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【陸上競技】第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路展望

展望記事
2020年1月2日(木)

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)往路を16位で終えた法大。今回は「総合4位」を目標に掲げる法大戦士たちの、後半戦の展望記事をお届けする。

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 昨年6区を走った坪井は今年も同区間でエントリー

エントリー

復路エントリー

区間 距離 選手名
6区 20.8km 坪井慧(経4)
7区 21.3km 松澤拓弥(社4)
8区 21.4km 中園慎太朗(社1)
9区 23.1km 糟谷勇輝(経3)
10区 23.0km 奥山智広(経3)
補欠 増田蒼馬(経4)
佐々木虎一朗(経4)
須藤拓海(社3)
清家陸(社2)
守角隼(経2)
大会当日、補欠と区間エントリーされたメンバー間でエントリー変更ができる

復路展望

6区の山下りには、2年連続坪井慧(経4)に託された。昨季3度目の正直として挑んだ6区で法大記録を19秒も上回る見事な快走を見せた坪井。今季は、主将として1年間チームをまとめてきた。選手紹介の意気込みでもチームの中でただ一人、自分以外のことを語った選手が坪井だった。今シーズンは、全日本大学駅伝で故障の影響で走ることできなかった。その影響もあり、チームは11位と不本意な結果に終わってしまった。人一倍チーム想いである坪井にとって全日本で力になれなかったことはとても悔しかったはずだ。その悔しさを糧に、頼れる男が山下りを走る。チームを勢いづける走りに注目だ。
つなぎ区間であり、まさに縁の下の力持ちである7区を任されたのは松澤拓弥(社4)だ。故障明けながらも見事に区間エントリーされた。箱根駅伝が陸上生活の終止符となる松澤は、「全部だしきれるような走りができたら」と語るように全身全霊で走る彼に注目したい。
タフであることが求められる8区を任されたのは中園慎太朗(社1)だ。4区を走る河田と並び数少ない1年生からのエントリーとなった中岡は初の駅伝となる。持ち前の粘り強さを武器に、フレッシュな走りをする。

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最高学年となる糟谷

9区は2区と同じくエース級の選手が走り、区間最長となる23.1㌔だ。そんな10区に繋がる重要な期間を任されたのは糟谷勇輝(経3)。3年生となり、ようやく掴んだ箱根駅伝出場。今まで比べ、安定感がました糟谷の走りに注目だ。
そしていよいよ、優勝争いシード権争いの最終局面であり、アンカーとして最も注目されると言っても過言ではない10区。各校準エース級の選手が集められるこの区間を任せられたのは奥山智広(経3)だ。選考レースである世田谷ハーフで納得のいく走りをしたことで、念願だった10区に見事初エントリーされた奥山。法大ランナーの思いを全て背負い、大手町を走り抜ける。
往路16位と本来の力を出し切れなかった法大。まずはシード権獲得を目指すべく、箱根の山をかけ下りる。悲願の総合4位へ、オレンジエクスプレスは前を向き走り続ける。

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坪井の快走に期待だ

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