【アイスホッケー】関東大学リーグ戦 対日体大 相性の悪い日体大を相手に辛勝! 1巡目最終戦に向けて弾みをつける勝利
関東大学リーグ戦
2019年9月29日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
前回の日大戦を快勝で飾り、連敗を止めた法大。それから2週間の休養を挟んで挑んだ日体大戦。昨年のリーグ戦でも敗れるなど苦手としている日体大を相手に序盤はリードを許すもコンスタントに毎ピリオドで得点を重ね勝利を手にした。
試合結果
トータル試合結果
3 (32) |
1(12) | 1P | 2(7) | 2 (18) |
---|---|---|---|---|
1(8) | 2P | 0(6) | ||
1(12) | 3P | 0(5) | ||
法政大学 | ― | PSS | ― | 日本体育大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
メンバー
SET | FW | FW | FW | DF | DF |
---|---|---|---|---|---|
1 | 19三田村哲平(営4) | 48小西遼(人4) | 24石川亜蘭(文3) | 14松井洸(法4) | 21栗原皐成(法2) |
2 | 32 古川憂人(人1) | 86伊藤俊之(文2) | 91土田啓太(法3) | 4福島勇啓(文4) | 66 新田谷兼翔(人3) |
3 | 77安藤永一(法1) | 8小金澤太一(法2) | 67志田凌大(文4) | 27小堀健祐(法4) | 67田畑秀也(法4) |
4 | 18金子凌大(法2) | 9 近藤謙成(営3) | 13南日向(法3) | 71竹中海斗(文3) | 16糸崎勇(法2) |
※GKは#31 吉田駿太(文4)が先発出場。控えに#39 中島康渡(法3)。
※※ゴールは伊藤、小西、松井の各選手
戦評
1巡目も後半に入り、前回の試合から2週間を空け迎えた日体大戦。三田村哲平(営4)、松井洸(法4)が第1セットに復帰するなど、主力がチームに戻り、体制が整いつつある中で試合に臨んだ。
開始早々、伊藤俊之(文2)が先制点を決め、幸先の良いスタートを切る。しかしながら、3分には相手のカウンターで一瞬の隙を突かれ、得点を許し同点に追いつかれてしまう。その後もPPのチャンスでゴール前での攻防を繰り返すも、相手のディフェンスを崩すことができず、なかなか得点を奪えない。逆にキリングプレーにより相手に流れが渡り、苦しい状況に。ゴール前にディフェンスを固めるも、1P終了間際に得点を許し、1点ビハインドでこのピリオドを終える。
第2ピリオドでは、ディフェンスの体勢が整わない中、相手の猛攻にあう。なんとか失点を阻止したものの、油断を許さない状況が続く。34分に、PPにより得点のチャンスが到来。そこで小西遼(環4)が得点を決め2対2で同点に追いつく。その後はピンチの場面もあったが、中島康渡(法3)の好セーブにより失点を出すことなく3Pに進んだ。
最終ピリオドでは、両チーム譲らない激しい攻防が続く。法大は、果敢に攻めシュートチャンスが何度も巡ってくるが、惜しくも相手のディフェンスにより阻止されてしまう。きっこうした状況が続く中、52分には松井がゴールを決め3対2。後半にかけ相手の攻撃を受けるも、引き続き中島が好セーブを連発し、勝利を手にした。
今シーズンは、PP時に得点を入れることが課題であった。「パスばかりでなかなかシュートを打てず、チャンスが生まれなかった」(伊藤)というこれまでの反省を踏まえ、今回の試合では、積極的にシュートを打つ場面も見られた。PPのチャンスでしっかりと得点に結びつけるプレーに期待が高まる。次戦は1巡目の最終戦。次戦で輝かしい勝利を収め、続く2巡目でも良いスタートを迎えたい。(黒須理子)
インタビュー
小西遼
ー今日の試合を振り返って
1Pに先制したあと逆転されたのは流れ的によくなかったです。でもその中で勝ち切れたことはいい成長だと思います。
ー同点ゴールを決めたときはどうでしたか
1点負けていたのでどんどんゴールを集めていく流れを作るつもりで打っていました。なので、そこで点を決めれてよかったです。
ー今シーズンのキャプテンとしての自分の役割は
今までのキャプテンが悪いわけではないが、少し弛んでる部分があったのでそこを引き締めようと頑張りました。
ーこの夏強化してきたことは
リーグ戦は長い戦いになるので、戦い抜けるような体力を身につけてました。
ー来週の慶大への印象と意気込みを
慶応大は相性が悪くて何回か負けているが、今負けると上位に食い込めなくなってしまうので気持ちを引き締めて戦っていこうと思っています。
伊藤俊之
ー今日の試合を振り返って
最初から厳しい展開で、動きは悪くなかったんですけど、守りの面でマークミスがあって失点した。2Pから足が動いて早いプレッシャーでいい流れになったかなと思います。
ー試合前の相手の印象
日体大は4強に比べてスター選手が少ないんですけど、全員が走ってプレッシャーをかけてくるチームなので気が抜けてしまえばそこをつかれるかなと思っていました。去年も日体大には負けていて相性が悪いイメージでした。
ーアタックから攻められる場面が多かった
ブルーラインに入ってからは奥で奥でプレーする事が大事なんですけど、それをやっぱり適当なプレーをしてカウンターを食らってしまって厳しい展開になったのかなと思います。
ー今回のPPについて
最近のPPはパスばかりでなかなかシュートを打ててなくて、チャンスが生まれなかった。そこで、練習からそこの意識を改善してきたのでそれが結果に結びついたのかなと思います。
ーメンバーも徐々に復帰
中心選手が復帰した事でチームとしてまとまりが出たかなと思います。
ー次で1巡目ラスト
1巡目はけが人や勝てる試合も勝てなかったりと悔しい1巡目でした。その分を取り返すためにも2巡目ひとつも負けられないと言う気持ちでみんな練習してます。
ー次の試合に向けて
慶大も日体大のようにガツガツ来て一歩油断したら負けるチームなのでそれに勝るように自分たちも早いプレーをして、苦しくても勝てるように頑張りたいです。
フォトギャラリー
- 栗原はケガもなく出場を続ける
- 1年の古川は活躍が目立つ
- キャプテン小西も復調の兆し
- 伊藤の活躍も光る
- 中島の好セーブがチームを救う
- リーダー陣が復帰してまとまりがみられた