1部との入替戦出場のためにも負けられない第19節。相手は2部リーグ首位を走る江戸川大だった。
開始早々、フリースローで得点を許してしまうと流れは完全に江戸川大へ。なかなか得点を奪えず無得点で試合は進んでいくが、#6 杉澤ロメオのシュートで法大に待望の得点が入る。しかし、そのままのペースで試合は進み、第1Qは6-20と大差をつけられてしまう。
流れを変えたい第2Qは、序盤から法大が猛攻を仕掛ける。次々に得点を決めていき、気づけば18-22と4点差まで迫る展開に。だが、その後はじりじりと点差を広げられ、23-34で第3Qを迎える。
試合は均衡状態となり、大きく点差が変わらなかったが、#8 石田泰三の3Pを皮切りに一気に追い上げムードに。着実に点差を縮めていき、44-43とついに逆転に成功。一気に離したいところだったが、逆に逆転を許してしまい3点差で最終Qに入る。
気合を入れ直し迎えた第4Q。石田の3Pで再び同点に追いつき、試合を振り出しに戻したがその後はなかなか得点を取れず。最後まで点差を詰めることはできなかった。首位のチームに対し、リードを奪う場面もあったが、惜しくも敗戦となった。(記事・写真:齋藤彩名、高波映)
選手コメント
今池翔大
ー今日の試合を振り返って
1位の江戸川大学さんと試合で、試合の入りで点差が開いてしまって、途中で自分達にもいい流れはあったんですけど、最後勝ちきれなかった試合でした。
ー前回の対戦から対策は行いましたか
前回の対戦でも対策はいい感じでできていて、その対策以外のもので負けてしまったと思っていたので、今回は対策というよりも、自分達でいいバスケをするということを意識しました。
ー第1Qから第2Qにかけて試合の流れが変わりましたが意識したことは
入りの部分で強度や普段の自分たちの練習とは違うディフェンスの形に対して対応できていなかったのを、一つずつフィジカル面でも、技術の面でも対応していくことで、自分達にいいリズムができたかなと思います。また、ディフェンスで自分達に流れを持っていくように、強度を高めてできたのが点差が詰まった理由だと思います。
ー今日の試合では、フィジカルの強い相手から多くのシュートを決めていました
得点を取ることは自分の役割なので、そこを普段と変わらずやることを意識しました。
ー次の試合に向けて一言
入れ替え戦の可能性は低いですが、自分達が1年間積み重ねてきたバスケを完成に近づけていくために、残りの3試合を全員で高めてやっていけたらいいな思います。
石田泰三
ー今日の試合を振り返って
第1Qの入りが悪くて苦戦しましたが、第2~4Qで立て直して自分達のプランをやりきれた部分があったんですけど、最後はミスで相手にやられてしまったプレーが多かったと思います。
ー前回の試合から修正したポイントは
とにかく今日は相手に留学生がいたため、リバウンドを徹底してやることを話し合っていました。それをできた部分もありましたが、できてない部分も多々ありました。
ースリーポイントで試合の流れを変えたプレーを振り返って
自分はシューターという役割で出ているので、決めて当たり前だと思っていますし、もらったら打つという気持ちでプレーをしています。
ー第4Qで点差を縮めきれなかった要因は
留学生のとこを目を向けすぎて、他の選手に簡単にリバウンドを取られてしまったのが敗因だと思います。
ー次の試合に向けて
残りの3試合は勝つしかないので、絶対に勝ちたいです。