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【アイスホッケー】関東大学リーグ戦 ファイナルリーグ 対東洋大 2Pに約10分で7点もの大量失点。髙木が東洋から今年初の得点を奪うも、大敗を喫した…

  関東大学リーグ戦 Div.I-A
2022年11月23日(水)
ダイドードリンコアイスアリーナ

2013年以来のベスト4進出を果たし、進んだファイナルリーグ2戦目。試合は序盤から激しい攻めを展開されるも、何とか無失点で抑えた法大。しかし第2Pでは相手の猛撃を防ぐことはできず、約10分で7失点。何とか1点返すも、1-7の惨敗を喫した。試合の様子はダイドードリンコAIカメラ(無料)、Tokyo Ice Hockey Channel公式Youtube(有料)からご覧いただけます。(青い部分をクリックしていただきますとHPに移動いたします)

試合結果

トータル試合結果

1
(12)
0(5) 1P 0(17) 7
(52)
1(6) 2P 7(21)
法政大学 0(1) 3P 0(14) 東洋大

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チーム 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PK
東洋大 25:48 21 宮田 大輔 45 橋本 寛太 19 前田 拓杜
東洋大 27:54 45 橋本 寛太 23 武部 太輝
東洋大 28:24 39 中島 照人 10 阿部 泰河 27 山口 凌
東洋大 30:31 39 中島 照人 10 阿部 泰河 41 大友 宏太 PP
東洋大 31:25 19 前田 拓杜 22 今 大和 21 宮田 大輔
東洋大 32:10 17 大久保 雅斗 29 川岸 潤
東洋大 33:26 39 中島 照人
法大 34:47 11 髙木 然 14 荒井 大空 44 床 勇大可

メンバー

SET DF DF FW FW FW
1 A6 塚本 純平(法3) 44 床 勇大可(法2) 14 荒井 大空(文3) 11 髙木 然(文2) 91 大澤 龍聖(法1)
2 29 砂岡 鷹(営3) 92 齊藤 輝(法2) 80 金澤 颯(文3) A12 山口 琢也 (文4) 17 北川 海斗(文2)
3 69 渡辺 友汰(法3) 23 赤澤 朋哉(文1) 13 加藤 真哲(社2) 10 武田 幸将(法1) 15 冷水 大雅(法4)
4 7 林 陸人(文1) 72 小金澤 裕太(人3) C77  安藤 永吉 (法4) 19 楢山 皓大(法2) 34 水口 晴斗(営1)

※GKは#21須田泰斗(営1)が先発出場。控えに#54梯航輔(人2)。

 

試合経過・日程(セカンドトリーグ)

日付 開始時刻 対戦相手 結果
1 10月20日(日) 14:30 vs明治 ●1-8
2 10月23日(水祝) 15:00 vs東洋 ●1-7
3 10月27日(日) 15:00 vs中央

※試合進行上、予定時間より早く試合が開始される可能性があります。東京アイスホッケー連盟公式HPをご覧の上ご来場ください(青い文字をクリックするとHPに移動します)

戦評

ファイナルリーグ2戦目の相手は今年一度も得点を奪ったことのない東洋大。今年初めての得点を決め、勝利なるか。
第1P。序盤から危機的状況が幾度となく訪れる。しかし、GKの梯をはじめとするDF陣が粘り強い守りを見せ、相手の攻撃をかわしていく。シュート数こそ3倍以上の差をつけられたが、なんとか無失点で抑えて第2Pへ。
勝負の第2P。PPで有利な状況が作られるも、中々チャンスをものにできない法大。このまま試合は膠着するかと思いきや、開始35分に試合は動いた。隙を突かれて、先制点を奪われていまう。その後GKが懸命に守るも、リバウンドを上手く決められてしまう。ここからは見事なパック捌きやコンビネーションに翻弄され、間髪入れずに3点、4点と失点を重ねた。そしてGKが梯から須田に変わるも、東洋の勢いは止まらず。約10分間で7点を奪われてしまった。このままワンサイドで終わるかと思いきや、2P終了まで残り5分。荒井と床のパスを髙木が決め、今年、そして今試合初得点を東洋からもぎ取った。
運命の第3P。気持ちを切り替え、ガツガツと法政らしい動きをしていく。危うい場面も多々あったものの、このPはなんとか守り切った法大。しかし、試合は1-7で大敗を喫した。(撮影・取材 鳥越花音、溝口真央)

選手インタビュー

髙木然

ーサードリーグに残れたお気持ちを教えてください
自分はファーストリーグの早稲田戦と日大戦出てなくて、みんな任せでした。ですが残ってくれまして。みんながセカンドリーグにつないだくれたので、せめて中央倒して、早稲田倒したいという気持ちでやってきました。そして今、少しずつキャプテンやメンバーが復活してきているので、結果を残したいすね。

ー今日の試合を振り返って
今日の試合は1Pはよく凌いだと思います。ですが2Pで1点入ってから、みんな静かになってしまいました。そこでボロボロと入れられてしまいましたね。途中で少しずつ持ち直した場面もありましたが、1点、3点、5点と積み重ねることができませんでした。なので、あまり良くない結果で終わったのだと思います。

ー2Pは10分くらいで7点入ってしまいました。理由を教えてください
気持ちだと思います。気持ちが切れてしまったので、サポートが抜かれた後のサポートに行くのがどんどん遅くなってしまいました。気持ちがあったら守れるわけではありませんが、セカンドは突っ立ってしまったと思います。あとはキーパーも気持ちの部分もあると思います。キーパーは1人なので、メンタルが結構やられてボロボロと取られてしまったのもありますかね。加えて、シュート数は向こうの方が格段に多いので、疲れもあると思います。

ー今回の敗因は技術もそうですが、気持ちの面もありますか
そうですね。あとは気持ちというか、流れもありますかね。東洋はキーパーが上手です。なので、対戦相手は点を入れてみんなで盛り上がっていくというのが難しいんですよね。辛抱する時間が長いからこそ、ペースも掴みにくいのだと思います。

ー7点取られた後に決められた理由を教えてください
チームで1点取ろうと決めていました。去年の最初の頃に法政は東洋との試合で1点決めて、そこから5試合東洋に無得点だったんですよ。なので失点は最低限で抑えて、「もう1点だけでも良いから取りに行ってやろう」と同じセットの 14番と91番と意気込んでいました。そして最初2人が上がっていたので、少し自分は退いた方が良いかと思っていました。ですが自分も上がって、人数をかけて攻めていきました。すると自分がフリーになり、14番が渡してくれたので、フリーで打てました。

ー以前も「とりあえず、1点取ろう」と仰っていましたね
点を取ったら、チームの雰囲気は「うわー」って上がるじゃないですか。なので、点を取らなきゃ始まはないかなと思っています。

ーついにベスト4に入りましたね
去年のインカレもそうですが、法政はぶっつけ本番が強いんですよ。さきほどの1点を取ってからという話もそうですが、法政はみんなの気持ちが上がってベンチがうるさくなってきたぐらいが強いんですよね。インカレの時は、もう最初からみんな気合入っているので、良いと思います。

ー今年東洋に勝つのは厳しそうですか
母校の先輩が多いので、個人的には勝ちたいんですよね。1上も2つ上も同期も1つ下もほぼ駒澤大学附属苫小牧みたいなチームです。負けたくないから勝ちます。

ー次の中大戦に向けて戦略はありますか
中央のキーパーの石川さんも駒澤大附属苫小牧の出身なんですよ。そしてあまりメンタルが強いキーパーではないと思っています。なので試合始まってすぐに1、2点入れることができれば、流れをつかめると思います。先制点取るのが重要かなって思います。

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