【アメフト】4年生引退インタビュー 第3Q オフェンス編
引退インタビュー
2018年12月2日(日)
法大武蔵小杉グラウンド
引退取材企画の後半戦突入となる第3Qは、オフェンスチームを取り上げる。タックルを受けるポジションな為、けがに悩まされシーズンを棒に振った選手もいる中、彼らはどう四年間を過ごしてきたのだろうか。ラインからバックスまで11名の4年生の声をお届けする。
※この取材は12/2に行われたものです。最終回となる第4Qは、ディフェンス編をお届けします。
選手インタビュー
WR 山本竜太郎(社4)×WR 重安大騎(経4)×WR鶴淵大輔(営4)×WR南河竜成(営4)×RB 畑中星哉(経4)×RB 川村龍ノ介(デザ工4)×RB 小林篤実(理工4)×OL 牧野魁(法4)×OL 福浦聖也(社4)×OL 田久保輝(営4)×TE 川村湧介(人4)
ー今季を振り返って
川村湧介:初戦負けてよかったと思えてるのが幸せかなと思います。ズルズルとそのまま行かずに結構切り替えることができて、オフェンスは下級生が多いんですけど、下級生を楽しくやらせるためにも責任感を感じさせずにのびのびできるように4年生全体的としてはできたかなと思います。4年生も下級生とともに成長できたかなと思います。
重吉:初戦負けて、4年生で1回話しあって、もう1回気持ちを確認して、日本一に向けてそれぞれどういう思いがあるのかを話しあってからは結構勝てていたと思います。最後は負けてしまいましたが、チームとしてはまとまっていたと思います。
鶴淵:明治戦負けるまではみんな、日本一というのをあまり意識してなかったですね。明治戦負けて、勝ち続けるしかないっていう環境の中でみんなが日本一目指してできました。初戦で負けた方が良かったではないですけど、負けたからこそ奮起ができたという感じですね。
南河:オフェンス自体若くて、QBも1年だったり、ほかのポジションも下級生がやっていたりして、そういう中でオフェンス全員で戦えたかなと思います。
山本:この学年だと、ポテンシャルの高い人が結構いて、その中でも試合で出せてない部分もありました。でも、試合を重ねるにつれてそれ(ポテンシャル)が出せるようになって、負けてしまいましたけど、いい試合ができたかなと思います。シーズン通して、成長してましたね。
畑中:みんな変なやつばっかで、一見ぐちゃぐちゃに見えて、実はまとまっているといういいチームだったと思います。
川村龍介:本当にみんなまとまって、仲のいいチームだったと思います。
小林:難しいなこの質問…。オフェンスって結構楽しむみたいなところがあって、最後の最後までみんなでそれを貫けたかなと思います。ミスは恐れず、楽しむということを早稲田戦でみんなできたかなと思います。
牧野:シーズン通して、今年のオフェンスは1試合目から最後試合までの伸びしろがどのチームより一番良かったかなというのはありますね。早稲田戦の時の自分達と、明治戦の時の自分たちはだいぶ違っていたので、そこまで伸びしろがあるチームになれたのは本当に良かったです。
福浦:僕は秋に入る前に春のシーズンでランが出なくて、それがOLのせいだと自分自身思ってました。その課題を夏を経て、潰せて、秋は結構ランが出たと思っているんで、そういった課題を潰せて成長できたことは今年のオフェンスの評価できるとこだと思いました。
田久保:ほかのみんなが全部言ってしまったので。楽しかったです!
気づかされた第一節明大戦での敗北
ー最終戦の早稲田戦はどのような思いで臨んだか
川村湧:早稲田戦はミーティングでオフェンスの前でも言ったんですけど、4年生は負けたら引退。1、2、3年生だったら、負けたらシーズン終了。という気持ちで臨むんじゃなくて、勝ったら関東1位で甲子園っていうマインドで試合を楽しもうという話をしました。
南河:勝てると思っていたし、勝つ気でしたね。
ー早稲田と法政の差はどこにあったか
川村湧:いやー、難しい質問ですね。それがわかってたら勝てるんですけどね(笑)
川村龍:大学4年間、自分たち早稲田に勝ってないんですよね。なんで負けたかっていったら、やっぱり実力からいったら上なんですけど、勝てない相手ではなかったですね。それで負けちゃうっていうのは、4年間負け続けたっていうビビっていた部分もありました。コーチとかも「早稲田だ。どうしよう。」みたいなのもあって。そういうところだと思います。
山本:いや、どういうとこ?(笑)
畑中:あとはやっぱり貫き度。どんだけ貫けたか。全てにおいて、どんだけ「俺たちが!」っていう気持ちでやっていたかっていうのが早稲田が方が強かったんじゃないかなと思いますね。
一歩及ばなかった最終節早稲田戦
ーオフェンスユニットとしての反省点は
鶴淵:準備が遅かったっていうのはありますね。夏始まる直前ぐらいに、しっかりやろうみたいな。俺らでまとめようみたいな感じで夏から始めたので、ちょっとそこで周りの大学よりも遅かったのかなと個人的に思います。
ーオフェンスの良かった試合を挙げるなら
川村湧:日体大戦ですかね。
川村龍:僕は中央戦ですね。
川村湧:初戦負けて、オフェンス的にもチーム的にも自信がなくなってて、日体にも勝てないんじゃないかってなってました。その中で自分がTDして、全てをこじ開けて、オフェンスに歓喜の瞬間が訪れたので。
一同:笑
川村龍:自分はRBのポジションリーダーなんですけど。
一同:そうだったの?(笑)
川村龍:そうだったの。試合には出てないんですけど、ほかのRBがみんな点を入れてくれたということが本当に嬉しくて。本当に感動しました。こいつ(畑中)にTDした後グラウンドに呼ばれたんですよ。一緒に喜んだら反則とられちゃいました。
一同:人のせいにする!(笑)
畑中:いやでも、来てくれたのはすごい嬉しかったから、最高でしたね。
川村湧:そういうところがオフェンスのいいところです!
第二節日体大戦でTDを決めた川村湧介㊨
ーアメフトをやっていて、今年1年で一番つらかったことは
南河:自分は自分のことしか考えられなくて、上級生になってチームのことを考えないといけないっていうのが自分はできませんでした。自分は自分のためにやりたいのに、下のことを考えたりするのが、つらいなというか。
山本:じゃあ、真面目なのを一つ。明治戦の負けた後が一番つらかったですね。春のシーズンで何となく、中央と関大に勝って、明治にもあまり負けるっていうメンタリティでやっていなくて、負けた時にこの後どうなるんだろうって思いました。そこから日体戦までの1週間がチーム的にも、個人的にもつらかったですね。次負けたらどうしようって考えていて、その時がつらかった時だと思います。
畑中:そうだなぁ。早稲田戦ですかね。早稲田戦でめちゃくちゃ楽しかったんですけど、試合にはあまり出れてなくて、隣にいる のすけ(川村龍ノ介)もそうなんですけど、みんなと楽しくもっとアメフトをやりたかったなって。それが一番つらかったですね。
川村龍:俺はやっぱり、1年生の時ですね。1年生時に4年生の先輩に本気で怒られている中で、その先輩の後ろで一発芸とかしてくるんですよ!その時が一番つらかったです。ここで笑ったらっていうのが。
一同:笑
川村龍:今年でいうと、けがですね。本当に今年が最後で、これからっていう時にけがしちゃって。下級生の頃もそんなに試合出てないんで、本当にこれからって時に、しかもしょうもないプレーでけがしてしまったときは悲しかったです。
小林:個人的につらかったのも、のすけ(川村龍ノ介)が怪我してしまった時ですね。誰がどう見ても、このチームのエースランナーだったので、そいつが試合に出れないってなると自分ら同期もすごく悲しい気持ちになりましたね。でも結果、下級生が成長してくれて、来年につながるいいRBが生まれたっていうのはありますね。のすけが最後、早稲田戦出れなかったというのが個人的には悲しいというか…。4年生としても俺らのエースランナーが早稲田戦出れなくて、こういう形で終わってしまったというのがつらいことですね。
牧野:今年つらかったことは最初の頃、春はウエイトが挙げれてないとか、試合に出れてないとか、肉離れとヘルニアのけがもあって、ちゃんと練習に復帰できたのは夏のちょっと前ぐらいだったんですね。それまでの間、OLの同期や後輩達にすごい迷惑かけて、それが本当に悔しくて、つらったことですね。
福浦:僕は牧野の言ったこととは反対になるんですけど、僕は今年、ウエイトでチームの中で1位取って、それをフィールドでも体現したいなと思ってました。けど、それをあまりプレーに出せずに、結果秋シーズンあまり出れずに終わってしまったということが個人的に一番悔しかったことですね。
田久保:夏合宿でチームのロースターを決めるために重要な時があって、ロースターに選ばれるための練習とかがあるんですけど、それに元から参加できなかった状態でした。その時の自分どうせ入れないなーと思いながら練習をやる時が一番しんどかったですね。まぁ、結果的に入ったんですけど。(笑)
体重っていう自分の強みを生かして、それをコーチに買われて入れました。
一同:買われてないよ(笑)
重安:4年生で一番つらかったことですよねー。早稲田戦が僕の中で一番つらかったですね。この部活で甲子園に行きたくて入って、日本一になるっていうことを目標にして、頑張ってきてきました。その目標を達成できなかったっていうのが本当に悔しかったです。
僕は甲子園行けるって思ってたんで、それがチームでも達成できなかったですし、個人的にもそれが悔しかったですね。
川村湧:こう見えても僕OFリーダーなんですけど。
一同:笑
川村湧:初戦負けて、その後は勝ってたんですけど、なかなか調子が上がらなかった時にやっぱり、自分のせいなんじゃないかとか。自分が言葉で引っ張っていくタイプなのか、行動で引っ張っていくタイプなのか、プレーで引っ張っていくタイプなのかっていうのが全部中途半端な気がして、分かんなくなってしまって…。4年生になって責任が生まれた部分がつらかったなと思います。
鶴淵:自分は牧野と似てるんですけど、ウエイトが全然ダメで、ベンチだけ上がらなくて、ずっとそれで春シーズンも出れずに、ずっとウエイトをしてました。夏直前までずっとやっていて、上がらなかったので、結果ロースターで落ちてしまったというのが一番悔しかったですね。
OFリーダーとして悩んだ川村湧(中央㊧)と一同に突っ込まれる田久保㊧
ー各ポジションで期待している選手は
小林:みんな期待してますけどね。自分より全然上手いですし。
川村龍:楽しみですね。みんな、本当に期待してますし。
畑中:でも、リーダーシップがあるのは3年の岩田(和樹)ですね。昔からずっと試合に出てて、すごい戦略とかも理解してるし、アメフトに対しては真面目なので、そういう意味では期待してます。
山本:レシーバーは今1年生の加藤太武。満場一致で加藤ですね。彼はフットボール歴がすごく長いので、本当に第2の高津佐隼矢を期待してます。まだ、試合とかはあまり出てないですけど、センスやポテンシャルを持ってるので、期待して楽しみに見てますね。
福浦:OLは島田(実紀)と栗田(壮一郎)でどっちも3年生なんですけど、あの二人は本当理解力も高くて下級生の時から出ているので、来年はOLを引っ張っていってくれる存在だと思っています。
川村湧:じゃあ、OFリーダーとしてかっこいいこといいますね。(笑)
僕は誰とかではなくて、オフェンス全員に期待しています!
小林:俺もそれ言ったじゃん!(笑)
川村湧:なぜかっていうと、今年1、2年生が多く出てて、そいつらもすごいポテンシャル高いですし、1、2年生で試合に出れるっていうことは本当にすごいことで。この経験を生かして、本当に頑張ってほしいと思います。
全員に期待してます!
エースランナー川村龍ノ介のけがにより台頭した期待のRB岩田
ー寺林主将はどのような存在でしたか
川村龍:一言で言うならば寺林って感じですね(笑)
一同:笑
川村湧:一言で言うならば、寺林翼って感じですね(笑) でも、キャプテンって本当につらいと思うんですよね。1年間、よくやってくれたなと。感謝ですね。
てら(寺林翼)はロースター制って入る入れないとか結構あって、入れなかった人達のケアとかを影で頑張ってしてくれていたりだとか。影でもプレーでも結構引っ張ってくれていたというのはありますね。
畑中:キャプテンであってキャプテンじゃないというか。キャプテンって普通のイメージだとめちゃめちゃ引っ張って、表立って俺についてこいっていう感じだと思うんですけど、全然そんなことはなかったです。気づいたらすごくキャプテンとしての周りに影響を与えてるっていうタイプなんですよね。
ー今までにいないキャプテンのタイプでしたか
畑中:今までにいないですね。逆に多分すごいんですよ。
川村龍:キャプテンって立場を楽しんでいたという感じですね。だからキャプテンぽくはないんだけど、でもみんな信頼してるし、こいつならキャプテンでも大丈夫だ!というのはありましたね。
ー寺林さんは選手からの信頼をすごく得ていたと
川村龍:何よりも熱いパッションがあるんで。
川村湧:そう見えても、裏では本当にきつかったと思いますね。本当に感謝です!
キャプテンの立場を楽しんでいた熱い男、寺林
ー同期との思い出は
川村湧:学年会が2年生の夏以降、一回も開催されてないことです。
一同:笑
田久保:僕、牧野と福浦とも一回絶交してます。(笑)1年生の夏合宿でこいつ(福浦)と一緒に、4年生の洗濯物無くしすぎて怒られたんですね。まぁ、自分が全部悪いんですけど、福浦も一緒に怒られて、一回仲本当に悪くなって、夏合宿で一回もしゃべらなかったです。牧野とは自分がスナップっていう、QBに球を渡すことなんですけど、それが自分は全然できなくて、迷惑かけてました。1年の時は福浦と、2年の時は牧野と仲悪くなりました。それぐらい仲悪いです(笑)ある意味一番つらかったですね。
一同:またつらかったことかよ(笑)
畑中:やっぱり、全てが思い出なのかなって。
思い出って、そんな断片的なものじゃなくて、全体的になった時に思い出になるものなんで。
ー同期に伝えたいことは
山本:なんだろうなぁ。同期に伝えたいことか…。少しでも頼ってきてくれたことが嬉しかったですね。少しでもチームに貢献できて、同期にも貢献できて嬉しかったです。
あと、同期の中に、水道にカップラーメンを詰まらせる奴がいないことを僕は願っています。
畑中:色々あったと思うんですけど、一言でまとめるとみんなありがとうです。自分はよくわからない人間だったと思うんですけど、その中で接してくれて、そこにありがとうって感じです。
川村龍:でも本当に同期には迷惑かけたし、ちょっかいばっかり出して、それでも受け入れてくれたというか。支えられてばっかりで、本当に感謝しかないですね。
小林:めっちゃ難しいなー。何て言えばいいんだろう…。自分はオフェンスにもディフェンスにも所属したことがあって、オフェンス、ディフェンス仲悪いんじゃないかって言われてますけど、そんなこともないんじゃないかと。同期に言いたいこと難しいなぁ。ありがとうなんだけどね。ずっと僕ゲイいじりされてたんですけど、自分はゲイじゃないんで、それだけは伝えたいです。(笑)
一同:笑
川村湧:証拠は押さえているんで。(笑)
牧野:1年からずっとやってきて、正直最初頃とかはつらいことばっかりで、辞めたいって思うときも何回かありました。けど、最後にオフェンスのチームとして、一緒にやれてきたっていうのはすごい嬉しかったです。つらいことがあっても、今思えば何だかんだいい思い出になって、それを共にできた仲間、同期はかけがえのない存在だなと思いますね。
福浦:すごいつらい練習とかあったんですけど、それを乗り越えられたのはみんながいたからだと僕は思っています。みんなに感謝を伝えたいですね。特に法政二校から一緒にやってきた岩本くんと、高津佐くんと、川村くんには感謝しています。
田久保:ここに僕がいるのも同期のおかげかなと思ってます。ロースターに全然入れなかったときに、同期がアドバイスくれて、嬉しかったです。みんなが自分のためにアドバイスしてくれたのは、恩を返してくれるためではなくて、ただアドバイスをくれたので、それがすごい嬉しかったです。
川村湧:4年間苦楽を共にした仲間は一生の宝物だと思っています。4年間の感謝とこれからも一生付き合える友達だと思っているので、みんなありがとう。
重安:僕は一人暮らししていて、お金がすごいない時に、上がり込んで、飯を食わしてくれたり、お金を恵んでもらったりしましたね。フットボールに集中できたのも、同期のおかげだと思っているので、感謝です!
鶴淵:自分も4年間続けて来られたのも、みんなのおかげだと思っています。自分は4年生の中盤でロースター落ちて、辞めようかなと本当に思ったんですけど、同期が一緒にやろう、スタッフでもチームに貢献できるからと言ってくれました。そう言ってくれたときに
、同期ってすごい大切だなと思いましたし、感謝してます。
南河:こんな自己中で、適当な自分を一緒に仲間にしてくれてありがとう。あと、2年連続夏にバーベキューやっているのでこのまま継続して、毎年毎年やっていきたいなと思いますね。
山本:あのバーベキューは初代のメンツとして、しっかり受け継いでいきたいね。
仲のいい同期の皆さん
ー法大での学生生活を振り返って
川村湧:僕は部活だけに一生懸命になるんじゃなくて、勉強も同じように両立するのが、スポーツマンだと思っているので。僕の学部が結構勉強が厳しくて。
一同:1番楽じゃん(笑)
川村湧:どっちもやっぱりしっかりして、フットボールをしっかりやると。外堀の6階のテーブルでよく飯食ってました。
小林:自分と、のすけ(川村龍ノ介)は理系なんですけど、授業がめっちゃありましたね。 オフの日とかは実験レポート書いたりしてて、下級生のときは全然遊べなかったですね。
1、2年のときはつらかったです。でも上級生になったからっていうのはありますけど、オレンジに変わってからは、めっちゃめっちゃ楽しかったですね。1、2年生と3、4年の過ぎる時間は全然違いました。みんなもそうだと思うんですけど、つらい分、1、2年生は過ぎる時間は長く感じましたね。3、4年生、特に4年生は東京ボウル勝ってから、現在までは短く感じました。
ーオレンジに変わって大きくチームは変わったか
小林:そうですね。下級生はすごくのびのびとできるようになったので、そこがすごく変わりましたね。
ーその分、上級生に負担になっていたりは
小林:どうかなー。負担は特にないですね。
山本:多分、下級生に負担になっていたものを自分たち上級生がやったとしても、そんなに負担ではなかったですね。時間的な労力はあっても、精神的な労力とかでは負担には感じなかったですね。
小林:だから、このオフェンスユニットで若い1、2年生だったりとかが、活躍できた要因にもなってると思います。オレンジになってから、1、2年生に変な仕事をやらせないようにして、のびのびさせたから、アメフトに集中できていたのかなと思います。
ー1番感謝を伝えたい人は
山本:1番感謝を伝えたい人は母親ですね。家に大体11時ごろ帰るんですけど、そこでもご飯用意してくれたり、臭い洗濯物を洗ってくれたり、本当は自分がやればいいんですけどね。4年間そういったことをやってくれていたので、感謝しつつ、これから恩返しも含めて頑張っていきたいと思います。
畑中:全ての人に感謝したいんですけど、やっぱり自分の人生に感謝をしていて。
自分の人生、色々あったと思うんですけど、この何億、何百億通りの色んな人生がある中で、たまたま法政大学にきて、たまたまアメフト部に入って、このみんなと出会えて、そんな人生に感謝してます。
川村龍:山本と同じく、母親ですね。シングルマザーなので、結構負担かけてしまっていたと思います。毎日喧嘩してた時もあったけど、一緒に苦難を乗り越えてきた人でもあるから、感謝しかないですね。自分も早く親孝行したいですね。
小林:僕はDEの山下泰輝に感謝してますね。
山下も初心者で、3年の時だけ同じポジションをやっていていました。お互いDEとして、そんなに試合に出れなくて、その時に二人でまじで悔しいという話をしてましたね。4年になって、山下が慶応戦で爆発して、スターターを獲得した時に、自分はRBとして、明治戦とかは出れてなったんです。でも、それでやる気が再燃してきて、同じようにウエイトを頑張ってきた初心者として、自分のモチベーションを保たせてくれたという面ではすごく感謝してます。
牧野:僕が感謝しているのは両親ですね。地方から出てきて、一人暮らしして、それだけでもお金かかるのに、私立の大学に行って、アメフトもやらしてもらってました。生活するのにも、不自由ないぐらいの仕送りをしてもらったというのは本当に普通の家庭だとなかなかできないですし、これが当たり前ではないので。負担をやっぱりかけしまっていたので、引退していいところに入って、親孝行したいなと思ってます。
福浦:僕も両親です。僕は7年間やってきて、食費とかその他含めて、色んな費用がかかって、親にすごく負担をかけました。そういった面で、社会人になって、恩返しできたらなと思ってます。
田久保:僕も両親で、1年のときからずっとけがしてて、試合も出れていないという状況の中で、親が試合に見にきても、自分は活躍してませんでした。そんな中でも、ご飯作ってくれたりとか、支えてくれていました。結果、自分のポジションとしては試合に出れなかったんですけど、1試合出れただけでも、喜んでくれて、早稲田戦後も自分以上に泣くぐらい、引退の時に悲しんでくれていました。自分のことを最後まで思ってくれていた親に感謝して、社会人になって恩返ししたいです。
川村:自分も親には本当に感謝してます。
サプライズで今、感謝を伝えようかなって思っています。
重安:僕はレシーバーの同期が1番感謝していて、活躍してる同期がすごいいて、頑張っている姿を見たら、自分のモチベーションにつながって頑張ろうと思うことができました。ここまでやってこれたのも、仲間のおかげだと思うので、感謝しています。
鶴淵:親にももちろん感謝してますが、部内でいうと一番感謝しているのは南河くんですね。一緒の学部学科で、学籍番号もほぼ隣で、指定校推薦で入ってきてずっと一緒にいますね。なので、困ったこととかを共有したりだとか、どうやったらこのプレーができるのかとかを結構話し合っていました。そういう部分でもずっと、一緒にやってきた仲間なので一番感謝したいですね。
南河:自分は親に感謝してます。
ー応援してくださっているファンの方に向けて
南河:これからも法政オレンジは強くなって、日本一絶対なると思うので、応援よろしくお願いします。
畑中:これからもっとフィジカルアップして、ファンダメンタルも最強になって、絶対強くなると思うので応援よろしくお願いします。
重安:絶対強くなると思うのでよろしくお願いします。
川村湧:見た目もチームとしても華やかで、見ていて楽しいと思います!
田久保:見てて楽しいのがアメフトなので、これからも見守ってください。
福浦:来年は勝つこと信じているので、今後も応援よろしくお願いします。
牧野:少しづつオレンジになってからの環境に慣れていって、もっと法政らしさが出てくると思うので、今後とも応援よろしくお願いします。
小林:日本の大学の中で、ずば抜けて差し入れや提供品が多くて、他の人達からしたら、あれだけ貰ってチャラチャラしてるだろと思われているかもしれないです。だけど、このチームはいい文化づくりをしているので、腐ることは絶対にないと思います。物だけもらうとかはではないので、謙虚に練習して、インスタのフォロワー数ナンバーワンを。こんな法政オレンジをよろしくお願いします。
川村:これからどんどん強くなっていくチームだと思うので、引き続き応援よろしくお願いします。
畑中:いつも試合終了後に整列して、観客席を見るんですけど、その時にその数の多さでいつもすごい応援されているんだなと思っていました。応援の力もあって、頑張れているところもあるので、引き続き応援よろしくお願いします。
山本:チャラチャラしてるだとか、ヘラヘラしてるというらイメージがあると思うんですけど、練習も真剣にやっていますし、本気で日本一を目指しているチームなので、応援よろしくお願いします。
フォトギャラリー
- オフェンスチームを引っ張ってきた4年生たち
- 『All関東 24』に表彰された牧野㊨
- 早稲田戦にて執念のブロックをする牧野㊧
- 立教戦にてTD後にチームメイトに祝福される小林篤
- 昨シーズンの早大戦にて活躍する川村龍
- 昨シーズンの日体大戦にてTDを決めた南河
- 高身長が持ち味の川村湧のカレッジボウル2019でのパスキャッチ
- 2016年春の成蹊大戦でTDを決めた畑中