【フェンシング】 練習取材 選手インタビュー
2016年03月14日(月)
法政大学市ヶ谷体育館&法政大学総合体育館
昨季のインカレ優勝者が5名も在籍しており、驚異的な強さを誇る法大フェンシング部。新体制となった各チームのキャプテンに今年度の意気込みを伺った。
選手のコメント
大崎葵一 (営3 主将 男子サーブルキャプテン)
—引っ張る立場になった今の心境は
昨年の成績が良くて、今年(学年が)一番上になったプレッシャーはあります。嫌ですね(笑)。 昨年までは安藤先輩がいたんですけど、今年は自分がやらないといけないので。
—プレッシャーに打ち勝つために
あまり考えていなくて、やるしかないなと思っています。
—昨年を振り返ってみて
インカレ優勝したり、ユニバーシアードに出れたりして個人的に良かったんですけど、団体は一つだけ落としてしまいました。今年は個人戦よりも団体戦を意識して挑みたいです。
—種目、個人それぞれの目標は
団体ではみんなで勝って終わりたいです。個人の目標はないです。個人戦に対するモチベーションは低めです。
個人戦よりも団体戦を意識しています。
—全日本終わってから今まで何を
最初の方はオフのシーズンでした。2月からは一か月間ずっと強化練習が続いて、今合宿している状態です。疲労が溜まっているんですが、技術向上と体力向上を目指して頑張っています。
—合宿ではどんな生活をしていますか
合宿は7泊8日で行っていて、朝6時に起きて23時就寝するまで詰め詰めで練習しています。
—安藤前主将からアドバイスは
ないですね。(笑)
—チームの雰囲気は
悪くないですね。声がよく出ていますね。
—昨年と変化したとこは
大学から別の種目に移る新入生や元々強くて入ってくる子たちもいる中で、先輩に勝ちたい後輩や、後輩に負けたくない先輩がいるという刺激し合える環境ができていて、いい感じだなと思います。
自分も元々フルーレをしていて、大学からサーブルに変更したので。最初の方はひどかったんですけど。
—サーブルで期待する新入生はいますか
星野君とかですかね。エリートアカデミーで活動していたので基礎面など申し分ないと思います。
—今一番大切にしていることは
ケガしないことと無理しないことですかね。就活で4年生が自分一人しかいないときとか多くて引っ張る人が自分しかいないので、ケガはできないですね。
—全体の主将として今後どうしていく予定ですか
昨年女子エペが1部に昇格して6種目とも1部にいるので、男女で総合優勝を狙えるようにしていきたいです。
—今年の抱負をお願いします
キャプテンというポジションを今年は背負っているので、自分の事だけでなく全体を常に見て、各種目の人たちとも連絡を取り合って、繋がりもより深めて一致団結を目指していきたいです。それに成績が付いてくればいいなと思います。
大石利樹 (法4 男子フルーレキャプテン)
—4年生として今の心境は
今まで選手として目の前の試合を勝つことだけに集中していましたが、一番上の世代になるとやはりチームの事、雰囲気だったり、各選手の状況など気にかけていかないといけないので、大変だなと思います。
—昨年を振り返って
団体戦では4つのうち3つ取れたんですけど、全てを取れたわけではないので満足はしていないです。個人戦ではインカレで優勝できて、MVPも取れたので良かったと思います。
—プレッシャーはありますか
ありますね。(笑) でも気にしないで行きたいです。
—昨年は”ラブ&ピース”がスローガンだったそうですが今年もスローガンはありますか
今年も”ラブ&ピース”です。いつも心にロックを! 今の世界には色々と危ないことがあるので、スポーツの力で変えていきたいです。(笑)
—今年の目標は
個人戦では関カレ、インカレともに優勝を目指して、学生の試合だけではなく、全日本選手権でも表彰台に立てるように頑張りたいです。団体戦ではリーグ戦、王座、関カレ、インカレ、全日本選手権の5冠を取れるメンバーが今年はいるので目指したいです。
—意識の変化はありますか
まだそんなに新体制になって試合とかないので実感はそこまで湧いていないです。
—長島前主将からアドバイスはありましたか
ないです。ないです。お飾りのキャプテンだったので。(笑)
—今年のチームの雰囲気は
昨年までは団体戦に出るメンバーとリザーブの差があって、メンバーがほとんど固定されていました。ですが今年からは1番2番3番4番団体に誰が出るか分からない状態になるのでピリピリすることになるかもしれないですけど、お互いが切磋琢磨して、さらに上に目指していける力も付けられるのですごく楽しみです。
—昨年と変化したところは
今の4年生の数が少ないのでなあなあになってしまいますね。だから気を引き締めていきたいです。
—心に残っている言葉はありますか
大石:一つあるとしたら夏目漱石の”こころ”の一文の「精神的に向上心のない者はばかだ」です。(池田さんを指して)ああいう向上心のないものを見るとばかだなと思いますね。
池田:ありますあります!大石の方がないです。
—本はよく読むんですか
全然読まないです。学校の教科書に載っていたので。
—期待する一年生はいますか
フルーレで言えば佐藤と敷根です。特に敷根はこの間のワールドカップのナショナルチームの団体戦メンバーに入っていたりするので、心強いし、逆にそこまで揃ってしまうと負けるわけにはいかなくなるので、大変です。
—今年の抱負はなんですか
“ラブ&ピース”です。
神田貴範 (文4 男子エペキャプテン)
—最上級生として今の心境は
不安で仕方ないです。昨年からOBの先輩や監督にチーム力が足りないと言われていて、同期や後輩が成績を残している中で、団体戦が勝てないという指摘があります。ですが個人的に自分はチーム力を上げるのが得意だと思っているので、今年はチーム力を上げることを目標にしていきたいです。
—どのようにしてチーム力を上げていきますか
新しい練習方法を考えたりすることも大事ですけど、コミュニケーションを一番に大事にしていきたいと思います。
—昨年を振り返ってみて
引き続き自分もみんなも頑張って、昨年以上の成績を残せればいいなと思います。
—プレッシャーはありますか
強い後輩が入ってきて、法政には実力のある人が多いので、その中でも自分が引っ張っていけるようにしていきたいです。
—スローガンはありますか
漠然とした目標はあります。関カレ、インカレ優勝です。そしていいチームにして楽しく過ごしていけたらなと思います。スローガンじゃないですね(笑)。
—個人の目標は
個人戦よりも団体戦で優勝したい気持ちの方が強いですね。
—全日本選手権が終わってから何をされていましたか
足らない部分が多いと思うのでその点の改善や、自分の試合を振り返ってます。みんなとあまり変わらないと思います。
—前の主将からアドバイスはもらいましたか
特にもらってないですね。
—今年のチームの雰囲気は
良くなっています。練習を取り組むにしたがって仲の良さが深まっているんじゃないかと思います。
—昨年と変化したとこは
昨年はピリピリした状態の中での練習が多くて、今年はそれが薄まっているんじゃないかと思います。ピリピリした状態もいいと思うんですけど、僕はあまり好きじゃないので。どちらかというとみんなで頑張ろうという感じが好きです。
—大切にしていることはありますか
同期や後輩、チームメイトを気遣うことですかね。
—心に残っている格言は
たくさんあってきりがないですね。しいて言うなら”努力は人を裏切らない”ですね。先輩方がよく言っていた言葉です。
—期待する新入生はいますか
たくさん期待できる新入生が入ってきます。だた高校と大学のスポーツは雰囲気だけでなく、色々と違う部分があるので、いち早く嗅ぎ取ってもらいたいです。
エペには2人入ってくるんですけど、世界選手権団体であったり、海外でも活躍している選手なので期待です。
—今年の抱負をお願いします
チーム力を上げて団体戦を法政で取れるように練習していきたいと思います。
福島史帆実 (法3 女子サーブルキャプテン)
—唯一の新3年主将ですが
女子サーブルの中では私が最高学年なので引っ張っていかないといけないなと思っていますが、プレッシャーはあまり感じてないです。
—昨年を振り返って
関カレ、インカレを優勝できて個人は良かったんですけど、団体ではどっちとも優勝することが出来なかったので今年は個人戦でも団体戦でも頑張っていきたいです。
—栗本さんが抜けた穴は大きいと思われますが
女子サーブルの新入生は一人しか入ってきていないのでその子に期待しています。
—女子サーブルと個人の目標はなんですか
まずは5月に行われる関東のリーグ戦に勝って、王座に優勝することです。個人は関カレ、インカレ優勝を目指したいです。
—チームの雰囲気はどうですか
悪くはないかなと思います。 良くもないですかね。(笑) 昨年には負けてます。
—大切にしていることは
目標をしっかり持って練習することです。
—今年の抱負お願いします
個人も団体も学生の大会だけでなく、全日本選手権でも優勝を目指して頑張りたいなと思います。
真田玲菜 (キャ4 女子フルーレキャプテン)
—昨年を振り返って
上級生になって、責任感が増してきてると思います。団体戦はあまり良い結果を残すことができなくて悔しい思いをしたんですけど、個人戦では逆に良い結果を出すことができたので、半分半分というか、良いことも悪いこともあった一年でした。
—全日本から今までは
試合は何もなかったですね。新チームになったので、探り探りで練習をやったりしてます(笑)。
—最上級生になった心境は
実感がまだ湧かないです(笑)。でも合宿とか自分たちで話し合ったりしているので、そういう時は一番上になったんだな、と思ったりしますね。
—女子フルーレキャプテンとして
新しいチームになるので、試合が始まるまでにまた良いチーム作りができるように頑張っていきたいと思いますね。
—今年のチームの雰囲気は
雰囲気は良いと思います。1年生がひとり入るんですけど、JISSの方で一緒にやってて知らない子ではないので、やりやすいかなと思います。
—期待の選手は
フルーレ陣で今年入ってくる梅津晴香という1年生ですね。昨年のインターハイで優勝してるので、期待できる新人だと思います!
—意識しているライバル校は
全部ですね。全勝して優勝したいので、どこがどう、とかじゃなくて全部に勝ちたいです!油断はできないと思うし、やっぱり団体戦だとチームワークもひとりひとりの技術も大切になってくるので、チームの輪も技も負けないようにやっていきたいですね。
—今年のチームとしての目標
学生の大会は全勝して全日本も優勝…5冠を目指して頑張ります!まあ、まずはリーグからですね。
—個人としての目標は
関カレ、インカレ優勝です。インカレ2連覇目指して頑張ります!
池田五月 (文4 女子エペキャプテン)
—昨年を振り返って
去年は個人戦がだめで、団体戦が良かったんですけど、団体戦でも最後回りを任されたときに「不利でも負けない」という強い気持ちが足りないと感じた一年でした。
—女子エペ躍進のわけは
1年生が二人入ったのと、それまでは(大石)栞菜先輩(26年度卒)に頼ってたところをみんなで勝とうとチームワークで戦っていけたからじゃないかと思います。
—最上級生になった心境は
実感がまだないです(笑)。もうすぐ合宿があるので、そこで出てくるかな(笑)。
—では合宿からリーダーシップを発揮していく方向で
はい!そうですね!(笑)
—女子エペキャプテンとして
女子エペは去年2部から1部に上がって初めての舞台なので、挑戦者という気持ちで挑んでいけたらいいなと思ってます。
—今年のチームの雰囲気は
良いです!メンバーが変わらないですし、仲が良いです!
—今年の期待の選手は
女子エペの前田友菜という1年生ですね。自分の高校の後輩というのもあるし、インターハイでも優勝してるので戦力になってくれるんじゃないかなと思います。期待大です!
—意識しているライバル校は
うーん…全部ですね。全部に勝てれば一番良いので!
—今年のチームとしての目標は
まずはリーグですね。1部でやるのも初めてなんですけど王座にも行きたいです。あとは全日本も去年2位だったので優勝目指したいなと思いますね。
—個人としての目標は
最後だし今年こそ関カレ、インカレ優勝目指して頑張ります!
フォトギャラリー
- 男子サーブルキャプテン・大崎
- 男子フルーレキャプテン・大石
- 男子エペキャプテン・神田
- 女子サーブルキャプテン・福島
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