【硬式野球】新入生紹介第1弾 投手編~石田旭昇、扇谷莉、山本大雅~
2019年3月9日(土)
法政大学野球部合宿所
開幕に向けて着々と準備が進む中、未来の法大野球部を担う新入生が入寮した。そこで今回は『スポーツに優れた者の特別推薦入学試験』で入学した15名にインタビューを敢行。法大野球部の雰囲気や高校時代の思い出など、さまざまなことを伺った。第1弾を飾るのは投手陣である石田旭昇、扇谷莉、山本大雅の3人だ。
『スポーツに優れた者の特別推薦入学試験』による新入生一覧
ポジション | 氏名 | 出身高校 |
投手 | 石田旭昇 | 東筑 |
扇谷莉 | 東邦 | |
山本大雅 | 三重 | |
捕手 | 大柿廉太郎 | 健大高崎 |
木下将吾 | 静岡 | |
村上喬一朗 | 東福岡 | |
内野手 | 海﨑雄太 | 埼玉栄 |
河野賢伍 | 西武台千葉 | |
齊藤大輝 | 横浜 | |
高田桐利 | 広陵 | |
野尻幸輝 | 木更津総合 | |
松田憲之朗 | 龍谷大平安 | |
外野手 | 樺嶋竜太郎 | 福岡大大濠 |
田中悠我 | 帝京 | |
宮﨑秀太 | 天理 |
選手インタビュー
石田旭昇 投手
ー入寮していかがですか
高校は自宅から通っていたので、寮生活は初めてですが、洗濯などを自分で行い、しっかりと暮らしています。
ー東筑高校時代は甲子園にも出場しました
予選では無欲で行って、1勝を大事にしていたんですけれど、勝っていくにつれて、自信がついていきましたね。
ー東筑高校時代、メディアでは『石田伝説』で騒がれていました
最初は不安もあったんですけれど、試合で勝っていく中で、そのことでチーム全体の士気が上がっていって、個人的にはプラスに捉えていました。
ー大学進学を決めたのは
高3の夏に予選に敗退してからですね。このままではだめだと思い、大学進学を決めました。
ー東筑の同期3人も同じく六大学に進学します
北村(謙介、慶大)はついこの間、慶応大に合格して、おめでとうと言いました。高校までは3人とも同じチームでしたが、大学ではライバルとなるので、お互いにいい刺激を与えられるといいですね。
ー法大の雰囲気は
先輩も同期も優しい人が多くて、とても過ごしやすいなと思います。
ー特に仲の良い選手は
投手陣で一緒にいることは多いですね。
ー趣味はありますか
映画鑑賞です。
ー今後見たい映画などありますか
『アクアマン』とか『マスカレード・ホテル』は見てみたいですね。
ー出身の東筑高校は県内随一の進学校として有名ですが、勉強について
やっぱり、そのような学校でしたので、勉強する時間はかなりありました。
ー得意な教科は
地理ですね。
ー東京に出てみていかがですか
僕の地元は田舎なので、とても人が多いなと。日本の経済の中心だなと感じましたね。
ーどのような選手になっていきたいか
自分を起用すれば勝てる。そんな選手になっていきたいです。
ー目標としている選手は
僕のようにサイドスローではないんですけれど、銀二(三浦、キャ:新2年)さんですね。先日キャッチボールをしていただいて、球がすごく伸びてくるのが分かりました。あとは柏野(智也、営:新3年)さんですかね。同じサイドスローとしてとてもお手本になります。
ー座右の銘などありますか
『旭日昇天』です。自分の名前の由来でもあります。朝日が登るように勢いのある選手になっていきたいです。
ー最後に一言お願いします
練習をしっかり積んでいって、優勝目指して頑張ります!
(取材:加瀬航大)
石田旭昇(いしだ・あきのり)
2000年7月31日 173cm・70kg
福岡県出身・東筑高校(甲子園:’17夏、’18春)
右投・右打
『サイドから140㌔超の直球とツーシームなどの変化球を駆使し、先発、ワンポイントなど様々な場面での登板が予想される変則右腕。法政でも「石田伝説」は見られるか。』
扇谷莉 投手
ー東邦高校に入学したきっかけは
藤嶋(健人、中日ドラゴンズ)さんの影響が強いですね。あのピッチングを見て東邦に入りたいなと思えました。
ー高校で1番きつかった練習メニューは
ランニングメニューはやはりきつかったですね。
ーなぜ法大に
六大学野球というのは大学でもトップクラスの野球をしていると思いますし、三浦銀二さんがいたというのもありますね。
ー法大と東邦高校を比べてみて
まず、ウエイトルームがとても大きくてびっくりしました。練習施設も整っていて、野球をするにはいい環境だなと思いました。
ー寮での暮らしは
今のところ快適に過ごしています。部屋も銀二さんと同じで、僕に気を使ってか、結構話しかけてくれます(笑)。
ー三浦選手とはどのような話を
プライベートのこととか野球のこととか色々です。ご飯とかも連れていってくれて。とても優しい方です。
ー同期とは
仲良くやっています。みんな優しかったり、面白かったりするので。
ー特に一緒にいる選手は
やっぱり、投手陣の選手が多いですかね。石田(旭昇、新1年)、山本(大雅、新1年)などは一緒にいます。
ー趣味はありますか
音楽鑑賞ですね。部屋では銀二さんがケツメイシの曲とか流してくれます。
ーEXILEが好きだとお聞きしました
そうですね(笑)。3代目(J Soul Brothers)とかその辺りの音楽が好きです。
ー特に好きな曲は
うーん、好きな曲と言われると難しいですね。どれも好きなので選べないです(笑)。
ーライバルはいますか
まずは、同期の投手陣がライバルになると思います。みんなで切磋琢磨して、チームが強くなっていけたらなと思います。
ー目標としている選手は
藤嶋さんですね。やっぱり、人間としても野球人としても完璧な方なので、憧れというか、目標です。
ーアピールポイントを教えてください
やはり自分は真っ直ぐに自信を持っているので真っ直ぐですね。
ー最後に一言お願いします
結果を残して、少しでも早くチームの戦力になれるように頑張ります!
(取材:加瀬航大)
扇谷莉(おうぎや・らい)
2000年6月27日 187cm・88kg
富山県出身・東邦高校(甲子園:’18春)
右投・右打
『長身から140㌔台のキレのあるまっすぐを投げ、三振の山を築く本格右腕。高校では果たせなかった全国制覇の夢を法大で叶える。』
山本大雅 投手
ーアピールポイントを教えてください
僕のアピールポイントは、特にコントロールには自信があるので大学を通してコントロールをもう一つ上の段階に上げれるようにいきたいですし、また他の変化球や真っ直ぐの精度を上げていけるようにできたらいいなと思っています。
ー第90回記念選抜高等学校野球大会では甲子園で登板しました
センバツでは『楽しむ』ということを目標にチームでもやっていたのですごく楽しみながら登板することができました。
ー高校で一番の思い出は
やっぱり春のセンバツに出られたことが1番の思い出です。
ー野球部を引退してからどのような練習に取り組みましたか
もう一度体作りとしてジムに通ったりだとか、あとは大学に来てからすぐに投げられるようにピッチングの練習をしたりしてきました。
ー法大に入学した経緯は
今の青木監督さんが三重高校のOBだったり、1つ上の先輩もいるので。あと六大学という大きな舞台で自分が活躍してる姿が見れたらいいなと思ったからです。
ー東京六大学野球の印象は
他のリーグとか大学に比べても飛び抜けてレベルも高いと思いますし、すごく自分の中で成長できる場所かなと思います。
ー入寮してみていかがですか
最初はすごく緊張して慣れない環境だったんですが、先輩方もすごく優しくて、少し慣れてきて良い環境で野球も私生活もやらせてもらっています。
ー先輩とのコミュニケーションは
野球の話もそうだったり、あとは私生活のことで今後の学校のことなどいろいろ聞いて、これからに役立てようと思っています。
ー新入生の雰囲気は
すごく明るくみんなで協力し合って、良いチームを作っていこうという雰囲気です。
ー参考にしている人
今のところはいないですけど、六大学ではバッティングでもピッチングでも両方あるので、すごく大きなことを言うと大谷翔平選手(エンゼルス)のように、打っても守ってもできるような選手になれたらいいなと思います。
ー大学生活で楽しみなこと
野球もそうですけど、学校生活も高校と違うという話はよく聞くので、学校生活という面でもすごく楽しみにしています。
ーマイブームは
音楽をよく聞きます。
ープロ野球で好きな球団は
福岡ソフトバンクホークスが好きです。
ー今年の目標は
まずチームのリーグ優勝、そして日本一になれるようにサポートをできる部分もあると思うので、サポートしていきたいです。実力が伴えば試合に出ることもできるので、チームの力になれるように頑張りたいです。
ー4年後の目標は
法政大学のピッチャーの中では1番だと言われるような選手になりたいです。
ー最後に意気込みをお願いします
この大学の4年間でしっかり実力をつけて、目標であるプロ野球選手になりたいと思います。
(取材:鈴木滉平)
山本大雅(やまもと・たいが)
2000年10月10日 178cm・78kg
三重県出身・三重高校(甲子園:’18春)
右打・右投
『抜群のコントロールが持ち味。春の選抜でも登板し大舞台も数多く経験しており、未来の法大のエースとして期待がかかる。』
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- スポーツ推薦で入部した投手陣の3人