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【バレー】2016年度第35回東日本バレーボール大学選手権大会 男子トーナメント2回戦 対順大 競り合い見せるも流れをつかめず、2回戦敗退

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【バレー】2016年度第35回東日本バレーボール大学選手権大会 男子トーナメント2回戦 対順大 競り合い見せるも流れをつかめず、2回戦敗退

2016年度第35回東日本バレーボール大学選手権大会
2016年6月24日(金)
日野市市民の森ふれあいホール

2016年度第35回東日本バレーボール大学選手権大会男子トーナメント2回戦、相手は1部7位の順大という格上だ。しかし1セット目は23-25と競り合いを見せる。その後も法大が流れをつかむことはあったが、セットを取ることはかなわず。ストレートで敗戦し、今大会は2回戦で幕を下ろした。

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トーナメント2回戦敗退、今季の目標には届かず

試合結果

トータル試合結果

0
法政大学
23 1セット 25 3
順天堂大学
17 2セット 25
24 3セット 26
4セット
5セット

法政大学スターティングメンバー

背番号 選手名(学部/学年) ポジション
28  藏田大輝(法1)  WS
18  佐々木鴻輔(文2)  MB
26  伊元幸正(営1)  WS
24  竹田健太郎(文1)  WS
進藤涼(文4)  MB
29  西田寛基(営1)  S
14  小林慎平(営3)  L
※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ 
 

途中出場選手

背番号 選手名(学部/学年)
伊藤正義(法4) 
12  神谷翔(法3) 
15  森川航多(デ工3) 
21  渡邊和馬(文2) 
27  三木裕人(文1) 

戦評

 昨日の勢いそのままに第1セットをものにしたい法大。トーナメント1回戦と同様スタメンも下級生が中心となって挑むが、相手は1部7位と格上だ。それでも互角の戦いを見せるなど、法大も粘りを見せる。しかし連続失点でリズムを崩すと劣勢に追い込まれてしまう。最終的には23-25と惜しくもこのセットを落とした。

 2セット目も序盤は竹田健太郎(文1)のスパイクが要所で決まるなど、競った展開となる。しかし徐々に相手に流れが移ると苦しい試合運びとなってしまう。進藤涼(文4)が4年生の意地を見せスパイクを決めるも、流れは最後まで法大に傾かなかった。17-25と連続でセットを落とした。

 絶対に負けられない第3セット。このセットからセッターに渡邊和馬(文2)が入り、立て直しを図った。序盤から3連続失点を許すも、藏田大輝(法1)がブロックアウトを決めるなど相手に離されない。9-10と1点リードを許した場面で竹田のスパイクが決まるとサーブ権は法大に。伊元幸正(営1)がノータッチエースを決めるなど、怒涛の7連続得点で相手を突き放した。しかし、ここからミスが連発。22-22と相手に追いつかれると、好調な竹田のスパイクもブロックにピシャリと止められた。最後は相手の攻撃を止められず、24-26でゲームセット。

 1部リーグに属する順大相手にあと一歩及ばず、東日本インカレ2回戦敗退となった。どのセットも終盤でのミスが響き、勝ち切ることができなかった。しかし敗れはしたものの、下級生中心のチームで粘りを見せた。若いチームゆえのもろさもあったが、この経験は彼らにとって大きな糧となっただろう。選手たちはすでに秋季リーグ戦を見据えている。実りの秋となるために、この夏、法大バレー部は進化を遂げる。(川畑あかり)

監督・選手コメント

濱口純一 監督

―今日の試合を振り返って
入りもそんなに悪くなかったんですけど、入れ替え戦からというか(春リーグ)2部の試合でもあったように、連続失点でこっちがリズムをなくしてそのまま劣勢になってしまうという感じでした。

―スタメンを春リーグから大きく変えたのは
今回のメンバーは1年生が結構いましたけど、スパイクの部分に関しては結構能力のある子もいますんで、その点で試すというところも当然ありましたし、遜色ないというところも多少あったのでそれで使いました。

―順大への対策はとりましたか
順大はブロックもサーブも入れ替わるので、そういう練習を少しやったというところと、あとは入れ替え戦が終わって基礎の力があまり足りていなかったので、基礎の練習をしっかりやってきました。

―今季掲げていた目標には届きませんでしたが、次の目標は
(今季)前半に1部に上がることと(東日本インカレ)ベスト4に入るということができなかったということは非常に残念な結果ですし、今後に向けてまずは秋リーグがありますんで、秋に必ず1部にまた上がってそのまま(全日本)インカレへ続くようにチームを指導していければなと思います。

―今後重点的にしていきたいことは
基本的な基礎能力をもっと高めるということと、試合に対してもう少ししっかりと、勝負事なので勝つ・負けるということに執着心を持ってやっていかなければと思っています。

小林慎平

―今日の試合を振り返って
勝ち試合だったんですけど逃しちゃうということは、そこが1部と2部の差なのかなと思います。1本の重みを改めてわかった試合でした。

―リーグ戦のときとは異なるメンバーでしたが
それはスタッフの方々の判断もあって、やっぱり誰が今1番あたっているかとか、誰がコンディション良いかとかで入れていたので、大幅にメンバーを変えたのはスタッフの采配もあるのかなと思います。

―1年生が多く出場しましたが、上級生としてどうでしたか
所詮1年生って言ってしまったら終わりなんですけど、1年生なのでやっぱりまだ甘い部分もいっぱいあって、まとめるのとかも大変なんですけど、それでも1年生が多い中ではわりかし頑張ってくれたかなと思います。やっぱり最後は上級生がだらしなかったって感じですね。

―アタッカー陣のミスが目立ったと思いますが、声などかけたりしましたか
3セット目は特に点差が開いていて、渡邊が結構(ボールを)振ってくれたんですけど、最終的にはここ1本っていうときに上級生に託して上級生が決めなかったので、何もできなかったです。

―今大会で見つかった課題は
秋リーグに向けてやっぱり各ポジションで固定できる、核になってくる選手が出てきてくれることと、あとはやっぱり1部に上がったときに今のままじゃ勝てないので、全体的な底上げと筋力アップもそうですし、もうちょっと練習が必要かなと思います。

―秋に向けての目標は
秋は1位にこだわらず2位までには絶対行って、絶対1部に上がるっていうことです。もう何をしても(1部に)上がるっていう目標です。

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竹田健太郎

―今日の試合を振り返って
相手は1部のチームだったんですけど、自分たちも釣り合わせて練習してきて流れ的にも勝てる試合ではあったので、そこを落したのはやっぱり大きかったなと思います。

―今日の敗因は
1点取った後にそのまま連続で点が取れなかったりとか、1回崩れたときに立て直すのがワンテンポ遅かったり。それがあとあとに引きずっていったかなと思います。

―今大会で久しぶりにスタメンとして出場しましたが
春リーグでメンバーを外されてからやっぱり自分自身に課題が多いなと思って、あとはしっかり練習して次こそ(メンバーから)外されないようにと思って必死にやってきました。結果として今日はちょっと出たので良かったかなと思います。

―ご自身の調子は
良い方ではあったと思います。

―見つけた課題は
レシーブですかね。やっぱりチャンスボールの練習っていうのを監督からも言われ続けてきたんですけど試合で出せなかったので、それが課題です。

―今後の目標は
チームを引っ張っていく存在になるということと、1部に昇格してその後の全日本インカレで結果を出していくことです。

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フォトギャラリー

  • 20160624 10トーナメント2回戦敗退、今季の目標には届かず
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