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【ハンド】2022年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第2戦 対中央大学 後半は追い上げるが、差は縮まらず。2戦連続で敗北となった

ハンドボール

2022年8月28日(日)
中央大学多摩キャンパス

秋季リーグの2戦目は中央大学と対戦した。序盤から着実に点を重ねていくが、中大にそれを上回る勢いで点を入れられ、9点差で前半を終える。後半は追い上げを見せ、中大とほぼ互角に点を取り合う。しかし前半にできた差が埋まることはなく、28-38で敗戦となった。

果敢に攻める法大の選手たち

吉田峻介は積極的なシュートでチームに勢いをつけた

試合結果

トータル試合結果

28
法政大学
10 前半 19 38
中央大学
18 後半 19

試合後順位表

順位 大学名 勝-分-負 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 中央大学 2-0-0 69 50 19 4
2位 日本体育大学 2-0-0 64 53 11 4
3位 国士舘大学 2-0-0 49 40 9 4
4位 筑波大学 2-0-0 47 42 5 4
5位 早稲田大学 1-0-1 61 61 0 2
6位 明治大学 1-0-1 55 59 -4 2
7位 立教大学 0-0-2 40 44 -4 0
8位 日本大学 0-0-2 42 52 -10 0
9位 法政大学 0-0-2 59 70 -11 0
10位 東海大学 0-0-2 47 62 -15 0

 秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月27日(土) 早稲田大学 ●31-32 中大多摩
2    28日(日) 中央大学 ●28-38 中大多摩
3      9月3日(土) 筑波大学 国士大多摩
4      4日(日) 立教大学 国士大多摩
5   11日(日) 国士舘大学 明大和泉
6       17日(土) 日本体育大学 日大八幡山
7     18日(日) 東海大学 日大八幡山
8     25日(日) 日本大学 国士大多摩
9     10月2日(日) 明治大学 国士大多摩

試合に挑む選手たち

渡邊桂也はシュートを連発し得点源となった

戦評

前日の早大戦で惜しくも敗北した法大が今回対戦したのは中大だった。開始直後に石川洸達(経4)が1点目を決め、チームに勢いを付ける。その後、石田季里(経3)や吉田峻介(社4)、渡邊桂也(経2)を中心に点を重ね、攻撃を続ける。一方で前日と同様にディフェンスへの切り替えがうまくいかず、中大の猛攻を許してしまう。前半は10-19と、9点差をつけられて終わった。

後半は石田が連続して点を決め、勢いを取り戻す。続けて渡邊や吉田がさらに点を入れ、中大に並ぶ勢いで得点を積み重ねる。さらに終盤には山本浩介(社4)や竹中柊翔(社1)も点を決め、攻めの姿勢を貫いた。後半は18-19と1点差まで追い上げたが、前半についた9点差は大きく、その差を縮めることはできなかった。総合得点としては28-38と10点差をつけられ、法大は2戦連続で敗北となった。

選手インタビュー

吉田峻介 選手

―今回の試合を振り返っていかがでしたか
やっぱり、相手と自分たちのチームのフィジカルの面で差が出たというのが1番大きかったかなと思っています。

―今回特に意識したことはどういったところですか
昨日の早稲田戦でオフェンスからのディフェンスというところの戻りがうまくできてなかったので、戻りの意識というところをチーム全体として意識していました。

―個人としての課題はどういったところだと思いますか
やはり、自分の役割としては、最後シュートを決めるというところなので、そこで、やっぱり100パーセント入るぐらいの決定率をこれからのリーグに向けて、しっかり練習していかないといけないかな、と思います。

―チームとしての課題はどういったところだと思いますか
やっぱり、ディフェンスが弱いというのが1番大きい課題だと思います。次の試合までは時間があるので、そういったところを修正していきたいなと思います。

―最後に、今後に向けての意気込みをお願いします
最後のリーグなので、なるべく多く勝ちにいけるように頑張っていきたいなと思います。

石田季里 選手

—今日の試合を振り返って
大差つけられたので、悔しかったです。

—昨日の惜敗から一夜明け、チームで特に修正した点は
チームとしては、ディフェンスです。あとは戻りですね。こっちのミスからの失点が多かったので、そこはしっかり減らしていこうという意識で(今日の試合に)臨みました。

—昨春勝利した中大との対戦に向けて意識したことは
個人的には、やはり自分の強みの自分で点を取るというのを。それに加えて、どんどんアシストを増やしていこうというのは意識していました。

—今試合では、多く得点できたご自身への評価は
自分の強みである利き手側の一対一を強くいけたところが良かったかなと思います。自分としても自信になりました。

—次戦への意気込みを
今自分がたくさん点を取らしてもらっているので、次こそ勝てるように。とにかく勝つというのが大事なので、そこを目指して頑張っていきたいです。

2連敗スタートとなってしまった秋季リーグ戦。今試合では得点をなかなか決められなかったものの、オフェンスのスピードは十分であった。勢いはそのままに、課題のディフェンスに磨きをかけることだろう。次戦は秋季リーグ初勝利に向け、筑波大との対決に挑む。

(取材・記事 田中さや、岩瀬智悟)

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