【フェンシング】練習取材 選手インタビュー

フェンシング

【フェンシング】練習取材 選手インタビュー

2014年3月13日(金)
法政大学市ヶ谷体育館

インカレでは6種目中4種目を制覇するなど充実したシーズンを送った昨季の法大フェンシング部。今季は各種目で多くの主力選手が去り新チームとして生まれ変わった。春の強化合宿を前に各選手に今季の意気込みを伺った。

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笑顔の選手たち

選手のコメント

安藤光平(法4 主将 男子サーブルキャプテン)

―4年生としてのシーズンを迎える今の心境は
今年80周年ということがあるのと、昨年の代ではインカレで6種目中4種目を獲ったということでプレッシャーを感じています。ただリーグ戦では総合優勝を逃しているので、そこの奪還に向けて頑張ろうという感じですね。

特にサーブルチームは素晴らしい成績を残しましたが、そこにもプレッシャーがありますか
昨年はメンバー的にもあまり変わらなかったのですけど、今年は主力だった4年生の2人が抜けて、本当に新チームになるので。実際にやってみないとどんな感じになるかわからないというのが正直なところですね。

フェンシング部の主将としてどのようなチーム作りをしていきたいですか
単純に最強のチーム、日本一のチームにしたいですね。
僕がどうこうしてチームが日本一になるわけではないので、皆が規律を守ってやるべきことをやれればと。メンバーは揃っていると思うので。

サーブルチームの4年生は安藤さんのみで他のメンバーは下級生ですがどう感じていますか
男子の同期が欲しかったとかは時々思いますね。悩みとかも相談できないし、自分1人で引っ張っていかないと思うこともあります。でもあまり深く考えずにやっていこうとは思っています。

フェンシング部の選手には、大学の試合のほかに国際遠征などほかの大会もある選手もいらっしゃいますが、その兼ね合いは難しいものがあるのでしょうか
難しいですね。代表の遠征に呼ばれてしまうと部活の中で強制できなくなることもありますし。だからといって日本代表である前に法政大学の選手なので大学の方針というのもありますからね。

今の時期に大切にしていることは
今はフィジカルの部分、体の土台作りですね。だんだん試合に近づくにつれてフェンシングメインにしていくという感じです。体のピークを試合に持っていけるように練習しています。

これから行う合宿で取り組みたいことは
ここまではウェイトトレーニングとかをやってきたので、合宿では基本的にフェンシングメインで追い込めれば良いなと思います。

 

 長島徳幸(文4 男子フルーレキャプテン)

―昨年を振り返って
団体戦では昨年の前半はあまり良い結果ではなくて、ダメかなと思ったのですけど、個人では関カレで優勝することができたので、ちゃんとやれば結果はついてくるんだなって思いましたね。個人では12月の全日本で3位になれたので、自分にとって良い一年の締めくくりになりました。

―全日本後から今までを振り返って
正月休みを挟んで、年明けから練習が始まってすぐにフランスに行って、その後ドイツに遠征に行きました。先月はドイツでずっと練習していました。今、他のナショナルチームはキューバに行って練習していますが、自分はいけないのでこっちで練習しています。

―海外選手のレベルはどうでしたか
やっぱり勝てないので、もっと技を磨いていかないといけないと思いましたね。

―昨年この時期のインタビューでも世界を意識して戦いたいと仰っていましたが
そうですね。その気持ちは変わってなくて、海外選手に勝てるっていうのを目標にやっていますね。

―先輩が抜けられて意識の変化はありますか
フルーレキャプテンに選ばれて自分が引っ張ってチームをまとめなきゃいけないって思いますね。こっち(法大)で練習する機会が少ないのでキャプテンらしいことができていないので、チームを引っ張って最初の春リーグ戦でチーム力を生かして勝っていかないといけないなと思いますね。

―フルーレ団体メンバーに変化はありますか
まだちょっとわからないですけど、新1年が結構強いので期待していますね。野口と敷根は特に注目していますね。

―今季のライバル校は
早大に松山恭助っていう強い1年が入ったので去年以上に厳しくなると思いますね。団体でも強いのが一人でもいると勝ち辛くなるので。中大、日大もまだ主力は残っているので注意したいですね。

―春リーグに向けての目標は
去年の春リーグは良い出だしとはいかなかったので、今年はリーグ戦からしっかりタイトルが獲れるように、勝つところは勝って頑張りたいと思います。

栗本ひかる(社4 女子サーブルキャプテン)

―先輩が引退されて気持ちの変化は
一つ上の先輩が抜けて自分たちが一番上になったということで、自分の行動が下の学年に影響する事が最初の方で分かったので、このままじゃダメだと思い、先輩として自分になにができるのかを改めて考え直すことができました。

―女子サーブルのキャプテンとして
今、女子サーブルの選手が少なくて男子と一緒に練習しているんですけど、それでも女子サーブルはチーム一丸で戦おうという気持ちはあります。

―昨年はどのような一年でしたか
インカレと関カレで思ったんですけど、4年生になるとプレッシャーを強く感じるので3年生で結果を出さないといけないと思っていました。練習を教えてくれる先輩もいて自由に行動できた一年でしたね。

―今年のチーム作りは
チームの三人の強さはあまり変わらないので、誰かが不調な時にはお互いをカバーできるようなチームにしていきたいですね。

―意識している大学は
一つ上の先輩が抜けたのが大きくて、メンバーがあまり変わらない東京女子体育大学、日大がライバルになると思います。

 

小林未来(文4 女子エペキャプテン)

―最後のシーズンを迎える今の心境は

絶対にリーグで1部に上がって卒業したいですね。そこで次につながる試合をしてそのあとの関カレインカレ全日本で優勝できるように頑張りたいです。自分が1年生の時は女子エペが一人だけでした。でも今は1年生も入って6人になって団体戦の練習もできるようになったので、これから皆で競い合いながら、今までできなかったメンバー争いを楽しんでいきたいです。

―やはりリーグで2部に甘んじている悔しさはありますか

もちろんありますね、女子エペだけ2部なので。

―今の時期に大切にしていることは

就職活動とかも始まっていて、自分が練習できなかった時間をどう補うかというのを考えてやっています。それに補うだけではだめだと思うので賢く練習していきたいです。

―合宿で取り組みたいこと

まず女子エペの中でよいチーム作りをして、個人個人が目標を持ってそれを達成できるような合宿にしたいです。

―目標は

インカレ優勝です。全日本も優勝を狙っていきたいです。

 

 

フォトギャラリー

    • IMG 2296安藤主将(上)、村越副将(左)、栗本(中央)、小林(右)
    • IMG 2281男子フルーレキャプテン・長島
    • IMG 2293女子サーブルキャプテン・栗本
    • IMG 2294女子エペキャプテン・小林

 

 

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