関東大学リーグ戦
対日大
2020年10月31日(土)
秩父宮ラグビー場
東海大に勝利とはならなかった第3戦。全国大学選手権の出場枠は3つ。現在、東海大、日大、流通経大が負けなしで選手権への切符をつかもうとしている。直接対決最後の相手である日大とラグビーの聖地秩父宮で激突する。
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学部/学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 稲田壮一郎 | 社3 | 春日丘 |
2 | HO | 濱野隼也 | 社4 | 秋田工業 |
3 | PR | 菊田圭佑 | 経4 | 仙台育英 |
4 | LO | 緒方健志郎 | スポ2 | 熊本西 |
5 | LO | 竹部力 | 社1 | 大分舞鶴 |
6 | FL | 吉永純也 | 経4 | 東福岡 |
7 | FL | 山下憲太 | 経4 | 長崎海星 |
8 | NO.8 | 大澤蓮 | 現3 | 長崎南山 |
9 | SH | 隠塚翔太朗 | 経3 | 東福岡 |
10 | SO | 熊田経道 | 経1 | 大産大附属 |
11 | WTB | 石岡玲央 | 社1 | 御所実業 |
12 | CTB | 有田闘志樹 | 経3 | 鹿児島実業 |
13 | CTB | 堀川優 | 経4 | 東福岡 |
14 | WTB | 斉藤大智 | 現4 | 黒沢尻北 |
15 | FB | 根塚洸雅 | 経4 | 東海大仰星 |
16 | Re | 井口龍太郎 | 社2 | 静岡聖光 |
17 | Re | 石母田健太 | 経2 | 國學院栃木 |
18 | Re | 橋本陸 | 社4 | 東京 |
19 | Re | 安達武志 | 経4 | 報徳学園 |
20 | Re | 山下武準 | 社1 | 法政二 |
21 | Re | 山脇和真 | 経1 | 天理 |
22 | Re | 舘内倭 | 経3 | 法政二 |
23 | Re | 高橋達也 | スポ3 | 目黒学院 |
展望
現在東海大、日大、流通経大が開幕から3連勝を飾り、他の5校と大きく差をつけている。法大は既に流通経大戦と東海大戦を落とし、日大戦を迎える。全国大学ラグビー選手権出場のため負けられない戦いが続く。
次戦に相対する日大は、開幕戦の中大戦で16点差をひっくり返し、続く関東学院大には8T5Gを決め50-5で快勝するなど、勢いに乗る。日大は反則が少なく、リーグ戦で最も失点が少ないチームだ。FWにはテビタ・オト、BKにはフレイザー・クワークといった外国人選手を配置し強力なプレッシャーをかけてくる。
中でも注目選手はHO藤村琉士とWTB水間夢翔だ。HO藤村はチームの柱である主将を務め、第2戦からスタメンに復帰すると危なげない試合展開に貢献している。自らゲインする力を持ち合わせ、関東学院大戦のMOMにも輝いた。BKではWTB水間に要警戒だ。FWもこなせるため、強靭なフィジカルを生かした突破力は計り知れない。開幕戦はハットトリックを達成し、ここまで全試合でトライを奪っている。
昨年度の対戦では2トライしか奪えず、苦汁を飲まされた法大。HO濱野やWTB斉藤、FB根塚など昨年の悔しさを味わった選手が数多く残っている。東海大戦では相手の意表をついた攻撃から得点につなげることができた。相手の少ないペナルティから如何にしてチャンスを広げられるかが鍵になる。武器であるBK陣の展開ラグビーに持って行き、主導権を掴みたい。日大戦の勝敗によって全国大学ラグビー選手権への道が大きく左右される。ここが正念場だ。
(高安寛)