【アイスホッケー】関東大学リーグ戦 対日大 3連戦最終戦でついに勝利!! 石川はハットトリックの大活躍!!
関東大学リーグ戦
2019年9月16日(月)
ダイドードリンコアイスアリーナ
3連戦最終目の相手は日大。早大、明大と連敗を喫していた法大は3連戦最終日でようやく勝利を手にした!石川亜蘭はハットトリックの大活躍で爪痕を残した。
試合結果
トータル試合結果
4 (50) |
2(18) | 1P | 0(4) | 1 (16) |
---|---|---|---|---|
1(19) | 2P | 0(7) | ||
1(13) | 3P | 1(5) | ||
法政大学 | ― | PSS | ― | 日本大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
メンバー
SET | FW | FW | FW | DF | DF |
---|---|---|---|---|---|
1 | 24石川亜蘭(文3) | 48小西遼(人4) | 77安藤永吉(法1) | 76田畑秀也(法4) | 21栗原皐成(法2) |
2 | 32 古川憂人(人1) | 86伊藤俊之(文2) | 91土田啓太(法3) | 4 福島勇啓(文4) | 66 新田谷兼翔(人3) |
3 | 86 伊藤俊之(文2) | 13南陽向(法3) | 18金子凌大(法2) | 27 小堀健祐(法4) | 71竹中海斗(文3) |
4 | 67志田凌大(文4) | 15冷水大雅(法1) | 28岡本鱒乃助(経1) | 14松井洸(法4) | 16糸崎勇(法2) |
※GKは#31 吉田駿太(文4)が先発出場。控えに#39 中島康渡(法3)。
戦評
早大、明大と続いた三連戦最終日。連敗から抜け出したい法大は、メンバーを若干入れ替え、昇格組である日大を相手に迎えた。
まずは第1ピリオド。何度もゴールに迫るも、日大のゴール前を固める守備を破ることができない。しかし14分、安藤永吉(法1)のマイナスへの折り返しを石川亜蘭(文3)が落ち着いて決め、先制に成功する。第1ピリオド終了間際の19分にも、松井洸(法4)がゴール右斜め45度の遠目の位置から放ったシュートを石川がコースを変え追加点。2点をリードする展開に。
迎えた第2ピリオド。序盤の相手の4分間の退場もあり、多くの時間を数的優位の状況でプレーする。時に速攻、時に遅攻を織り交ぜながら日大ゴールを脅かし、またも終了間際の18分に伊藤俊之(文2)の折り返しを土田啓太(法3)が押し込み追加点。再現性のある攻撃でリードを3点に広げる。
試合を決定づけたい第3ピリオドは開始直後の2分にゴールを許し、嫌な雰囲気に。しかし、5分に栗原皐成(法2)がサイドからパスを送り、石川が中央で合わせこの日3点目。背番号24番のハットトリックで日大を完全に突き放した。このままスコアは動くことなく試合終了。三連戦の最終日でついに白星をつかんだ。
チームはけが人の続出による不調に苦しむが、石川や安藤、古川憂人(人1)など、新たなタレントが攻撃を牽引した。屋台骨である松井も今試合から復帰を果たしパワフルなプレーを見せている。リーグ戦のスタートダッシュでは遅れを取ったが、戦いは始まったばかりだ。今季の設計図を書き改める時間はまだ残されている。空き週を挟み、次戦は日体大を迎え撃つ。(磯田健太郎)
インタビュー
石川亜蘭
ー今日の試合を振り返って
自分はほとんどこれまで試合に起用されてなくて、たまたまみんなが怪我して一つ目で少しでも結果を残せればと必死になりました。チーム全体も三連戦中連敗してて、流石に三連敗はできないのでしっかり勝とうという気持ちでした。
ーハットトリックを決めた
これまであまり出場回数が多くはないんですけど、チャンスで決められたのは日頃の努力のおかげかなと思います。
ーゴールについて
普段から想定していたものではなくて、今日初めて一つ目で起用されてプレーも決まってなかったのでとりあえずゴールを取れればという気持ちでいました。
ー出場機会が増えている
先輩たちが出られない分、プレーは上手くないんですけどハードワークでチームを盛り上げて一つでも多く勝利できればなと思います。
ー3Pはディフェンスが長かった
2P始まって早々、みんな集中が切れてました。3Pも立ち上がり悪くて、それでも最後四つ目の普段出られない選手を起用するということで良い形で終わることができました。
ー試合中笑顔が見られた
自分は集中も兼ねてるんですけど楽しくプレーすることが一番大事だと思ってるので、どんな時も笑顔を忘れずチームを盛り上げられる選手になりたいですね。
ー三連戦を振り返って
勝てる試合も勝てなかったですね。それは準備不足だったり、夏準優勝して集中切れてたりすることがあってどの試合も立ち上がりが悪かったので次の試合から挽回できればなと思います。
ー次の試合に向けて
けが人が復帰するまでは自分も少しですけど試合に出ると思うので、今日も何度かチャンスを外してるんですけどそこを決めて勝って優勝したいです。
土田啓太
ー今日の試合を振り返って
けが人が多かったのですが、その中で普段試合に出ていない人たちが走ってくれました。1ピリからいい流れでシュートを打てて、ゴールに向かうがむしゃらなプレーが多かったので、序盤から流れを作れました。
ー3ピリでは攻められる場面が増えました
2ピリまで無失点だったので、そのままいこうという話でしたが、3ピリは体力不足か集中力が切れたのか、油断して点をいれられてしまいました。そこは改善していきたいと思っています。
ー今シーズン得点を多く決めていますが、ご自身の好調の要因は
パックを持ったらとりあえずゴールに向かうことは心がけています。シュートを打たないと点も入らないので、ゴールに向かって、いけそうだったらシュートまで持っていくようにしています。
ー夏場に重点的に強化した部分は
自分はけがをしてしまったので、夏合宿に参加できず、今大会から復帰しました。
ー早大、明大戦では惜しくも敗戦となりました。今後に向けて改善していきたい点は
昨日とおとといは準備不足でした。みんなの気持ちがしまっていなくて、勝てる試合だったのに負けてしまいました。2巡目では絶対にないように、勝てる試合は落とさないようにしていきたいです。
フォトギャラリー
- 金子は安定感のある活躍を見せる
- アタックで活躍を見せる伊藤
- けが人が多い中活躍が目立つ福島
- 今日もゴールを決めた土田
- 副将の松井は開幕戦以来の復帰となった
- 近藤は出場機会が増えてきた