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【陸上競技】第98回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 事後インタビュー④小泉樹・武田和馬

第98回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会
2021年10月23日(土)
事後取材

毎年1月2日・3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)の予選会が10月23日に行われた。総合6位で見事箱根本戦の出場権をを勝ち取った法大。今回は、1年生の小泉樹選手・武田和馬選手のインタビューをお届けする。

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写真提供:法政大学体育会陸上競技部

 

インタビュー

小泉 樹(総合38位・学内2位)記録:1時間03分32秒

- 自身の走りを振り返って
一年生ながら、初めてハーフという距離だったので、レース前は不安がありました。でも夏にしっかり練習を詰めていたので、そこを自信にしてレースを走れたと思います。

- 当日のレースプランは
監督からの指示やチームの兼ね合いもあり、後ろのグループからスタートし、最初は集団走で練習のように走っていました。ある程度楽なペースで刻み、後半12.5kmから15kmくらいで余裕があったら行っていいと監督から言われていたので、余裕があったらペースを上げようと考えていました。

- 1年生日本人2位を取ることができた要因は
入寮してから順調に練習できたことや、ハーフで最初は抑えめに走り、後半攻めていくという戦略が功を奏したのだと思います。

- 走る上で意識していた選手は
今回1年生の中で日本人1位をとった中大の阿部(陽樹)選手は意識していました。全日本予選でも僅差で負けてしまっていたので、今回は勝ちたいと思っていました。ラスト向かい風の直線で抜かされたことが分かり、負けないように走ったのですが、今回は競り負けてしまいました。

- 夏合宿で強化した点は
今まで10kmまでしかレースで走ったことがなかったのですが、ハーフは倍の20kmになります。そう言った点でどれだけスタミナを付けられるか考えながら、夏合宿での30km走なども含めて練習していました。

- チーム内でも注目されていると思いますが
全日本まで残り2週間を切り、自分の中でもかなりモチベーションが上がってきています。全日本でも箱根予選会以上にチームに貢献するような走りをしたいと思っています。

- 全日本の個人目標は
区間はまだチーム内でも発表されておらず、自分の中でも分かりませんが、どの区間を任されてもチームに貢献できる走りを意識したいです。具体的には区間賞を狙っていきたいです。

- 箱根メンバー入りに向けてのポイントは
箱根も予選会同様20キロほどの距離になりますが、予選会では最初抑えめに走り、後半でペースを上げるというレースプランでした。しかし箱根駅伝となると最初からハイペースで走らねければならないレース展開があると思います。なので最初からハイペースで20キロ後半まで押せる選手になれたら、メンバー入りできるのでは無いかと自分の中で考えています。

- 応援してくれるファンへ一言
夏合宿の時も多くの差し入れをいただき、応援してくださる方がたくさんいることが分かりました。そういった方々を元気付けられるような走りができるように頑張っていくので、これからも応援のほどよろしくお願いします。

武田 和馬(総合147位、学内10位)結果:1時間04分55秒

- レース全体を振り返って
想定していたタイムよりも入りから遅くて、後半もペースが落ちてしまって、正直課題のあるレースでした。

- 序盤厳しい状況もありましたがいかがでしたか
最初の5kmは25番で10km地点でも15番で、後半上げていかないとだめだなということで、気持ち的に焦りがありました。

- 初ハーフでしたがいかがでしたか
夏合宿で30km走などもたくさんやっていて距離的な自信はあり、その分怖い面もあったのですが、大事なレースでもあって攻めのレースは絶対したかったので、自信を持って前向きにレースに臨みました。

- 強風などもありましたが天候の影響は
当日風や日差しも強くて、暑い中でのレースだったんですけれど、暑い中でのレースを想定して暑い時間帯に練習するなどして、(暑さ)対策はできていたんですが、風の部分が少し対策不足で、レース当日も向かい風のところでペースが落ちてしまったので、そこは対策しておくべきだったかなと思いました。

- 夏に練習が積めたと伺っていますが今回に繋がったと思う部分は
合宿所が新潟と長野にあって、両方とも高地で、標高が800mくらいの所と1300mくらいの所で厳しいトレーニングをしていました。ここに戻ってきてから空気が濃くなって体的にも走れるようになったというのもありますし、夏合宿では多い日でも一日60km以上走っていたので、脚づくりという面はできたかなと思います。

- 個人としての今後の目標は
今回チーム内10番目ということなんですが、主力が二人ケガで走っていないので、実質僕がチーム内12番目ということになります。箱根駅伝を走れるのは10人だけなので、今年はしっかり一年目から箱根を走って、チームの目標である箱根5番以内というところを目指して、チームに貢献できる走りをしていきたいと思います。

- もうすぐ全日本もありますがチームの雰囲気は
主力がいなくても、エースに頼らずにひとりひとりが自分の力でやっていくということができていると思います。エースが調子が悪かったり走れなくても、全員が高い意識を持って「俺がやってやるんだ」という雰囲気で練習もできていますし、今後もそういう雰囲気でやっていくことができると思います。

- 応援している方々へ向けてメッセージをお願いします
今年はチームのレベルも高く、SNSなどでも予選会で法政大学がトップ通過候補という感じで期待されていましたが、今回不甲斐ないレースになってしまいました。全日本と(箱根)本戦では皆さんの期待に応えられるようにしっかり走りたいと思います。コロナ禍で(現地での)応援もできないと思うので、テレビなどでの応援をよろしくお願いします。

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