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【バドミントン】関東大学秋季リーグ戦 男子 春季の悔しさを跳ね返し、2年ぶりの優勝を果たす!!

バドミントン

【バドミントン】関東大学秋季リーグ戦 男子 春季の悔しさを跳ね返し、2年ぶりの優勝を果たす!!

関東大学秋季リーグ戦
2021年9月18日(土)~9月20日(月)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

新型コロナウイルスの影響で例年とは異なった方式で行われた秋季リーグ戦。1部に所属するチームを2つのグループに分け、リーグ戦を実施。最終日に順位決定戦が行われる形となった。法大はリーグ戦を全勝し、その勢いのまま日体大との順位決定戦も勝利し見事優勝を果たした。

 

主将としてチームをけん引する嶺岸

試合結果

リーグ戦 第1戦

法政大学

3

日本大学

2

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス 〇後藤サン 2ー1 後藤海斗(21-17、18-21、21-8)
第2シングルス  〇嶺岸洸 2ー1 田中湧士(15-21、24-22、21‐14)
第1ダブルス  ●小川翔悟・佐野大輔 0ー2 寺島颯太・熊谷翔(17-21、18‐21)
第2ダブルス  〇長峰善・中島巧 2ー1 福嶋壮太・鈴木翔馬(21-12、17-21、21-16)
 第3シングルス  ●増本康祐 1ー2 相澤桃李(15-21、21-16、16-21)

リーグ戦 第2戦

法政大学

3

早稲田大学

2

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  〇嶺岸 2ー0 町田脩太(21‐14、21‐16)
第2シングルス  〇増本 2ー0 清水晧基(21-11、21‐8)
第1ダブルス  ●小川・佐野 1-2 緑川大輝・町田(12-21、21‐12、17-21)
第2ダブルス  〇長峰・中島 2-0 友金利玖斗・池端元哉(21-12、21-15)
 第3シングルス  ●一井亮太 1-2 池端(21-15、19-21、18-21)

1、2位順位決定戦

法政大学

4

日本体育大学

1

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  〇嶺岸 2ー1 村本竜馬(21‐14、18‐21、21-11)
第2シングルス  〇増本 2ー0 本間暉人(21-12、25‐23)
第1ダブルス  〇小川・佐野 2-0 村本・山田尚輝(21-16、21‐14)
第2ダブルス  〇長峰・中島 2-1 有馬堯嗣・和田季(17-21、21-19、21-13)
 第3シングルス  ●小川 1-2 山田(21-18、18-21、10-21)

 

戦評

春季リーグ戦は、体調不良者が出たため1試合棄権したことが影響し、3位で終えた法大男子。秋季リーグ戦では満を持して優勝を狙いに出た。
第1戦は春季リーグ戦優勝校の日大。第1シングルスを任されたのは後藤サン(社2)。1ゲーム目を取り流れをつかんだように見えたが、2ゲーム目は途中から点差をつけられ、そのまま相手にゲームをわたしてしまう。3ゲーム目も最初は相手に流れがあるように見えたが、そこからは相手にほとんど点をあげることなく勝ち取りチームを勢いづけた。第2シングルスには、主将でありチームのエースでもある嶺岸洸(社4)が出場。1ゲーム目を相手に取られてしまうが、大事な場面で相手の意表を突くレシーブを返すなど力強いプレーでその後2ゲームを続けて取り、見事勝利を飾った。続く第1ダブルスでは3年生ペアの小川翔悟(経3)・佐野大輔(社3)が健闘するもストレートで負けてしまうが、第2ダブルスは長峰善(経4)・中島巧(経2)ペアが接戦をしっかりと制した。第3シングルスの増本康祐(経1)は1-2で負けてしまうが、チームとしては3-2で日大に勝利した。


接戦をものにした長峰(右)・中島ペア

大会2日目の相手は早大。第1シングルスに登場した嶺岸は「どのような相手でも勝たなければならない」と語った通り、ストレート勝ちを見せた。続く増本も昨日の悔しさを晴らすストレート勝ち。第1ダブルスの小川・佐野ペアは惜しくも1-2で試合を落としてしまうが、長峰・中島ペアは点差をしっかりとつけて相手にゲームを渡すことなく勝利した。第3シングルスの一井亮太(経3)は1-2で負けてしまうが、3-2で法大が勝ち星をあげ次の1位・2位決定戦に駒を進めた。

翌日行われた順位決定戦。相手はもう一つのリーグを勝ち上がってきた日体大。第1シングルスは嶺岸が2-1で勝ち取り、昨日同様チームの士気を一気に高めた。第2シングルスは増本。「一年生らしく相手に立ち向かっていった」と語った通り、堂々としたプレーで2日連続ストレート勝ちを見せる。続くダブルス2戦はリーグ2日間と同じように小川・佐野と長峰・中島が出場し見事勝利。第3シングルスの小川は負けてしまうも、4-1で日体大に白星をあげ秋季リーグ優勝を果たした。

ひとつの目標としていた秋季リーグ優勝を果たした法大男子。次の大会はついにインカレである。一昨年は台風で個人戦のみ、昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できなかったインカレだが、今年は無事開催されることを切に願うばかりである。そしてかねてからの目標であった優勝を果たし、最高の笑顔を見れる瞬間を待ち望んでいる。(佐々木みのり)

嶺岸洸

―秋リーグ優勝おめでとうございます。まずは率直な感想をお願いします
春リーグは優勝できるメンバーがそろっていた中で、3位という結果になってしまったため、秋は優勝することができてとてもうれしいです。

―コロナで色々と制限されている中での試合でしたが、三日間を通してチームの雰囲気は
1戦ごとにチームが良い方向に進んで行ったと思います。コロナ禍のため、声出しの応援などは禁止ですが、試合に出る人も出ない人も自分の役割をしっかり把握していて、とても勢いのあるチームでした。

―主将としてチームのために気を付けたことは
例年に比べ、大人数のチームとなり、コートに入れる人数は限られてしまうことが多いです。しかし、そういった状況でも練習の質を落とさず、自主練などでカバーするよう促しました。結果として全体の底上げができ、穴のないチームになったと思います。

―初戦の日大戦では1ゲーム目を取られ、2ゲーム目も接戦が続くなど苦しい場面もありました。出場された3試合の総括をお願いします
私は主将であり、エースという立場のため、どのような相手でも勝たなければならないと思います。今回は他大のエースと対戦することが多く、全て勝ちきれたので良かったと思います。

―次はついにインカレです。目標をお願いします
インカレの目標は団体戦も個人戦も優勝することです。

増本康祐

―秋リーグ優勝おめでとうございます。まずは率直な感想をお願いします
やっと勝利してチームに貢献できました。また、優勝することができてとても嬉しいです。

―コロナや台風で開催が危ぶまれる今大会でしたが、試合前の調整は上手くいきましたか
大会の有無に関わらず、直前までしっかり練習できていましたし、精神面でも試合の準備ができていたので調整はできていました。

―1年生ながらも今大会は全ての試合に出場しました。プレッシャーなどは
一戦一戦緊張しましたし、負けたらどうしようというプレッシャーもありました。でも一年生らしく相手に向かって行ったことが結果に繋がったのかなと思います。

-4年生や他の先輩方の試合を見て感じたことは
とても強くて頼りになる先輩方なので、そんな先輩を見習い、自分も確実に1本取れる存在になりたいと思いました。

―次の試合での目標をお願いします
来月にインカレがあるので、団体、個人共に優勝できるように頑張ります。

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