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【バスケ】第61回関東大学新人戦 1回戦 対早稲田大学 6点リードで最終Qを迎えるも、まさかの逆転負け…

第61回関東大学新人戦(ルーキーズトーナメント)1回戦 対早稲田大学
2022年3月4日(土)
@大田区総合体育館

2019年6月以来約2年ぶりに開催された新人戦。1,2年生が出場可能となる今大会の初戦の相手は早大。試合は終始一進一退の攻防をみせるも、6点リードで最終Qへ。しかしそこから追い上げられ、残り1分を切ったところで逆転されまさかの1点差で初戦敗退となった。

いい試合展開をみせるも勝利とはならず

試合結果

トータル試合結果

62
法政大学
12 1Q 14 63
早稲田大学
21 2Q 16
19 3Q 16
10 4Q 17

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文2) PG 法政第二 10 5 7
#52 小川祥英(国2) SG 明成 4 2 0
#8 石田泰三(法1) SF 北陸学院 8 3 0
#9 黒木丈(法2) PF 福大大濠 15 9 0
#21藤平皓成(営1)  C 正智深谷 6 10 0

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#11 岡部雅大(国1) SG 光泉 11 3 3
#6 杉澤ロメオ(文2) PF 東海大札幌 5 3 0
#23 堤玲太(文1) PF 九州学院 3 3 0

戦評

2019年6月以来、約2年ぶりに開催された新人戦(ルーキーズトーナメント)。迎え撃つ初戦の相手は1部の早稲田大。

第1Q。#21藤平が開始2分にようやく初ポイントを決めるもその後、両者ポイントを決め切らない展開が続く。一時6点差まで開くと法大側はタイムアウト。すると#11岡部のスリーを皮切りに徐々に覚醒していき、最終的に12-14の2点ビハインドで第2Qへ。続く第2Qでも一進一退の攻防が続き、なかなか2点の差を埋めることができない。しかし残り3分を切ったところで#9黒木の3Pにより一気に試合の主導権を握ると、#3今池や#11岡部が絶妙なパスを通し得点につなげ逆転に成功。3点リードで試合は後半戦に。

後半では、一歩も譲らない熱戦を繰り広げるもなお法大リードの展開が続く。一時1点差まで詰め寄られるもフリースローなどを確実に沈め6点リードで試合は最終Qへ。勝負の最終Q。第3Qでリードを広げるも依然として予断の許さない状況の中、開始早々バスカンを取られるなど流れを奪われ2点差に詰め寄られてしまう。しかし#52小川や#9黒木のシュートにより再び点差を引き離すと、残り5分で早大側がタイムアウト。そこから再び早大に主導権を握られ、残り2分で法大が1点をリードするもどちらに勝敗が転ぶか分からない展開に。ところがペナルティーにより残り1分で逆転されてしまう。すかさず法大側はタイムアウトをとるも虚しく1点差で新人戦1回戦敗退を喫した。

次の大会は今月末にある六大学リーグ戦。新体制となり、全学年で戦う最初の大会となる。短い調整期間となるものの、気持ちを入れ替えリベンジを果たす姿を心待ちにしていたい。(撮影・取材:鳥越花音、渡邉一玄)

選手コメント

今池翔大

―今日の試合を振り返って
自分たちでいい時間を作れた時もあったんですけど、自分たちの中で積み重ねきれなかった部分が最終的に結果繋がってしまったのかなと感じます。

―試合展開は
向こうのインサイドががつがつやってくるのは分かっていたので、そのインサイドを機能させないようにすることで自分たちのペースに持っていこうっていう話をしていました。

―次に繋げられるポイントはどこだと思いますか
いいディフェンスを相手にさせずにリバウンドをしっかり取れたときに、自分たちペースに持っていけてたと思うので今後ももっとそういう機会が増やせるようにしたいです。

―試合後監督からは
今日の結果というのは変わらないので次につなげるということと、同じ結果にならないように普段の取り組みから変えて日々積み重ねていくことが大事ということを言われました。

―新体制となって変化したことはありますか
自分たちがミスした時に以前だったら自分たちがテンションを落として持っていかれてたと思うんですけど、そうじゃなくて40分戦い続けることを意識して取り組むようにしています。

―今月にある六大学戦への意気込みをお願いします
今日敗れた早大ともまたやる機会があるので、メンバーは違いますけど大会まで残り短い期間をしっかり向き合って勝ちに繋げられたらなと思います。

黒木丈

―この試合を振り返っていかがですか
今まで練習してきたことが出せなかったというのが一番大きくて、あと公式戦で試合に出場した新人メンバーが限られていて緊張する選手や場慣れしてない選手が後半つなぎで出てくることが多くて、そこでシュートが入らなかったのもそうですし、想定していたことが全て裏目に出てしまったかなと思います

―昨年も接戦を落とすことが多かったように思いますがそのことについてはどのように考えていますか。
去年はやっぱり4年生の存在が大きくて引っ張ってくれるメンバーがいっぱいいたのですが今度は新人戦で下級生しかいない状況で引っ張ってくれる選手というのがキャプテンの今池ぐらいしかいなかったので、みんなが意識を高めてやれたのかといったらそうではなかったのでそういった面、メンタル的な面で接戦になった時に支えてくれる選手がいなかったのが大きかったのではないかと思います。あと練習試合の時もこの試合前にして居たのですけど接戦になるという状況がなかったので1点差2点差という場面で気を引き締めて自分たちのオフェンスをやろうディフェンスをやろうと言ってくれる人がいなかったのもあると思います。

―前半は中からシュートが打てていない印象があったのですが後半からは中に切り込んでいく様子が印象的でした。何かチームで話し合ったことはありましたか
基本的に私を含め8番の石田など3Pが上手い選手が多いのでドライブが上手い岡部や今池が中に切り込んでいってシュートを狙っていこうという話はしました。

―相手チームの15番の選手が後半に得点する場面が目立っていましたが何か対策などは立てていたのでしょうか
相手の得点に15番が絡んでいるというのは分かっていたのですがペイントエリアでもシュートを落とすことが多かったので、逆に速攻を出しやすくなると考えていたのでそのまま相手にやらせて次のオフェンスで挽回しようという話になりました。

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