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【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対慶大4回戦 通算49度目のリーグ制覇! 2年連続の春季リーグ完全優勝を決めた!

東京六大学準硬式野球春季リーグ戦
対慶大戦
2022年5月25日(水)
スリーボンドスタジアム上柚木

他大学の結果により優勝が確定し、迎えた最終戦。全対戦相手からの勝ち点獲得による完全優勝がかかった、慶大との4回戦。先発の藤中壮太(社2)の粘り強い投球に応え、4回に4番・堀尾浩誠(社4)の本塁打で先制。続く5回には3番・鈴木歩夢(社3)の適時打、さらに相手投手のボークにより走者が生還し2点を追加した。抑えの古川端晴輝(社2)が9回に無死満塁を背負うも、最少失点で逃げ切り見事勝利。勝ち点5を獲得し、49度目のリーグ制覇を成し遂げた。

最後は内野ゴロに打ち取り、喜び合うバッテリー

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
慶大 0 0 0 0 0 0 0  0  1 1 9 3
法大 0 0 0 1 2 0 0 0 3 5 2

(法大) ○藤中、古川端-澤野
(立大) ●日比谷、長谷川-道本

本塁打:堀尾(4回)

打撃成績

打順 位置 選手名 出身校 打数 安打 打点 四死球 打率
1 (6) 唐橋悠太(経3) 桐光学園 2 0 0 1 .364
2 (8) 古屋一輝(経4) 健大高崎 3 1 0 0 .333
3 (9) 鈴木歩夢(社3) 明星 3 1 1 1 .280
4 (3) 堀尾浩誠(社4) 報徳学園 4 1 1 0 .255
5 (4) 高橋凌(社3) 花巻東 4 0 0 0 .340
6 (5) 菊池開斗(社1) 花巻東 2 0 0 1 .000
7 (1) 藤中壮太(社2) 鳴門 3 0 0 0 .261
1 古川端晴輝(社2) 花巻東 0 0 0 0 .500
8 (7) 大塚海斗(社1) 鳴門 3 0 0 0 .167
9 (2) 澤野智哉(社3) 国士館 3 2 0 0 .231

投手成績

被安打 奪三振 四死球 自責点 防御率
藤中 7 8 5 0 0 1.66
古川端 2 1 0 2 1 2.56

戦評

完全優勝での春季リーグ連覇へ。法大は2カード目に対戦するも勝敗がつかず、異例の最終戦となった慶大4回戦に臨んだ。
第一先発として腕を振るい続けた藤中壮太(社2)が今季を締めくくる先発登板。藤中は初回を三者凡退と上々の立ち上がりを見せるも、2回からは毎回走者を得点圏に置く。しかしこれまで以上に気迫あふれる藤中の投球と、それをサポートする澤野智哉(社3)の走者を自由にさせない好守によってしのぎながら無失点で試合を運ぶ。

前回対戦と同様に投手戦の様相を呈し、迎えた4回裏。先頭の堀尾浩誠(社4)が追い込まれてから放った打球は左方向へ。両チームが固唾を呑んで見守る中、法大ベンチの大声に押されるように左翼席へ吸い込まれていった。4番として、一振りで勝つ姿勢を見せつけた先制の1発にチームは勢いづく。

相手の攻撃を三者凡退に抑えると、5回裏に好機が訪れる。先頭の9番・澤野が中方向への安打で出塁し、続く1番・唐橋悠太(経3)の犠打で二塁へ。2番・古屋一輝(経4)の内野ゴロで2死となり、走者が入れ替わる。ここで3番・鈴木歩夢(社3)の勝負強い適時打で1点を追加し、悪送球の間に三塁へ。鈴木は塁上でも貪欲に得点を狙い、足で揺さぶりをかける。結果的にボークで生還し、貴重な3点目を奪った。

藤中は慶大打線に得点を許さぬまま、7回無失点で後を託した。8回表からはこれまで多くの大事な場面を任されてきた古川端晴輝(社2)が、最後の大仕事をすべくマウンドへ。法大にとって2年連続の完全優勝がかかった決戦であると同時に、慶大にとっても全日本選手権予選につながる大一番。簡単には打ち取らせてもらえず、最終回の9回表に窮地が待っていた。先頭打者に安打を許すと、四球と味方の失策が続き無死満塁に。緊張感が走った場面でも、今季を通して投手陣とともにチームをここまで導いてきた正捕手・澤野は冷静だった。「点差があったので1個1個アウトを」と併殺打に打ち取り、1失点と引き換えに2死とする。最後は古川端が正面のゴロを処理し、試合終了。その瞬間を待ちわびたベンチから選手が飛び出し、抱き合うバッテリーを中心に歓喜の輪が。

約1か月半にわたる日程を全員で戦い抜き、つかんだ2年連続49度目となるリーグ制覇。これまで何度も苦しめられた相手先発・日比谷元樹投手をはじめとする手強い慶大投手陣を打ち崩して決めた完全優勝は、喜びもその分大きい。
大きな戦いを終えたチームは、休む間もなく全日本選手権予選へ挑む。再び全員が1つになって、本選への切符をつかみ取りにいく。

(記事・写真:山中麻祐子)


4番・堀尾は先制の本塁打を放ち、感情を爆発させた

選手インタビュー

本間隆洋監督

―2年連続の完全優勝について
絶対的な力を持ったチームではないので、本音は厳しいなというのは自分の中にありましたね。関東選手権の準決勝(敗退)、あの辺りで今年も厳しいのかなと。際の弱さというか、その辺(の不安)を持ちながらリーグ戦に入っていったなというのが本音ですね。

―関東選手権では昨年敗れた3位決定戦に勝利しました
法政大学が期待されている役割というのは、やっぱり東都でいう中央大学とかその辺と対等に(戦う)、本来はそういう立ち位置だったと思うんですね。それがちょっと最近なかなか力が発揮できずに(表彰台が)かかった試合をことごとく落とす、その辺の弱さ。繰り返し言うんですが、際の弱さというのがありました。去年今年の関東(選手権)を見ていると、また春はどういう入りになるのかなということでしたね。

―今季のチームの戦いぶりを見て
コロナの影響で今までの戦い方が変わっていたんですけど、勝ち点制に完全に戻りましたので極論を言うと(方針は)2勝1敗で。学生には「1試合学びの場をもらったんだよ」と、負けた後にあえてそういう言い方をしました。だから要は、2勝1敗ペースで5カードを消化できればよしと。その辺は余裕がありましたね。

―今年のチームのカラーは
昨年と比べると、非常に真面目です。古屋(一輝、経4)、それから藤平(心、社4)の主将・主務ですね。そして学生コーチをやっております飯田(隼、社4)。やっぱり人間力といいますか、取り組み方を含めてそういうところから見直しをかけてきました。そういう意味ではきちっと結果となって表れて、素直に喜べるチームだったのかなと思いますね。

―今年のチームにはまとまりがある
そうですね。学生幹部が一枚岩となって、割と厚みは増したのかなという気はしますね。

―監督から見た主将・古屋選手は
本当に自分のプレーで引っ張るという『率先垂範』じゃないですけど、それが1つです。非常に同級生後輩から人望があるというか、そういうキャプテンなんじゃないかと。こっちは古屋、飯田、藤平に対して厳しく説教というか、いろいろ押し込む中でそれに耐えて頑張った。耐えて勝つという言葉がぴったり合うキャプテンじゃないかなと、そんな気がします。

―今季の投手陣について
調子のいいピッチャーをどう使うかということでした。若干話が逸れるんですけど、もともと今年度はエース・4番不在のチームだと。それはこっちもはっきり言って、その中で誰が出てくるか。誰が1戦目に投げられるかと、特に決め打ちできる状態ではなかったですね。その中で、1戦目が藤中(壮太、社2)で2戦目が伏見(颯真、営4)、抑えが古川端(晴輝、社2)。今きちっと形として、ちょっとそういうパターンができあがったというのは、先々を考えると光が見えてきたのかなという気はしますね。

―継投パターンを決めてリーグに入ったわけではなかった
そうです。エースと4番は不在です。本当にそんな感じですね。そういう意味では厳しいかなというのが春の入りでした。

―野手陣では3年生の活躍、4年生の勝負強さが目立ちました
みんな頑張った中で、あえてまだ先がありますので厳しい言い方をすると、やって当たり前というのはありますね。もっと実は期待値が高いです。もっとやってくれてもよかったというかまだまだ緩くあり、出し切っていない、上げられるんじゃないか。練習の甘さがきっと悪い方に出ているケースもあるので、もうちょっとねじを巻いて頑張ります。

―選手には今以上のことを求めている
そうですね。それをやらないと選手がこういう公式戦の舞台で悔しい思いをしてしまいますので、詰めるところは練習ですね。それしかないと思います。

―今季のカギとなった選手は
本当に1人というのはいないですね。『全員野球』という感じではあったんですけど、あえてキーマンというならキャプテンの古屋。これに尽きますね。やっぱりよくまとめました。あとは1番3番5番に入っています3年生の唐橋(悠太、経3)、鈴木(歩夢、社3)、高橋(凌、社3)。ここが頑張ってくれましたね。

―今季を通して打線を引っ張った高橋選手の成長については
とにかく真面目に取り組める選手なので、ある程度自分のスタイルに任せるという感じでした。最後ちょっと失速したんですけど、少なくても悪くても悪いなりに(工夫できる)という選手になってくれると、もっと高橋自身も楽になると思います。よく頑張りましたね。

―さらなる成長に期待したい
そうですね。3年生の特にスタメンの野手はまだまだ伸びしろがある選手なので、それを伸ばすかどうかは自分の努力次第というところです。練習で見せてほしいなと思いますね。

―全日本選手権予選に向けて
まず通過して全日本(本選)出場を決めて本当に喜べます。(出場が決まったら)全日本に出る以上は東京六大学の代表で、法政大学は他の5大学とは違うんだというところを全国に行って力を発揮して初めて評価されると、今日最後のミーティングでそんな話をしました。そこ(全国)のステージでどこまで行けるか。最後日本一を目指せる、そういうチームにきちんと仕上げて六大学の代表として恥ずかしくない(ように)、法政大学の名前を広めて帰ってきたいなと思います。

 

伏見颯真

―試合を振り返って
藤中(壮太、社2)や古川端(晴輝、社2)などの後輩たちが頑張って試合をつくってくれたので、僕は安心しながら2人を見ていました。

―春季リーグ優勝を果たした心境は
正直、今年は今までとは違って優勝するぞとみんなが強く意気込んでいて、みんなで(優勝を)目標にしていた年でした。こうやって優勝することができて、1つ目標がかなったなと感じています。

―副将として意識していたことは
とにかく全力でやること心がけていました。試合中は(普段から)もちろん全力なんですけど、練習でのダッシュだったりとか移動の時に走ったりすることで、4年生(上級生)が全力でやってるんだぞというところをチーム全体に見せて、そういう面で(チームを)引っ張っていけたらいいなと思っていました。

―リーグ戦で1番苦戦した相手校、または選手は
慶應大学とは何回も試合をしていて、もちろん日比谷(元樹、慶大)は自分としては打ち崩せたという感じはしませんでした。秋のリーグ戦ではしっかり自分たちが調整して、慶應に2タテ(2連続で勝利)して圧勝できるように頑張りたいです。

―リーグ戦でのチームのMVPをあげるとしたら
キャプテンの古屋(一輝、経4)です。新チームになってから、キャプテンとしてチームをまとめてくれました。たぶん辛いこととかたくさんあったと思うんですけど、それを顔とか態度にも出さないところが本当に最高のキャプテンだなと思います。

―副将目線から見た、全日本選手権予選に向けたチーム全体としての課題は
予選会は(トーナメント戦で)一発勝負なので、ここ一番の大事な試合を勝ちきれるかどうかという勝負強さが大事になってくると思います。そういったところを鍛えるために、予選会まで時間がちょっとしかないですけど、しっかり準備や練習をしていきたいと思います。

―自身の投球での課題は
とにかくスタミナが無いので、いっぱい走ってご飯を食べて長いイニングを投げれるようにしたいです。

 

藤中壮太

―試合を振り返って
慶大は4戦目までもつれ込んでいる相手で手強い印象が強かったですが、チーム全体で攻略して3対1という結果で勝つことができて良かったです。

―自身の投球内容を振り返って
先頭打者をヒットで出塁させてしまうことが少し多かったので、流れをうまく引き寄せることができない場面もありました。しかしそれ以降は三振やゴロでアウトを重ねることができ、7回を無失点で抑えられたことはよかったと思っています。

―今日の試合に向けて、澤野智哉捕手(社3)とはどのような話を
慶大とは今シーズン3回目の対戦だったので、球種を把握されているだろうし(球種を)推測されることもあるだろうけど、低めを徹底していこうという話をしました。

 ―前回「カウントを意識したい」「コースに分けてピッチングしていきたい」とおっしゃっていたが、今日を振り返ってその点は
身体の状態は普通だったのですが、ボールが抜けたり、ストライクをあまり簡単に取れなかったので球数は多かったです。しかし自分なりに集中した結果、ピンチの時でもコースをつくことはできたと思っています。

―優勝が決まってからの試合となりましたが、完全優勝に向けてチームの雰囲気は
優勝は決まっていましたが、「完全優勝を狙いたい」という気持ちが強く感じられました。その結果、相手の日比谷投手はとても良い投手ですがうまく打ち崩すことができて、(リードを)守りきることもできたのだと思います。

―これまでの春季リーグで印象に残っている試合は
印象に残っているのは、慶大との1戦目ですね。88球で2失点完投で、負けてしまいましたし悔しかったですが、この春リーグのベストピッチングでした。あとは、早大との2戦目です。1戦目に2回3失点で降板してしまい悔しい思いで次の日も登板しました。あと少しで完全試合だったのでそれも悔しかったですが、チームを流れに乗せられたかなとは思っています。

ー春季リーグのご自身の活躍を100点満点で表すと
要所要所点を取られたくないところで取られてしまったので…。そうですね、90点です。

ー全日本選手権予選に向けて
全日本選手権出場を決めるには予選会で勝つしかないので、そこまでは気を抜かずにチームでしっかり調整していきたいです。予選会では必ず1回で(全日本選手権大会出場を)決められるように頑張ります。

 

古川端晴輝

―試合を振り返って
前回日比谷投手と対戦した時に、打線もあまり点が取れず厳しい試合だったんですけど、今日も前半は点があまり入らなくて結構苦しい展開で。先発の藤中(壮太、社2)も0点で抑えてすごく締まった試合で、(法大に)3点入ったんですけどそんなに大きい点差では無かったので、緊張感のある試合だったなと思います。

―春季リーグ優勝を果たした心境は
僕は何回も(リーグ戦で)投げさせてもらったんですけど、その試合で点数を取られて負けてしまったり逆転されて(負けてしまう)ってことが今リーグ中に何度かありました。それでも他の試合で勝ってくれたことで優勝できたので、点数を取ってくれた野手の人達だったり、先輩方だったり、選手の皆さんに本当にありがとうございますという気持ちです。

―リーグ戦で1番苦戦した相手校、または選手は
明治大学で僕の(花巻東高校時代の)先輩が2名試合に出ています。高校の時から一緒に野球をやってきた仲なので、色々僕の(投球の)癖とか特徴とかも知られていました。そういった点では対戦は楽しかったし、苦戦しました。

―リーグ戦においてリリーフ投手としての役割をどのくらい果たせたか
本当は(自分が)投げた試合は1点も取られない、というのを全試合でやりたかったんですけど、それが思うようにできませんでした。自分としてはもっと頑張りたかったなと反省しています。この役割を今後も続けていくなら、(これからは)1点も取られないようにまた練習をしっかり頑張りたいと思います。

―リーグ戦でのチームのMVPをあげるとしたら
キャプテン(古屋一輝、経4)含む4年生が後半戦頑張ってくれました。4年生本当にありがとうございます。4年生はみんなMVPだと思います。
他に挙げるなら高校の先輩の高橋凌選手(社3)が、前半戦から終盤まで首位打者になるくらいの打率で、打線も引っ張ってくれました。守備で助けられたこともあったので、MVPだと思います。
もう1人は澤野(智哉、社3)さんですね。めちゃくちゃ何回も迷惑をかけたし、ワンバウンドとかもいっぱい投げてしまったんですけど、全然嫌な顔をせずマウンドにも声をかけに来てくれて。本当に1番迷惑をかけたし、1番お世話になっている先輩です。

―全日本予選に向けての修正点、課題点は
多分予選でも後ろを任せられることになると思うので、まずは点数を取られないピッチングっていうのを1週間で調整したいと思っています。具体的には、もう少し力で押せるようなピッチングができるように、調整していきたいです。

 

鈴木歩夢

―試合を振り返って
今日は完全優勝がかかっていたので法大はもちろん、慶大も気合いが入っているのが伝わりました。それでも負けじと自分たちも気合いを入れることができ、良い試合をできたと思っています。

―優勝が決まってからの試合となりましたが、今日の試合にはどのような気持ちで
完全優勝をしたいという強い思いはもちろんありました。しかしこの後全日(全日本選手権)予選も控えているので、それに向けてチーム一丸となって良い調整をしていきたいという思いも持って試合に臨みました。

―5回、相手投手のボークでの本塁生還に関しては
打者が堀尾(浩誠、社4)さんでバッテリーが(堀尾さんに)集中していて、(3塁走者の僕に対して)気が抜けているのはそれとなく感じていました。なので、(本塁に)行けたら行こうかなというのはずっと考えていました。その結果、好タイミングが巡ってきたので走塁しました。ですが、結果的にボークになったみたいです。

―投手経験のある鈴木さんだからこその走塁だったのでは
そうですね…。普段からピッチャーを観て、モーションが大きいとか特徴を把握するようにしています。

―春季リーグを振り返って印象に残っている試合は
立大との1戦目です。9回に古屋(一輝、経4)さんが打って同点に追いついて、延長で逆転して勝てたのは強く印象に残っています。

―春季リーグを振り返って、ご自身の活躍という点では
慶大戦の初戦で離脱してしまい、そこから復帰できましたが正直思うような結果は出ませんでした。それでもチームが勝ってくれたので、みんなに助けられたリーグ戦でした。

―全日予選に向けて
全日予選も今日のような苦しい戦いになると思いますが、その中でも自分たちの野球ができれば今日のように勝てると思います。なので、ここから調整して全日本選手権への切符をつかめるように頑張ります。

 

唐橋悠太

―試合を振り返って
始まる前からローゲームになることは分かっていて、その接戦をものにする集中力を9回まで持ち続けられたことが勝利につながったと思います。

―春季リーグ優勝を果たした心境は
昨年の春季リーグ戦も優勝しているので、2連覇できて素直にうれしいです。

―リーグ戦で1番苦戦した相手校、または選手は
立教大学さんです。2戦目ではずっとインコース攻めされて、ピッチャーも投げ切ってきました。自分のバッティングを崩されて、ちょっと調子を崩しちゃったかなと思うので。そういう戦略の部分では、1番苦戦したかなと思います。

―リーグ戦での自分の役割のイメージは
(打順が)1番なので、とにかく塁に出て盗塁とか走塁の部分を意識していました。チャンスを作ってという「チャンスメイク」の役割を今シーズンは意識していました。

―足の速さの秘訣は
足はそんなに速くないと思っていて、盗塁の場面だったらモーションを盗んでスタート良く決めたり。打球の判断力っていう部分とベース回りなどの走塁技術というのを高校の時から磨いていて、それが生きて良い走塁につながっていると思います。

―足という自身の持ち味を生かして、チームにはどのくらい貢献できたと思うか
自分が塁に出たら3番、4番が必ず返してくれるというふうに思っていました。とりあえず塁に出たら得点圏まで行って、そこからはもう後続が返してくれるだろうと思っていました。相手ピッチャーにプレッシャーを与えながら、ずっと走塁を意識していました。

―リーグ戦でのチームのMVPをあげるとしたら
自分って言いたいですけどね(笑)やっぱり古屋(一輝、経4)さんですかね。3年生はだらしない部分があってキャプテンは大変だったと思うんですけど、チームをまとめてちゃんと結果も出していて。一輝さんとか堀尾(浩誠、社4)さんとか、4年生のおかげで優勝できたと思っています。

―全日本予選に向けての修正点、課題点は
リーグ戦後半にちょっと打撃が停滞してきていたので、打撃面で修正出来たらいいなと思っています。守備も堅実にアウトを取れるように練習していきたいと思っています。

 

澤野智哉

―2年連続の完全優勝が決まった気持ちは
率直にうれしいです。

―9回表の満塁の場面で意識したことは
点差があったので、1個1個アウトを取れるようにやっていました。

―攻守にわたって活躍がありましたが、試合にはどのような気持ちで
いつもと変わらず試合に入って、結果はたまたま出たという感じです。

―今季全体として投手陣と話されたことは
今年はエースというピッチャーがいないので、1人で投げるのではなくてみんなでつないで勝とうというのを話していました。

―延長試合や日程の変動により体力の面での厳しさは
チームが勝てばいいという思いでこのリーグ戦ずっとやってきました。内容がどうであっても優勝できたのでよかったです。

―澤野選手が選ぶカギとなった試合は
早稲田との3戦目です。あの試合はちょっと厳しいかなと思ったんですけど、キャプテン(古屋一輝、経4)が打ってくれました。あそこで勝ったのが、次のカードから勢いづいたのかなと思います。

―今年のチームカラーは
今年のチームは仲がいいんです。今年のチームはいい意味で先輩後輩という感じがなくて、やりやすい環境で自分もプレーさせてもらっています。

―チーム全体の改善点は
今日みたいに全員の気持ちが1つになっている時はいいゲームができるんですけど、だめな日は本当にだめです。ここからはトーナメントになって負けたら終わりなので、スイッチを入れるところはしっかり入れて1戦1戦気持ちを1つにして頑張っていきます。

―今季自身のプレーでよかった点は
バッティングはあまり貢献できていないですけど、守備はノーエラーで終えることができて、盗塁阻止(率)も5割くらいになったのでよかったです。

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