4月17日筑波大学との試合で第2戦を迎えた。第1戦では勝利を掴み取ったが今回はそのようにはいかなかった。それでも体格差のある筑波大に食らいついてめげない法大であった。
攻め込む石田季里選手
試合結果
トータル試合結果
30
法政大学 |
11 |
前半 |
19 |
34
筑波大学 |
19 |
後半 |
15 |
個人得点
背番号 |
選手名 |
学部・出身校 |
今試合得点 |
通算得点 |
9 |
吉田峻介 |
社会4・愛知県立日進西高 |
1 |
9 |
10 |
渡邊桂也 |
経済2・市川 |
5 |
11 |
18 |
石田季里 |
経済3・越谷南 |
4 |
9 |
19 |
加藤怜央 |
現4・法政二 |
2 |
6 |
22 |
岩﨑琢未 |
スポ2・熊本国府 |
8 |
12 |
13 |
石川洸達 |
経済4・法政二 |
1 |
3 |
6 |
林来連 |
経済4・法政二 |
1 |
2 |
4 |
布田航 |
経済3・藤代紫水 |
2 |
2 |
5 |
林優我 |
経済1・近江兄弟社 |
2 |
2 |
3 |
山本浩介 |
社会4・浦和学院 |
1 |
1 |
25 |
今松祐也 |
経済3・浦和学院 |
1 |
1 |
26 |
竹中柊翔 |
社会1・法政大学第二 |
1 |
1 |
7 |
親泊寛粋 |
経済1・興南高校 |
1 |
1 |
セーブ率
16 |
高木アレキサンダー |
経済4・市川 |
31% |
21 |
山口隼和 |
社会3・越谷南 |
45% |
試合後順位表
順位 |
大学名 |
勝-分-負 |
得点 |
失点 |
得失点 |
勝ち点 |
1位 |
国士舘大学 |
2-0-0 |
38 |
19 |
19 |
4 |
2位 |
中央大学 |
2-0-0 |
45 |
27 |
18 |
4 |
3位 |
筑波大学 |
2-0-0 |
66 |
55 |
11 |
4 |
4位 |
日本体育大学 |
2-0-0 |
65 |
56 |
9 |
4 |
5位 |
法政大学 |
1-0-1 |
60 |
63 |
-3 |
2 |
6位 |
東海大学 |
0-1-1 |
54 |
61 |
-7 |
1 |
7位 |
明治大学 |
0-1-1 |
55 |
63 |
-8 |
1 |
8位 |
早稲田大学 |
0-0-2 |
59 |
61 |
-2 |
0 |
9位 |
立教大学 |
0-0-2 |
46 |
51 |
-5 |
0 |
10位 |
順天堂大学 |
0-0-2 |
0 |
32 |
-32 |
0 |
春季リーグ戦結果
節 |
日付 |
対戦校 |
結果 |
会場 |
1 |
4月16日(土) |
早稲田大学 |
⚪︎30-29 |
国士大多摩 |
2 |
17日(日) |
筑波大学 |
⚫︎30-34 |
立教大新座 |
3 |
23日(土) |
中央大学 |
ー |
法政大多摩 |
4 |
24日(日) |
立教大学 |
ー |
法政大多摩 |
5 |
5月1日(日) |
国士舘大学 |
ー |
立教大新座 |
6 |
7日(土) |
日本体育大学 |
ー |
国士大多摩 |
7 |
14日(土) |
東海大学 |
ー |
三郷市総合体育館 |
8 |
21日(土) |
順天堂大学 |
ー |
国士大多摩 |
9 |
22日(日) |
明治大学 |
ー |
国士大多摩 |
戦評
試合開始後、攻め込む姿勢で試合に臨むも筑波大のタフな身体が壁となり思うようにはいかない法大。10分では3点差、その後攻撃されるものの法大も負けじと食らいつき18分でも法大9-13筑波大と差は3点に収めていた。そして少しでも点差をなくそうと石田季里(経済3)、渡邊桂也(経済2)、加藤怜央(現4)が攻め込むも得点にはならず、その間に筑波大が次々と点数を稼がれてしまった。前半戦の終わりが近づく頃、法大も2得点を取ったが8点差(法大11-19筑波大)という大差がついて前半戦が終了した。
後半、2分30秒岩﨑琢未(スポ2)が得点を決め法大が先手を取る。お互いに点数を譲らないまま試合が進み13分相手に勢い良く攻め込まれるも、隙を残さずにGKがボールを止め、流れの良いパスを受け取った石川洸達(経済4)がストレートで攻め込みゴール。それに続き渡邊、林優我(経済1)も力強いボールで得点を勝ち取る。18分〜19分では再度岩﨑が活躍。しかしこの時まだ点差は開いている状態で油断も隙も見せられなかった。展開に大きな動きがあったのは残り5分間。25分に林(優)、27分には親泊寛粋(経済1)と今季で初リーグを迎えた一年生がゴールを決め29分に石田そしてラスト20秒のところでエースの渡邊が上からボールを投げ込み得点という良い流れとなった。法大はDFも守りながら5分間の中で6点を入れ、GK山口隼和(経済3)の好セーブで防ぎ法大30-34筑波大という結果で試合の幕が閉じた。
初リーグ戦で2得点を決めた林優我選手
選手インタビュー
渡邊桂也選手
―今日の試合を振り返って
内容的には負けてしまったんですけど強いチームに食らいついていくという意味では良かったと思います。
―試合前に意識したこと
相手のフィジカルがめちゃくちゃ強いのでフィジカル負けしないようにというのとそれに勝てない部分でどこで頑張っていくのかを話し合いました。
―後半の最後に追い込みで連続で点数が入ったと思うのですが(法大側が)
点差がついて勝てない試合になっていて逆にこっちは思いっきりできたのでそういう試合運び(強い攻め込み姿勢)になったと思います。
―個人的に頑張ったなと思うところはありますか
最後の方に相手に食らいついて行けた部分と新一年生も出たんですけどそういうところでチーム層の厚さを試せたんじゃないかと思います。
―次の試合相手中央大学に向けて
圧倒的に格上のチームでの試合になると思います。日曜日(4/24)の試合のことも考えながら土曜日日曜日(4/23,24)臨んでいきたいなと思います。
林優我選手
ー今日の試合を振り返って
DFでは足を引っ張った部分もあったんですけどOF面では2点を決めて活躍できたので良かったと思います。
―初めてのリーグ戦参加でどのような役割を果たしたか、果たしていきたいか
自分のポジションはシュートをバンバン決めたりする役ではなくてみんなのサポートをできるようなポジション(PV)なのでそこを意識してやりました。
―前半について
僕は出ていなかったのですが見ていて足があまり動いていなかったり、シュートが決めきれていなかった部分があったのでそこをしっかりと改善しなければいけないと思いました。
―筑波大学の選手は体が大きいと思うのですが、それに対抗して頑張ったことはありますか
自分もどちらかというとガタイが良いほうなので力負けしまいように、力には力で対抗するような感じで臨みました。
―ハンドボールはいつから始められましたか
小学1年生の時からやっていて、先輩からの勧めとか自分もハンドボールがしたかったので大学でもやっています。
親泊寛粋選手
ー今日の試合を振り返って
前半は雰囲気が悪くてなかなか上手くいかないことが多かったんですけど、後半は自分も出て雰囲気を変えようと思って、頑張って最後は負けたけどいい雰囲気で終われたと思います。
―初めてのリーグ戦ではどんな役割を果たしたか、これから果たしたいなどありますか
自分はDFメインの役割が多いので、自分がDFで守ってそこから速攻で得点を取ることが自分の役割だと思っているのでそれを意識して頑張っています。
―中央大学との対戦について
中央大学は強いので(点数を)引き離されないように粘り強くチーム一丸となって頑張っていきたいです。
―リーグ戦の意気込みをお願いします。
沖縄のハンドボールを全国に広めたいと思います。(小学校から始めたハンドボールを大学で沖縄から上京してきた今も楽しいからという理由で続けている。)
前半戦は思うように行かず得点差が多く開いてしまったがそれでも気持ちを切り替え攻め込み一時は8点差であったものを最終的には4点差にまで縮めた法大。さらに後半のみの点数は法大の方が高くそこからも気持ちの強さが見えた。また初リーグ戦での一年生も生き生きとしたプレーからもチームの雰囲気の良さが垣間見えた。そのようなところをも強みにし、今後の試合の展開に期待が高まる。