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【アイスホッケー】日本学生氷上競技選手権(インカレ) 準々決勝 対早大 同点で迎えた最終Pで得点ラッシュ!!リーグ戦での雪辱を果たし、本日開催の準決勝へ駒を進める!

日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)
2021年12月27日(月)
帯広の森アイスアリーナ第一

前日の2回戦では、同志社大に快勝した法大。続く相手は秋のリーグ戦のリベンジとなる早大。試合は序盤から激しいボディコンタクトと攻守の入れ替わりを見せ点の取り合いとなる。しかし最終Pでの#91山村のシュートを皮切りに法大は得点ラッシュ。見事2大会連続となるベスト4進出を果たした。(なおインカレは完全無観客となっております。試合の様子は、KAISERS TVで配信予定です。詳しくは部の公式Twitter、Instagram等をご覧ください。)

得点を重ね喜ぶ選手たち

試合結果

トータル試合結果


(35)
1(7) 1P 1(18)
(37)
3(13) 2P 3(13)
法政大学 4(15) 3P 1(6) 早稲田大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チーム 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PK
法大 1:20 77 安藤永吉 80 金澤颯 17 北川海人
早大 16:44 9 上山響平
法大 29:32 80 金澤颯 65 髙橋颯人 92 齊藤輝 PP
法大 31:07 86 伊藤俊之
早大 35:04 21 杉本華唯 24 有賀峻
早大 36:03 28 鎌田悠希 19 木綿宏太
法大 48:00 86 伊藤俊之 18 金子凌大
法大 51:10 91 山村旭飛 18 金子凌大 86 伊藤俊之
法大 53:02 77 安藤永吉 80 金澤颯 21 栗原皐成
法大 57:41 77 安藤永吉 21 栗原皐成
早大 58:59 6 棚橋俊太 12 務䑓慎太郎
法政 59:58 29 砂岡鷹

メンバー

SET DF DF FW FW FW
1 92 齊藤輝(1) 65 髙橋颯人(4) A18 金子凌大(4) 91 山村旭飛(1) C86 伊藤俊之(4)
2 A21 栗原皐成(4) 29 砂岡鷹(2) 77 安藤永吉(3) 17 北川海斗(1) 80 金澤颯(2)
3 5 菊池聖(3) 6 塚本純平(2) 28 岡本鱒乃助(3) 12 山口琢也(3) 11 髙木然(1)
4 72 小金澤祐太(2) 16 糸崎勇(4) 13 加藤真哲(1) 15 冷水大雅(3) 19 楢山皓大(1)

※GKは#54梯航輔(1)が先発出場。2Pの中盤から#1柏原瑞(3)に交代。

 

試合経過・日程

日付 対戦相手 結果/練習開始時間
1 12月25日(土) 金沢大 32-0
3 12月26日(日) 同志社大 7-2
4 12月27日(月) 早大 8-5
5 12月28日(火) 明大 13:30
6 12月29日(水) 未定 13;30

戦評

2回戦では3Pに息を吹き返し7-2快勝した法大。続く準々決勝は今大会の大一番。リーグ戦でのリベンジを果たすため、4年生を引退させないための大事な一戦が始まった。

試合は#80金澤のパスに応えた#77安藤の鮮烈なシュートから幕を開ける。しかしその後続けざまにペナルティーを取られKPのピンチに。そこを耐えると、今度は互いにシュートの打ち合いとなる展開へ。試合が動いたのは、残り3分。4on4の場面で、早大に隙を突かれ同点持ち込まれると試合は第2Pへ。

第2P。激しいボディコンタクトや攻守の入れ替わりをみせつつも、ここでも試合は点の取り合いに。試合が動いたのは開始10分。PPのチャンスに、#65高橋からのパスをうまく生かした#80金澤が2点目を獲得。するとその90秒後、今度は#86伊藤がゴール脇からパックを押し込みさらに追加点を獲得。しかし13分、今度はサイドからのパスに応えた早大に2点目を、さらにその90秒後にはキーパーごと押し込むような形で3点目を奪われてしまう。そして法大はすかさずキーパーを#1柏原に交代。ところが勢いに乗った早大を止めることはできず、その1分後に4点目を取られ、今試合初めて法大が追いかける展開となってしまう。しかしここで諦めなかったのは今大会がラストとなる#86伊藤。残り2分で早大の隙をついてゴール前からしっかり得点を重ね試合は振り出しに。どちらに軍配が上がるか誰も予想できない意地と意地のぶつかり合いのまま、勝負は最終ピリオドへ。

勝負の最終P。序盤は互いに一歩も譲らない一進一退の攻防に。試合が動いたのは11分。ゴール裏に回った#18金子からのパスに応えた#91山村が貴重な貴重な追加点を獲得。この勢いにのった法大はさらに13分。DFをかわし1on1となった#77安藤が5点目をしっかり沈め、法大の勝利への道はさらに盤石なものに。そして残り2分法大のペナルティと早大がキーパーを下げたことにより6on4となったタイミングで、#77安藤がこの日3点目となるシュートを放ち得点を獲得。その後残り1分に1点返されてしまうものの、最後は砂岡がエンプティゴールを決め試合終了。秋の雪辱を晴らす大勝利となった。

次なる相手は、前回大会でも準決勝で激突し勝利した明大。秋リーグ同様点の取り合いが予想される中「守りをしっかりして失点を抑えつつ、ラッシュの時にしっかり得点を重ねられれば」と試合後安藤が語ったように、冷静かつ確実に試合を展開できるかが勝敗の鍵となる。勝利はもう目の前。あとは突き進むのみ。(取材・撮影:鳥越花音、溝口真央)

選手インタビュー

安藤永吉

―今日の試合を振り返って
とりあえず秋リーグにシュートを倍以上打ったのに勝てなかったので、そんなに難しいことをしようとしないでリバウンドでもいいから泥臭いプレーでゴールを集めていこうという話をしていました。そんな中で、出だしから点を決められていいスタートが切れたのはすごいよかったです。それになによりこのチームであと2試合できることが決まったことが嬉しいです。

―勝因は
やっぱり気持ちだと思います。今日の試合では、「俺が絶対やらないと」っていう覚悟をいつも以上にもって臨みました。正直2Pを終えたときに足が疲れてきつかったんですけど、ここで自分が足を止めたらだめだっていう思いで最後まで動き切りました。あとチーム全体でも、2Pを同点で終えた時、誰も疲れた顔もネガティブな発言もせずただやるぞっていう気持ちをもって挑めてたのが最終的に結果に繋がったんだと思います。

ー2Pまでは点の取り合いでした
点を取ってすぐ返されたからといって、誰も諦めても、焦ってもいなくて。ベンチでもまだ同点同点って声掛け合っていました。普段だとあそこで同点になった時点でもうだめかもっていう良くない空気が流れたりもするんですけど、それが今日はなかったので最後あんだけ点数を離せたのかなと思います。

―明日の明治大戦に向けて
とりあえずみんな疲労がきていると思うので、ケアしたいです。秋リーグでは点の取り合いでいい試合をしていたので、守りをしっかりやってラッシュできちんと点数を重ねて、明日も今日みたいなホッケーが出だしからしていけばいい勝負ができるんじゃないかと思います。

柏原瑞

ー今日の試合を振り返って
今日は最初から点の取り合いで試合が進んでいきました。チームの雰囲気も良く、流れがこちらにあってとても良い試合だったと思います。

ー本日の試合はどのような気持ちで臨みましたか
早稲田は秋のリーグ戦で負けてしまったので、どうしても勝ちたいと思っていました。なのでチームみんなで絶対勝とうという気持ちを持って戦いました。

ー先発のGK梯選手と交代した時のことを聞かせてください
3-3の同点で、どう転ぶかわからない場面でした。そのため、とりあえず1本止めようと思っていきました。

ーインカレを通して梯選手とどのようなやり取りをしていましたか
キーパーというポジションは試合の鍵を握るポジションだと思います。なので、崩れてもお互いに助け合えるように声をかけていこうと話しました。

―明日の明大戦への意気込みをお願いします
明治はとても攻撃力が高く、キーパーが重要なポジションになると思います。なのでそこをしっかり抑えられるよう頑張っていきたいです。

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