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【陸上競技】第22回日本学生ハーフマラソン選手権 63分台を3人がマーク!!『箱根4位』へ好スタートを切る

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【陸上競技】第22回日本学生ハーフマラソン選手権 63分台を3人がマーク!!『箱根4位』へ好スタートを切る

第22回日本学生ハーフマラソン選手権
2019年3月10日(日)

陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営昭和記念公園及びその外周道路

新体制となり挑んだ、日本学生ハーフマラソン選手権。箱根4位という昨年より高い目標を掲げた法大は、駅伝主将に就任した坪井を筆頭に63分台を3人が出すなど昨年を上回る走りをみせ、新たに迎えるシーズンへ良いスタートを切った。

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新駅伝主将となった坪井はチームトップでフィニッシュ

試合結果

結果

順位  選手名 記録 
23位 坪井慧(経3) 1時間3分25秒
26位 佐藤敏也(社3) 1時間3分30秒
35位 岡原仁志(経3) 1時間3分52秒
53位 糟谷勇輝(経2) 1時間4分12秒
65位 佐々木虎一朗(経3) 1時間4分36秒
77位 久納碧(経1) 1時間4分48秒
94位 松澤拓弥(社3) 1時間5分04秒
95位 鈴木快(社2) 1時間5分05秒
116位 鎌田航生(社1) 1時間5分22秒
127位 中村雅史(経2) 1時間5分28秒
162位 土屋勇樹(経3) 1時間5分54秒
172位 児玉天晴(社2) 1時間6分01秒
185位 須藤拓海 (社2) 1時間6分14秒
221位 山本燎(1) 1時間6分37秒
266位 田辺佑典(経2) 1時間7分03秒
337位 森準也(社3) 1時間7分54秒
348位 古海航(社2) 1時間8分01秒
361位 寺沢玄(法2) 1時間8分07秒
435位 河野祥哉(1) 1時間9分13秒
444位 清家陸(1) 1時間9分17秒
452位 齋木淳人(1) 1時間9分24秒
459位 奥山智広(経2) 1時間9分27秒
493位 守角隼(経1) 1時間9分57秒
638位 日吉陸斗(現福2) 1時間13分00秒
741位 佐藤航(3) 1時間16分30秒

 

戦評

 ユニバーシアード大会のハーフマラソン競技の代表選考を兼ねた日本学生ハーフマラソン選手権が、3月10日に陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営昭和記念公園及びその外周道路にて開催された。東京箱根間往復大学駅伝(箱根)では総合6位という結果を納めた法大、4年生が抜けて初めての新体制で挑み、多くの選手が力強い走りを見せた。

 法大トップは新主将の坪井慧(経3)。2月の神奈川マラソンでは見事優勝を果たし絶好調の走りを今回も期待されていた。レース序盤に転倒によるアクシデントで出遅れたもののキャプテンとしての自覚から気持ちをしっかり切り替え、「自分で押すという感覚を作って走った」と本人も語ったように最後まで粘りの力強い走りを見せた。続く佐藤敏也(社3)は3位以内のユニバーシアードを目標にしていたが「前半思ったよりも身体が動かなく気持ちが空回りしてしまった」と悔しさをにじませ、目標達成とはならなかった。岡原仁志(経3)は終盤に集団から離され目標タイムである63分こそ届かなかったものの終盤まで3分ペースで走り抜き、岡原にとって今後に向けた良い収穫となった。

 強力な4年生が抜け初めて新体制で挑んだ法大。今大会では、新たに1年生が64分台をマークするなど新戦力も整いつつある。今年こそは真の強豪校へ、オレンジエクスプレスに大きな期待がかかる。(高橋尚輝)

 

監督・選手インタビュー

坪田智夫監督

―今日の試合を振り返ってみていかがでしたか
 中堅どころである新3年生の糟谷や鈴木(快)などが決して良いタイムとは言えないのですがしっかり上がってきていて、チームとしては収穫のあったレースだったと思います。

―昨年と比べて今のチーム状況はいかかですか
 故障者を少なくスタートラインに立たせることができました。63分台の選手も数人出すことができたので、もう少し高いレベルで勝負できるようになったと思います。

―今大会の位置づけは
 冬場の集大成だと思います。なかなか結果がでなかった糟谷や鈴木(快)は体もトレーニングの甲斐もあって変わってきて、上位に入り込めたのかなと思います。

―駅伝主将の坪井選手がチームトップでした
 青梅終わってからは調子が上がっていないなという印象だったのですが、地力がついた証明なのかなと思います。

―冬季はどういった練習をされていましたか
 今年は陸上競技場が使えないということで、各自での練習が多かったです。昨年は故障者を多く出してしまったので練習の量や質はあげないで、継続させることを意識していました。余裕を持たせて冬季を乗り越えました。

―今後の意気込みをお願いします
 次の目標は関東インカレになりますので、そこでは1点でも多く点数を取りに行くことが大事だと考えています。チームとしては2部落ちの可能性はゼロではないので、去年以上の得点を取っていきたいと思います。

坪井慧

レースを振り返ってみていかがですか
 2㌔過ぎぐらいで転倒してしまい、そこでやめようかと迷いました。ですが、やっぱりキャプテンとして走らないといけないという気持ちがあったので、そのまま3分ペースで予定通りぐらいの走りはできたかなと思います。

―今日のレースプランは
 本当は先頭集団についていくことが目標でした。転倒があってからはしっかり切り替えて、自分で押すという感覚を作っていきました。タイム的に見ると、最後のきついところも同じラップで行けたので、そこは今後につながったかなと思います。

―今回のレースはどのような目標を立てていましたか
 最低限自分のベストを出すことが目標だったので、更新できてよかったです。ですが、ここまで状態良く走れていたので、62分台を出したかったなということはあります。

―今回のレースでの収穫は
 転倒した後に自分でしっかり切り替えて、課題であった同じペースで刻むということができたので良かったです。

―一方で課題や改善点はございますか
 自分の中で転倒してしまうことが多いので、やはり今回のような大会で転倒すると前について行けなかったりするので、しっかり周りを見て改善できればよいかなと思います。

―好調の要因は
 1年生の時はけがが多く、大事な時にけがをしてレースに出れなかったりしていました。3年生になり箱根が終わってからも、大きなけががなかったので、それが走れた大きな要因かと思います。

―今シーズンの目標と意気込みをお願いします
 今シーズンは出雲・全日本・箱根と3つの駅伝でしっかり戦うために、夏の合宿でチーム全体がまとまり、箱根で4位をとれるようにやっていきたいと思います。

佐藤敏也

本日のレースを振り返って

  3位以内のユニバーシアードを目標にしていたのですが前半思ったよりも上手く身体が動かなく、気持ちが空回りしてしまいました。非常に残念な結果になってしまいました。

 

どういったレースプランを心がけましたか

 ハイペースでレースが進むことが予想されたのでどこまで先頭集団についていってどこまで残ることができるかが鍵だったのでそれだけを考えていました。

 

―今回のレースに向けてどのような練習を積みましたか

 箱根が終わってからの1月は良い練習を積むことができなかったのですが2月は合宿に行ってそこで良い練習ができたので、そこそこ戦うことができると思いましたが、自分では分からない疲労がたまっていたのかなと思います。

 

―今日のレースプランは

 ハイペースでレースが進むことが予想されたのでどこまで先頭集団についていってどこまで残ることができるかが鍵だったのでそれだけを考えていました。

―法政としてのチームの結果を受けていかがですか

 すべてはまだ把握しきれていないのですが1年生のなかでも64分台をマークしている人もいるので良かったとおもいます。

 

関東インカレでの目標は

 まだ種目は決まっていないですけど今回のリベンジとなるような走りをみせたいと思います。

 

岡原仁志

―今日のレースを終えてまず一言お願いします
 目標タイムの63分ちょうどに届かなくて少し悔しい部分があります。

―今日のコンディションは
 2週間前まで合宿を行っていて、その疲労が残ってはいましたが、ここ1週間調子が上がってきていて今回いけるかなと思っていました。調子は良かったです。

―箱根後はどういった練習を積みましたか
しばらくは学校の競技場が使えなかったのでロード中心の練習でしたが、最近になって競技場が使えるようになったのでスピードを行ってきました。

―今大会のレースプランは
 今回は10kmまでは突っ込んで前の集団に付いてき、15kmからラストは粘ろうと思っていたのですが、思ったよりも早く集団から離れてしまいました。

―今大会の良かった点と悪かった点はどこだったのでしょうか
 タイムはついてこなかったのですが、身体は余裕を持って15kmまで45分で通過でき、3分ペースを苦にしないで走れたことは収穫だったと思います。

―今シーズンの個人としての目標は
 昨シーズンは箱根を外してしまって悔しいシーズンだったので今シーズンは3大駅伝全てで結果を出すのと、トラックでも5000m13分台、10000m28分台を目標に頑張っていきたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0575 R神奈川ハーフ、青梅マラソンに次いで勢いあるレースをみせた坪井
  • DSC 0516 Rユニバーシアードを目標にしていた佐藤にとっては悔しい結果に
  • DSC 5040 R昨年、急成長をみせ主力としてチームを率いる岡原
  • DSC 4851 R法大2年生の中で最上位に入った糟谷
  • DSC 5051 R昨年度、箱根メンバー落ちの佐々木は巻き返しを図る
  • DSC 5053 Rスピードランナーの久納は1年生トップでフィニッシュ。ロードへの適正も見せつける
  • DSC 4878 R淡々とした走りでチーム上位に食い込んだ松澤
  • DSC 5061 R自己ベストを更新した鈴木。今後の覚醒に期待だ
 

 

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