【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対慶大 全勝対決を制し無傷の10連勝!最終戦を前に入れ替え戦進出を決める!
2019年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2019年10月20日(日)
立正大学スポーツキュープ
リーグ戦9連勝と好調を維持する法大。入れ替え戦進出へとあと一勝となる中で対峙したのは、同じく9連勝中の強敵慶大だ。第1セット慶大の高さある攻撃に苦戦するも、スタメン復帰となった伊元幸正(営4)らスパイカー陣が奮闘するも、ブロックに阻まれ34−36で第1セットを落としてしまう。しかし、第2セットからサーブが走り始め攻撃の主導権を握ると、第2、3セットを連取。第4セットでもペースの落ちることなく、25−16で奪うと、セットカウント3−1で勝利。開幕からの連勝を10に伸ばし、入れ替え戦進出を確定させた。
試合結果
トータル試合結果
3 法 大 |
34 | 1セット | 36 | 1 慶 大 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 21 | ||
25 | 3セット | 23 | ||
25 | 4セット | 16 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
10 | 佐藤優弥(文3) | WS |
17 | 袴田智己(営2) | MB |
15 | 村岡拓海(経3) | WS |
5 | 伊元幸正(営4) | WS |
18 | 緒方悠大(法2) | MB |
1 | 西田寛基(営4) | S |
14 | 大吉 匠(営3) | L |
27 | 森山陸人(営1) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
---|---|
2 | 三木裕人(文4) |
11 | 中田啓貴(文3) |
戦評
昨日の亜大戦を制し、開幕9連勝と波に乗る法大。今日迎えたのは、1部から降格してきた強敵の慶大だ。
第1セット、序盤から一進一退の展開が続く。村岡拓海(経3)や伊元幸正(営4)のスパイクで連続得点する場面もあったが、慶大のエース、マルキナシムのスパイクに苦しめられ、先にセットポイントを握られてしまう。しかし、デュースに持ち込むと、そこから驚異の粘りを見せる。お互いに30点を超える大接戦となったが、最後は相手に2連続得点を許し、34-36でこのセットを落としてしまう。
第2セットも、第1セットと同様にシーソーゲームとなる。均衡を破ったのは、佐藤優弥(文3)や村岡の攻撃だった。そこから点差を広げ、終盤の4連続得点でこのセットを奪取し、セット数を1-1とした。
続けて取りたい第3セット、またもや互角の展開になるが、17-17の同点に追いつくと、今日1番の盛り上がりを見せる。そして、伊元のスパイクが決まり25-23で勝利に王手をかけた。
第4セットは、慶大のミスが目立ち大きく点差が開く。西田寛基(営4)のサービスエースが決まるなど、法大の勢いは止まらず25-16で勝利。全勝対決を制し、入れ替え戦進出が決定した。
リーグ戦最終戦は、国武大との一戦となる。入れ替え戦に進出することが決まったとは言え、最後まで気が抜けない。チーム法政の力を最大限に発揮し、全勝優勝で有終の美を飾ってほしい。(田篠瑞季)
インタビュー
西田寛基(主将)
ー今日の試合を振り返って
率直に嬉しいです。
ー主な慶大対策は
高さのあるチームなので、サーブで攻めて、(相手の)2段トスをレシーブしていこうと話していました。
ー1セット目は大混戦となりました
チャンスボールが返ってきた場面で自分がスパイカーをうまく操ることができずに得点できなかったので、1セット目に関しては自分の責任が大きいです。
ー強敵慶大に勝利した要因は
サーブが走っていたからだと思います。
ー主将から見てチームの雰囲気は
全員が入れ替え戦に勝利し、1部に上がろうと話し合いをしました。みんな意思疎通して頑張ってると思います。
ー最終戦に向けて意気込みをお願いします
ここで満足せずに、最終戦しっかり勝ち切ってその後の入れ替え戦に繋げたいと思います。
伊元幸正
ー今日の試合を振り返って
大事な試合というのはみんな分かっていたので、その試合をセットカウント3-1で勝てたのは嬉しかったです。
ー久しぶりのスタメン出場となりましたがどうでしたか
緊張はしましたが、先日の国体でポジションはいつもとは違いますけど、スタメンで出ていたのもあって、最初はうまくいかないところもありましたが、自分らしいプレーができたかなと思います。
ー国体出場がどのように生かされたと思いますか
大きい舞台で直近に行われたこともあって、劣勢になった場面でも自分の中では気持ち的に焦ることはなかったですね。
ー慶大は高さのあるチームでしたがどんな対策をしましたか
サーブレシーブがちゃんと返ってからのコンビは高いブロックでも通用するとは思っていました。けれど、ラリーの中で二段トスが上がったときに無理に打ってしまってブロックに引っかかったり、ミスすることがよくあるので、リバウンドをとったりすることを意識しました。
ー重要な場面でトスが上がってくることが多かったように思います
それこそ国体の方で二段トスがたくさん上がってくるポジションにいたので、それに関してはあまり不安はなかったですね。
ー入れ替え戦出場が決定し、来週の結果次第では全勝優勝の可能性もあります
嬉しいですけど、入れ替え戦が決まったので来週しっかりいい形で終わって、入れ替え戦でいいパフォーマンスができればいいのかなと思います。優勝のことはあまり考えてないですね。
ー最終戦に向けての意気込みをお願いします
最後戦をいい形で終えて、入れ替え戦を迎えられたらと思います。
森山陸人
ー今日の試合を振り返って
あまりボールも来なかったのですが、なかなか上げられなかったので悔しいです。
ーチームにとって重要な試合でしたが、どのような気持ちで臨みましたか
絶対勝つという気持ちと、先輩たちのためにボールを上げるという目標で臨みました。
ー高さがある相手でしたが対策は
ブロックでワンタッチをとったり、止めることは難しいと思ったので、後ろのレシーバーが上げることを目標にしてやりました。
ーリベロの立場から見たチームの雰囲気は
調子も良くて、みんな頑張っていたのでありがたかったです。
ー最終戦に向けての意気込み
来週の相手は国際武道大で、気を抜けないので、自分も含めてもっとプレーを向上させられるようにしたいです。
フォトギャラリー
- 西田のトス回しが光る
- 西田(右)緒方(中)佐藤(右)の3枚ブロック
- 全試合スタメン出場の緒方
- 得点し喜ぶ法大陣
- 久々のスタメン出場を果たした伊元
- チームを鼓舞する西田
- 相手の高さに屈せず果敢に攻めた
- チームを活気づける村岡のプレー