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【準硬式野球】木村杯秋季新人戦 準決勝 対慶大 最後に反撃も、終始投打がかみ合わず敗戦 新人戦連覇とはならず

準硬式野球

【準硬式野球】木村杯秋季新人戦 準決勝 対慶大 最後に反撃も、終始投打がかみ合わず敗戦 新人戦連覇とはならず

木村杯秋季新人戦 準決勝 対慶大
2018年10月29日(月)
早大東伏見グラウンド

2連覇を狙った秋季新人戦。先輩たちの雪辱を果たし、来季以降の戦いにつなげたいところだったが序盤から先制点を奪いながら投打がかみ合わず敗戦。収穫もいくつかあったが、課題の残る試合となった。

DSC 0117
篠崎は3安打猛打賞もチームを勝利には導けず

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
慶 大 0 0 0 2 2 1 0 0 0 5 8 1
法 大 0 1 0 0 1 0 0 0 1 3 9 1

(法大)●阿部、水谷、前芝、中川友、長谷川–安倍、長田
(慶大)○古澤、鵜飼–高野

打撃成績

打順 位置 選手名 出身校 打数 安打 打点 四死球
1 (9) 大石悠月(経2) 静岡 5 0 0 0
2 (8) 中川大輔(社2) 日大三 3 1 1 1
3 (4) 鎌田航平(社2) 鳴門 3 0 0 0
  PH4 堀江悠介(経1) 健大高崎  2
4 (7) 岩本大河(スポ2) 浜松西 5 0 0 0
5 (3) 篠崎宰響(社2) 明星 4 3 1 0
    竹下和宏(経2) 東福岡 –  –  – 
6 (6) 石下隆浩(スポ2) 宇都宮北 4 0 0 0
7 (2) 安倍正貴(経2) 日大鶴ヶ丘 2 1 0 0
  2 長田陸玖(法1) 法政二 0 0 0 1
  PH 横田涼(社1) 日大二 0 0 0
  2 神野義之助(経2) 法政二
8 (1) 阿部敏之(スポ2) 法政 1 0 0 0
  PH 八木達也(社1) 日大三 0 0 0 1
  1 水谷憲正(経2) 聖望学園 – 
  PH 山本春貴(社2) 法政二 0 0
  1 前芝航太(営1) 法政二
  1 中川友希(経2) 法政二
  PH 南太貴(営2) 法政二 1 0 0 0
  1 長谷川遼(社1) 法政二
9 (5) 細木雄人(社1) 報徳学園 1 1 0 1
  5 上田雄己(社2) 法政二  1 1 0 1

本塁打:篠崎(2回)
二塁打:堀江(9回)

 

投手成績

  被安打 奪三振 四死球 自責点
阿部 5 7 5 5 4
水谷 1 1 0 2 1
前芝 1 0 2 0 0
中川友 1 0 1 0 0
長谷川 1 0  1 1 0

 

戦評

秋季新人戦初戦となった準決勝、慶大戦。リーグ戦の借りを返し、決勝へ進みたい所だったが投打で課題の残る結果となった。

法大打線は2回、5番篠崎宰響(経2)が「直球を狙っていました」と言葉通りに初球を力強く振り抜くと打球は左翼スタンドへ。篠崎の公式戦初本塁打で法大が先制点を挙げる。しかし、法大先発阿部敏之(スポ2)がピリッとしない。序盤こそ、走者を出しながらも粘りの投球で慶大打線を抑え込んだが、4回に2つ四球をきっかけに2失点。さらに5回にも制球の甘さから痛打され2失点と5回4失点で試合を作れずに降板してしまう。

先制点を奪った打線も逆転を許してからは好機を作るも沈黙。5回に1点を返すのがやっとで9回まで再三得点圏に置いた走者を返すことができなかった。3点差で迎えた最終回の9回には、1年生堀江悠介(経1)が途中出場ながらこの日2本目の安打となる右翼線への二塁打で一矢報いるが、反撃もここまで。新人戦連覇を狙った法大の戦いが終わった。

リーグ戦では3連覇、新人戦では2連覇を逃すという大きな壁にぶつかった今季の法大。得点圏での打撃や尾崎、石橋錬などに次ぐ投手陣の底上げなどが課題に残った。しかし、それでも篠崎や堀江といった新しい顔も現れ好材料も多い。「あの秋があったから強くなれた」。次なる栄光に向けて今は現実を見つめ、いつしかそう言える日が来ることを願いたいところだ。

 (記事・写真:具志保志人)

選手インタビュー

篠崎宰響(本塁打を放つなど猛打賞の活躍!!)

―今日の試合を振り返って
負けてしまったので、そこは残念です。

―2回の本塁打を打たれた場面について
あそこは先制点を取りたい場面で、初球に直球を狙って、それが上手くいったと思います。

―3安打猛打賞の活躍でした
リーグ戦期間に練習できなかった分、結構振り込んだのでその結果が出たのかなと思います。

―来年は3年生になります
一塁手に法政は佐々木さんっていうすごい方がいるので、そういう方の打撃を見習いながら、やっていきたいと思います。

―今後に向けて
今回勝ってなかったのですが、来年のリーグ戦や自分たちの代になるにつれて、勝てるように頑張っていきたいと思います。

 

堀江悠介(途中出場ながら、2安打でチームに貢献)

―今日の試合を振り返って
先制点を取ったのですが、そこから追加点を取れなくて好機を作っても取れなくて、無駄な失点が多く、そこが今日の敗因でしたね。

―9回には反撃の一打を打ちました
あそこは本塁打を打っても追い付かない場面だったので後ろにつないで、走者をためて返していくことだけ考えてました。

―リーグ戦はベンチ入りも出場とはならなかったなかでの新人戦での出場となりました
来年の新チームからメンバーに入って試合出られるように結果を残していこうという風に考えてました。

―同期の細木選手はリーグ戦でスタメン出場を果たしていました
そこに関しては悔しいとかはあんまりないので。むしろ細木にもっと頑張って欲しいですね。

―ムードメーカーのような一面もベンチでは見られました
元気印みたいな(笑)。そういう風に先輩からも思われてるんじゃないかなと思うので、元気は忘れずにやっていこうと思います。

―今後に向けて
冬の間、技術とか磨いて関東大会から出られるように頑張っていきたいと思います。

  

フォトギャラリー

  • DSC 0117篠崎は3安打猛打賞もチームを勝利には導けず
  • DSC 02091年生にまた一人頼もしい逸材が現れた(堀江)
  • DSC 0077中川大は、スランプを克服しリーグ戦での活躍が待たれる
  • DSC 00601回無失点2奪三振と好投した前芝
  • DSC 0033水谷は新人戦主将を務めた
  • DSC 0141長谷川は走者を出すも1回を0に抑えた
  • DSC 0185上田は途中出場ながら存在感を見せる
  • DSC 0097中川友は1回を無失点に抑えてアピールに成功

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