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【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 第7週 対東大3回戦 看板打者がそろい踏み!主軸のアベック弾など11得点で今季最終戦を白星で飾る

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【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 第7週 対東大3回戦  看板打者がそろい踏み!主軸のアベック弾など11得点で今季最終戦を白星で飾る

東京六大学野球春季リーグ戦 対東大3回戦
2016年5月23日(月)
神宮球場

 

最後まで法政らしさが光った。今季7試合目となる二桁安打を記録し、11得点で東大を圧倒。9回には、主軸を担う柴田圭輝(文4)、金子凌也(キャ4)のアベック弾が飛び出し、今季最終戦を白星で締めくくった。

今季初本塁打を放った柴田

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法 大 0 2 0 2 2 0 3 0 2 11 13 1
東 大 0 0 2 0 1 1 0 0 0 4 11 1

(法大)玉熊、森脇、上條、三浦ー森川、中村浩
(東大)有坂、出田、竹中、柴田、喜入
[本塁打]
(法) 柴田1号ソロ(9回=柴田)
金子凌2号ソロ(9回=柴田)

 

打撃成績

打順 位置 選手 打率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (8) 大西千 3 0 0 .305 四球  二ゴロ 四球 二併殺 二ゴロ
2 (4) 小林 5 1 0 .382 三直 中飛 中飛 二内安 一ゴロ
3 (6) 川口 4 2 0 .321 右飛 左前安 中前安  四球 一ゴロ
4 (3) 柴田 4 1 1 .306 左飛 遊ゴロ 四球 一ゴロ 左越え本 
3 向山 0 0 0 .471
5 (5) 金子凌 3 3 2 .425 左前安 四球  右前安 四球 左中間本
6 (7) 5 3 2 .333 左二 中前安 遊併殺 右中間二 遊ゴロ
7 舩曳 0 0 0 .429
7 (2) 森川 4 0 0 .347 死球 右飛 遊ゴロ 空三振 右飛
2 中村浩 0 0 0 .000
8 (1) 玉熊 1 0 1 .263 二ゴロ
H9 宇草 4 2 2 .400 右線二 二ゴロ  三内安  見三振
9 (9) 清水二 2 0 0 .233 三ゴロ 二ゴロ
1 森脇 0 0 0
H 中山 1 1 0 .333 中前安 
1 上條 0 0 0
1 三浦 1 0 0 .000  右邪飛
37 13 8 .298

 

投手成績

球数 打者 防御率
玉熊 3 46 15 6 2 1 2 3.64
森脇 2 33 8 0 1 1 0 0.00
上條 0 1/3 9 4 2 0 1 1 6.00
三浦 3 2/3 40 12 3 3 0 0 1.80
9 128 39 11 6 3 3 4.12

 

ベンチ入りメンバー

10  森川 (営4=桐蔭学園) 27 中村浩 (営2=多良木) 35 宇草 (営1=常総学院)
11 森脇 (経2=掛川西) 2 川口 (人2=横浜) 1 大西千 (営2=阪南大)
12 三浦 (法4=三重) 3 森 (キャ3=日大三) 7 米田 (営4=智弁学園)
13 菅野 (キャ2=小高工) 4 柴田 (文4=東邦) 8 清水二 (法3=中京大中京)
14 内沢 (キャ1=八戸工大一) 6 大崎 (法3=智弁学園) 28 中川 (経4=法政二)
16 玉熊 (法4=北海) 9 金子凌 (キャ4=日大三) 37 中山 (人2=履正社)
17 熊谷 (キャ3=平塚学園) 24 小林 (法2=中京大中京) 38 舩曳 (キャ1=天理)
18 上條 (キャ2=市立川越) 29 向山 (営2=法政二)
22 駒場 (文3=鹿沼) 34 相馬優 (営1=健大高崎)

 

リーグ戦結果(05/23現在)

明大 立大 法大 慶大 早大 東大 試合 勝点 勝率
―― ○●○ ○●○ △○●○  ○●○  ○●○ 16 10 5 5 .667
●○● ――  ○●● ○○ ○○ ●○○ 13 8 5 3 .615
●○● ●○○ ―― ●● ●○○ ●○○ 14 7 7 3 .500
△●○● ●● ○○ ――  ○○ 10 5 4 2 .556
●○● ●● ○●● ―― ○○ 10 4 6 1 .400
●○● ○●● ○●● ●● ●● ―― 13 3 10 0 .231

戦評

101年目。新たな始まりの春もいよいよ最終戦を迎えた。先発マウンドには4連投などで活躍し、今季の投手陣の要となった玉熊将一(法4)が上がった。

玉熊は初回、先頭の桐生祥汰に右前安打を打たれるなどし、2死三塁のピンチを背負う。それでも4番田口耕造を三振に仕留め、先制こそ許さないが不安な立ち上がりとなる。

打線は2回、1死から金子が左前安打、12試合ぶりスタメンの森龍馬(キャ3)が、リーグ戦初安打となる二塁打を放ち1死二、三塁。さらに森川大樹(4)が死球で出塁し満塁としたところで、打者は玉熊。二ゴロとなるが、併殺を狙った二塁手の送球がそれ2者が生還。相手の失策で先制する。

走者を背負いつつも無失点で抑えていた玉熊だが、3回2死一、三塁から田口、楠田創に連打を浴び、早くも同点とされ粘り切れない。

しかし、ここで流れを渡さないのが今年の法大打線。4回、再び金子凌、森が出塁しチャンスをつくると、代打宇草孔基(営1)が右線へライナー性の打球を放つ。リーグ戦初安打が貴重な勝ち越し打となり、試合の流れを引き寄せる。この回さらに相手の暴投で計2得点。5回にも金子凌の適時打などで2点を追加する。

6回には、好リリーフが続いていた上條将希(キャ2)が登板するも、満塁のピンチを招き、わずか8球で降板となってしまう。この1死満塁を背負い、三浦浩太郎(法4)が慶大2回戦以来のマウンドへ。内野ゴロの間に1点を失うも、最少失点でピンチを切り抜ける。

7回、打線が突き放しにかかる。小林満平(法2)の内野安打、川口凌(人2)、金子凌の四球などで1死満塁とし、再び森。「絶対に打ってやろう」と意気込んで振り抜いた打球は、2点適時二塁打に。なおも2死二、三塁でまたも宇草。投手強襲の内野安打でさらに1点を追加し、9対4とする。

そして迎えた最終回。柴田の今季1号ソロ、金子凌の2号ソロの連弾でダメ押しの2得点で試合を決めた。6回途中から登板した三浦は走者を出しながらも、3 2/3回を3安打に抑える好投。見事リーグ戦初勝利を手にした。

13安打11得点。主将の森川らが言うように「今シーズンの象徴」となった試合だった。今季のチーム打率は.298。次点が慶大の.255であることを考えれば、その破壊力は火を見るより明らかだ。規定打席に到達した選手の中でも6選手が3割超えを果たした。しかし浮き彫りになった課題もある。今季法大は対戦した5校すべてで初戦を落とした。昨年からの課題であるバッテリーは防御率こそわずかに下げたが、依然4点台。課題克服とはならなかった。

優勝を手にするには、守備がカギとなる。秋こそ「負けない野球」で王座へ返り咲く。(伊藤華子)

クローズアップ

森龍馬 (リーグ初安打初打点をマーク)

「悔しいの一言です」。副将として挑んだ初めてのリーグ戦が今日で終わった。3年ながら異例の副将に任命された森。チームは優勝を逃し、自身としても満足のいく結果を残すことができなかった。今季最終戦、来季を見据えるためにも大事な試合。「秋につながる試合をしよう」。それを誰よりも自覚していた。

慶大2回戦以来のスターティングメンバー。金子凌の次打者である6番に座った。森には法大で叶えたい夢があった。日大三高時代の先輩である畔上翔(平27年度卒=現Honda鈴鹿)、金子凌の背中を追い入学した森。入学当初、「畔上さんと凌也さんの3人でクリーンナップを打ちたい」と目標に掲げていた。しかし、けがの影響から戦線を離脱する期間も長く、その夢を果たすことはついに叶わなかった。

2回に回ってきた第1打席、1死から金子凌が左前安打で出塁。「凌也さんが打ったから2人でチャンスを広げよう」。その思いだけだった。相手先発有坂が放った2球目をはじき返し左越え二塁打。待望のリーグ戦初安打が生まれた。畔上との夢を叶えることはできなかったが「凌也さんと2人で試合に出られて少しは進歩したかな」と自身の成長に笑顔を見せた。

3安打の猛打賞でチームの勝利に貢献。しかし「まだまだ。もっともっと上を目指したい」とさらなる活躍を誓った。叶わなかった夢、しかし今もなお叶えられる夢もある。「4年生たちと優勝したい」。歓喜の瞬間を夢見て、たくさんの悔しさを力に変える。4年と戦う最後のリーグ戦に向け、新たなスタートを切った。(川畑あかり)

 

監督・選手コメント

青木久典 監督

—リーグ戦を終えて、総括をお願いします
法政のファンの方に申し訳ない結果に終わってしまい恥じております。勝ちきれなかったところもありますし、第3戦までいってしまったり、初戦をものにできなかったりがあったので、もう少しいい結果を報告できれば良かったなと思います。

—初戦に苦しんだ要因としては
結果的には打率であったり、それなりのものが出ていると思います。それよりも、去年からの課題だった投手が試合を作れなかったりという部分。例えば明治の柳であったり、1戦目で投手陣の核になってくる選手が出てきてくれればというのはあります。でも否定ばかりではなくて、玉熊や菅野たちも良く投げているのは確かです。結果的に、エース同士が投げた時に課題が残りました。

—打力が向上した要因は
去年の秋に新チームになってから、森川を筆頭に自分の課すメニューに対して妥協なくやってきた姿勢がこの結果をもたらしたと思います。

—小林選手など新戦力の台頭もありました
このリーグ戦でたくさんの試合をやらせてもらった中で、1、2年生の若い選手がリーグ戦を経験しながら成長したのは、秋に向けての収穫かなと思います。

—今日の東大3回戦では、柴田選手と金子凌選手がそれぞれ本塁打を放ちました
彼らは4年生の自覚を持ってやってきてくれていましたし、新戦力が出てきたからおしりに火がついて「僕たちを忘れるな」という意味でも4年生の威厳を見せてくれました。相乗効果だと思います。

—試合後のミーティングでは選手たちにどのような話をしたのでしょうか
六大学でそんなに力の差はないんですけど、彼らには「(差が)ないからどこが優勝してもおかしくない」と思うんじゃないと。その中には明治に勝ちきれなかったり、1点の重みだったりとかまだまだあるのでね。まだ野球が雑というか、もう少し突き詰めてパーフェクトでできるようにしないと、優勝はないよということを強く言いました。

—課題を挙げるとするならば、他校のエースと投げ合える投手の確立なのでしょうか
そうですね。そこともう一つは、野球はミスが出るスポーツですけど、そのミスを少なくしていかなければいけないです。四死球や、バントのミスが出ているようでは僕は駄目だと思うんですよ。そこを少なくして、どっしりとした野球をできなければいけない。そういう意味では、スローガンにあげている「負けない野球」をしないといけないです。

—ご自身は今夏出場する大学日本代表のコーチに決まりました
コーチとして東海大の横井さんの下でやらせていただくんですけど、六大学の代表として、また日本の代表として監督をサポートして、日本の野球は強いんだと。私も初めてですので、いろんな意味で勉強していきたいと思います。

—森川主将をはじめ、今の4年生は”優勝を知らない代”として秋が優勝の最後のチャンスになります。秋に向けて、また法大のファンの方々に向けてメッセージをお願いします
本当にこの4年生たちは野球が大好きで、真剣に取り組んでいます。なんとか彼らが大学生活の4年間の中で優勝させてあげられるようにこの三か月は鬼になりたいなと思いますし、法政の野球部を応援してくださる皆さんのためにも優勝を勝ち取って、みんなで優勝を分かち合いたいと思います。そのためにこの三か月間、しっかり努力していきます。

森川大樹 主将

—今日の試合を振り返って
もうちょっといい試合をしたかったですが、打線がしっかり機能したので、今シーズンの象徴だったかなと思います。

—打線の機能面でいうと、今季の法大は他を圧倒していましたね
そうですね。冬場の振りこみが結果として出ているので、それが生きてるのかなと思いました。量を打ち込んだりと、自分たちで考え、しっかり練習してくれた結果だと思います。打つ量も一箱、二箱ではなく数え切れないくらい打ちこみました。

—主将としてのリーグ戦を終えてみていかがでしたか
悔しかったですし、終盤まで優勝のチャンスがあったのにそこを勝ちきれなかったことに自分の力のなさを感じました。もっとチーム力を上げていかなければいけないと思いました。

—投手陣では今季は様々な投手が活躍しました
最初は玉熊が先発じゃなくて、急きょ先発として起用されたにも関わらずよく投げてくれたと思います。このリーグ戦でエースとして投げてくれたのは大きかった。けど、やっぱり柳(明大)とかに比べたらまだ勝ち切れないところがあったりもしました。そういった点は自分も一緒になって頑張っていきたいと思います。

—このリーグ戦で一皮むけたと思える選手は
凌也(金子)ですね。最初、自分と金子は試合に出ていなくて悔しい思いをしたんですけど、いつかチャンスがくる、いつか自分たちが必要になるときがくるからそれまでは我慢しようと励ましあったこともありました。もちろんチームが勝ちさえすれば、それでいいんですけどね。

—今季の収穫と課題は
収穫は練習の成果が出ていたなということですね。課題は投手陣を含めた守備。打つだけじゃなくて、小技や安打の割に点が取れていないといったところですね。

—最後に、秋への意気込みをお願いします
4年生としてのラストシーズンですし、悔いを残さないためにも優勝するしかないと思います。優勝に向けてしっかり頑張っていきたいです。

金子凌也 副将

—今季最終戦を見事勝利で締めくくりました。試合を振り返っていかがですか
点を取っても取られるという苦しい展開であったんですけど、みんな自分の役割を全うしていましたし、ピッチャーも粘り強く投げてくれたのでこのような結果になったのではないかと思います。

—本塁打含めて3安打のご活躍でしたが、打席で意識したことなどはありますか  
ピッチャーを助けたいという気持ちもありましたし、自分がなんとかしてやるという気持ちが強かったですね。

—9回の本塁打は手応えはありましたか  
なかったですね。風だと思います。

—現時点で首位打者が狙える位置にいますが、今のお気持ちはいかがですか
結果が出るのは嬉しいですけど、チームが勝てない悔しさのほうが大きいので、秋は優勝できるバッティングをしていきたいと思います。

—冬場の練習で特に意識したのはどんな点ですか
いろんな形とか、いろんな方法を試してオープン戦で結果が出なくなったときもあったんですけど、引き出しが増えたことによって少し打てるようになったかなと思います。

—試合には1年生も多く出場しました
1年生はみんな実力のあるメンバーなので試合に出れば結果を残してくれると思っていましたし、失敗を恐れずに思い切ってやって欲しいというのはありました。その中で、今日は僕の部屋子の宇草が出場して結果を残してくれたのが嬉しかったですね。後輩が活躍するのは嬉しいです。

—秋に向けて、副将としてどのようにチームを引っ張っていきたいですか
ミスが目立つので、そういうミスを減らさないと優勝はできないと思うので突き詰めて練習していきたいです。

—秋に向けての意気込みをお願いします
秋、優勝できるように頑張りたいと思います。

森龍馬 副将

—今日の試合を振り返って
絶対に勝ち点は落とせなかったので勝てて良かったです。でもミスが多かったので、優勝するためにはもっと細かいところを練習していかなければと思いました。

—今季最終戦でしたがどんな思いで試合に臨みましたか  
チーム全体として秋につなげられるような試合にするということと、1戦目負けてしまったので2、3戦目で倍に返すくらいの気持ちでやろうと。100%の力を出して、とにかく自分たちの野球をして快勝しようという気持ちでした。

—1打席目で待望のリーグ戦初安打を打ちましたがその打席を振り返っていかがですか
前の打者が(金子)凌也さんで、凌也さんが打ったのでここは2人でチャンスを広げたいなという気持ちでした。

—4打席目は適時打となりましたが、どんな気持ちで打席に入りましたか
「絶対に打ってやろう」という気持ちが強かったです。監督にも「舐められるんじゃないぞ」と一言かけてもらったので、気持ちの面で投手に勝ったのだと思います。

—3安打でしたが  
まだまだだなと思います。全然芯で捉えてないし他の凡退した2打席も打てたと思うので、もっともっと上を目指してやっていきたいです。

—リーグ戦全体を振り返って
悔しいの一言です。今日も1試合目が明治と立教で優勝を目の前で見たので、より一層悔しさが増しました。

—チームとしての収穫と課題は
収穫として、打撃陣のチーム打率は高いと思うので継続していければいいと思います。それに得点力が比例していないと思うので、もっと細かい戦術の部分をあと3ヶ月の間で練習していきたいです。

—個人的には
走攻守全てにおいてレベルアップして信頼されるような選手になってチームに貢献したいです。

—試合後に監督からはどんな話があったか
「いい試合だったぞ」というのはあったんですけど「ミスが多かったし、もっと野球を知らなくてはいけない」という話でした。優勝するためにはああいう投内連携のミスなどをなくしていかなくてはならないので、3ヶ月は短いので意識高くやっていきたいです。

—副将として初めてのリーグ戦でしたか
出場機会は少なかったですけど、自分が雰囲気を変えなくてはいけないというのは常に肝に銘じていました。ベンチにいても一喜一憂せずにモチベーション高い状態をつくるように意識していました。

—来季に向けての意気込み
今の4年生たちと優勝したいという気持ちしかないのであと3ヶ月死ぬ気で頑張ります。

—応援してくれたファンの方達へ
チームとして優勝した姿を見せられなかったというのと、個人的にもまだまだな部分が多かったので皆さんに喜んでもらえるように頑張ります!

柴田圭輝 内野手

—見事なホームランでした  
ありがとうございます。

—狙っていたんですか
正直、狙っていました(笑)。

—感触は  
ちょっとこすりすぎたかなと思ったんですけど、風に乗ってくれました。

—今日の試合の印象は
監督やコーチに言われたのですが、ピッチャーがもう少し踏ん張らなければいけないということは思いました。今のチーム状況が全て出た試合でしたね。

—途中まで苦しい展開が続きましたが、雰囲気は
ミスが続いて嫌な雰囲気が少しはありました。でも、よく踏ん張ってくれて勝ち越されることはなかったので、流れは向こうに行かなかったと思います。

—三浦投手が粘りました
4年生が投げると嬉しいですね。高校生のときから有名だったので「あいつの力はこんなものではない」と思うんですけど。嬉しかったですね。

—早大戦で錯綜して欠場が続きました。明大戦でご自身のユニフォームがベンチに掲げられていたのを見て
(明大戦の)前日に森川が「おい、ユニフォーム貸せ」って言ってきたんです。「飾っておいたら?」とか言ったりして。「俺、死んでないし(笑)」って思いましたけど、嬉しかったです。「復帰するのになあ」って思っていました(笑)。

—その1週間は、もどかしかったですよね  
そうですね。何もできなくて。外に出ることもできなかったので。先週の水曜から動きだせましたが、なんとか間に合って良かったです。

—1週間のブランクがありましたが、調整は難しかったのでは  
そうですね。まず練習に着いて行くことがしんどかったです。

—脳震盪(とう)の影響は感じますか
今日少しぶつかったときに、ちょっと揺れて。「あ、またか?」と思ったんですけど、今日は意識があったので大丈夫かなと(笑)。

—練習で中川翔太郎(経4)選手とストレッチなどをされていましたが
「自分も走れなきゃいけないな」と思って。中川は走るのが速いので付き合ってくれと。冬から今までずっと走り方を変えたり、体幹や走るための筋肉をつけたりということに付き合ってもらっています。

—昨日はその走塁が光り、ヘッドスライディングも出ました
全力プレーでないとだめだと思うので。それは大事にしています。

—来季に向けて
最後なので、優勝するだけです。

フォトギャラリー

  • 今季初本塁打を放った柴田
  • 逆方向に二者連続となる本塁打を放った金子凌
  • 生還した大西千と金子凌はグータッチ
  • 2番手で登板し無失点の森脇
  • リーグ初安打初打点をマークした森
  • 代打で登場した宇草。こちらも初安打初打点をマーク
  • 同点のピンチを切り抜け、勝利を手繰り寄せた三浦
  • 試合後、応援席に挨拶する森川主将

 

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