関東大学春季大会
対筑大
2021年5月16日(日)
セナリオH三郷
関東大学春季大会初戦で筑大と対戦。前半からリードを奪った法大は、後半でも攻めの姿勢を貫き、合計4つのトライを奪って見事勝利。春季大会初戦を白星で飾った。
(インタビューは、ラグビー部学生スタッフの方々のご協力の下、オンラインで行いました)
(掲載が遅くなり申し訳ございません)
試合結果
トータル試合結果
34 法大 |
20 | 前半 | 0 | 12 筑大 |
---|---|---|---|---|
14 | 後半 | 12 |
ポイント詳細
2/2 | T | 0/2 |
---|---|---|
2/2 | G | 0/1 |
2/0 | PG | 0/0 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:坂田2、大澤2、G:石岡2、金、末長、PG:石岡2 |
※前半/後半、得点者は法大のみ記載
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 稲田壮一郎 | 4 | 中部大春日丘 |
2 | HO | 井口龍太郎 | 3 | 静岡聖光学院 |
3 | PR | 河村龍成 | 3 | 明和県央 |
4 | LO | 赤坂大也 | 4 | 法政 |
5 | PR | 竹部力 | 2 | 大分舞鶴 |
6 | FL | 山下武準 | 2 | 法政二 |
7 | FL | 吉永昂生 | 3 | 東福岡 |
8 | NO.8 | 大澤蓮 | 4 | 長崎南山 |
9 | SH | 隠塚翔太朗 | 4 | 東福岡 |
10 | SO | 金侑悟 | 1 | 大阪朝鮮 |
11 | WTB | 高橋達也 | 4 | 目黒 |
12 | CTB | 伊藤浩介 | 4 | 愛知 |
13 | CTB | 南部翔太 | 3 | 京都成章 |
14 | FB | 坂田龍之介 | 3 | 東海大付属大阪仰星 |
15 | WTB | 石岡玲英 | 2 | 御所実業 |
16 | Re | 石母田健太 | 3 | 國學院栃木 |
17 | Re | 徐和馬 | 3 | 大阪朝鮮 |
18 | Re | 橋本陸 | 4 | 東京 |
19 | Re | 木村開 | 2 | 秋田中央 |
20 | Re | 佐藤達朗 | 3 | 秋田中央 |
21 | Re | 山田真柊 | 3 | 法政二 |
22 | Re | 山脇一真 | 2 | 天理 |
23 | Re | 末長和輝 | 4 | 長崎南山 |
24 | Re | 舘内倭人 | 4 | 法政二 |
25 | Re | 有田闘志樹 | 4 | 鹿児島実業 |
26 | Re | 中島黎遂 | 4 | 三好 |
戦評
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりの開催となった関東大学春季大会。法大の初戦の相手は、昨季対抗戦5位で大学選手権に出場した筑波大。今シーズンの勢力図を占う重要な大会だけに、初戦を勝利し勢いに乗りたい。
開始早々から流れを掴んだのは法大。前半5分に石岡玲英(社2)が自慢の快足を活かし抜け出すと、そこから大外から走り込んでいた坂田龍之介(経3)がトライ。幸先よく先制する。さらに33分には自陣ゴール前での筑波大のパスを坂田がインターセプトし、90㍍近くを走切り二本目のトライ。筑波大のミスを上手く突いた法大が20-0と大きくリードして前半を折り返す。
前半に2トライを決めた坂田。
後半さらに突き放したい法大だったが、後半最初のトライは筑波大だった。後半5分にラインアウトからパスを繋げられ、トライを奪われる。しかし法大は落ち着いていた。14分に隠塚翔太朗(経4)がショートサイドから抜け出し、最後は主将の大澤蓮(現4)がトライ。再びリードを20点に広げる。その後24分に筑波大に二つ目のトライを奪われるも、33分に法大の今季の課題であるスクラムから大澤が抜け出し、そのままチーム4つ目のトライを奪う。法大はそのまま逃げ切り、34-12でノーサイド。春季大会初戦を白星で飾った。
主将の大澤も、2つのトライを奪う。
大澤主将が「順目へのアタックとブレイクダウンをターゲットにしていた」と話すように、全員が体を張って前に出られたことが、勝利へとつながった。次戦はF W陣が強みの日体大だが、この調子で勝利し連勝してほしい。
(取材:板倉大吾、芦川有)
インタビュー
大澤蓮
—今日の試合をふり返っていかがですか
今日の筑波戦は、順目へのアタックとブレイクダウンをターゲットにして、全員がそこに向けて体を張ることができたのが勝因だと思います。
—ご自身のトライについては
去年の4年生が引退した後から、自分自身、フィジカルを鍛えていて、その鍛えたフィジカルが十分に発揮できたかなと思っています。
—―今シーズンからの新たなスクラムについては
去年の4年生が4人ほど抜けた中でスクラムを組むということで、その中で課題も見つかりました。それを春シーズンで改善していって、FWのスクラムをもっと強みにしていきたいと思っています。
坂田龍之介
—今日の試合をふり返っていかがですか
僕個人の課題であったディフェンスという部分で、やりきることができたので良かったと思っています。
―2トライ目の起点となったインターセプトについてはいかがですか
インターセプトした後に、トライラインまで走り切ることができたので良かったです。
ウィングとして、ボールタッチをもっと増やして、トライを取ることができるように頑張っていきたいと思います。