【水泳】第89回関東学生選手権水泳競技大会 3日目 主将の渡邊が大会新記録で優勝!インカレに向け弾みをつけた!
第89回関東学生選手権水泳競技大会
2016年8月8日(月)
横浜国際プール
関東インカレもついに最終日。200㍍平泳ぎに出場した主将の渡邊一輝(社4)が大会新記録を更新し優勝を果たした。また800㍍フリーリレーでも優勝し、今大会法大からは7種目で優勝者が誕生した。本番は来月のインカレ。昨年の雪辱を果たし、必ずやシード権を奪還してくれるだろう。
試合結果
予選結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
男子400㍍個人メドレー | 2位 | 常深皓貴 | 4分27秒36 | 決勝進出 |
7位 | 緒方魁 | 4分29秒76 | 決勝進出 | |
8位 | 林寛人 | 4分30秒53 | 決勝進出 | |
男子100㍍自由形 | 6位 | 松田優太 | 51秒66 | 決勝進出 |
14位 | 豊田裕人 | 52秒31 | ||
19位 | 木村圭佑 | 52秒63 | ||
男子100㍍背泳ぎ | 1位 | 管谷諭 | 56秒89 | 決勝進出 |
5位 | 内藤良太 | 57秒37 | 決勝進出 | |
7位 | 津村航平 | 57秒47 | 決勝進出 | |
男子200㍍平泳ぎ | 1位 | 渡邊一輝 | 2分13秒18 | 決勝進出 |
3位 | 長井琢磨 | 2分15秒21 | 決勝進出 | |
18位 | 塚本悠太 | 2分21秒39 |
タイム決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
男子800㍍フリーリレー | 優勝 | 齊藤-河原塚-廣川-豊田 | 7分28秒94 |
決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
男子400㍍個人メドレー | 2位 | 常深皓貴 | 4分25秒21 | |
5位 | 緒方魁 | 4分28秒58 | ||
9位 | 林寛人 | 4分33秒67 | ||
男子100㍍自由形 | 5位 | 松田優太 | 51秒40 | |
男子100㍍背泳ぎ | 3位 | 管谷諭 | 56秒84 | |
4位 | 内藤良太 | 57秒36 | ||
7位 | 津村航平 | 57秒61 | ||
男子200㍍平泳ぎ | 優勝 | 渡邊一輝 | 2分12秒17 | 大会新記録 |
3位 | 長井琢磨 | 2分15秒10 |
総合順位
順位 | 学校名 | 得点 |
---|---|---|
1 | 法政大学 | 157 |
2 | 山梨学院大学 | 94.5 |
3 | 東海大学 | 86 |
4 | 順天堂大学 | 60 |
5 | 国士館大学 | 54 |
6 | 桐蔭横浜大学 | 49.5 |
7 | 神奈川大学 | 42.5 |
8 | 慶應義塾大学 | 38 |
9 | 専修大学 | 10.5 |
戦評
迎えた最終日。法大はまたもメダルラッシュとなった。
幕開けは400㍍個人メドレー。常深皓貴(経2)は終始落ち着いてレースを展開。全体2位の好タイムで予選を突破した。緒方魁(経3)は7位、林寛人(経2)も8位となり、3人とも決勝進出を果たす。
続く100㍍自由形は松田優太(経4)、豊田裕人(経3)、木村圭佑(経4)が出場。しかし決勝進出は松田のみにとどまった。
100㍍背泳ぎでは、それぞれがしっかりと結果を残す。インカレの主軸となるであろう管谷諭(経4)は圧巻の泳ぎで予選を1位通過。成長著しい津村航平(経2)も7位通過。ルーキー内藤良太(人1)も5位で予選を通過した。
そして予選最後の登場は200㍍平泳ぎの渡邊、長井琢磨(経4)、塚本悠太(社3)。塚本は予選通過とはいかなかったものの、渡邊はその力を存分に発揮し、予選から大会記録を更新する。長井も3位で予選を通過した。
そして決勝。
常深・緒方・林寛が個人メドレーで登場。優勝を狙った常深だったが、前半で大きく出遅れてしまう。後半巻き返し、2位まで順位を上げた。
唯一100㍍自由形で決勝進出を果たした松田は、予選より1つ順位を上げ、5位でフィニッシュ。
管谷・津村・内藤はそれぞれ決勝でも躍動した。管谷は安定した泳ぎで3位。表彰台に上ると、内藤は4位。初の関東インカレで存在感を示して見せた。津村も7位入賞と健闘した。
個人種目最後は200㍍平泳ぎ。渡邊は力強い泳ぎで終始レースを支配。予選で更新した自らの記録をさらに更新し、優勝を遂げた。長井は3位でフィニッシュ。渡邊に続き、インカレでもこの種目で長井の存在が光るだろう。
最後は800㍍フリーリレー。3日間での最終種目となる。第一泳者は齊藤凌(経3)。最初の50㍍で先頭に立つと、そのまま第二泳者の河原塚哲史(社4)へ。この大会、個人でも躍進が光った河原塚は、一時リードを詰められるも後半はリードを逆に広げ、しっかりと泳ぎきる。第三泳者の廣川剛己(経1)はルーキーながら抜群の安定感を感じさせた。最終泳者は豊田裕人(経3)。前3人のリードをしっかりと守りきり、1位でフィニッシュ。最高の結果で幕を下ろした。
結果、総合得点157点でこの大会を制した法大。9月に行われるインカレに向け、大きく弾みをつけた。決戦の地は東京。昨年の悔しさを胸に、この大会を自信に。彼らのインカレでの活躍を、期待せずにはいられない。法大スイマーたちの暑い夏は始まったばかりだ。(阿部暁野)
フォトギャラリー
- 大会記録を更新し優勝した渡邊
- 常深は後半の伸びが光り2位でゴール
- 最後のインカレに向け順調な様子の4年生管谷
- ルーキー内藤は管谷に次ぐ4位でフィニッシュ
- 長井は渡邊と共に男子平泳ぎをけん引する
- 優勝を果たした800㍍フリーリレーのメンバー
- 今大会齊藤はインカレでの活躍を予感させた
- 優勝杯を受け取る主将の渡邊