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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対中央学院大 相手の堅い守備と攻撃を前に、終始接戦となるも、見事勝利!!

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対中央学院大 相手の堅い守備と攻撃を前に、終始接戦となるも見事勝利!!

2022年春季関東大学男子2部リーグ戦
2022年4月24日(日)
会場非公開

今試合の相手は中央学院大。相手の堅い守備と積極的な攻撃を前に、両者譲らぬ展開となるも、4年生の活躍が光り、辛勝となった。

接戦となった今試合。気持ちを切らさずに勝ちきった。

試合結果

トータル試合結果

3
法 大
25 1セット 17 1
中央学院大
26 2セット 24
25 3セット 27
25 4セット 17

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
2 時田晃佑(法4) MB
3 持田恒希(営4) WS
8 安部翔維斗(文3) WS
9 伊藤貴将(文2) MB
16 三谷浩太郎(営2) S
24 渡邊秀真(法1) WS
森山陸人(営4) L
17 武田絢太郎(法2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
13 遠藤倖世(法2)
26 藤野颯(文1)

前日の平成国際大戦は見事ストレート勝ちを果たした法大。今試合の相手は中央学院大。終始接戦となるも、粘りを見せ見事白星となった。

相手のサーブミスで始まった第1セット。隙を見逃すことなく、着実に得点を重ねていく。優位に試合を運び13-9でセットを折り返す。後半も伊藤貴将(文2)のブロックや持田恒希(営4)のサーブで相手を圧倒し25-17でセットを奪った。

続く第2セットでは打って変わって厳しい戦いとなる。序盤から相手の強烈なアタックをブロックすることができず点数を奪われる。しかし、劣勢の中でも士気が下がることなく、伊藤を中心に声を出しチームを鼓舞する。中盤には持田恒のアタックを含む3連続得点をするなど盛り返し、逆転に成功。その後も、し烈な攻防が続くが副将・時田晃佑(法4)、持田恒を中心に鋭いアタックで得点を奪い、26-24でセットを死守した。

第3セット。相手のミスを誘うプレーで得点を重ねていく。しかし、中盤以降は長いラリーの末の失点や、隙を突かれるアタックなどで追いつかれ、ここでも接戦に。24-23とマッチポイントの場面、時田自身も「凡ミスにより相手に流れを作らせてしまった」と振り返るよう、スパイクがアウトになってしまう。その後デュースにもつれ込み、粘りを見せるも、25-27でセットを落とす。

迎えた第4セット。中央学院大の流れを断ち切るため、絶対に落とすことができないセットとなった。序盤は緊張からかサーブのミスやブロックがしきれず失点が重なり、接戦となり13-11でセットを折り返す。しかし、後半は安部翔維斗(法3)の速攻やサービスエース、ブロックなどで優位に試合を運ぶ。最後は持田恒のアタックで得点を奪い、25-17でゲームを取った。

接戦を制し、見事開幕3連勝を飾った法大。しかし、主将・森山陸人(営4)も「確実に得点できるボールでの失点やサーブミスが多数あった」と振り返るよう、課題点は多くある。今試合で見つかった課題を修正し、後半の上位校戦へ向けて勢いを付けられるか。

全戦に引き続き持田のアタックが勝利の鍵となった

インタビュー

森山陸人(営4)主将

- 今試合を振り返って
中央学院は手強い相手で、苦戦する場面も多々ありましたが、相手の雰囲気にのまれず、法政の雰囲気でリズムを作れていたと感じています。中でも持田恒希の効果的なサーブや強烈なスパイクが勝利の決め手となったと思います。また、後半はブロックポイントも取れていたと感じました。内容としてまだまだですが、勝利でき、次につなげられる試合になったと思います。

- デュースになるなど接戦となりました
確実に点数にできるボールなどでもミスが出てしまうことがあり、連続得点をして波に乗れる場面を逃してしまうことが多かったため、自分たちのミスで相手に点数を取られているケースが多いと感じました。そのため、デュースになってしまい苦しい展開になってしまっていたと思います。勝ち切れたことはとても良いことだとは思っていますが、これからはチャンスをものにできるよう練習していきたいと思います。

- 見つかった課題は
サーブミスが多数あったと思うので、まずはミスを少なくし、効果的なサーブをもっと打てるようにするというところや序盤から流れを引き寄せ、先手を意識して雰囲気を使っていかなければならないというような課題が見つかりました。他にもブロックとレシーブの連携などがうまく取れていない点や、チャンスをものにできていないという点も課題だと感じ、修正していけるよう頑張りたいと思います。

- チームの課題は
まだまだ良い状態とは言えないと思うので、これまでの3戦を振り返り、できていない部分をしっかりと修正し試合を重ねるごとに状態を良くしていけるようにしていきたいと思います。

- 試合の中の声かけや雰囲気が良いと感じました
雰囲気を良くして流れを引き寄せ、相手にのまれないようにすることや周りの選手が気持ちよくプレーするためにプラスになる声かけを意識して行っています。

- 次戦に向けて一言お願いします
まずは、できていなかった部分を修正し、どのチームが相手でも自分たちのプレーをして勝てるよう頑張っていきたいと思います。

時田晃佑(法4)副将

- 今試合を振り返って
格下とはいえ山口(匠海)、曾根(裕也)を筆頭とする中央学院大学に油断する場面は無かったです。流れをつかまれてしまったらとても厄介なので序盤からブレイクポイントを取り逃げ切るゲームをしようとしましたが、3セット目の24-23で勝っている場面で私の凡ミスにより相手に流れを作らせてしまいセットを奪われてしまいました。このような詰めの甘さでゲームが左右することを身をもって感じました。立教戦からの持田恒希の得点力の高さで、中央学院大学戦でも勝利を収めることができたので感謝しています。

- 延期により2週間遅れての開幕となりました
体やチームを仕上げる期間が増えて良かったです。

- デュースにもつれ込む接戦となりました
普通にやっていればデュースに持ち込まず勝てていましたが、私の凡ミスでこのような展開を作ってしまったので焦ってしまいました。案の定セットを取られてしまったが次のセットは全部決めるとセット間で気合いを入れ直しました。

- 新チームとなり初のリーグ戦ですが、副将としてチームの評価はいかがですか
サーブミスやコンビが合わないところもありますが、単調な攻撃をする際にセッターとスパイカーが合わない場面も2試合で多く見たので、このようなことが起きてしまうと1部ではもちろん2部でも勝てないと思います。そして、レシーブやブロックでの粘り強いバレーをしないとこの先の試合で勝てるのかな?というのが今の正直な気持ちです。

- 次戦に向けての意気込みをお願いします
試合は何が起こるのかわからないので、誰が出てもしっかり勝ち切れるような状態に持っていきたいです。

 

(記事:東夏紀、写真:鈴木しほり)

 

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