【バレー】 2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 対桜美林大 今季2度目のストレート勝ち!リーグ戦3連勝を果たす
2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦
2016年4月17日(日)
亜細亜大学体育館
2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦、3戦目の相手は桜美林大。昨日の試合を反省し、気持ちを切り替えて臨んだ。序盤は連続得点で流れをつかんでいたが、3セット目でミスを連発。相手にリードを許したが、追い上げを見せ見事逆転。セットカウント3-0でストレート勝ちを収めた。
試合結果
トータル試合結果
3 法政大学 |
25 | 1セット | 17 | 0 桜美林大学 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 20 | ||
25 | 3セット | 16 | ||
― | 4セット | ― | ||
― | 5セット | ― |
法政大学スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | 学部/学年 | ポジション |
---|---|---|---|
26 | 伊元幸正 | 営1 | WS |
1 | 進藤涼 | 文4 | MB |
24 | 竹田健太郎 | 文1 | WS |
9 | 榎本京祐 | 法3 | WS |
10 | 石ヶ森智哉 | 営3 | MB |
29 | 西田寛基 | 営1 | S |
14 | 小林慎平 | 営3 | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 | 学部/学年 |
---|---|---|
6 | 伊藤正義 | 法4 |
21 | 渡邊和馬 | 文2 |
15 | 森川航多 | デ工3 |
27 | 三木裕人 | 文1 |
戦評
「出だしからみんなで声を出していこう」。悪い流れだった昨日の試合を反省し、主将の進藤涼(文4)は試合前にチームを鼓舞した。
迎えた第1セット。その言葉に応えるかのように西田寛基(営1)のサーブがさえる。相手レシーブを崩しスパイクミスを誘った。序盤から3連続得点で流れをつかむと、そのまま20点まで順調に進む。しかし20-12の場面、伊元幸正(営1)のサーブミスから試合終盤でミスが重なり、3連続失点を許す。ここで流れを変えたのは途中出場の森川航多(デ工3)。相手の攻撃をブロックでピシャリと止め、ワンポイントブロッカーとしての役目を存分に発揮した。最後は進藤のスパイクが決まり25-17で1セットを先取した。
流れをそのままに、セットをものにしたい2セット目。序盤から終始リードしながらも相手も引かず、拮抗した展開が続く。すると14-11の場面で4連続得点を奪い、流れを引き寄せた。しかしセットポイントを取ったところで、またも終盤にミスが重なり4連続失点。土壇場で5点差まで追い上げられるもエース榎本京祐(法3)のスパイクが決まり25-20でセットを勝ち取った。
3セット目は長いラリーから竹田健太郎(文1)のフェイントが相手コートに落ち、幕を開けた。しかし序盤からミスが目立ちこの試合初めてリードを許す展開となる。12-13と苦しい試合運びの中で、三木裕人(文1)がピンチサーバーとして登場する。三木のサーブも光り、12点から怒涛の6連続得点を奪い一気に逆転。勢いを切らさず終盤にも連続得点で相手を突き放した。25-16でゲームセット。この試合ストレート勝ちを決めた。
試合後、進藤は2部での3試合を「甘くはないな」と振り返った。格下相手の試合でも、どれだけ法大バレーを繰り広げられるかが、これからの鍵となるだろう。おごることなくチーム一丸で「1部昇格」を目指す。(川畑あかり)
選手コメント
進藤涼 主将
―今日の試合を振り返って
昨日の試合が良くない展開だったので、今日は出だしからみんなで声出していこうと話していました。開幕戦は良い感じに勝てて、昨日もこのままいけるんじゃないかという風に思ってしまっていたので、相手関係なくやろうという話をしました。今日は序盤から乗れてそのままいけたので良かったと思います。
―3試合戦ってみての感想
やっぱり甘くはないなと感じました。2部らしいバレーをしてくるのでやりづらさを感じます。それに昨日は対応できなくて、結局は勝ったんですけどああいう展開になってしまったので…大変です。
―現在のご自身の調子
いつも通りかなという感じです。
―3連勝ですが主将から見てチームの雰囲気は
まだ波があるので、良いときは良いんですけど昨日みたいに悪いときは悪いので。そういうチームってもろさがあると思うので、いつでも今日みたいな良い雰囲気でやれるようにしていきたいです。
―1年生が多く出場していますが主将として心がけること
初めての大学のリーグ戦なので、それを楽にプレーしてあげられるように自分が1番声を出して盛り上げてっていうのを意識してやっています。
―次の試合に向けての意気込み
とりあえずこの1週間しっかり練習して、いつも言っているんですけど自分たちらしさを出していきたいと思います!
榎本京祐
―試合を振り返って
昨日ちょっと上級生として不甲斐ないプレーをしてしまったので、今日はもう切り替えて昨日のことは忘れてしっかり自分のやれることをやったので、この結果につながったのかなと思います。
―サービスエースが多く見られたが日頃意識していることがあれば
とりあえず自分のサーブで勢い付けたいと思っているので、とにかく強く打つことを意識して、強く打ってそれでもミスが出ないような打ち方を課題としてやっています。
―今日の試合でよかったことは
今日はコンビネーションも気合を入れ替えて入りからやったので、リスタートの権利が結構あったからよかったと思います。
―今日見つかった課題は
自分のレセプションで入ることが結構多いので、レセプションのミスをなくして、クイックが使えるようなAパスだったりBパスをしっかり返したいなと思います。
―チームでメインとしている練習は
ずっと春休みからブロックの練習をやってきたんですけど、3枚ブロックだったり速いスパイクに対するブロックをしっかりやっているので、今日はブロックポイントが結構あってそれは練習した成果が出たかなと思います。
―次の試合に向けて
これからどんどん厳しい戦いになってくると思うんですけど、この一週間しっかり練習してチームとしての完成度を高めて来週の試合も勝ちたいと思います。
西田寛基
昨日の試合では駄目なところばかり出たのですが、それは2部だからといって油断していたところもあって。油断したらああいう展開になるということが分かったので、昨日の試合をしっかりと振り返って、また1年生だからといって甘えず、コートに入っている分責任感をもってやろうという気持ちでやっていました。
―高校バレーとは雰囲気は違いますか
全然違いますね。まずは高さが違います。あとは個々の技術がどこも高いです。レベルが高い試合になるので一試合一試合油断することができません。
―上級生の印象は
みんな厳しいところは厳しく、優しいところは優しくしてくれる先輩です。プレー面はもちろん、人間としても尊敬しています。
―1年生がたくさん試合にでているが、1年生同士の会話は
試合に出られない先輩方の分まで自分たちが入っているので、そこは1年生でしっかりと話し合い、責任感を持ってチームの中心となってプレーの中で上級生以上のことをやっていこう。また、雑用など1年生の仕事はきっちりやっていこうといった話はしています。
―今日の試合で得た個人的な課題は
トス回しです。遠い方に上げるトスなどは、サイドのスパイカーにブロック1枚で気持ちよく、良い状態で打たせてあげられるように自分がしっかり上げていきたいです。
―これから法大バレー部員としてどういった存在になりたいか
この人がセッターじゃなきゃ駄目だといったように誰にでも信頼されるセッターになりたいです。
―次の試合に向けて
今週は駄目だったので1週間しっかり練習して今日以上のプレーを、レベルアップしたプレーをしていきたいです。
フォトギャラリー
- 初戦に続きストレート勝ちを収めた
- サーブを打つ西田
- 西田と石ヶ森によるブロック
- 声を出してチームを盛り上げていく進藤
- 安定したプレーの小林
- コートの外からも声援が響く
- サーブが好調だった三木(左)
- 来週も連続白星に期待が懸かる