だけだけど、1・2年の時は朝から寝るまでが部活みたいな感じだったからそれでなんか1日1日が長いし濃い感じがあったかなという感じですかね。

ー四年生になって比較的自由にできるようになった感じだったんですね
そうですね。2年の後半くらいから世代交代して、俺らの一個上の代になってから気持ちも楽だし、後輩もできて、やっぱ後輩結構好きなんで後輩と遊んだりからかったり、時にはいじめたりと(笑)、それが結構楽しいから部活も楽しかったし、仕事もなくなったから本当にテニスする時も仕事のこと考えなくて良かったしただテニスをするだけみたいな楽しくテニスするだけみたいな環境にやっとなれてすごい毎日楽しかったしその分すぐ終わっちゃったけど楽しい2年間でした。

ーテニス今後やられるんですか
俺はやる予定です。テニスしかないし。それ以外特にやりたいことないんで。

ー後輩を見ていて法大はどのようなチームだと思いますか
今俺らが上になってからは、俺らの代が結構濃いやつが多いから、後輩も結構付いていくの大変だったと思います。でも下の代は、俺らの代よりも好いてくれていると勝手に俺は思ってます。結構好いてくれてると思っています。だから、結構みんなまぁ、1年生はどう思っているかわからないけど、少なくとも2.3年は本気で王座行こうって思ってくれてたと思うからそういった面ではしっかりまとまっていたチームだったと思います。俺らが1年生の時の4年生も結構いい先輩で俺らもこのチームだったら王座行きたいなと思っていたけど結局行けなくて。でも3年生の保(鈴木保貴(スポ3))が主将になって、あいつがどうまとめるかわからないけど、いいやつばっかだし3年生も割と濃いメンバーが集まっているから2年生もチームとしても成長してきているし、あとは1年生の成長次第って感じだけど、来年以降勝っていけるんじゃないかなって、将来性のあるチームだと思います。

ー同期に向けてメッセージ
本当に4年間本当この同期じゃなかったらこんなに楽しくテニスもできてなかったと思うし、俺の春関(関東学生トーナメント大会)優勝も多分なかったと思うし、ここまでしっかり適当な俺がテニスを真面目にやってこれたのは全部同期のお陰だと思っています。本当に感謝してるし、これからも仲良くして欲しいと思うから、引退してもみんな社会人になっても定期的にみんなで集まったり話ししたりしたいなって、一生こいつらと仲良くいたいなって思います。それが同期に向けての俺の気持ちかな。そんな感じです。話したいことがいっぱいありすぎてまとまってないです。(笑)けど、死ぬまで仲良くして欲しいです。(笑)

ー後輩に向けてメッセージ
1年生はとりあえずテニスを頑張れということしか言えないかな。とりあえず、1年生は合宿で初めてあった時にこの代は秀でたやつはいないけど、みんなそれなりにできるし結構層の厚い学年だなって思ったからみんな全員でレベルアップしていけば強いチームになると思います。結局チームが勝てるかどうかは1年生、2年生がキーになってくるからその分1年生が今後継続してテニス頑張って、ただ頑張ってるだけじゃなくて結果も出して欲しいし、自信をつけてしっかり自分たちが上の代になった時に引っ張っていけるようにテニスを頑張って欲しいです。2年生は、柚木もすごい成長してるし強くなってるからがっきー(岡垣光祐(経2))もいるし賀川(賀川稜太(社2))も淳司(横尾淳司(社2))も。4人しかいないけど、4人ともしっかりテニスができてそこの代が平均的に全部の代で一番強いと思うから淳司がまだ光らせてないけどこれから全然勝てると思うし4人でしっかり頑張ってチームを支えて欲しいです。3年生はみんな仲悪いようで仲が良い学年だと思うからしっかり互いに悪いところを言い合えるっていうのも結構大事だと思うしチームをまとめる上でいざこざや後で影で言うとかないから、対人で言えるから割といいチーム作れるんじゃないかなって思います。4年生、最上級生になってチームのこととか自分のテニスのこともあるし就活もあるしすごい大変だと思うけど、全部乗り越えてしっかり最終的にはテニスで来年俺らが叶わなかった王座にチームをしっかり導いてくれればいいなって思います。

 

 松尾魁人(社4)

ー4年間を振り返って
法政に入った理由はテニスを真剣に取り組みたいということで1年目は調子も良く、結果が出て大学テニスで良い滑り出しができました。ただやはりスポーツをする上でけががつきものということを2年目で味わいました。2年目はずっとけがで思うようにテニスができなくて信じられないような1年間でした。きっと当時はテニス人生の中では1番後悔するんじゃないか、というくらいの1年でした。結果的にヘルニアだったのでお医者さんと相談した時に、テニスをまたやるのであれば手術は必要だけれど、リハビリや身体を鍛えるならば手術の必要なく日常生活を送れるということで悩んでいました。そこで改めて周囲の方のお陰でここまでテニスができたことと競技が好きだということに気づきました。そこで続けるという決断をしました。そして3年目から復帰をしたのですが、久しぶりということで楽しくプレーができましたし、けがをする前は勝たなくてはならない、という気持ちが強かったので以前より楽しくて全力でプレーすることが大切だと気付きました。3年目ではリーグ戦のメンバーに選んで頂いたことが嬉しかったです。4年目は就職活動との両立が難しかったです。大学生活ではテニスに関して後悔もありますが、非常に良い経験ができたのではないかと思います。

ー法大のチームの雰囲気は
自分たち代が入学した時は、上下関係も厳しく自分たちがしたいプレーができませんでした。しかし今となってはかなり雰囲気が変わったと思っています。それぞれ良し悪しは有ると思いますが、僕にとってはすごく良いチームでした。

ー今後競技を続けるか
競技は何かしらの形でずっと関わって行きたいと思います。本当に勝ちにこだわるよりも純粋に楽しむことが大事だと思うので、生涯スポーツとして、自分の人生の一部ではあり続けると思います。

ー同期へ向けてメッセージをお願いします
スポーツ推薦として入学している身でラストイヤーでリーグ戦に貢献できなかったことが申し訳ないと思っています。本来なら4年生が活躍して王座へ行かなければならないのに、できなくて申し訳ありませんでした。けがの影響でチームを離れている期間が長かったのですが、本当に見捨てずにいてくれてうれしかったです。

ー自分の中で印象に残ってる試合は
1年目のリーグ戦ですね。当時の4年生の先輩が調子が悪くて出させていただきました。1年目でぼこぼこにシングルスで負けてしまったのですが、チームの結果としては4-5で負けてしまってすごく悔しかったです。リーグ戦はかなり盛り上がる雰囲気で声出しとかを大切にしているのですが、僕はあまり盛り上げてテニスをするタイプではなくて。当時の主将が「静かにプレーをするのもお前の個性だから、無理に声を出したりせずに自分らしくプレーをしていいよ」ということを言われたことが今でも印象に残ってます。自分らしさを大切にしてくれたことが、本当にうれしかったです。

ー後輩に向けてメッセージをお願いします
個人戦で結果を出している選手が多いので、王座を目指して欲しいです。そして辛い時期が必ずやってくることはあるので、それに自分がどのように立て直すかという過程を大切にして欲しいです。色々なことに挑戦して下さい!

 萬福健太郎(経4)

ー4年間を振り返って
そうですね、悔しい気持ちで終わった感覚です。自分はスポーツ推薦として法政に入ったので、本来ならば結果を出さなければならないけれど、インカレにも行くことが出来ず、すごくチームに迷惑をかけてしまったと思います。2年目にけがをして半年程テニスができない状態になってしまいましたがけがも自分の注意が至らなかったと思います。それでもチームとしては王座に行くことはできませんでしたが順位を一つあげることができて良かったです。

ー印象に残っている試合は
そうですね、3年生の時の春関シングルス2次予選決勝ですね。当時の慶大のルーキーの子と対戦してサーブを1試合に10回くらいミスをして、あの時に気持ちが変わっていたら今も変わっていたのかな、と思います。ダブルスでは藪と組んでいたんですけどインカレへあと一歩というところで負けてしまって、大事な場面で決め切れなかった部分が悔しくて記憶に残っています。どうしても悔しい試合が多かったですね。

ー同期へ向けてメッセージをお願いします
同期は本当にぶっ飛んでる子が多くて(笑)見ていてヒヤヒヤする場面も多かったのですが、明るく4年間やってこれたのはすごく同期の力があったからだと思っています。本当に面白くて良い人たちなので、一緒にいて楽しかったです。

ー後輩へのメッセージをお願いします
後輩も面白い子が多いんですけど、やるときはやる、という子たちなので法政カラーを忘れずに、来年こそは王座へ行って日本一になってくれることを祈っています。

 向井大樹(経4)

ー4年間を振り返って
最初に部長、監督、助監督、安田さん、星野コーチ、OBOGの方々本当にありがとうございました。テニス人生で経験したことない沢山の事をこの4年間でさせてくれました。法政テニス部に入って良かったです!

ー法大テニス部を向井さんから見てどのようなチームだと思いますか
正直あんまりおススメ出来ないですね笑 いい集団なんですけど変わり者が多いというかなんというか。笑 でもとても楽しくていいチームだと思います!!

ー同期へメッセージをお願いします
ありがとう。ゆうた(小谷野佑太)すき!

ー後輩へメッセージをお願いします
伝説作れよ!

 

(取材:下石川愛実)

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    • IMG 1578 R笑顔で写真撮影に応じる4年生たちIMG 2011 R女子の入れ替え戦後、残留の歓喜と共に
    • IMG 1568 R学年の垣根を越えて仲が良いテニス部
    • IMG 1588 R来年度中心的存在になる3年生と撮影に応じた4年生

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