【ハンド】令和元年全日本学生ハンドボール選手権大会 4年生引退インタビュー

ハンドボール

【ハンド】令和元年全日本学生ハンドボール選手権大会 4年生引退インタビュー

令和元年度全日本学生ハンドボール選手権大会
2019年11月8、9、10、11日(月)
元気フィールド、グランディ21

今大会をもって引退となる4年生たち。試合後の選手にハンドボール部での4年間を振り返ってもらった。

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引退となった4年生の選手たち

4年生コメント

山本晃大 主将

―今日の試合を振り返って
素直に相手が強かったということを認めます。僕らより強かったと、ただそれだけですね。

—筑波大には4年間を通して苦戦を強いられました
やっぱり身長が高くて、フィジカルが強い分、走ることだったり、技術の部分だったりというところで勝負しようということだったんですけど、それを上回ってくる強さと、相手のうちに対する対策というところがありました。

—前半を終えて3点ビハインドと食らいついていました
まだ3点差だから全然焦らなくて良いということを話していたんですけど、やっぱり相手には選手層の厚さというところがあって、こっちもいろいろな選手を使って対応しようとしたんですけど、対応しきれませんでした。

—インカレ全体を振り返って
本当に、チームが1つになれたと思います。(今大会は)逆転勝利が多かったんですけど、試合に出ているメンバーだけではなくて、スタンドで応援してくれている仲間たちの応援がすごく力になりました。その、チームが1つになれたという点は、今回のインカレを通してすごく感じることができました。

—今年1年、主将としてやってきて感じたことは
最初の方はいろいろな人の意見がぶつかり合っていたんですけど、やっぱり、僕らのチームカラーというか、方針としては『楽しいチーム』になろうというのを目標にしてやってきました。春リーグではあまり良くなかったのですが、秋リーグは全試合楽しくやって、結果も2位で、良い方向にいっていきました。後輩には、来年もやっぱり、楽しくやってほしいなと感じますね。

—同期のメンバーを振り返って
個性がめっちゃ強いので、本当に「自分が」という選手ばかりでした。でも、そういう選手たちと一緒にやることは楽しいですし、僕自身もそういう性格なので、そういうスタイルが逆にチーム全体にマッチしたのかなと思いますね。

—大学卒業後、競技は辞めるとのことですが、これまでのハンドボール人生を振り返って
小学校1年生からやってきて、小中高と全国優勝を経験して、大学も優勝したら格好良いなと思っていたんですけど、最後は全国3位で終わって、それは惜しくもかないませんでした。でもそういう経験もまた、今後の自分の人生につながっていくのかなと思います。

—次期主将の本田悠也選手に伝えることは
悠也は僕と性格が似ているので、僕らの代と同じような楽しいチームにしていってほしいと思います。やるときはしっかりやりますし、これまでも本当に一番頼りにしている後輩でした。地元も一緒で、小学校の時から知っていて、性格も良く理解しています。キャプテンのカラーにチームは染まると思うので、本当に、来年1年間は頑張ってくれるだろうと思っています。

—最後に4年間支えてくれた人たちへメッセージをお願いします
本当に4年間、法政大学を応援してくれた人たちがいたことで、それが力になりました。僕自身、1年生からずっとプレーさせてもらった中で法政のチームカラーが好きだと言ってくださる方がたくさんいて、本当に力になりました。ありがとうございました。

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山本晃大(やまもと・こうだい)
スポーツ健康学部4年・大分県立大分雄城台高等学校出身。

山本祐輝 副将

—今日の試合を振り返って
負けたら最後で、一戦一戦落とせない状況で、本当に「勝ち」だけを目標にやってきたんですけど、やっぱりそれに対して筑波大学さんはその気持ちを上回るくらいの気持ちの強さで戦ってきていたので、完全に負けたかなという気持ちです。

—インカレ全体を振り返って
ベスト4まではいかなければいけないなというトーナメントだったので、その中で立ち上がりがすごく悪くて、ベンチ外の人や、ベンチの人にはハラハラさせる場面が多かったと思うんですけど、それも『法政らしさ』だったのかなと思います。最終的に27年ぶりのベスト4という結果になって、それは胸を張れることなのかなと思います。

—4年間を振り返って
一言で言うならめちゃくちゃ早かったですね。高校3年間は厳しい環境の中でやってきたのですが、大学は自分たちで考えてハンドボールをするという状況になって、毎日が充実していたと思います。仲間といろいろなことを言い合って一つのチームを作り上げていくという点で、4年間はすごく短かったものだなと感じました。

—4年間で一番印象に残っていることは
今年のインカレです。やっぱり、(山本)晃大や松岡といった、同期の仲間とやる最後の試合だったので、本当に一つ一つの試合が思い出です。

—山本晃選手や松岡選手とは下級生の頃から共に試合に出場してきました。改めてこの2人との4年間を振り返って思うことは
一言で言うと個性派です。それで、やっぱり晃大と松岡は攻めが大好きなので、「僕が守るから攻めて来いよ」という気持ちでやってきました。(その存在のおかげで)僕は安心してディフェンスをできたのかなとも思います。やっぱり、苦しい時にその2人が声をかけてくれるだけで助かった部分もあったので、長い間か、短い間だったかはわからないですが、一緒にプレーができて本当にうれしかったです。

—ラストイヤーを迎えた今年、春の初戦でけがを負い、春リーグのほとんどを欠場しましたが、けがの期間を改めて振り返って
そうですね。正直、本当に落ち込みました。ラストの春リーグを棒に振ってしまって。でも、その間はけがを直すことを中心に考えていました。あとはローランドさんが来てくれて、秋はこういう風にやっていこう、だとか、春はここが良くなかったよねというところを俯瞰してみることができたので、秋リーグで自分が復帰した時に、春に反省したことを生かすことができたのかなと思います。

—副将として過ごした1年を振り返って
下級生の頃は、まだ来年があるから、と思ってやっている部分があると思います。そういったときに先輩が背中を見せるじゃないですけど、僕は口が上手い方じゃないので、仲をとりつつ、しっかり自分の背中で伝えることを伝えようと頑張っていました。まあ、それが伝わっていたら良いなという感じです。

—後輩に対して伝えることとは
何ですかね。本当に僕らは変わり者ばかりで、後輩には迷惑をかけることが多くて、申し訳ないなという気持ちがあります。その中でも、ベンチ外の後輩の応援や、あとは柿沼(健吾)とは特に一緒にプレーをして、その助けがあったから最後のインカレで3位という結果を残せたと思うので、ぜひ、来年は3位で終わらずにその次以降を勝ち切れるチームになっていってほしいと思います。

—このインカレで競技も辞めるとのことですが、自身のハンドボール人生を振り返って
僕らしいと言うのもあれなんですけど、自分は中学も高校も最後は3位で終わっていて、高校の春だけは優勝できたんですけど、それ以外は3位が続いていました。大学では優勝しようと望んでいた中で今回も3位で終わってしまって。僕はそういう運命なのかなと(笑)。ただ、ハンドボールは10年以上続けてきて、自分の人生の半分以上を占めているので、それがなくなるのは不安でもあります。でも、これからは新しい自分というのを探していきたいと思っています。

—ハンドボールで得た経験を今後の人生にどのように生かしていきたいか
ハンドボールをやる前とやった後で変わったことは、自分の心の中で負けず嫌いな部分ができたのかなと思います。社会人になったら、仕事をしながら目標を見つけて頑張っていきたいと思いますし、そういう思いをハンドボールから学べたのかなと思います。

—最後に、ここまで支えてくれた人たちに向けてのメッセージをお願いします
僕がハンドボールをやっていく中で、関わってくれた後輩や先輩、家族、スポ法さん、他にもいろいろな人がいて、その方々がいたから、自分はコートに立てて、プレーをして、楽しい思い出を作ることができました。本当に感謝しています。本当にありがとうございました。

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山本祐輝(やまもと・ゆうき)
社会学部4年・浦和学院高等学校出身。

松岡寛尚 副将

ーこのインカレ4試合を振り返って
安定した試合が一回戦からできなくて、良くも悪くも法政らしい試合だったと思います。27年ぶりのベスト4で、本当は優勝したかったんですが、悔いはないです。このメンバーで一戦一戦勝つことができてよかったと思います。

ー敗北した筑波大はなかなか勝利を挙げられないチームでした
筑波はやっぱり強いです。筑波は負けないチームという印象が強いです。ディフェンスが安定していて、攻撃も落ち着いていて、シュート確率の高いポストで勝負してくるチームです。やはり四年間勝てなかったのは悔しいです。

ー大学ラストイヤーを振り返って
この一年を通して、同期のメンバーに恵まれたと思い知らされる一年でした。この四年生のメンバーでなければ、ここまでまとまらなく、ベスト4にも行けなかったと思います。高校もメンバーに恵まれましたが、大学でもいい仲間に巡り会えたなと思います。

ーハンドボールはこれからも続けますか
大崎電気で続けます。

ー四年間で1番思い出深い試合は
やはり今年の秋リーグ全体です。46年ぶりの準優勝で終われたことが1番思い出として残っています。

ー同期はどのような存在でしたか
ほんとに家族のような存在で、なんでも話すことができますし、自分が気が抜けてたりしたら、注意してくれ怒ってくれました。自分の心の支えで、一生の付き合いになると思います。

ー来年のチームに期待すること
メンバーが5人くらいガラッと変わるので、まとまらないとチームは崩れていくので、自分たちの代のように仲良く厳しくしっかりと取り組み、自分たちが超えることのできなかったベスト4を超えてほしいです。

―最後に応援してくださった方々へのメッセージをお願いします。
インカレで優勝という1番いい結果を出せなかったのは、ほんとに申し訳ないと思います。仙台まで足を運んだ応援してくださったことは、自分たちのモチベーションにもなり、勝ちにもつながっと思います。ベスト4でしたが、法政の歴史は変えることができました。それは保護者や試合に出てないメンバーのおかげだと思います。ありがとうございました。

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松岡寛尚(まつおか・ひろき)
経済学部4年・茨城県立藤代紫水高等学校出身。

服部流征

ー今日の試合を振り返って
ほんとに筑波はいいチームで、シンプルに力がかなわなかっただけだと思います。

ーご自身のコンディションは
悪くはなかったですが、四年間でもっとやってこれることはなかったかなとは思っています。

ー法大でプレイした4年間で1番の思い出深い試合は
春リーグの中大戦です。自分としてシュートがよく入ったので。

ーハンドボールを始めたきっかけ
姉がやっていて、それにつられて始めた感じです。

ーこれからもプレイを続けますか
社会人になって、仕事の様子を見つつ余裕があればやりたいとは思っています。

ー今の四年生の代の印象
すごい個性が強くて面白い学年だったと思います。

ー来年のチームへ期待すること
チーム力で勝てるようなチームになってほしいです。

ー来年の主将に期待すること
ポジションも一緒にやってきた仲間だったので、しっかりと悔いを残さず引退してほしいと思っています。

ー後輩たちへのメッセージ
チームとしても個人としても最後やりきって、後悔のないようにハンドボールを頑張ってください。

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服部流征(はっとり・りゅうせい)
経済学部4年・高岡向陵高等学校出身

青沼優介

—インカレ振り返って
インカレ負けましたけど、愛教大戦とか東海大戦とか結構危ない試合でしたけど、結果ここまで連れてきてもらえたので、本当に感謝しています。

—1年を振り返って
後悔みたいな事はいっぱいあるんですが、去年は福岡大に負けて、そこから始まったんですけど(山本)晃大とか松岡とかを信じてやってきて本当に良かったなと思っています。

—4年間での1番の思い出は
今日ですね(笑)。筑波相手に途中まで接戦でしたし、自分は悔いはないです。こういう大きい大会で、しかもセンターコートで試合をする機会は自分の競技人生の中で1度もなかったので、そういう意味では今日が1番の思い出です。

—苦労した事
僕はみんなと違ってスポーツ推薦で入ってきたわけではなく、一般で入ってきたのでどうしても『受験組』として見られる部分はありました。結構自分の中で葛藤があったんですけど、みんな理解してくれて本当に良い仲間に出会えたなと思います。

—始めたきっかけ
小学生の時はなにもしてなくて中学から始めました。選んだ理由はみんなスタートラインが同じ競技だったからです。

—競技人生を振り返って
僕は本当にどこの代でも仲間に恵まれていて僕のハンド部の友達は良い奴しかいないので、本当に良い仲間に出会えたことに感謝してここまで高いレベルでハンドボールをできたことにもう自分としては満足です。

—次世代のチームに期待すること
下の世代も本当に個性強い奴ばっかりなんですけど、でも個性強い集団は1つの目標に向かうときには団結してすごい力を発揮するので、今回を超える結果としては準優勝か優勝しかないので、そういう高い目標を持って頑張ってほしいです。

—応援してくださった方々へ
親とか兄弟とか友達には、あんまり試合に出れなかったので、申し訳ないと思ってます。
でも、自分としては満足してるので本当に最後まで応援してくださってありがとうございました。

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青沼優介(あおぬま・ゆうすけ)
社会学部4年・ 昭和学院高等学校出身。

能條裕太

ー今日の試合を振り返って
ディフェンスは、強いシューターとポストプレーヤーがいるということで、当たるところは当たって、下がるところは下がるといったメリハリをつけてやろうということは話し合っていて、勝負どころというのを自分たちでも考えていたんですけど、そこで勝負しきれなくて、意図していないところでやられたのが今日の敗因だったと思います。

春リーグ7位、秋リーグ2位、インカレベスト4という結果について
どこも優勝できなかったというのは悔いが残っていますが、振り返って自分の中ではやりきったなという想いがあるので、そこに関しての後悔はないです。やれることはやりきりましたし、最後シュートを決めて終われて満足いく形で引退できると思います。

ー4年間振り返って印象的なシーン
全部よかったんですけど、秋の中大戦で競っていた中で最後自分が決めて勝ったり、インカレの1回戦(愛教大戦)で残り20秒の場面で決勝ゴールを決めて勝ったりと、接戦の中で自分が活躍できた試合は自分の中で印象に残っていますし、ハンドボールやっていて良かったなと思える瞬間でした。

ー同期の存在は
個性が強くて、チームとしてまとまるのが大変なんですけど、まとまった時の一体感や強さはどこのチームよりもあったと思います。とにかくみんなで楽しくハンドボールが出来たのが1番良かったです。

ー後輩に向けて
今年出ていたのは4年生中心で、得点源が松岡(寛尚)(経4)や(山本)晃大(スポ4)になっていて、どうしても来年は苦しくなるとは思うんですけど、そういう中で今年よりもチーム力というところで、みんなで守って速攻で持っていってというようなチームにしていかないと来年は厳しいと思っているので、本当にチーム力を上げて頑張ってほしいです。

ー多くの選手が練習場のある多摩キャンパスに通う中、唯一市ヶ谷キャンパスに通っていた苦労は
大学3年の春まで週2回しか練習に行けなくて、必修の留学で2年の秋に4ヶ月いなかったりして、戻ってきたら肩鎖関節脱臼という半年くらいの大けがをしてしまったりと、試合に出れるのか不安になるときもありました。今までフィールドプレーヤーで他のキャンパスの選手が出ているという前例がなかったのですが、それがモチベーションにもなりましたし、記録を作るというところでは、とても負けず嫌いなので前の人たちに負けたくないという気持ちで頑張ってきました。

ー応援してきてくれた方々へのメッセージ
こういう大きい舞台で応援していただいて本当に感謝してます。必死にプレーする姿というのは見せれたと思うので、声援を送ってくれた方々には本当に感謝したいです。

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能條裕太 (のうじょう・ゆうた)
国際文化学部4年・法政大学第二高等学校出身。

中惣康介

—インカレを振り返って
自分は試合に出る機会はなかったんですけど、初戦の愛教大、2戦目の東海大には本当に負けるんじゃないかっていうぐらいすごい厳しい試合展開でした。でも、それに勝ってベスト4まで来れたのはチーム力だと思ってますし、本当にここまで来れて良かったと思ってます。

—4年間を振り返って
本当に楽しかったです。自分は一般で入って、高校生の時まで1度も全国大会とか出たことなかったので、こんな強い環境でハンドボールできる事は今までなかったのでこんな良い環境でハンドボールやらせてもらって本当に感謝してますし、良い仲間にも出会えたと思うので楽しかったです。

—1番の思い出は
自分が2年生の時に関大遠征に行った際に松岡に後頭部蹴られて脳震盪(のうしんとう)起こした事ですかね(笑)。そのあと2日間ぐらいぼっーとしてて病院行って大丈夫だったんですけど、今では良い思い出です(笑)。

—苦労した事
1年生の頃に一般で入って自分たちの代で言うと松岡、(山本)晃大、(山本)祐輝だったり高校時代のスター選手たちが居て、その3人は1年の頃から試合に出てたので先輩たちともすぐに仲良くなってたんですけど、自分はあまり馴染めない環境でした。さらに、練習できない期間とかあったんですけど、その期間が1番きつかったです。

—はじめたきっかけ

中学から始めました。でも、最初はテニス部入ろうとしたんですけど、その当時のテニス部の顧問の先生が本当に怖くてテニス部やめてハンド部に入ることになりました。

—競技人生を振り返って
10年間ハンドボールをやってきたんですけど、本当にハンドボールを始めて良かったなと思ってます。やってなかったら仙台まで来て、ベスト4という景色は見られなかったので、中高の仲間と今の仲間たち全員に感謝してます。

—次世代に期待すること
今では晃大とか松岡が点決めたりしてますが そのフローター陣がごっそり抜けて来年はそこが難しくなるのかなと思うので、ディフェンス頑張って速攻で点が取れるチームになってほしいです。

—今の一般組に向けて
どうしてもスポーツ推薦で入ってきた選手よりもチャンスは少ないと思うんですけど、あきらめずにやるということが大事だと思います。自分が1年の時にはなんもできなかったんですけど、試合以外の部分で腐らずに頑張ったおかげで1回だけなんですけど試合にも出させてもらったので、本当に腐らずに努力し続けてほしいです。

—応援してくださった方々に
保護者の皆様だったり、監督さんも含めて4年間ずっと支えてもらったので、そこは本当に感謝してます。本当に最後までありがとうございました。

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中惣康介 (なかそう・こうすけ)
経済学部4年・石川県立小松高等学校出身。

宮腰大夢

—今日の試合を振り返って
筑波には前回、大差で負けていましたが、でも、昨日の試合もそうですし、逆転して勝つ展開を作れていたので、チームで今日もまとまって臨みました。でも後半から崩れてしまって、残念だったなという思いです。

—試合前に話したことは
ここまで来たら優勝しようという思いでした。その前にまずは筑波に絶対勝って、明日に向けて乗っていこうということで、そういうムードを作っていました。

—前半は3点差で食らいついた中、後半に向けて話したことは
勝負所でいまいち守り切れなかった部分があったので、そこを(山本)祐輝とか、ディフェンスを中心に立て直していこうということを話しました。

—結果は大差での敗戦となりましたが、インカレ全体を振り返って
入りはあまり良くなかったと思うんですけど、波に乗って逆転するところというところで。ベンチ外の選手たちも含めて、法政らしさを出せたかなと思います。

—4年間は振り返って
1、2年生の時は試合に出ることがなく、応援する立場でいて、試合に出たいなという気持ちがあった中、3年生の時に前十字靭帯を切ってしまって手術をしました。そこから1年間リハビリをして、秋リーグ前の8月に復帰することになって、最後には試合に出ることができて本当に良かったと思います。同期には本当に感謝しています。

—支えてくれた同期のメンバーを振り返って
本当に個性が強いというか、まとまることもありましたし、ぶつかり合うこともありました。それでも、最高でした。

—けがの期間を改めて振り返って
リハビリ期間の1年間、ハンドボールができなかったんですけど、その時にも、試合では5—1トップディフェンスを任せるという話はしてくれていて、それが自分のモチベーションになっていました。それを言ってもらえたことが、本当にありがたかったなと思います。

—後輩に向けて
今年、攻撃の中心が4年生で、それがガラッと変わるので、いろいろと苦しい部分はあると思うんですけど、それでもチームがまとまって、来年の4年生を中心に自分たちの残した成績を越えてもらいたいと思います。

—最後にここまで応援してくれた方々へメッセージをお願いします
4年間、自分の両親と、何よりもチームメイトに支えてもらってここまで来れました。本当にありがとうございましたということを伝えたいです。

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宮腰大夢(みやこし・ひろむ)
経済学部4年・法政大学第二高等学校出身。 

小林昇太

ー今日の試合を振り返って
今まで迷惑ばかりかけてきて、全然チームに貢献できていなかったので、やっとシュートを決められて、チームの一員となれて良かったです。でも負けたことは本当に悔しくて、勝てると思って臨んでいたので悔しい思いは強いです。

ーインカレベスト4という結果について
ベスト4という結果が残せたのは嬉しいですけど、このメンバーなら本気で優勝できると思っていたので、少し悔いは残りますけど、いい仲間に恵まれてハンドボールができたことは本当に良かったです。

ー1年間を振り返ってどんなシーズンだったか
春は割と調子良くできてたんですけど、秋からこのインカレにかけて調子を落としまくっていて、インカレ始まっても全然シュートが入らない状況だったんですけど、自分が外しても笑顔で励ましてくれて、いい仲間に巡り会えたと思います。

ー同期について
プライベートでも練習中でも仲良くて、この1年間は今までハンドボールしてきた中で1番楽しかったです。本当に大好きです、みんなが。

ー後輩に向けて
みんな頑張る選手が多いので、チーム力をつけて、1個下の代は他の大学でも力のある選手が集まっているので、チーム力で一丸となって楽しみながら勝ってくれたらいいなと思います。

ー4年間で1番思い出に残っているシーンは
今日の試合になるのかなと思います。インカレで迷惑ばっかりかけてきて、やっと決めれてみんなが盛り上がってくれて、あの瞬間は一生忘れないと思います。

ー応援してきてくれた方々へメッセージ
今まで応援してくれた人たちには感謝しかなくて、ベスト4で優勝はできなかったんですけど、今まで応援してくれたおかげでここまで来ることができたと思うので、ありがとうございましたと言いたいです。

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小林昇太(こばやし・しょうた)
スポーツ健康学部4年・法政大学第二高等学校出身。

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ハンドボール部での4年間を終え、今後はそれぞれの道へ進んでいく

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