• HOME
  • 記事
  • 硬式野球
  • 【硬式野球】三年ぶりに2戦先勝の勝ち点制が復活! 王座奪還へ。まずは早大と激突!東京六大学野球2022春季リーグ戦 対早大戦展望

【硬式野球】三年ぶりに2戦先勝の勝ち点制が復活! 王座奪還へ。まずは早大と激突!東京六大学野球2022春季リーグ戦 対早大戦展望

東京六大学野球2022春季リーグ戦 対早大
2022年4月9日(土)、10日(日)
神宮球場

2019年以来となる2戦先勝での勝ち点制となる東京六大学野球が明日9日からいよいよ幕を開ける。初戦の相手は早大。中川卓也、蛭間拓哉といったプロ注目でもある好打者が昨年から引き続き健在。法大の新・投手陣といきなり開幕カードから相まみえることになる。


六大学屈指のパワーを持つ蛭間

昨季リーグ戦結果

順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝ち点 勝率
1位 慶大 ―― ●△ △△ ○△ ○△ ○○ 10 4 1 5 6.5 .800
2位 早大 ○△ ―― ○○ ●● △△ ○○ 10 5 2 3 6.5 .714
3位 明大 △△ ●● ―― ○○ △△ ○○ 10 4 2 4 6 .667
4位 立大 ●△ ○○ ●● ―― ○○ ○● 10 5 4 1 5.5 .556
5位 法大 ●△ △△ △△ ●● ―― ○△ 10 1 3 6 4 .250
6位 東大 ●● ●● ●● ●〇 ●△ ―― 10 1 8 1 1.5 .111

今季リーグ戦日程

慶大 ―― 5/28
5/29
5/14
5/15
4/23
4/24
4/30
5/1
4/9
4/10
早大 5/28
5/39
―― 4/23
4/24
5/14
5/15
4/9
4/10
4/30
5/1
明大 5/14
5/15
4/23
4/24
―― 5/21
5/22
5/7
5/8
4/16
4/17
立大 4/23
4/24
5/14
5/15
5/21
5/22
―― 4/16
4/17
5/7
5/8
法大 4/30
5/1
4/9
4/10
5/7
5/8
4/16
4/17
―― 5/21
5/22
東大 4/9
4/10
4/30
5/1
4/16
4/17
5/7
5/8
5/21
5/22
――

早大戦展望

3年ぶりに2戦先勝での勝ち点制で、開催される東京六大学野球春季リーグ戦が明日いよいよ開幕する。優勝に向け、絶対に落とすことができない開幕戦の相手は早大だ。

昨春こそ5位に沈んだが、例年上位に入り、優勝回数は法大と並び最高回数の46回と強豪。

そんな早大打線の軸を担うのはプロも注目の蛭間拓哉だ。1年次から試合に出続け通算打率.275と安定した成績を残している。2年秋の慶大2回戦、9回表二死の場面で慶大・生井惇己から逆転の2ランを打つなど、勝負強さも兼ね備えた外野手だ。蛭間の前に走者を溜めないことが攻略の鍵となるだろう。


中軸を務める蛭間

一方、投手陣は昨年の二大エースの徳山壮磨と西垣雅矢が抜け絶対的エース不在の状態だ。しかし、昨季神宮初登板を果たした齋藤正貴がオープン戦で好投を披露し、エースに名乗りを上げるなど、油断はできない。

法大のキーマンは扇谷莉(営4=東邦)だ。昨年は三浦銀二(令3年度卒=現横浜DeNAベイスターズ)・山下輝(令3年度卒=現東京ヤクルトスワローズ)の存在が大きく、先発で投げることの少なかった扇谷。しかし、最終学年となった今季、長身から繰り出される直球を生かしオープン戦では、先発として好投を見せている。


力強い直球を武器に法大投手陣を引っ張る扇谷

リーグ戦では第1先発となることが予想される扇谷。安定した投球ができるかが大きな鍵となるだろう。

春秋連覇、悲願の日本一達成のため、開幕カードを2連勝で飾ることができるか。法大ナインの躍動から目が離せない。

(東夏紀)

関連記事一覧