【サッカー】山田将之来季FC東京加入内定特別インタビュー

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【サッカー】山田将之来季FC東京加入内定特別インタビュー

2016年7月28日(木)
多摩キャンパス

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FC東京に入団が内定した山田

「日の丸を背負う選手になりたい」

ーFC東京に入団が決まった時の気持ち
話が来た時は正直びっくりしていて、入団する時は日本代表の選手もいてレベルの高いチームだと思うので、若干迷いはあったんですけど、勝負するからにはレベルの高いところで自分も日の丸を背負う選手になりたいと思っているので、びっくりしたのと嬉しい気持ちがありましたね。

ー入団の経緯は
最初は春先のFC東京の宮崎キャンプに参加させていただいて、そこである程度自分の特徴をアピールできて、その後に練習に呼んでもらったり、大学の試合を見ていただいてオファーの話を頂いたという感じです。

ーFC東京は練習に参加してどんなチームだと感じましたか
名のある選手というか、自分が小さい頃からJリーグの舞台で活躍している選手ばかりで実際プレーしてもレベルが高いですし、今まで経験したことのないような選手ばかりなので最初はついていくのが不安という面はありました。

ーJ3に出場して感じることはどういうところですか
J3と言ってもJリーグのチームでレベルが高い選手というのは各チームにいて、一瞬の隙や判断ミスで失点してしまうというのは自分の中で良い経験になっていますし、その中で自分の特徴を出して行ければチームももっと良い状態になっていくのではないかと思います。

ーFC東京には高校時代の同級生の室屋選手が在籍していますが、仲は良いんですか
周りからよくそんなに仲良くなさそうとか言われるんですけど、自分らは高校の時からしょっちゅう一緒に行動してたので、仲は悪くないと思います。

ー普段から食事とかいったりするんですか
そうですね。東京来てからご飯を食べに行ったりとか、普通の私生活の話だったりとかはしてますね。

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日の丸を背負う選手になると山田

「他の大学に行くつもりだった」

ー法政大学に入った経緯は
最初は他の大学に行くつもりだったんですが、青森山田高校の2つ先輩がいてとりあえず練習参加してその後に判断したらどうかと言われて、そこで練習参加して気付いたら法政に決まってました(笑)

ー上のつながりが決め手だったんですか
上下関係が厳しかったので、2つ上とは話せなかったし、面倒見てもらえるかといったら不安はあったんですけど、サッカー自体は自分にないものが法大にはあったので、サッカーを見て決めました。

ーサッカー部の今の雰囲気は
去年や一昨年みたいに個人の能力で打開するというのは出来ないんですけど、団結力や協調性という部分では試合を重ねるごとに良くなっていると思いますし、アミノバイタルカップは負けてしまったんですけど、団結して切り替えてやっていけるくらいの部分はあります。

ー山田選手のチーム内での役割は
守備の選手なので失点をしないってことと、攻撃では自分の高さだったり、パスでアシストするという役割を担っているというので攻守において結果で示していかないといけない役割だと思います。

ー前期リーグ戦では失点が少なくてそこは評価できるのでは
守備の選手なので、失点数を見るとリーグで一番少ないと思うのでそこは自信持っていいと思うんですけど、その中で防げる失点というのは多々あったと思うので、そこをもっと反省して課題として上げていけばさらに後期、失点数が減ると思います。

ー長山監督はどういう監督ですか
自分の中では、サッカー人生を一番変えてくれた監督だと思います。プロになれたということも監督のおかげでもありますし、ピッチ外の部分でも規律をしっかりするような人なのでプレイヤーとしても尊敬しますし、指導者としては一緒にやっていて安心感があり自信を持ってプレーできますね。言うことやアドバイスは自分の中で大きいものがあるので影響力はあります。

ー長山監督についていこうと
選手個々に対するコミュニケーションを多く取ってくれる人なので尊敬してますね。

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高さを生かしCKから得点を決める役割もある

「目に見える結果を」

ー大学生活は
もっと友達欲しかったですね、正直。

ーサッカー部で集まる?
それもありますし、寮が近いのですぐ帰っちゃいます。結構人見知りなほうなので、話す機会が少なくて、もう少しはっちゃけたかったかなというのはありますね。

ーサッカーの練習が休みの時は何をしていますか
いやーほぼトレーニングですね。あんまり遊び行かないですね。

ーチーム内で仲がいい人
四年は基本的に仲良いし、後輩も話さないって人もいないし、コミュニケーションをとる機会は多くしてるので、特別仲良いってよりはみんなで仲良い感じです。

ー今後に向けて
J3ですけど、プロの舞台でやれてるってのは今の監督やチームメイトのおかげなので、そういう人たちに恩返しできるってのは結果だと思うのでリーグ戦でタイトルを取ったり、インカレで日本一になったりと目に見える結果が全てだと思うので、アミノバイタルカップは残念な結果だったんですけど、そこはしっかり切り替えて今自分にできることを1日1日突き詰めて、後期リーグに良い状態で臨んで、失点を少なくしてかつ得点もできるようにしていけたらいいかなと思います。

                                                            (森川優也 取材日7月14日)

  ☆プロフィール☆ 
山田 将之(やまだ まさゆき)経済4 青森山田高校 1994年10月1日生 186cm 75kg。ハイボールにめっぽう強く、正確なフィードが武器。また、高さを生かしてセットプレーではターゲットにもなれる。趣味は銭湯巡りと映画鑑賞。

 
 

 

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