【サッカー】第93回関東大学サッカーリーグ戦 第9節 法政大0-0東洋大 前半を耐えしのぎ後半に決定機ラッシュもネット揺らせずスコアレスドロー
第93回関東大学サッカーリーグ戦 第9節 法政大ー東洋大
2019年8月4日(日)
法大城山グラウンド
およそ2ヶ月ぶりに再開したリーグ戦。11位の東洋大をホーム・法大城山グラウンドに迎えたが前半はなかなか決定機を作れずに苦しい時間帯が続き、なんとか無失点に抑えて折り返す。迎えた後半は終始ペースを握って攻め続け、12本ものシュートを放ったがフィニッシュの精度を欠いて0-0のまま試合終了。勝ち点1を手にしたものの順位は7位に転落した。
試合結果
トータル試合結果
0 法政大学 |
0 | 前半 | 0 | 0 東洋大学 |
---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 0 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
62分 | 交代 | 法政大学 | 橋本→紺野 | |
69分 | 交代 | 法政大学 | 佐藤(大)→松澤 | |
77分 | 交代 | 法政大学 | 長谷川→飯島 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
21 | GK | 中野小次郎 | 経済3・徳島ヴォルディスY | 4・0 |
23 | DF | 関口正大 | 現福3・新潟明訓高 | 6・1 |
2 | DF | 森岡陸 | 現福3・ジュビロ磐田Y | 8・0 |
5 | DF | 加藤威吹樹 | 経済4・サンフレッチェ広島Y | 7・0 |
3 | DF | 高木友也 | 経済3・法政第二高 | 9・0 |
7 | MF | 末木裕也 | スポ4・ヴァンフォーレ甲府Y | 1・0 |
6 | MF | 大西遼太郎 | 社会4・ジュビロ磐田Y | 7・0 |
11 | MF | 橋本陸 | 経済4・西武台高 | 5・0 |
13 | MF | 長谷川元希 | 現福3・大宮アルディージャY | 8・0 |
14 | MF | 森俊貴 | 情科4・栃木SCY | 5・0 |
20 | FW | 佐藤大樹 | 経済2・コンサドーレ札幌Y | 8・3 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
21 | GK | 長島卓哉 | スポ4・東京ヴェルディY | 0・0 |
24 | DF | 宮部大己 | 経済3・法政二高 | 5・0 |
8 | MF | 紺野和也 | 現福4・武南高 | 9・2 |
10 | MF | 下澤悠太 | 社会4・柏レイソルY | 4・0 |
9 | FW | 松澤彰 | 現福4・浦和レッズY | 3・0 |
28 | FW | 田中和樹 | 社会2・浦和学院高 | 2・0 |
30 | FW | 飯島陸 | 経済2・前橋育英高 | 2・0 |
※成績は試合終了時のもの
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 明治大 | 24 | 9 | 8-0-1 | 22/5 | 17 |
2位 | 駒澤大 | 19 | 9 | 6-1-2 | 13/14 | -1 |
3位 | 順天堂大 | 18 | 9 | 6-0-3 | 11/7 | 4 |
4位 | 立正大 | 17 | 9 | 5-2-2 | 21/9 | 12 |
5位 | 筑波大 | 17 | 9 | 5-2-2 | 15/12 | 3 |
6位 | 桐蔭横浜大 | 15 | 9 | 4-3-2 | 14/8 | 6 |
7位 | 法政大 | 14 | 9 | 4-2-3 | 10/7 | 3 |
8位 | 中央大 | 11 | 9 | 3-2-4 | 9/11 | ‐2 |
9位 | 早稲田大 | 7 | 9 | 2-1-6 | 8/14 | -6 |
10位 | 専修大 | 7 | 9 | 2-1-6 | 12/26 | -14 |
11位 | 東洋大 | 4 | 9 | 1-1-7 | 5/13 | -8 |
12位 | 流通経済大 | 1 | 9 | 0-1-8 | 8/22 | -14 |
前期リーグ途中経過
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 4月7日 | 中大 | ●1-2 | 山梨中銀スタジアム |
2 | 4月14日 | 早大 | ○1-0 | 中台運動公園陸上競技場 |
3 | 4月28日 | 順大 | ○1ー0 | 味の素フィールド西が丘 |
4 | 5月2日 | 桐蔭大 | ●1‐2 | 相模原ギオンスタジアム |
5 | 5月6日 | 流経大 | ○1-0 | 龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド |
6 | 5月19日 | 明大 | ●0-2 | 味の素フィールド西が丘 |
7 | 5月29日 | 立正大 | △1-1 | 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 |
8 | 6月1日 | 筑波大 | ○4-0 | 武蔵野市立武蔵野陸上競技場 |
9 | 8月4日 | 東洋大 | △0-0 | 法大城山グラウンド |
10 | 8月7日 | 専大 | 18:00 KO | 法大城山グラウンド |
11 | 8月10日 | 駒大 | 18:00 KO | NACK5スタジアム大宮 |
マッチレポート
約2ヶ月の中断期間を終えた関東大学リーグ。再開後いきなり中2日で3試合が続くハードスケジュールの初戦は東洋大をホーム・城山グラウンドに迎えた。法大はFWに佐藤大樹、トップ下に長谷川元希を配置するシステムで試合に臨んだ。
前半はファーストシュートこそ法大が放ったがその後は東洋大に押し込まれ、自陣で耐えしのぐ時間帯が続く。攻撃面では敵陣のサイド深くにスルーパスを供給して起点を作ろうとするが、東洋大ディフェンスの粘り強い対応によりなかなか攻撃の糸口を掴めない。40分にカウンターから大西遼太郎がサイドを駆け上がりクロスを上がるなど、前半終了間際には徐々に相手ゴールに迫る形が見えてきたもののシュートは枠内を捉えられず、スコアレスで試合を折り返した。
迎えた後半は一転して法大が主導権を握った。開始早々に末木裕也がミドルシュートを放ち、55分には長谷川がエリア内でシュートを放ったがDFに当たり惜しくもコースが変わった。ここまでリーグ戦1勝の11位・東洋大から何としても勝ち点3をもぎ取りたい法大は63分に紺野和也を投入。すると直後の65分、紺野のクロスに森俊貴がボレーで合わせたがボールはポストに直撃。こぼれ球を拾った流れから大西がシュートしたが相手DFに阻まれて先制ならず。後半だけでシュートを12本放ち、何度もゴールに迫った法大だが最後までネットを揺らす事はできずに0-0で試合終了。東洋大と勝ち点1を分け合った。
とはいえ、後半の内容からすると「勝ち点2を失った」という結果である事は試合後の選手たちが見せた表情から明らかだった。しかし、この悔しさを引きずる間もなく3日後には次節の専大戦が控えている。気持ちを切り替え、次こそは勝ち点3を狙う。(岩瀬斗真)
選手コメント
佐藤大樹
ー試合を振り返って
直前の試合(アミノバイタル杯5・6位決定戦)はチーム状況も良くて、練習試合でも勝利が続いてる中で迎えた久々の関東リーグという事で一人一人良い準備をしてきたんですけど、結果的に得点を決められず、自分達の中でいろんな課題が見つかった試合でした。
ーどういう狙いを持って試合に入りましたか
立ち上がりは前線から守備をして速攻を仕掛けたり、自分たちの得意な形で点を奪う狙いだったんですけど、なかなかそういったシーンを自分たちから作る事ができずに受け身になってしまいました。
ー前半は相手の裏に抜けようとしても阻まれるシーンが目立ちましたがFWとしてどうでしたか
東洋が前から守備する状況で自分が裏に抜ける事はイメージしていたんですけど、東洋の選手が頭を使って守備してきていたのでなかなかスペースがなくて。そういう時に自分が頭を使って他の選手と(イメージを)共有しながらプレーする事が課題でもありました。
ー厳しい状況のまま迎えたハーフタイムではどういう事を確認しましたか
チームとしてはこういう状況で後半は必ず自分たちの流れが来るって事は一人一人わかってましたし、後半は絶対に取るって気持ちで臨んだんですけど、東洋の固い守備もあって結果的に決める事ができず悔しい試合でした。
ー次節に向けて
この3連戦は総力戦になると思いますし、一人一人いい準備をして、自分としても今日はいろいろ課題が見つかった試合だったので切り替えて次勝てるように頑張りたいです。
フォトギャラリー
- 真夏の3連戦に臨む法大
- 長谷川はトップ下で出場
- 末木は安定したプレーで攻撃を組み立てた
- オーバーラップからクロスを上げる高木
- 好調が続いた佐藤(大)だがこの日はDFに苦しめられた
- 森のシュートはポストに阻まれた